ブルーノ・フェルナンデスのAT弾でレンジャーズを下したユナイテッドが決勝Tストレートインへ大きく前進!【EL】
2025.01.24 07:10 Fri
マンチェスター・ユナイテッドは23日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節でレンジャーズと対戦し2-1で勝利した。
対するユナイテッドは22分、ボックス左に抜け出したダロトの折り返しはDFにブロックサレルと、こぼれ球に反応したガルナチョがダイレクトシュート。しかし、このシュートはラスキンが頭でクリアし、枠の上に外れた。
さらに直後の右CKからデ・リフトがヘディングシュートを流し込んだが、これはゴール前の混戦でDFプレパーを倒したヨロのファウルを取られ、ゴールは取り消された。
ゴールレスは迎えた後半、ユナイテッドはデ・リフトを下げてマグワイアを投入。すると52分、ボックス左深くまで侵入したガルナチョがマイナスの折り返しを供給すると、ブルーノ・フェルナンデスがダイレクトシュートで合わせたが、これはDFに当たり枠の上に外れた。
すると、直後のセットプレーでユナイテッドが先制する。エリクセンの左CKが飛び出したGKバトランドのパンチングミスを誘うと、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
先制したユナイテッドは、61分にもボックス右深くまで侵攻したアマドの折り返しを中央で収めたガルナチョが左足でシュート。しかし、これはゴールライン手前でDFプレパーにブロックされた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ユナイテッドは81分にセットプレーからチャンス。右サイドで獲得したFKからブルーノ・フェルナンデスがクロスを供給すると、ゴール前に飛び込んだウガルテがダイビングヘッドで合わせたが、これはGKバトランドの好セーブに防がれた。
1-0のまま終盤に差し掛かり、このまま試合終了かと思われたが、ユナイテッドは88分に失点を許す。タヴァーニアのロングフィードに最前線で反応したデサースがDFマグワイアとうまく入れ替わると、絶妙なボールコントロールから反転シュートをいゴール右隅に流し込んだ。
土壇場で追いつかれたユナイテッドだったが、直後に勝ち越しに成功する。92分、中盤でボールを受けたリサンドロ・マルティネスがバイタルエリア左まで持ち上がりクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだブルーノ・フェルナンデスが右足ボレーでゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま2-1でユナイテッドが勝利。ブルーノ・フェルナンデスの劇的弾でレンジャーズを下したユナイテッドが、4位に浮上し決勝トーナメント進出へ大きく前進した。
マンチェスター・U 2-1 レンジャーズ
【マンチェスター・U】
OG(後7)
ブルーノ・フェルナンデス(後47)
【レンジャーズ】
シリル・デサース(後43)
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ここまで3勝3分けで決勝トーナメントストレートイン圏内の7位に位置するユナイテッド(勝ち点12)は、公式戦4試合ぶりの黒星となった直近のブライトン戦からスタメンを5人変更。マズラウィ、マグワイア、GKオナナらに代えてガルナチョやエリクセン、GKバユンドゥルらをスタメンで起用。最前線に3トップにブルーノ・フェルナンデス、ザークツィー、ガルナチョを並べた[3-4-3]の布陣で試合に臨んだ。公式戦7試合負けなしの8位レンジャーズ(勝ち点11)に対し、ユナイテッドは11分にピンチ。中盤でボールを奪ったタヴァーニアのロングパスをボックス左に走り込んだユルマズが左足ボレーで合わせたが、このシュートはGKバユンドゥルが好セーブ。さらに直後の右CKからデ・リフトがヘディングシュートを流し込んだが、これはゴール前の混戦でDFプレパーを倒したヨロのファウルを取られ、ゴールは取り消された。
先制のチャンスを逃したユナイテッドは36分、ブルーノ・フェルナンデスのスルーパスでゴール前に抜け出したアマドがシュート。さらに43分には、ボックス左手前からバトランドがミドルシュートでゴールを脅かしたが、共にシュートはGKバトランドの好セーブに防がれた。
ゴールレスは迎えた後半、ユナイテッドはデ・リフトを下げてマグワイアを投入。すると52分、ボックス左深くまで侵入したガルナチョがマイナスの折り返しを供給すると、ブルーノ・フェルナンデスがダイレクトシュートで合わせたが、これはDFに当たり枠の上に外れた。
すると、直後のセットプレーでユナイテッドが先制する。エリクセンの左CKが飛び出したGKバトランドのパンチングミスを誘うと、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
先制したユナイテッドは、61分にもボックス右深くまで侵攻したアマドの折り返しを中央で収めたガルナチョが左足でシュート。しかし、これはゴールライン手前でDFプレパーにブロックされた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ユナイテッドは81分にセットプレーからチャンス。右サイドで獲得したFKからブルーノ・フェルナンデスがクロスを供給すると、ゴール前に飛び込んだウガルテがダイビングヘッドで合わせたが、これはGKバトランドの好セーブに防がれた。
1-0のまま終盤に差し掛かり、このまま試合終了かと思われたが、ユナイテッドは88分に失点を許す。タヴァーニアのロングフィードに最前線で反応したデサースがDFマグワイアとうまく入れ替わると、絶妙なボールコントロールから反転シュートをいゴール右隅に流し込んだ。
土壇場で追いつかれたユナイテッドだったが、直後に勝ち越しに成功する。92分、中盤でボールを受けたリサンドロ・マルティネスがバイタルエリア左まで持ち上がりクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだブルーノ・フェルナンデスが右足ボレーでゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま2-1でユナイテッドが勝利。ブルーノ・フェルナンデスの劇的弾でレンジャーズを下したユナイテッドが、4位に浮上し決勝トーナメント進出へ大きく前進した。
マンチェスター・U 2-1 レンジャーズ
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古巣対決を控えるリヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチが、古巣の守護神を批判した。イギリス『BBC』が伝えた。 10日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでリヨンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。 かつてユナイテッドの中盤を支えたマティッチは、退団後にローマ、スタッド・レンヌと渡り歩き、2024年1月からリヨンでプレー。今シーズンはリーグ・アンで24試合1アシスト、ELでも8試合に出場していた。 フル稼働とはいかないものの、堅実なプレーを見せているマティッチ。自身が公式戦189試合に出場し、キャリアでもっとプレーしたクラブとの対戦を前に、舌戦が始まっている。 ユナイテッドの守護神を務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、週末のマンチェスター・シティどのダービー後に自身のXを更新。「簡単ではないだろうが、我々のほうが彼らよりはるかに優れていると思う」とリヨンについてコメントしていた。 オナナは、リヨンに対して失礼な態度を取るつもりがあったわけではないと弁明していたが、対戦を前にした投稿にマティッチが反応。過去の名守護神たちと比較して批判した。 「みんなをリスペクトしている」 「ただ、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のゴールキーパーの1人であるなら、自分の発言には注意する必要がある」 「もし(エドウィン・)ファン・デル・サール、(ピーター・)シュマイケル、(ダビド・)デ・ヘアがそう言っていたら、僕は自分自身に疑問を抱くだろう。しかし、そのような発言をするには、何らかの裏付けが必要だ」 今シーズンのユナイテッドはシーズン開幕から全く良いとこrがなく、現在プレミアリーグで13位と低迷。来シーズンのヨーロッパの大会に出場する可能性も薄く、ELが最後の望みとなっている状況だ。 一方で、リヨンはリーグ・アンで5位。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝が決定しているが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況であり、リーグレベルの差はあれど、ユナイテッドよりは遥かに優れたシーズンとなっている。 オナナの発言は確実に相手をしてに見ての発言であり、マティッチが批判するのも理解できる状況。ピッチ上でどちらが正しいのかはっきりさせたいところだろう。 2025.04.09 23:50 Wed3
史上最悪のチームが確定…ユナイテッドがプレミアでクラブワーストのシーズンに、勝敗数でもワーストに王手
今季の不調ぶりが止まらないマンチェスター・ユナイテッド。ついに史上最悪のチームになることが確定してしまった。 プレイア・リーグで史上最多の13回の優勝を誇るユナイテッド。押しも押されぬ名門クラブとしてその名を馳せている。 しかし、今シーズンは近年でも際立って不調が続き、現在32試合を戦って勝ち点38の14位に位置している。 新オーナーにジム・ラトクリフ氏を迎え、シーズン途中にはルベン・アモリム監督をスポルティングCPから引き抜いて招へい。補強にも資金を投じるなど手を打っているが、全く効果が出ていないのが現状だ。 そのユナイテッドだが、今シーズンのチームが史上最低のチームになることが確定してしまった。 13日、プレミアリーグ第32節でニューカッスル・ユナイテッドと対戦した中、4-1で敗れ、シーズンダブルを許してしまった。 この敗戦により勝ち点は38のままだが、残りの6試合に全て勝利しても「56」止まり。プレミアリーグになってからの最低勝ち点は2021-22シーズンの「58」で6位フィニッシュとなっていたが、これを下回ることが確定してしまった。 配線の数も「14」となり、これは昨シーズンのワースト記録に早くも並んでしまった状況。あと1敗でもすれば、敗戦数でもワースト記録を更新することに。また、1試合でも勝利を逃せば、勝利数も最少になることが確定するため、全てにおいて最悪なチームとなってしまう。 残り6試合ではチェルシーやアストン・ビラなど上位チームとの試合も残っている状況。一方で、ウォルバーハンプトン、ウェストハムと現時点で下にいるチームとの対戦もあるが、どうなってしまうのか。まずはヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦に全力を尽くすことになるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】ニューカッスルが完勝! ユナイテッドはどん底の大敗に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crgk3ztvCmg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.14 16:55 Mon4
ミス目立つオナナに代えてバユンドゥル抜擢もミスから失点… アモリム監督は自身への批判を「気にしていない」と切り替え
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が13日に行われ、1-4で完敗したプレミアリーグ第32節ニューカッスル戦を振り返った。 前節マンチェスター・シティとのダービーをゴールレスドローで終えた13位のユナイテッドは、3日前にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのリヨン戦を戦い、2-2で引き分けた。 ニューカッスル戦に向けてはリヨン戦で防げた2失点を止めきれなかったGKアンドレ・オナナに代えてGKアルタイ・バユンドゥルを起用。しかし1-3で迎えた77分にバユンドゥルのキックミスから4失点目を献上と、アモリム監督の頭痛の種は尽きない。 アモリム監督はバユンドゥル起用について「例え違うメンバーを起用したとしても結果はわからない。3日前に試合をしていて選択を迫られたのが事実だ」とコメント。 そして今季リーグ戦14敗目を喫し、昨季の敗戦数に6試合を残した時点で並んでしまった。 「(批判は)理解しているが、気にしていない。試合に負けるほど最悪なことはない。人は言いたいことを言う。自己弁護をするつもりもない。順位表を見れば全てわかる」 「後半の序盤に2失点目を奪われて負けてしまった。こういう瞬間にもっとうまくプレーし、コントロールする必要がある。我々は多くの点で改善する必要があり、今の順位は今季のパフォーマンスを反映している。試合を分析するが、次の試合に集中する必要がある。この試合を変えることはできない。次の試合が我々にとってとても重要だ。木曜の試合に集中して試合に勝つことにしよう」 2025.04.14 10:30 Mon5