【CLラウンド16・1stレグ・プレビュー①】ラ・リーガでも優勝を争う接戦必至のマドリード・ダービー
2025.03.04 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグが4日と5日に行われる。ここでは4日に行われる1日目の4試合の展望を紹介していく。
◆CLラウンド16・1stレグ①
▽3/4(火)
《26:45》
クラブ・ブルージュvsアストン・ビラ
《29:00》
レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー
PSVvsアーセナル
ドルトムントvsリール
◆8季ぶりのCLマドリード・ダービー《レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー》
ラウンド16進出を懸けたマンチェスター・シティとのプレーオフを連勝で勝ち上がった昨季王者レアル・マドリーと、リーグフェーズ5位でラウンド16ストレートインとしたアトレティコによるCLマドリード・ダービー。CLでの対戦は2016-17シーズンの準決勝以来、8シーズンぶりとなる。ラ・リーガでも優勝を争う両雄による大注目の一戦だ。
今季のラ・リーガでは既に対戦を終えており、いずれも1-1のドローと譲らない結果となっている中、直近の難敵との試合では明暗が分かれている。レアル・マドリーはMFベリンガムを引き続き出場停止で欠いた中、ベティスに逆転負け。公式戦8試合ぶりの敗戦を喫して大一番を迎えた。
一方、アスレティック・ビルバオにウノセロ勝利としたアトレティコはレアル・マドリーを交わして2位に浮上。公式戦10試合負けなしでダービーを迎えている。共にコパ・デル・レイでも準決勝まで勝ち上がっていることで週2試合ペースのハードな日程の中で戦うが、接戦必至のダービーを制すのはどちらになるか。
◆ここ4季で3度目の対戦《PSVvsアーセナル》
プレーオフでユベントスを延長戦の末に下したPSVと、リーグフェーズ3位でラウンド16ストレートインとしたアーセナルによるここ4シーズンで3度目の顔合わせ。
ユベントスとのホームでの2ndレグでは終始攻勢の展開とした中、延長戦でを押し切り、2季連続ラウンド16進出としたPSV。力のあるところを示した中、アーセナル相手にもがっぷりよつの戦いで応戦できるか。
一方、アーセナルはプレミアリーグここ2試合1分け1敗と躓き、首位リバプールとは13ポイント差を付けられて優勝の可能性がほぼ潰える状況に。残されたタイトルが現実的にCLのみとなった中、週末にはマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるものの、PSV戦は戦力を集中させて必ず勝ち上がりたいところ。負傷によりアタッカーが引き続き不足しているが、乗り越えられるか。
◆リーグフェーズではブルージュに軍配《クラブ・ブルージュvsアストン・ビラ》
プレーオフでアタランタに連勝し、前評判を覆す形で2季ぶりにラウンド16に進出したブルージュ。1stレグこそ幸運なPKがあって競り勝った内容だったが、敵地での2ndレグは効率的なカウンターが幾度も炸裂し、文句なしでの勝ち上がりを見せた。リーグフェーズ第4節で戦った際には1-0で勝利していたアストン・ビラを返り討ちにできるか。
一方、CL初出場ながらリーグフェーズ8位と大健闘し、ラウンド16ストレートインとしたアストン・ビラ。この冬にはFWラッシュフォード、FWアセンシオらビッグクラブさながらの大補強を敢行した。直近のプレミアリーグではクリスタル・パレスに4失点と自慢の堅守に綻びが見られるが、エメリ監督は修正してブルージュ戦に臨めるか。
◆復調ドルトムントがリーグフェーズ大健闘のリールと対戦《ドルトムントvsリール》
敵地での1stレグで快勝したアドバンテージを生かし、スポルティングCPを退けてラウンド16に進出したドルトムントと、リーグフェーズ7位とサプライズを起こしたリールによる一戦。
コバチ監督就任によりチーム状態が上向きのドルトムント。ハードワークが徹底され、リーグ戦連勝、公式戦ここ3試合無失点と指揮官が思い描く試合運びができている。復調気配の中、リールを退けられるか。
一方、リーグフェーズでレアル・マドリーとアトレティコに勝利し、ユベントスに引き分ける大健闘を見せたリール。直近のパリ・サンジェルマン戦では1-4と惨敗したが、切り替えてドルトムント戦に臨めるか。
◆CLラウンド16・1stレグ日程
▽3/5(水)
《26:45》
フェイエノールトvsインテル
《29:00》
パリ・サンジェルマンvsリバプール
バイエルンvsレバークーゼン
ベンフィカvsバルセロナ
◆CLラウンド16・1stレグ①
▽3/4(火)
《26:45》
クラブ・ブルージュvsアストン・ビラ
《29:00》
レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー
PSVvsアーセナル
ドルトムントvsリール
◆8季ぶりのCLマドリード・ダービー《レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー》
ラウンド16進出を懸けたマンチェスター・シティとのプレーオフを連勝で勝ち上がった昨季王者レアル・マドリーと、リーグフェーズ5位でラウンド16ストレートインとしたアトレティコによるCLマドリード・ダービー。CLでの対戦は2016-17シーズンの準決勝以来、8シーズンぶりとなる。ラ・リーガでも優勝を争う両雄による大注目の一戦だ。
一方、アスレティック・ビルバオにウノセロ勝利としたアトレティコはレアル・マドリーを交わして2位に浮上。公式戦10試合負けなしでダービーを迎えている。共にコパ・デル・レイでも準決勝まで勝ち上がっていることで週2試合ペースのハードな日程の中で戦うが、接戦必至のダービーを制すのはどちらになるか。
注目はリーグ戦ではここ2試合ゴールがないもののCLシティ戦での2戦でハットトリック含む4ゴールを挙げたFWムバッペ、公式戦ここ3試合連発中のFWアルバレスによるストライカー対決。ビッグマッチでチームを勝利に導くゴールを挙げるのはどちらのエースになるか。
◆ここ4季で3度目の対戦《PSVvsアーセナル》
プレーオフでユベントスを延長戦の末に下したPSVと、リーグフェーズ3位でラウンド16ストレートインとしたアーセナルによるここ4シーズンで3度目の顔合わせ。
ユベントスとのホームでの2ndレグでは終始攻勢の展開とした中、延長戦でを押し切り、2季連続ラウンド16進出としたPSV。力のあるところを示した中、アーセナル相手にもがっぷりよつの戦いで応戦できるか。
一方、アーセナルはプレミアリーグここ2試合1分け1敗と躓き、首位リバプールとは13ポイント差を付けられて優勝の可能性がほぼ潰える状況に。残されたタイトルが現実的にCLのみとなった中、週末にはマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるものの、PSV戦は戦力を集中させて必ず勝ち上がりたいところ。負傷によりアタッカーが引き続き不足しているが、乗り越えられるか。
◆リーグフェーズではブルージュに軍配《クラブ・ブルージュvsアストン・ビラ》
プレーオフでアタランタに連勝し、前評判を覆す形で2季ぶりにラウンド16に進出したブルージュ。1stレグこそ幸運なPKがあって競り勝った内容だったが、敵地での2ndレグは効率的なカウンターが幾度も炸裂し、文句なしでの勝ち上がりを見せた。リーグフェーズ第4節で戦った際には1-0で勝利していたアストン・ビラを返り討ちにできるか。
一方、CL初出場ながらリーグフェーズ8位と大健闘し、ラウンド16ストレートインとしたアストン・ビラ。この冬にはFWラッシュフォード、FWアセンシオらビッグクラブさながらの大補強を敢行した。直近のプレミアリーグではクリスタル・パレスに4失点と自慢の堅守に綻びが見られるが、エメリ監督は修正してブルージュ戦に臨めるか。
◆復調ドルトムントがリーグフェーズ大健闘のリールと対戦《ドルトムントvsリール》
敵地での1stレグで快勝したアドバンテージを生かし、スポルティングCPを退けてラウンド16に進出したドルトムントと、リーグフェーズ7位とサプライズを起こしたリールによる一戦。
コバチ監督就任によりチーム状態が上向きのドルトムント。ハードワークが徹底され、リーグ戦連勝、公式戦ここ3試合無失点と指揮官が思い描く試合運びができている。復調気配の中、リールを退けられるか。
一方、リーグフェーズでレアル・マドリーとアトレティコに勝利し、ユベントスに引き分ける大健闘を見せたリール。直近のパリ・サンジェルマン戦では1-4と惨敗したが、切り替えてドルトムント戦に臨めるか。
◆CLラウンド16・1stレグ日程
▽3/5(水)
《26:45》
フェイエノールトvsインテル
《29:00》
パリ・サンジェルマンvsリバプール
バイエルンvsレバークーゼン
ベンフィカvsバルセロナ
レアル・マドリーの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
ジダン家4男エリアスがベティスのカンテラに移籍へ…
レアル・マドリーのカンテラに在籍するU-19フランス代表DFエリアス・ジダン(18)が、レアル・ベティスに移籍する見込みだ。スペイン『レレボ』が報じている。 マドリーで選手、監督として輝かしいキャリアを築いたジネディーヌ・ジダン氏を父親に持つエリアスは、ジダン家4兄弟の末っ子。現在はレアル・マドリー・カスティージャに在籍するMFテオ・ジダンと共にエル・ブランコのカンテラに在籍している。 194㎝の左利きの大型DFはフベニールA(U-19チーム)で左サイドバック、センターバックを主戦場にプレー。恵まれた体躯に強靭なフィジカル、攻撃性能を有する18歳DFはU-19フランス代表に招集されているように、その才能を評価されている。 しかし、フベニールAを率いるアルバロ・アルベロア監督からの評価は今一つなようで、今後に向けて世界屈指の名門でのファーストチーム昇格は厳しい模様だ。 そういった事情もあり、エリアスはベティスのカンテラに移籍することを決断。よりファーストチーム昇格のハードルが低いアンダルシアの名門でプリメーラデビューを目指すことになる。 2024.01.08 07:00 Mon2
ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」
ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri3
2001年から続いたレアル・マドリーの“ジダン王朝”、三男テオがカスティージャ退団でとうとう終焉へ
レアル・マドリーから“ジダン”がいなくなる見通しに。スペイン『Relevo』が伝える。 2001年7月9日、レアル・マドリーで前年から第一次政権を発足させたフロレンティーノ・ペレス会長が、21世紀到来を控えてスタートした“銀河系軍団”構築の第2弾として、ユベントスから2000年のFIFA世界最優秀選手賞、ジネディーヌ・ジダン氏を当時史上最高額の9000万ユーロで獲得。全世界が仰天した。 その後、ジダン氏は2006年の現役引退までマドリーでプレーし、引退後は2度にわたって監督を歴任。その間の功績等は説明不要だろう。 一方、ジダン氏には4人の息子が。長男エンツォ・ジダン(1995年生まれ)、次男ルカ・ジダン(98年生まれ)、三男テオ・ジダン(02年生まれ)、四男エリアス・ジダン(05年生まれ)。エンツォとルカは父の現役時代からマドリー下部組織に所属し、テオとエリアスも兄2人を追うようにマドリーの一員となった。 現在もマドリーに残るはリザーブチーム「カスティージャ」でプレーする三男テオのみだが、一家の父が2001年7月にマドリー入りして以来、エル・ブランコには絶えず、”ジダン”が所属しているのだ。 しかし、2024年夏をもって、四半世紀近く続いてきた「マドリーにジダンあり」が終わる見通しに。テオの契約が6月末までとなっており、本人に延長の意志なし。トップチーム昇格を待たずして、キャリアで初めてマドリーを離れる決断を25日に下したとのことだ。 22歳テオは、父の盟友ラウール・ゴンサレスが率いるカスティージャで主力選手。今季のスペイン3部でセントラルハーフとして優れたパフォーマンスを披露し、他クラブのトップチームに羽ばたく目処が立ったとみられている。 なお、マドリートップチーム通算“1試合1得点”という29歳の長男エンツォは、現役引退を宣言せずとも現在サッカーから離れ、不動産業に従事。1月にマドリーからレアル・ベティスへ移籍した18歳の四男エリアスは、来季のトップチーム昇格が決定し、U-19フランス代表でも主力級という194cmの左利きセンターバックだ。 2024.05.27 15:00 Mon4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5