バルセロナが18歳DFクバルシと2029年まで契約延長、デビューから13カ月で60試合に出場

2025.02.13 22:50 Thu
カンテラ育ちのクバルシは2029年夏まで滞在
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カンテラ育ちのクバルシは2029年夏まで滞在
バルセロナは13日、スペイン代表DFパウ・クバルシ(18)との契約延長を発表した。契約期間は2029年6月30日までとなった。
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クバルシはジローナのユースから2018年7月にバルセロナのカンテラに加入。順調に昇格を果たすと、2024年1月にファーストチームに正式昇格を果たした。今シーズンはラ・リーガでここまでの全23試合に出場し3アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合コパ・デル・レイでも3試合に出場していた。
バルセロナのファーストチームでは公式戦60試合に出場し4アシストを記録。デビューから13カ月で長期滞在を勝ち取ることとなった。



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レヴァンドフスキ弾を守り切ったバルセロナがウノセロ勝利! 久々のリーグ連勝でマドリード勢に圧力【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第22節、バルセロナvsアラベスが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが1-0で勝利した。 3位のバルセロナは前節、バレンシア相手に7-1の圧勝。ラ・リーガ5戦ぶりの白星を挙げた。フレンキー・デ・ヨングの開始早々のゴールを皮切りに、前半だけでマニータを達成。ターンオーバーにも成功し、最高の形で久々の白星を手にした。直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦では2度のリードを守り切れず、ホームで2-2のドローも2位フィニッシュでラウンド16ストレートインを決めている。 降格圏手前の17位に位置するアラベスをホームで迎え撃った今回の一戦では先発2人を変更。エリック・ガルシアとデ・ヨングに代えてクバルシ、カサドを復帰させた。 開始直後にはラミン・ヤマルが異次元の個人技で複数のDFをドリブルでかわしてボックス左のハフィーニャに絶妙なラストパスを供給。だが、左足シュートはわずかに枠の右へ外れる。 この直後には空中戦の競り合いでガビとコネクニーが激しく交錯。ともに頭部へのダメージを考慮された結果、ベンチに下がることになり、バルセロナはフェルミン・ロペス、アラベスはマルティンを14分にピッチへ送り出した。 数分間の中断を経て仕切り直しとなった試合はバルセロナが70%を超えるボール支配率を記録するが、ミドルブロックとともに球際でタイトなアラベスの守備に苦戦。さらに、ハイラインを執拗に狙うアウェイチームにリズムを乱される。 前半終盤にかけてもなかなか決定機まで持ち込めない焦れる状況が続くなか、レヴァンドフスキやペドリのシュートで散発的にゴールへ迫ったバルセロナだったが、前半の内に攻め手を見いだすまでには至らなかった。 迎えた後半、フリック監督はアラウホとカサドを下げてエリック・ガルシア、デ・ヨングをハーフタイム明けに投入。作りの部分で変化を加えてきた。 前半からの流れを踏襲する形で進むなか、56分にはボックス右に飛び出したヤマルのワンタッチの折り返しをゴール前でフリーのレヴァンドフスキがヘディングシュート。しかし、左隅を狙ったシュートは枠の左に外れて後半最初の決定機を逃した。 それでも、直後の61分には左CKの二次攻撃からボックス右でヤマルがボレーで折り返したボールがDFの背中に当たってゴール前に流れると、これに反応したレヴァンドフスキが左足ワンタッチで合わせ、2度目のチャンスはきっちりモノにした。 エースのリーグ2試合連続ゴールで先手を奪ったバルセロナは、ここからよりリズム良くプレー。67分にはハフィーニャを下げてフェラン・トーレスをピッチに送り出す。 攻撃には出られないものの、アラベスの守備面での粘りに遭い追加点が遠いバルセロナ。後半終盤にはバルデを下げてジェラール・マルティンを投入し、ウノセロでの逃げ切りも意識し始める。 後半アディショナルタイムには連係ミスでピンチを招く場面もあったが、GKシュチェスニーの好対応もあって事なきを得た。そして、格下相手に苦戦もウノセロで勝ち切ったバルセロナが久々のリーグ連勝で次節マドリード・ダービーを控えるライバルに圧力をかけた。 バルセロナ 1-0 アラベス 【バルセロナ】 ロベルト・レヴァンドフスキ(後16) <span class="paragraph-title">【動画】レヴァンドフスキ先制弾にヤマルの驚愕ドリブル突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ペドリ→ラミン・ヤマル<br>→レヴァンドフスキ<br>ダイナミックな展開から<br>ようやくバルサが扉をこじ開ける<br><br>ラ・リーガ 第22節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%99%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アラベス</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/bpOA1glaWD">pic.twitter.com/bpOA1glaWD</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1886060110868623595?ref_src=twsrc%5Etfw">February 2, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">「何回でも見たくなる」<br>ラミン・ヤマルの<br>切れ味鋭いドリブルから<br>バルセロナが最初の決定機!<br><br>ラ・リーガ 第22節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%99%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アラベス</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/KBfzqkMhjN">pic.twitter.com/KBfzqkMhjN</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1886040017887437011?ref_src=twsrc%5Etfw">February 2, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.02 23:59 Sun
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緊急補強のシュチェスニーとは今季限りか、バルセロナが新GK獲得へ

バルセロナはゴールキーパーの補強優先度を上げているようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの長期離脱により、引退していた元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーと急きょ契約を交わしたバルセロナ。ハンジ・フリック監督はスペイン人GKイニャキ・ペーニャを優先しているが、シュチェスニーも有事に備えベンチに控えている。 そんなベテランGKとは今シーズン限りの契約を交わしたバルセロナだが、来シーズンはともにしない方針とのこと。また、契約が2026年6月までのペーニャも将来は不透明だという。 さらに、右ヒザに重傷を負ったテア・シュテーゲンがどこまでコンディションを戻せるかも懸念材料。スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏はここ数週間、GK補強に向け動いているようだ。 これまで補強優先度の高かった守備的ミッドフィルダーには、U-21スペイン代表MFマルク・カサドとU-17スペイン代表MFマルク・ベルナルが台頭。ベルナルに関しては長期離脱中だが、このポジションの補強は除外したという。 GK補強の本命はポルトのポルトガル代表GKジオゴ・コスタ(25)。クラブとの契約を2027年6月まで残し、契約解除金は7500万ユーロ(約124億2000万円)に設定されているようだが、ポルトの芳しくない財政状況やSDを務める元バルセロナGKアンドニ・スビサレッタ氏の存在から、大幅な値下げも可能と踏んでいるようだ。 2024.10.31 19:15 Thu
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10人のバルセロナがハフィーニャの1G1Aなどでセビージャに4発快勝!【ラ・リーガ】

バルセロナは9日、ラ・リーガ第23節でセビージャとサンチェス・ピスファンで対戦し4-1で勝利した。 ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準々決勝のバレンシア戦を圧勝した3位バルセロナ(勝ち点45)は、その試合からスタメンを4人変更。フェラン・トーレスやフェルミン・ロペス、エリック・ガルシア、クバルシに代えて、レヴァンドフスキやガビ、イニゴ・マルティネス、アラウホをスタメンで起用した。 リーグ戦2試合連続ドロー中の13位セビージャ(勝ち点28)に対し、立ち上がりからボールを握るバルセロナは7分に先制する。ショートコーナーの流れからバイタルエリア中央左手前でボールを受けたハフィーニャがクロスを入れるとボックス中央右のイニゴ・マルティネスが頭で折り返したボールを、最後はゴール前のレヴァンドフスキが押し込んだ。 幸先良く先制したバルセロナだが、わずか1分後にスコアは振り出しに戻る。8分、キックオフボールを右サイドに送るとルケバキオのロングパスで右サイドを抜け出したロメロがボックス右から侵入すると、折り返しをバルガスが難なくゴールに流し込んだ。 その後もバルセロナがボールを握り、セビージャがカウンターを狙うという構図で試合が進んでいく。するとバルセロナにアクシデント。直前のプレーでサウールのスライディングタックルを受けたアラウホが右足首を負傷。一度はプレーを再開したものの、結局ピッチを去ることになり、22分にクバルシが投入された。 前半半ばから終盤にかけても75%と高いボール支配率を記録するバルセロナ。だが、完全に持たされた感が強く、中央を締めるセビージャ守備陣を攻略できず決定機まで至らない。 するとセビージャは45分、バルガスとのパス交換でボックス左横まで駆け上がったペドロサが折り返しを供給。相手DFにディフレクトして浮いたボールをルケバキオがバイシクルシュートで合わせたが、これはGKシュチェスニーの好セーブに防がれた。 同点で迎えた後半、バルセロナはガビを下げてフェルミンを投入。すると開始早々の46分、バイタルエリア左でボールを受けたペドリのロブパスをゴール前に走り込んだフェルミンがヘディングシュートを流し込んだ。 勝ち越したバルセロナだが、前半同様に得点直後にピンチを迎える。49分、ロイク・バデのロングパスで右サイドを抜け出したルケバキオが中央へのカットインからラストパス。ボックス左に走り込んだロメロのシュートはDFクバルシにディフレクトすると、こぼれ球をバルガスに押し込まれたが、これはルケバキオのオフサイドを取られ、難を逃れた。 ピンチを凌いだバルセロナは55分、クバルシの楔のパスをバイタルエリア中央で受けたハフィーニャが斜めに切り込むと、ボックス右手前から右足一閃。低弾道の強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。 追加点を奪ったバルセロナだったが、60分に数的不利となる。敵陣でボールを奪い返そうとしたフェルミンのスライディングタックルがソウの左足を巻き込んでしまうと、オンフィールドレビューの末にレッドカードが提示され、退場処分となった。 数的不利となったバルセロナは、71分にレヴァンドフスキとF・デ・ヨングを下げてダニ・オルモとエリック・ガルシアを投入する2枚替えを敢行。その後は膠着が続いたが89分、敵陣右サイドで獲得したFKからハフィーニャがクロスを供給すると、ファーサイドに走り込んだエリック・ガルシアがワンバウンドしたボールを頭で流し込んだ。 結局、試合はそのまま4-1でタイムアップ。数的不利ながら危なげない試合運びで勝利したバルセロナが、リーグ戦3連勝で上位のマドリー勢との勝ち点を縮めている。 セビージャ 1-4 バルセロナ 【セビージャ】 ルベン・バルガス(前8) 【バルセロナ】 ロベルト・レヴァンドフスキ(前7) フェルミン・ロペス(後1) ハフィーニャ(後10) エリック・ガルシア(後44) 2025.02.10 07:10 Mon

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