「最低でも5位以上」「タイトルも明確な目標」昨季快進撃の町田はさらなる高みへ、GK谷晃生が広島との開幕戦に強気の姿勢「自分たちから試合を動かす」
2025.02.10 23:08 Mon
町田のGK谷晃生
FC町田ゼルビアの日本代表GK谷晃生が、明治安田J1リーグ開幕戦への意気込みを語った。
2024シーズンはJ1昇格初年度ながら、優勝争いを演じる快進撃を見せた町田。ガンバ大阪からの期限付き移籍加入だった谷は、正守護神として3位フィニッシュに貢献した。
16日には2025シーズンのJ1開幕節となるサンフレッチェ広島戦。「いよいよ始まるという楽しみな気持ちでいっぱいです」と心境を明かし、さらなる飛躍に自信を見せた。
「昨シーズンは優勝争いしたなかで、優勝に手が届かなかった悔しさを持った既存の選手と、そこに新しく入った新加入の選手が加わって、よりチームが活性化しています。そこは注目していただければなと思います」
「チームもしっかりとここまでタフにトレーニングを積み重ねられています。なので、開幕に向けて良い状態で、良い準備ができているのかなと」
「リーグ最少失点、最多クリーンシートでいければ。昨シーズンよりも失点を減らすことが、チームがより上に行くことに繋がると思うので、そこは1つの目標としてやっていけたら」
「しっかりとチームで良いパフォーマンス、良い結果を残す。それが結果的にそこ(日本代表)に繋がっていけば良いなと思います」
さらに、2024シーズンを深堀りした谷。好成績を踏まえ、2025シーズンはさらなる高みを目指していく。
「昨シーズンはJ1昇格初年度で、5位以上という目標を掲げたなかで、それは達成することはできました。ですが、優勝やもう一つ上のところに手が届かなかったという悔しさがあるので、今シーズンはチームとして最低でも5位以上。そこの気持ちの持ちようは変わったかなと」
「タイトルというところも明確な目標に切り替わったので、チームとしても、僕個人としても、そこに対しての気持ちなどをしっかりピッチの上で表現していければ良い。より失点を減らして、僕個人としても昨シーズン以上のパフォーマンスを残せるように日々積み重ねていければなと思います」
2024シーズンを2位で終えた開幕戦の相手、広島にも言及。シーズンダブルを喫した強敵だが、様子をうかがうことはなく、「自分たちから試合を動かすぐらいの気持ちで入りたい」と強気の姿勢を見せた。
「広島さんは僕らとの開幕前に公式戦を2試合重ねているので、その状況というのもしっかりとチェックする必要があります。その完成度とかはしっかりと頭に入っていますし、受けてしまっては飲まれるだけだと思うので、しっかり自分たちのホームというところを活かす。そうしながら、自分たちからしっかりゲームを作っていく展開ができればなと思います」
「昨シーズンから戦っているメンバーに関しては、広島さんに2試合負けているという悔しさを持っている選手が多いと思うので、しっかりと開幕戦から勝つことができたら良いスタートダッシュが切れるのかなと」
「お互いにそういう風に捉えている試合だと思うので。もちろんどんな相手でも勝つことは大事ですけど、広島さん相手というのはより気持ちが入るのかなと思います」
2024シーズンはJ1昇格初年度ながら、優勝争いを演じる快進撃を見せた町田。ガンバ大阪からの期限付き移籍加入だった谷は、正守護神として3位フィニッシュに貢献した。
16日には2025シーズンのJ1開幕節となるサンフレッチェ広島戦。「いよいよ始まるという楽しみな気持ちでいっぱいです」と心境を明かし、さらなる飛躍に自信を見せた。
「チームもしっかりとここまでタフにトレーニングを積み重ねられています。なので、開幕に向けて良い状態で、良い準備ができているのかなと」
また、個人の目標にも言及。自らのプレーが直結するチームの失点数を減らし、日本代表へのアピールも続けていく。
「リーグ最少失点、最多クリーンシートでいければ。昨シーズンよりも失点を減らすことが、チームがより上に行くことに繋がると思うので、そこは1つの目標としてやっていけたら」
「しっかりとチームで良いパフォーマンス、良い結果を残す。それが結果的にそこ(日本代表)に繋がっていけば良いなと思います」
さらに、2024シーズンを深堀りした谷。好成績を踏まえ、2025シーズンはさらなる高みを目指していく。
「昨シーズンはJ1昇格初年度で、5位以上という目標を掲げたなかで、それは達成することはできました。ですが、優勝やもう一つ上のところに手が届かなかったという悔しさがあるので、今シーズンはチームとして最低でも5位以上。そこの気持ちの持ちようは変わったかなと」
「タイトルというところも明確な目標に切り替わったので、チームとしても、僕個人としても、そこに対しての気持ちなどをしっかりピッチの上で表現していければ良い。より失点を減らして、僕個人としても昨シーズン以上のパフォーマンスを残せるように日々積み重ねていければなと思います」
2024シーズンを2位で終えた開幕戦の相手、広島にも言及。シーズンダブルを喫した強敵だが、様子をうかがうことはなく、「自分たちから試合を動かすぐらいの気持ちで入りたい」と強気の姿勢を見せた。
「広島さんは僕らとの開幕前に公式戦を2試合重ねているので、その状況というのもしっかりとチェックする必要があります。その完成度とかはしっかりと頭に入っていますし、受けてしまっては飲まれるだけだと思うので、しっかり自分たちのホームというところを活かす。そうしながら、自分たちからしっかりゲームを作っていく展開ができればなと思います」
「昨シーズンから戦っているメンバーに関しては、広島さんに2試合負けているという悔しさを持っている選手が多いと思うので、しっかりと開幕戦から勝つことができたら良いスタートダッシュが切れるのかなと」
「お互いにそういう風に捉えている試合だと思うので。もちろんどんな相手でも勝つことは大事ですけど、広島さん相手というのはより気持ちが入るのかなと思います」
谷晃生の関連記事
FC町田ゼルビアの関連記事
J1の関連記事

|
谷晃生の人気記事ランキング
1
日本代表、バーレーン代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
日本代表は20日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の第7戦でバーレーン代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <h3>■日本代表vsバーレーン代表 試合日程・キックオフ時間</h3> 最終予選も6試合を終えて5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中の日本。このバーレーン戦で勝利すれば8大会連続8度目のワールドカップ出場が決定する。 バーレーン代表戦は日本時間2025年3月20日(木・祝)の19:35にキックオフ予定となっている。 バーレーンはここまでの6試合で1勝3分け2敗で5位。日本との対戦では0-5と大敗を喫していた。 <h3>■日本代表vsバーレーン代表 放送・配信予定</h3> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波ではテレビ朝日系列にて地上波独占生中継。インターネットでは『DAZN』がライブ配信を行う。 <h3>◆2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選 バーレーン代表戦詳細</h3> 日時:2025年3月20日(木・祝)19:35 キックオフ 会場:埼玉スタジアム2002 対戦国:日本代表vsバーレーン代表 放送局:テレビ朝日系列、DAZN <h3>■日本代表vsバーレーン代表 無料視聴方法</h3> 無料での中継は、地上波ではテレビ朝日系列で独占生中継される。また、インターネットでも『Tver』で同時配信され、無料でライブ配信が視聴可能となる。 <h3>■日本代表メンバー(vsバーレーン代表)</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) 中山雄太(FC町田ゼルビア)※追加招集 MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 町野修斗(ホルシュタイン・キール/ドイツ)※追加招集 <h3>■2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選</h3> アジアの18カ国が6カ国ずつ3つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームがW杯の出場権を獲得。各グループ3位、4位の6カ国がプレーオフに進出する。 日本代表は最終予選では2大会連続で初戦で黒星だった中、9月には中国、バーレーン相手に連勝。ここまで予選6試合で5勝1分けと無敗で首位を独走し、史上最速での出場権獲得が懸かっている。 2025.03.13 12:00 Thu2
勝てばW杯出場決定、日本代表メンバーが発表! バーレーン&サウジアラビアと埼スタで連戦【2026年W杯アジア最終予選】
日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー25名を発表した。 ここまで6試合を終えて5勝1分けでグループCの首位を独走する日本。3月は20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表をホームに迎えての連戦となる。 昨年11月のアウェイ連戦で勝利したこともあり、バーレーン戦で勝利すれば史上最速でのW杯出場が決定。引き分けでもほぼ確実なものになると言って良い状況だ。 森保一監督の下で2度目のW杯、8大会連続8度目の出場を目指す日本。ただ、DF冨安健洋(アーセナル)やDF谷口彰悟(シント=トロイデン)、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)など、最終ラインのケガ人がさらに増えている状況だ。 今回のメンバーには今年に入り14ゴール5アシストと大暴れのFW前田大然(セルティック)や、クローザーとして存在感を見せているMF遠藤航(リバプール)、好調を維持しているMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)らが順当に選出。また、DF伊藤洋輝(バイエルン)、FW上田綺世(フェイエノールト)が復帰。DF関根大輝(スタッド・ランス)も招集されている。 今回発表された日本代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆日本代表メンバー25名</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 関根大輝(スタッド・ランス/フランス) 高井幸大(川崎フロンターレ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 2025.03.13 13:03 Thu3
「2度と起こってはいけない」ACL2でまさかの没収試合、広島GK大迫敬介は気持ちを切り替えて代表合流「いつ自分が出ても良い準備をする」
日本代表のGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)が、悔しい思いを口にした。 17日、日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選に向けて活動を開始した。 大迫は初日のトレーニングから合流。この1週間はチームとして大きな浮き沈みを経験することとなった。 広島はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を戦っていた中、準々決勝の1stレグではライオン・シティ・セーラーズ相手に6-1で勝利を収めた。大勝を収め、ベスト4入りは確実視されていたが、衝撃の事態が起こった。 この試合で広島デビューを果たしたFWヴァレール・ジェルマンは、出場停止期間中だったにも関わらずに試合に出場してゴールを記録。これが規約違反となり没収試合に。6-1の勝利が0-3での敗戦の変更となると、アウェイでの2ndレグではシンガポールの高温多湿という気候と人工芝のピッチに苦しみ、1-1のドロー。2戦合計4-1で敗れることとなった。 まさかの事態が起こった広島。チームからも謝罪の声明が発表され、原因究明に動くと発表がされたが、大迫は練習後のメディア取材に応じ、ACL2の件を語った。 「大変でしたね。色々ありました。切り替えるのは難しかったですけど、Jリーグまで連戦で、引きずっている暇はないと選手でも話していました」 「こういうことは2度と起こってはいけないし、広島のこれが最後になってほしいです」 悔しい思いをした中で、気持ちを切り替えているという大迫。控えとなっている中で、「普段出しているパフォーマンスを練習から出すことが大事です。(鈴木)彩艶がケガをしてしまう、もしくは試合の中で退場してしまう可能性もゼロとは言えません。そういうアクシデントが起きたときにチームの力になることが重要です」とコメント。「控えではあるけど、最終予選の良い緊張感は感じています。いつ自分が出ても良い準備をすることは続けていきたいです」と、しっかりと準備をしていきたいとした。 東京オリンピックでもチームメイトだった鈴木彩艶(パルマ)が現在は正守護神となっているが、大迫はチェックもしているとのこと。「彼のクラブでの試合は観ています」とコメント。「チームとして結果がついてこない中でも、パフォーマンス、存在感を出していることが多いです」と、存在感が出ているとした。 ただ、もちろん負けるつもりはない。「年齢が近いからこそ負けたくない気持ちもあります」と、鈴木に加え、谷晃生(FC町田ゼルビア)と3人のGKが同世代という珍しい状況に。「東京五輪のころからやっている3人なので、競争しながら成長している実感はあります。3人でレベルアップしながらチームの力になれればと思います」と、切磋琢磨を続けて、日本のゴールを守っていきたいとした。 2025.03.17 23:30 Mon4
「一番は勝つこと」3年前は自身のゴールでW杯行きを掴んだ三笘薫、今回はホームで決める「どれだけ自信を持ってプレーできるか」
日本代表のMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が、ワールドカップ(W杯)行きを決める戦いへ意気込みを語った。 17日、日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選に向けて活動を開始した。 初日から合流した三笘は、プレミアリーグのマンチェスター・シティ戦を終えての合流に。幻に終わったが、ネットを揺らすなど良い状態で臨むこととなった。 この日は合流間もない選手が多く、GK谷晃生(FC町田ゼルビア)以外は室内のジムでのトレーニングで初日を終えた。 3試合を残して史上最速でW杯出場が決まる可能性がある日本。三笘は「一番は勝つことが大事です」とコメント。「どんな形でも、セットプレーでも決まることが大事です。内容よりも結果が大事なので、チームとして勝てれば良いかなと思います」と、とにかくバーレーン代表に勝利することが大事だとした。 16日に自チームでの試合があった選手も多く、この日は16人が合流。10名は18日からの合流となり、試合前の2日しか準備の時間はない。 その中で、今回の活動にはDF伊藤洋輝(バイエルン)がケガから復帰。一方で、DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)がケガで不在となり、三笘にとっては同サイドの選手がこれまでと変わることとなる。 伊藤について三笘は「彼のロングボールの質は高いものがあると思いますし、僕が裏に抜けたり、逆サイドに展開するところもそうですし、対人もスピードもある選手です。ウイングバックで出れば攻撃に専念できるかなと思います」と、心強い存在になるだろうと語った。 昨シーズンの終盤は腰を痛めて欠場。一方で、今シーズンは開幕から試合に出続けており、プレミアリーグでは29試合で7ゴール3アシストを記録している。 今シーズンについて三笘は「色々波がありながらやっていましたが、チームとしてより1つになって戦えているときは結果が出しやすいですし、そうじゃない時は守備に奔走したり、ボールを握れなかったりということで、自分たちの成熟度が高まっている中で結果が出せていると思います」とコメント。自身の出来以上に、チームの出来が良いと振り返った。 3年前、2022年のカタールW杯の出場を決めたのはアウェイのオーストラリア代表戦。地上波でのテレビ中継はなく、多くの関心が寄せられるはずの戦いを楽しめた人は限られていた。その中で、三笘は2ゴールを記録し、日本代表をW杯に導いていた。 ただ、20日のバーレーン戦はチケットが完売。日本で行われ、さらに祝日。地上波でも中継され、多くの人が関心を寄せるはずだ。 「ホームで決められるということで注目もしてくれると思いますし、良い勝ち方をすれば、ワールドカップを見たいと思ってくれる方も増えると思います。まずは自分たちがどれだけ自信を持ってプレーできるか、良いサッカーができるかが大事です」 まずは20日のバーレーン戦。ここで決めることができるのか、三笘の活躍にも注目が集まる。 2025.03.17 22:10 Mon5
東京Vが町田とのダービー制して待望の今季初勝利! 鮮やかカウンターから齋藤功佑が今季チーム初ゴール【明治安田J1】
26日、明治安田J1リーグ第3節、FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディが町田GIONスタジアムで行われ、アウェイの東京Vが0-1で勝利した。 町田は前節、FC東京とのアウェイ開催のダービーマッチに1-0で勝利。開幕2戦目で今季初勝利を挙げた。同じ東京勢相手にホーム初白星と連勝を目指した中3日の連戦では最前線をオ・セフンからミッチェル・デュークに入れ替えた以外、同じメンバーを継続した。 一方の東京Vは前節、鹿島アントラーズとのアウェイゲームに0-4で大敗。清水エスパルス戦に続く2試合連続無得点での連敗となった。最下位からの巻き返しを期すアウェイ連戦では昨季シーズンダブルを喫した因縁の相手に初白星を狙った。鹿島戦からは熊取谷一星に代えて山見大登を起用した以外、同じメンバーを継続した。 立ち上がりはリスク回避の長いボールがメインとなったなか、開始2分には相馬勇紀がボックス左に持ち込んで強烈なシュートをニア下に蹴り込むが、ここはGKマテウスの好守に遭う。 一方、開始直後の守勢を凌いだ東京Vは、ここ2試合の課題克服を意識させる球際のアグレッシブさとビルドアップの改善によって押し返していく。9分にはルーズボールを繋いでペナルティアーク付近の齋藤功佑が鋭い左足シュートを枠に飛ばすが、ここはコースが甘くGK谷晃生の好守に遭う。 それでも、良いリズムで進めるアウェイチームは13分、山田剛綺の見事なプレスバックでDFを潰してショートカウンターを発動。山見が中央で運んでボックス左に走り込む新井悠太を使うと、新井は得意のカットインからのシュートではなくファーへのクロスを選択。これにフルスプリントで走り込んできた齋藤が右足ワンタッチで合わせた。 昨季2試合無得点の町田相手に待望の今季初ゴールを挙げた東京Vは俄然勢いづく。連動したハイプレスで相手に長いボールを蹴らせ、ディフェンスラインで撥ね返してセカンドも回収。イーブンボールもことごとく制してカウンターからチャンスを創出する。 19分には谷口栄斗の持ち出しを起点に左サイド深くで翁長聖が入れた折り返しを、ボックス内の山見が左足ダイレクトで合わせるが、これはGK谷の正面。畳みかける2点目には至らずも、町田のプレスをいなしながら以降も優勢に進めていく。 前半終盤にかけても細かいミスが目立ちボールの前進に苦戦する町田。最前線のデュークの収まりも悪く攻撃は完全に停滞。それでも、守勢の時間帯を何とか最少失点で凌ぎ後半に巻き返しを図る形となった。 迎えた後半、前半から大幅な修正が必要な町田はデュークを下げてナ・サンホをハーフタイム明けに投入。FC東京戦と同様に西村拓真を最前線に上げた。立ち上がりの49分にはセットプレーの三次攻撃からボックス左の相馬が右足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKマテウスにはじき出された。 立ち上がりこそ町田の時間帯が続いたが、時間の経過とともに再び主導権は東京Vに。前半同様にプレス回避でボールを前進させながらカウンタープレスでチャンスも作る。60分には前寛之の不用意なGKへのバックパスをボックス付近でカットした山田が振り向きざまに右足のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGK谷の好守に阻まれて追加点とはならず。 65分付近を境に両ベンチの動きが慌ただしくなる。町田はオ・セフン、藤尾翔太らアタッカーをピッチに送り込んで[4-4-2]に布陣を変更。これに対して東京Vはハードワークした前線とゴールスコアラーの齋藤を下げて福田湧矢、染野唯月、平川怜らをピッチに送り込む。75分には相手DFのクリアをブロックした翁長がそのままボックス内に侵入。冷静にGK谷を右にかわして無人のゴールへシュートを蹴り込むとしたが、ここはDF昌子源のスーパーブロックに阻まれた。 守備陣の粘りで勝ち点の望みを繋いだ町田も84分には久々の決定機。右サイド深くで林幸多郎が高速クロスを入れると、ボックス中央のナ・サンホが右足ボレーで合わせる。だが、枠の右隅を捉えたシュートはGKマテウスのビッグセーブに阻止された。 一連の交代によって町田が攻勢を強めた後半終盤。中山雄太の正確な左からのクロスなどサイドを起点にようやく迫力のある攻撃が増えていく。だが、今季初勝利へ高い集中力を見せる東京Vがことごとく撥ね返していく。 後半アディショナルタイムにはボックス内でルーズボールに反応した相馬、右CKから昌子源に決定機も、ここはDF宮原和也、谷口らの気迫のシュートブロックに阻まれて万事休す。 この結果、黒田剛監督率いる町田相手に初勝利を収めた東京Vが3戦目で今季初勝利を挙げた。 FC町田ゼルビア 0-1 東京ヴェルディ 【東京V】 齋藤功佑(前13) <span class="paragraph-title">【動画】東京Vがカウンター完結!齋藤功佑が仕留める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%84%A1%E6%96%99%E3%81%A0%E3%81%9E%E3%83%BC%E3%82%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#無料だぞーん</a> <a href="https://t.co/ubrjzg73m3">pic.twitter.com/ubrjzg73m3</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1894695067350106435?ref_src=twsrc%5Etfw">February 26, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.26 21:00 WedFC町田ゼルビアの人気記事ランキング
1
オーストラリア代表がJ1町田からミッチェル・デュークを追加招集!本来なら最前線のファーストチョイスも当初落選
オーストラリア代表がFC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークを追加招集した。フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)が発表した。 本来なら豪代表最前線のファーストチョイスも、昨年から町田で定位置を確保できず、今回とうとう招集外のデューク。今シーズンはJ1開幕6試合で1試合45分間しか出場していない。 デューク抜きの豪代表は20日、W杯アジア最終予選C組第7節でインドネシア代表に5-1と圧勝し、同組2位をキープしていた。 しかし、元セレッソ大阪のFWアダム・タガートが負傷し、翌21日の練習ではFWクシニ・イェンギも負傷…両者は25日の中国代表戦(A)へ向けた遠征メンバーから外れたとのこと。代わりにデュークが追加招集されることとなった。 2025.03.22 19:51 Sat2
【Jリーグ出場停止情報】“新東京ダービー”は長友佑都と藤尾翔太が出場停止、J1自動昇格目指す横浜FCは5ゴールのFW櫻川ソロモンが最終節不在
Jリーグは5日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1では5名が出場停止に。FC東京のDF長友佑都、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太、川崎フロンターレのDF高井幸大、京都サンガF.C.のMF川﨑颯太、サガン鳥栖のFWマルセロ・ヒアンとなる。 マルセロ・ヒアンは3試合出場停止中の2試合目。その他の5名は累積警告での出場停止となる。 最終節を迎えるJ2では6名が出場停止。優勝を決めた清水エスパルスはFW北川航也が引き続き出場停止に。自動昇格を目指す2位の横浜FCはFW櫻川ソロモンが出場停止となる。 J3では5名が出場停止。FC琉球のDF藤春廣輝は3試合の出場停止の最後の消化となり、Y.S.C.C.横浜の萱沼優聖は2日に行われた明治安田J3リーグ第35節でAC長野パルセイロ戦で一発退場となっていた。 萱沼の退場については「ボールとは関係のないところで、相手競技者をユニフォームを掴んで押し倒した行為は、「選手等に対する反スポーツ的な行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF長友佑都(FC東京) 第36節 vsFC町田ゼルビア(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 第36節 vsFC東京(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川﨑颯太(京都サンガF.C.) 第36節 vs川崎フロンターレ(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 FW平松宗(ザスパ群馬) 第38節 vsいわきFC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW櫻川ソロモン(横浜FC) 第38節 vsレノファ山口FC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF関口正大(ヴァンフォーレ甲府) 第38節 vs水戸ホーリーホック(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) FW松田力(愛媛FC) 第38節 vsV・ファーレン長崎(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW宇津元伸弥(大分トリニータ) 第38節 vsベガルタ仙台(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW萱沼優聖(Y.S.C.C.横浜) 第36節 vsFC大阪(11/9) 今回の停止:1試合停止 DF加藤大育(SC相模原) 第36節 vs奈良クラブ(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF秋山拓也(FC大阪) 第36節 vsY.S.C.C.横浜(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW庵原篤人(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) DF藤春廣輝(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.11.05 19:30 Tue3
日本代表に町田DF中山雄太が追加招集! 昨年9月以来の復帰「ゼルビアでの日常があってこそ」
日本サッカー協会(JFA)は16日、FC町田ゼルビアのDF中山雄太を日本代表に追加招集したことを発表した。 日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っており、20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦する。 森保一監督は13日にメンバーを発表していた中、25名を招集。ただ、27名を招集したいと考えており、コンディションの確認をした上で追加招集をしたいと言及していた。 中山はこれまで日本代表として22試合に出場。2022年のカタールW杯のメンバーに選出されたものの、直後の自チームの試合でアキレス腱断裂の重傷を負いW杯出場が叶わず。2023年10月に復帰を果たすも、2024年1月のアジアカップの後に負傷していた。 2024年9月の活動では招集を受けたが出番はななかった。 中山はクラブを通じてコメントしている。 「ゼルビアサポーターの皆さん、今回追加招集で日本代表に参加することになりました。FC町田ゼルビアでの日常があってこその今回の招集だと思っています」 「そして、名古屋戦で歌ってもらった自分の個人チャント。自分自身の力になっていますし、皆さんのサポートがとても心強いものだと強く感じています」 「しっかりと、FC町田ゼルビアの代表として日本代表でプレーし、ワールドカップ本大会出場権獲得に貢献したいと思います」 2025.03.16 12:17 Sun4
そもそもスタートダッシュに成功したってことがどれだけ影響があるの?! の巻/倉井史也のJリーグ
いろんな人が違うこと言うんですよ。「やっぱスタートダッシュだよね」とか「長丁場だから最後の追い上げが大事だよ」って。Jリーグ、本当はどっちが有利なんでしょ?:なんか、スタートダッシュに成功すれば選手たちに自信が付いてそのあともスムーズにリーグ戦を戦ってる……って気がしませんか?:ということで、新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年、2021年、2022年、2シーズン制だった2015年、2016年、そして東日本大震災の影響があった2011年を除いて直近10シーズン分を調べてみたよ。 【2024年】 最終順位 1位:神戸 2位:広島 3位:町田 第6節終了時 神戸:4位 広島:2位 町田:1位 【2023年】 最終順位 1位:神戸 2位:横浜FM 3位:広島 第6節終了時 神戸:1位 横浜FM:6位 広島:4位 【2019年】 最終順位 1位:横浜FM 2位:FC東京 3位:鹿島 第6節終了時 横浜FM:5位 FC東京:2位 鹿島:6位 【2018年】 最終順位 1位:川崎 2位:広島 3位:鹿島 第6節終了時 川崎:2位 広島:1位 鹿島:12位 【2017年】 最終順位 1位:川崎 2位:鹿島 3位:C大阪 第6節終了時 川崎:5位 鹿島:3位 C大阪:6位 【2014年】 最終順位 1位:G大阪 2位:浦和 3位:鹿島 第6節終了時 G大阪:16位 浦和:6位 鹿島:1位 【2013年】 最終順位 1位:広島 2位:横浜FM 3位:川崎 第6節終了時 広島:6位 横浜FM:1位 川崎:15位 【2012年】 最終順位 1位:広島 2位:仙台 3位:浦和 第6節終了時 広島:4位 仙台:1位 浦和:2位 【2010年】 最終順位 1位:名古屋 2位:G大阪 3位:C大阪 第6節終了時 名古屋:4位(1試合未消化) G大阪:12位 C大阪:13位 【2009年】 最終順位 1位:鹿島 2位:川崎 3位:G大阪 第6節終了時 鹿島:1位 川崎:10位 G大阪:4位 こうしてみると、近年になると「スタートダッシュしてそこそこの順位にいて最後にまくる」ってのがトレンドですね。10年以上前になると降格圏まで沈んでおきながら優勝しちゃうとか、そんなロマン溢れるシーズンもあったけど、それだけ最近のリーグは固くなってきたってことでしょう。 ということで、結論としては「スタートダッシュ、大事よ」ってことで。で、G大阪が奇跡の優勝を果たした2014年、名古屋が1試合未消化だった2010年を除くと、優勝チームの第6節終了時点での平均順位は、3.5位。つまり今年の優勝は鹿島、町田、広島、そしてギリ柏ってことです!! ね!? 2025.03.22 15:00 Sat5