チェルシーのカサデイがトリノへ完全移籍…U20W杯での活躍で将来嘱望された万能型MF

2025.02.02 21:18 Sun
母国帰還のカサデイ
Getty Images
母国帰還のカサデイ
トリノは2日、チェルシーからU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「22」に決定。契約期間は2029年6月30日までとなる。
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インテルのプリマヴェーラ出身のカサデイは、2023年のFIFA U-20ワールドカップ(W杯)で得点王&MVPをダブル受賞し、将来を嘱望されていた。クラブレベルでは2022年夏にインテルからチェルシーに移籍したが、思うように出番は得られず。2023-24シーズンの前半はレスター・シティにレンタル移籍しある程度の出場機会を得ていたが、シーズン途中の1月にローンバック。途中出場を中心にプレミアリーグ11試合に出場した。
今シーズンはレスターでも指導を受けた同胞のエンツォ・マレスカ新監督のもとで活躍も期待されたが、今シーズンここまでは公式戦6試合の出場のみ。プレータイムにして424分にとどまり、プレミアリーグでは1試合も出番がない状況だった。

今冬のタイミングでのイタリア帰還が有力視されていたなか、一時はユベントスやラツィオというビッグクラブも候補に挙がったが、より出場機会を得られるトリノ移籍が決定した。

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