柏を退団したFW升掛友護がブラジルのグレミオ・マリノガへ完全移籍…柏での日々を振り返り「一生の宝物」
2025.02.14 20:37 Fri
柏レイソルは14日、FW升掛友護(21)がブラジルのグレミオ・マリンガへ完全移籍することを発表した。
升掛はクラブを通じてコメントしている。
「柏レイソルに関わるすべての方々、アカデミーからを含め、約9年間ありがとうございました。このたび、マリンガFCへ移籍することになりました。高校卒業すぐにトップチームに加入し、日立台の最高な雰囲気の中でプレーできたことは一生の宝物です。2年目、3年目は思うような結果を出すことができず、悔しい気持ちでいっぱいでした。この現状を変えたいと思い、移籍を決断しました」
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埼玉県出身の升掛は、U-15から柏の下部組織に所属。2022年にトップチーム昇格を果たすと、ルーキーイヤーは公式戦17試合に出場したが、 2023シーズンは出場機会を得られなかったこともあって、シーズン途中の愛媛へ育成型期限付き移籍となっていた。2024シーズンは柏に復帰。しかし、明治安田J1リーグで1試合、天皇杯で1試合の出場にとどまり、ポジションを掴めぬままシーズンを終えていた。「柏レイソルに関わるすべての方々、アカデミーからを含め、約9年間ありがとうございました。このたび、マリンガFCへ移籍することになりました。高校卒業すぐにトップチームに加入し、日立台の最高な雰囲気の中でプレーできたことは一生の宝物です。2年目、3年目は思うような結果を出すことができず、悔しい気持ちでいっぱいでした。この現状を変えたいと思い、移籍を決断しました」
「サッカーの本場ブラジルの地でより強く、たくましくなれるように頑張ります。柏レイソルが大好きです。3年間応援してくださったファン・サポーターの皆様、ありがとうございました!」
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巻き返し目指す柏が選手背番号発表! 木下康介が「15」、島村拓弥が「29」
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柏が2025年白星発進! 新加入GK小島の好セーブなどで粘り…最後はジエゴ1発で福岡にウノゼロ勝ち【明治安田J1第1節】
15日、明治安田J1リーグ第1節のアビスパ福岡vs柏レイソルがベスト電器スタジアムで行われ、アウェイ柏が0-1で勝ち切った。 セレッソ大阪の大阪ダービー勝利で幕を開けた、2025シーズンのJ1リーグ。一夜明け、互いに新監督を迎えた福岡と柏が対戦し、アウェイチームが今季白星発進を飾った。 福岡の金明輝新監督は試合前、「ベースは昨季までと同じく守備」としつつ「攻撃で良いリズムを出せるかどうか」とコメント。開始6分、ウェリントンの右足オーバーヘッドが枠を突くが、柏の新加入GK小島亨介に掻き出される。 一方、リカルド・ロドリゲス新監督が「私の監督キャリアで最も素晴らしいプレシーズンを過ごせた」と語った柏。新加入のボランチ原川力を軸に、ポゼッションで福岡を凌駕するが、なかなか敵陣でキーパスをつけられない。 福岡は16分、得点力アップを見据えて東京ヴェルディから加入した見木友哉が、直接FKから30m級のロングシュート。威力は十分だったが、こちらもGK小島に掻き出される。 24分には、左サイドのボックス脇で前を向いた岩崎悠人が、クロスを上げる体勢からニア狙いの強烈なシュート。しかし、またまたGK小島に予測され、最後はポストを弾いて先制ならず。 徐々に攻撃の迫力が出てきた柏は43分、ゴール前のシュートを阻まれたFW細谷真大が、すぐさま反応して再度シュート。しかし、福岡の新加入GK小畑裕馬にカラダでブロックされる。 ハーフタイムを挟んで56分、柏はボックス左脇から原川が直接FKを狙うが、ここもGK小畑が間一髪の左手セーブ。小島に小畑…両軍とも、ここまで新加入の守護神が失点を防ぐ。 待望の先制点はアウェイ柏。75分、果敢な攻撃参加から最終ライン背後に抜け出したDFジエゴが、ここまで好セーブ連発のGK小畑をボックス内でかわし、目一杯腰をひねって左足シュート…とうとうネットが揺れた。 追い込まれた福岡は85分、サンフレッチェ広島から2022シーズン以来3年ぶりに帰還した志知孝明が、この日2枚目のイエローカードで退場ということに。数的不利を余儀なくされる。 結局、アウェイで1点をもぎとった柏が開幕戦で勝ち点3。福岡は痛い一敗となった。 アビスパ福岡 0-1 柏レイソル 【柏】 ジエゴ(後30) <span class="paragraph-title">【動画】ジエゴー!!!!! 柏が先制</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">オシャレなアシスト<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%9E%A3%E7%94%B0%E8%A3%95%E6%9A%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#垣田裕暉</a> のヒールパスに<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%82%B4?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジエゴ</a> 難しい角度から先制ゴール<br><br>明治安田J1第1節<br>福岡×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> でライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E9%96%8B%E5%B9%95?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ開幕</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%9F%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡柏</a> <a href="https://t.co/LZmWRNGZfp">pic.twitter.com/LZmWRNGZfp</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1890654530468970826?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.15 16:02 Sat2
「何もかもが変わった」リカルド・ロドリゲス新体制の柏、DF古賀太陽は“攻撃的スタイル“の番人に「自分が守るエリアはすごく広くなる」
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ちばぎんカップで感じた柏躍進の兆し/六川亨の日本サッカーの歩み
昨年の話で恐縮だが、2月18日に三共フロンティア柏で開催された『第28回ちばぎんカップ』を取材した。試合は千葉が2-1で勝って連勝を果たした。試合を取材した率直な印象は「柏は残留争いに巻き込まれる可能性が高いな。千葉はJ1昇格のチャンスかも」というものだった。 しかし千葉は、終盤の連敗でプレーオフ進出の6位・仙台に勝点3及ばず7位で終戦。一方の柏は、5試合連続してアディショナルタイムの失点などもありながら、終盤は引き分けで勝点1を拾う粘りを見せて残留圏の17位に踏みとどまった。 開幕前のプレシーズンマッチの結果がいかにアテにできないかがわかる。とはいえ、それでも今年の『第29回ちばぎんカップ(3-0)』を取材した限り、柏は10位前後まで順位を戻すのではないかと予想する。それだけドラスティックな変貌を遂げていたからだ。 ネルシーニョ前監督時代から続いたオーソドックスな[4-4-2]から、リカルド・ロドリゲス監督は攻撃的な[4-2-3-1]にシステムを変更。さらに前線からのアグレッシブな守備、球際のインテンシティの強さなど、常に試合の主導権を握って千葉を圧倒した。 短期間でのチーム改革を可能にしたのが、移籍したばかりの経験豊富な選手の重用だ。左サイドを主戦場とする杉岡大暉だが、テクニシャンタイプではない。そんな杉岡を左CBに起用して古賀太陽と組ませた。元々フィジカルには定評があるだけに、杉岡のコンバートで守備陣は安定した。 ボランチを任された原川力は持ち前のテクニックと視野の広さで中盤に“落ち着き"を与え、正確なロングキックで攻撃を組み立てた。新潟から獲得したGK小島亨介は安定した足元のプレーでフリーマンとなり、千葉のプレスを無力化するのに貢献。そして小泉佳穂はトップ下ではなく、細谷真大と2トップを組ませた。 ただし前線に張るだけでなく、下がり目のポジションで細谷とタテ関係になってスルーパスを出したり、右サイドに流れたりして攻撃を活性化。ピッチをタテに5分割した1と2のエリアが主戦場で、2点目はFKの素早いリスタートからペナルティーエリア右に侵入した小泉がフリーで放ったシュートのリバウンド(左ポスト直撃)を小屋松知哉が押し込んだゴールだった。 そして2ゴール1アシストの活躍を見せた小屋松は、本来の攻撃的なポジションではなく左SBにコンバート。前半はワンサイドゲームだったため、ほとんど上がっていることが多く、“ニセSB"と言っていいようなポジショニングだったが、ロドリゲス監督いわく「活躍に驚いているかもしれないが、京都でプレーしている時から対戦し、素晴らしいプレーヤーだと思っていた。左サイドのポジションが適切だと思っていた。思い通りの活躍だ」と適性を見抜いていた。 この小屋松の代わりに左サイドの攻撃的なポジションに入ったのが、4年ぶりに古巣復帰を果たした仲間隼人だ。攻守にハードワークをしつつ、後半開始直後には小屋松のアシストから3点目を決めて勝利を決定づけた。 交代で出場した左SBジエゴ、FWの垣田裕暉、FW渡井理己は徳島時代の、小泉は浦和時代の“教え子"だし、この日は出番のなかったFW木下康介も浦和で1シーズン、ロドリゲス監督の指導を受けている。選手の特長を熟知しているのもロドリゲス監督の強みだろう。 小林慶行監督は「相手の情報がなかったし、システムもわからなかった」と完敗を認めたが、短期間でここまでチームのスタイルが変わったことと、その完成度の高さに驚いたことだろう。柏の開幕戦の相手は福岡、そして川崎F、C大阪と監督の交代した3チームと対戦する。ここでサプライズを起こすことができれば、予想を覆す快進撃も可能だろう。 2025.02.12 12:40 Wed4
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