鈴木彩艶フル出場のパルマ、残留争うカリアリに敗れて3連敗【セリエA】

2025.02.10 05:26 Mon
Getty Images
パルマは9日、セリエA第24節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。

前節レッチェとの残留争いに敗れて連敗となった18位パルマ(勝ち点20)は、ここ2試合3失点と精彩を欠いている彩艶が引き続き先発となった。

残留を争う17位カリアリ(勝ち点21)とのシックスポインター、序盤の主導権争いを経て22分、ボックス左からフェリチに際どいシュートを打たれたパルマだったが、彩艶がセーブ。
さらに直後のCKからミナにポスト直撃のヘディングシュートを浴びたパルマは、38分に先制しかけるもボニーがダイビングヘッドでネットを揺らしたシュートは、その前にオフサイドがありノーゴールに。

するとゴールレスで迎えた後半、57分に失点。左クロスをクリアにかかったヴォリアッコの頭に当たってオウンゴールとなった。
さらに71分、コマンに強烈なミドルシュートを叩き込まれて2点を追う展開となったパルマは78分、左ショートコーナーからボニーのクロスをレオーニがヘディングシュートで1点を返したが、1-2で敗戦。

残留を争う相手に今節も敗れ、痛い3連敗となった。

カリアリ 2-1 パルマ
【カリアリ】
OG(後12)
フロリネル・コマン(後25)
【パルマ】
ジオヴァンニ・レオーニ(後34)

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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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「引退すべき」の厳しい声も…44歳ブッフォンが大失態!バックパスから目を切って失点直結のミスキック

パルマの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンのプレーについて、厳しい声が向けられている。 17歳の1995年にパルマでセリエAデビューを果たしたブッフォンは、2001年夏に当時のGK史上最高額となる移籍金でユベントスに移籍。2018-19シーズンのパリ・サンジェルマン(PSG)時代を除けば、実に19年間にわたってプレーした。 2021年夏にユベントスとの契約が満了となり、セリエBのパルマに復帰したブッフォンは、キャプテンを務めながらリーグ戦25試合に出場している。 負傷でおよそ1カ月半にわたってベンチ外が続いていたブッフォンだったが、25日に行われたセリエB第36節のペルージャ戦で8試合ぶりに先発出場。しかし、復帰初戦は厳しいものとなった。 開始早々の5分にいきなりPKを決められ先制を許すと、直後の8分だった。MFヤイデン・オーステルヴォルデがブッフォンにバックパス。相手からのプレッシャーはなく、余裕がある状況だったが、パスの瞬間にボールから目を切ったブッフォンの左足はボールにミートせず、ゴール前へと転がる。これを相手FWマルコ・オリヴィエリに奪われ、そのまま無人のゴールに沈められてしまった。 結局、序盤に2点のリードを許したパルマは、1点を返すものの1-2で敗戦。黒星の要因にもなったブッフォンには、「信じられないミスだ」、「引退すべきだ」、「これはいただけない」といった声が。久々の先発ということで、試合勘の欠如もあったとは思われるが、失点に直結するミスなだけに多くの批判が集まっている。 なお、ブッフォンは2月にパルマとの契約を2024年まで延長。契約通りとなれば、46歳までプレーすることになる。 <span class="paragraph-title">【動画】ブッフォンの痛恨ミス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Noooo, ¡Buffon, tú no puedes hacer esto! <a href="https://t.co/nsQEUa5bzK">pic.twitter.com/nsQEUa5bzK</a></p>&mdash; Manu Heredia (@ManuHeredia21) <a href="https://twitter.com/ManuHeredia21/status/1518689109514067968?ref_src=twsrc%5Etfw">April 25, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.26 11:55 Tue

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