リヨンがアルゼンチン代表MFアルマダをボタフォゴから半年ローンで獲得、W杯優勝も経験した23歳のテクニシャン

2025.01.15 23:40 Wed
23歳のアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ
Getty Images
23歳のアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ
リヨンは15日、ボタフォゴからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)がレンタル移籍で加入することを発表した。2025年6月末までの契約となるという。

アルマダは、母国のベレス・サルスフィエルドでキャリアをスタート。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドに完全移籍。2024年7月にボタフォゴに完全移籍していた。

ボタフォゴでは公式戦26試合で3ゴール2アシストを記録。2024シーズンは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で優勝。2023-24シーズンのコパ・リベルタドーレスも制していた。
また、アルゼンチン代表としても2022年6月にデビューし、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場。ここまで6試合で2ゴールを記録していた。

卓越したテクニックを武器に、中盤の攻撃的なポジションでプレーするアルマダ。リーグ・アンの舞台でどこまでその才能を発揮できるか注目だ。

ティアゴ・アルマダの関連記事

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表候補メンバー28名を発表した。 南米予選の14試合を終えて首位を独走しているアルゼンチン。6月には5日にチリ代表とアウェイで、10日にはホームでコロンビア代表と対戦する。 すでにW杯の出場権を獲 2025.05.16 11:25 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグ、リヨンvsマンチェスター・ユナイテッドが10日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、2-2のドローに終わった。 ユナイテッドはラウンド16でレアル・ソシエダと対戦し2戦合計5-2で勝利。リーグ戦では13位と低迷が続くなか、ELではまずまず順調な歩みを見せている。今ラ 2025.04.11 06:16 Fri
2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節のウルグアイ代表vsアルゼンチン代表が21日に行われ、0-1でアルゼンチンが勝利した。 ここまでW杯南米予選5勝5分け2敗で3位のウルグアイは、ロナルド・アラウホやホセ・マリア・ヒメネス、フェデリコ・バルベルデ、ダルウィン・ヌニェスら主力を順当にスタメンで起 2025.03.22 10:40 Sat
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は17日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表メンバー26名を発表した。 南米予選で首位に立つアルゼンチン。3月21日にアウェイでウルグアイ代表と、25日にホームでブラジル代表と対戦する。 2日に候補メンバー33名が発表されていた中、キャプ 2025.03.18 11:25 Tue
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は2日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表候補メンバー33名を発表した。 南米予選で首位に立つアルゼンチン。3月21日にアウェイでウルグアイ代表と、25日にホームでブラジル代表と対戦する。 今回のメンバーにはキャプテンのFWリオネル・メッ 2025.03.03 22:25 Mon

リヨンの関連記事

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの 2025.05.15 23:00 Thu
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 2025.05.12 13:55 Mon
モナコの日本代表MF南野拓実が今季のリーグ戦6点目を決めた。 10日、リーグ・アン第33節でモナコはホームにリヨンを迎えた。 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うモナコと、ヨーロッパのコンペティション出場を目指すリヨンの戦いに。南野はこの試合に先発出場した。 南野は積極的に攻撃に参加し 2025.05.11 16:15 Sun
10日、リーグ・アン第33節がフランス各地で一斉開催された。 南野拓実の所属する3位モナコ(勝ち点58)は、来季の欧州カップ戦出場を争う7位リヨン(勝ち点54)とホームで対戦し2-0で勝利した。南野は86分までプレーし、62分にゴールを記録している。 南野が[4-4-2]の左MFで先発出場したモナコは、26 2025.05.11 06:55 Sun
南野拓実の所属するモナコは26日、リーグ・アン第31節でル・アーヴルと対戦し1-1の引き分けに終わった。南野は後半開始からプレーしている。 前節のストラスブール戦をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点54)が、2連敗中の16位ル・アーヴル(勝ち点27)のホームに乗り込んだ一戦。 南野がベンチスタートと 2025.04.27 08:45 Sun

リーグ・アンの関連記事

スタッド・レンヌは15日、スポーツディレクター(SD)を務めていたフレデリック・マッサーラ氏の退任を発表した。 マッサーラ氏は、現役時代はトリノやペスカーラ、パレルモなどイタリアのクラブでプレー。引退後はベネヴェント、ペスカーラでアシスタントコーチを務めるなどした中、2008年7月にはパレルモで監督に就任。201 2025.05.16 14:20 Fri
元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの 2025.05.15 23:00 Thu
残留懸かるリーグ・アン最終節のリール戦を前に、スタッド・ランスは前線に大きな不安を抱えている。フランス『レキップ』が伝えている 前節、17位のサンテチェンヌとの残留争い直接対決で0-2の敗戦を喫した14位のランス(勝ち点33)。自動降格圏内のサンテチェンヌ(勝ち点30)とは3ポイント差も、得失点差で「21」の差が 2025.05.15 22:03 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)を今夏のトップターゲットに定めたようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズンのシュツットガルトでブンデスリーガ28試合28ゴールと驚異的な決定力を発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の立役者となったギ 2025.05.15 19:30 Thu
モナコは14日、今季限りでバイエルンを退団する元イングランド代表DFエリック・ダイアー(31)の来季加入を発表した。契約期間は2028年6月までの3年となっている。 ダイアーは2024年1月にトッテナムからバイエルンにレンタル移籍。今季は完全移籍に切り替わった中、公式戦27試合出場3ゴール1アシストを記録。 2025.05.15 08:00 Thu

ティアゴ・アルマダの人気記事ランキング

1

アルゼンチン代表MFアルマダがボタフォゴへ完全移籍…来年1月のリヨン行きも内定

ボタフォゴFRは6日、アトランタ・ユナイテッドからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 2019年にベレス・サルスフィエルドでファーストチームデビューを飾ったアルマダは170cmの右利きのアタッカー。爆発的な加速力や抜群のテクニックを生かした小回りの利くドリブル、プレースキッカーも務める右足の精度を特長とする攻撃的MFは、過去にはマンチェスター勢をはじめとするヨーロッパのビッグクラブからの関心が伝えられた逸材。 2022年2月に加入したアトランタでは通算83試合26ゴール24アシストの数字を残し、先日に発表されたU-23アルゼンチン代表のパリ・オリンピック招集メンバーにも名を連ねている。 なお、総額2000万ユーロ(約34億9000万円)でボタフォゴに加入するアルマダだが、今シーズン終了後の2025年1月にはオーナーのジョン・テクスター氏がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのリヨン行きがすでに内定しているようだ。 2024.07.07 13:51 Sun
2

南米王者ボタフォゴのエース格が56億円でロシア移籍へ…ブラジル代表FWルイス・エンヒキ24歳

南米王者ボタフォゴのエース格がロシア移籍へ。ブラジル『グローボ』が伝える。 ボタフォゴは2024年のブラジル1部とコパ・リベルタドーレスを制し、国内王者および南米王者に。ただ、クラブ経営を巡るあれこれに現場が振り回されており、就任1年目で2冠のアルトゥール・ジョルジェ監督に見限られた。 昇給を拒まれた指揮官が事実上の辞任、契約解除となったなか、中心選手のアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)が系列クラブであるリヨンへレンタル移籍。そして、崩しの核は完全移籍でクラブを去る見通しとなった。 昨秋からブラジル代表の常連となっているFWルイス・エンヒキ(24)。昨年2月にレアル・ベティスから加入し、公式戦55試合出場で12得点6アシスト...コパ・リベルタドーレス決勝のアトレチコMG戦では1得点1アシストを記録した。 これらの活躍を評価したセリエA・フィオレンティーナが同選手獲得へ正式オファー。 ただ、サッカーの国際舞台から締め出されているロシア1部より、強豪ゼニトが2億1840万ブラジルレアル(約56.1億円)をボタフォゴへ提示。フィオレンティーナの提示を優に上回り、クラブ間合意に達したとのことだ。 ルイス・エンヒキのゼニト移籍は今後数日で決着するとみられている。 2025.01.18 17:40 Sat
3

アルゼンチン代表に2人目の離脱者…ホアキン・コレア離脱で逸材MFアルマダが追加招集

アルゼンチンサッカー連盟(AFA)は18日、FWホアキン・コレアの代表離脱および、アトランタ・ユナイテッドに所属するMFティアゴ・アルマダの追加招集を発表した。 16日に行われたUAE代表との大会前最後のテストマッチで後半から出場したホアキン・コレアは、60分にチーム5点目となるゴールを記録。しかし、この試合で左ヒザを負傷。 アルゼンチン代表のメディカルスタッフは、このケガがワールドカップに向けたパフォーマンスに影響することを懸念し経過を見守っていたが、この度ホアキン・コレアの離脱が決定した。 追加招集されたアルマダは、170cmの右利きのアタッカー。爆発的な加速力や抜群のテクニックを生かした小回りの利くドリブル、プレースキッカーも務める右足の精度を特長とする攻撃的MFは、今年9月に行われたホンジュラス代表との親善試合でA代表デビューを飾っていた。 2022.11.18 07:10 Fri
4

W杯優勝戦士の22歳アルマダにまたもセリエAから関心、アルゼンチンのスーパースター候補生

アトランタ・ユナイテッドのアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(22)に、昨年に続いてセリエA勢からの関心が寄せられているようだ。 アルマダはカタール・ワールドカップ(W杯)のアルゼンチン代表最年少メンバーにして、メジャーリーグ・サッカー(MLS)でプレーしながらW杯優勝を成し遂げた史上初の選手。パリ五輪を目指すU-22代表の主将・エースでもあり、まさに次代のアルゼンチンを担うスーパースター候補だ。 クラブキャリアでも2022シーズンから所属のMLSアトランタで背番号「10」を背負い、2023シーズンは公式戦35試合で13ゴール16アシスト。すでにMLS屈指のプレーヤーとして認知されるなか、市場価値は『Transfermarkt』いわく推定2700万ユーロ(約43億1000万円)だ。 移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、2月1日の移籍市場最終日までにアルマダを獲得できないか探るべく、フィオレンティーナがアトランタに照会依頼。ただ、ここで提示された2500万ユーロ(約39億9000万円)は中堅ヴィオラにとって高すぎる額だという。 アルマダは現在、パリ五輪南米予選のCONMEBOLプレオリンピックトーナメントに参戦中で、アトランタを離れていることもあってか、母国メディアの前で何度か欧州上陸の希望を公言。昨年にはナポリとミランからの関心が報じられるなど、セリエAから強い関心を寄せられる22歳だ。 2024.01.30 21:25 Tue
5

パリ五輪に向けたU-23アルゼンチン代表候補が発表…バレラやアルマダ、G・シメオネらが招集

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は3日、パリ・オリンピックに向けたU-23アルゼンチン代表候補メンバー23名を発表した。 ハビエル・マスチェラーノ監督の下、2008年北京オリンピック以来、通算3度目の金メダル獲得を目指すアルゼンチン。今回はU-23パラグアイ代表との親善試合を含め本大会に向けた候補メンバーが発表された。 同世代の目玉選手であるMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)と、FWアレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)はコパ・アメリカ参戦もあり、今回のタイミングではメンバーに名を連ねず。 また、最大3名のオーバーエイジではGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、DFニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、FWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)が有力視されているが、今回は招集されていない。 そういった中、今回のメンバーではアラン・バレラ、ティアゴ・アルマダ、クラウディオ・エチェベリ、ルーカス・ベルトラン、ジュリアーノ・シメオネらが中心を担うことになる。 なお、パリ五輪でグループBに入ったアルゼンチンはモロッコ、ウクライナ、イラクと対戦する。 ◆U-23アルゼンチン代表候補メンバー GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン) ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) ルーカス・エスキベル(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ケビン・ロモナコ(ティグレ/メキシコ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ティアゴ・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) ダミアン・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) MF ケビン・セノン(ボカ・ジュニアーズ) エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) フアン・ナルドーニ(ラシン) アラン・バレラ(ポルト/ポルトガル) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) ティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) FW パブロ・ソラーリ(リーベル・プレート) クラウディオ・エチェベリ(リーベル・プレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) サンティアゴ・カストロ(ボローニャ/イタリア) ジュリアーノ・シメオネ(アラベス/スペイン) 2024.06.04 14:05 Tue

リヨンの人気記事ランキング

1

ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞

リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon
2

財政問題抱えるリヨンに暫定的なリーグ・ドゥ降格処分…DNCGとの会談も不調に終わる

フランスのリーグ・アンに所属するリヨンに暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分が科された。フランス『レキップ』が伝えている。 フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)は15日、財政問題を理由にリヨンに対して厳しい処分を言い渡した。 クラブの負債が4億5800万ユーロ(約745億円)から5億800万ユーロ(約826億円)に増加したと報じられているリヨン。 クラブのオーナーを務めるジョン・テクスター氏は、15日に行われたDNCGとの面談を通じて、財政改善へ選手売却や、マルチ・クラブ・オーナーシップで保有するプレミアリーグのクリスタル・パレスの株式45%売却による資金調達といった改善案を提案。 アメリカ人実業家は面談後の取材に対して、話し合いがうまくいったとの手応えを語っていたが、DNCGはクラブサイドの提案に納得せず、今回の処分を決断した。 現状においてリヨンは財政状況が劇的に改善されなければ、今シーズンのリーグ戦の結果に関わらず、リーグ・ドゥに強制降格となる。 そのため、テクスター氏が掲示した前述の改善案やクラブ売却の可能性に加え、U-21フランス代表FWラヤン・シェルキ、ベルギー代表FWマリク・フォファナ、ガーナ代表FWアーネスト・ヌアマら若手逸材を中心に今冬の移籍市場では主力の大量売却を余儀なくされる見込みだ。 2024.11.16 06:30 Sat
3

ラカゼットが2度目のリヨン退団…ホーム最終戦でクラブ通算200点目決めて美しいフィナーレとなるか

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの後塵を拝するクラブを支えてきた。 クラブ通算390試合199ゴールの数字を刻み、今シーズンもここまで公式戦41試合17ゴールと健在ぶりを発揮していたが、クラブが深刻な財政問題を抱えるなかで高額なサラリーの影響もあって、今季限りの契約に関する延長交渉は行われずにいた。 サウジアラビアのネオムとの接触も報じられ、多くのリヨンファンは17日に本拠地グルパマ・スタジアムで行われるアンジェとのリーグ・アン最終節がエースのラストマッチとなることを察していた。 そんななか、15日に公式会見に出席したパウロ・フォンセカ監督はこの試合がラカゼットのリヨンでのラストマッチとなることを認めた。 「今日アレックス(ラカゼット)と話した。確かに、これが彼にとってここでの最後の試合になる。チームにとって更なるモチベーションになるはずだ」 「彼はこのクラブのために素晴らしいことをしてくれた。素晴らしいプロフェッショナルで、一緒に仕事をするのが大好きだった。彼のために素晴らしい試合をしなければならない。彼は素晴らしい形で旅立つのに値する」 また、会見に同席したFWラヤン・シェルキもチームメイトであり、兄と慕うレジェンドを最高の形で送り出したいと意気込む。 「彼はいつも僕を守ってくれた。兄よ、クラブのために、そして僕のためにしてくれたことに感謝しているよ。僕にとって彼はOLの最高のレジェンドだ」 「ラカゼットに11回目のアシストができたら、それは素晴らしいことだね。彼がまたゴールを決めてくれるよう、全力を尽くすよ」 逆転でのカンファレンスリーグ出場権獲得に望みを残すリヨンにとってホーム最終戦の重要度は間違いないが、レジェンドとの別れを白星で飾ることはもちろんのこと、それをラカゼットのクラブ通算200点目で達成できれば、これ以上ない最高の一戦となるはずだ。 2025.05.15 23:00 Thu
4

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.32“リヨン黄金期”ル・グエンのリヨン、完成形/リヨン[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.32</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/リヨン 〜リヨン黄金期〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05lyon.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ポール・ル・グエン(40) タイトル実績:リーグ・アン優勝 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ル・グエンのリヨン、完成形</div> リヨンは2000年代に黄金期を迎えた。2001-02シーズンにリーグ・アン初優勝を飾ると、そこから7連覇という偉業を達成。一気にフランスの強豪へと伸し上がった。とりわけ、7連覇を達成したチームの中で重要な存在となったのが、2002年にクラブの指揮官に就任したル・グエン監督だ。 ル・グエン監督は、2005年にクラブを退団するまでの3シーズンすべてでクラブをフランス王者に導いた。特に、2004-05シーズンは、ル・グエン監督が作り上げてきたチームの集大成と言っていいだろう。 開幕から安定した戦いを続けたリヨンは、第22節でリールに敗れるまで21試合無敗を継続する。第10節で首位に立って以降、ポジションを譲らず。最終的に、2位のリールに勝ち点12もの差をつけてリーグ4連覇を達成した。また、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進むなど、欧州にその強さを印象づけることに成功した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧倒的な中盤の構成力</div> 2004-05シーズンのリヨンは、チームの主力選手のほとんどが全盛期と言える状態だった。センターバックのカサーパとクリスは、個々の能力で見ると決してワールドクラスとは言えなかったものの、同じブラジル人同士だけに連携は抜群。徹底したチャレンジ&カバーで、中央ラインを守った。共に25歳のレベイエールとアビダルは豊富な運動量でサイドをアップダウンし、攻守に安定したパフォーマンスを続けた。 当時のリヨンにおける最大のストロングポイントは中盤だった。アンカーのマハマドゥ・ディアッラとセントラルMFのエッシェン、オフェンシブMFのジュニーニョの補完性は完璧。ディアッラは守備に集中し、エッシェンはボックス・トゥ・ボックスで働く。そして、ジュニーニョはショートパスとロングパスでリズムを形成。また、強烈な無回転FKは、相手GKを恐怖に陥れた。 攻撃の中心は、ヴィルトール、マルダ、ゴヴというスピード豊かなアタッカー3選手。センターフォワードでは、20歳のブラジル人FWニウマールも途中出場からしっかりと攻撃を活性化する力を備えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFマイケル・エッシェン(22)</span> 10代の頃はサイドバックやセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、2003-04シーズンにリヨンへ加入した後、セントラルMFにコンバートされて才能が開花。すぐさまチームの主力となり、2004-05シーズンはリーグ・アンの最優秀選手に選出された。エッシェンのパフォーマンスはすぐに欧州にスカウト陣の目を引き、2005年には3800万ポンドという高額移籍金でチェルシーに移籍。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を続け、ワールドクラスのMFとしての地位を確固たるものにした。 2019.04.19 12:00 Fri
5

2025年の仏リーグ最高給取りはデンベレに! PSGが上位12位まで独占

2025年のリーグ・アン(フランス1部)のサラリーランキングが、フランス『レキップ』によって発表された。 2024年はパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが月給600万ユーロ(約9億7000万円)と破格の金額でランキングトップに君臨していたが、その最高給取りがレアル・マドリーに移籍したことで、今年のランキングはより拮抗したものに。 ただ、今シーズンのリーグテーブルで首位を独走するPSGが発表されたトップ30のうち、上位12位まで独占する金満ぶりを改めて証明。そのなかで1位に輝いたのは、新エースFWのウスマーヌ・デンベレの月給150万ユーロ(約2億4000万円)となった。 そして、2位にはキャプテンのDFマルキーニョス、3位は同額でDFリュカ・エルナンデスとDFアクラフ・ハキミが並んだ。 PSG勢以外ではマルセイユのMFアドリアン・ラビオとMFピエール=エミール・ホイビュア、リヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットが月給50万ユーロ(約8億1000万円)で並んでいる。 今回発表されたリーグ・アンのサラリーランキングの上位30名は以下の通り。 1. ウスマーヌ・デンベレ(PSG) 150万ユーロ 2. マルキーニョス(PSG) 112万ユーロ 3. リュカ・エルナンデス(PSG) 110万ユーロ 3. アクラフ・ハキミ(PSG) 110万ユーロ 5. ワレン・ザイール=エメリ(PSG) 95万ユーロ 6. ヴィティーニャ(PSG) 90万ユーロ 6. クヴィチャ・クワラツヘリア(PSG) 90万ユーロ 8. ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG) 84万9500ユーロ 9. ヌーノ・メンデス(PSG) 80万ユーロ 10. プレスネル・キンペンベ(PSG) 64万ユーロ 11. ブラッドリー・バルコラ(PSG) 55万ユーロ 12. デジレ・ドゥエ(PSG) 50万ユーロ 12. アドリアン・ラビオ(マルセイユ) 50万ユーロ 12. ピエール=エミール・ホイビュア(マルセイユ) 50万ユーロ 12. アレクサンドル・ラカゼット(リヨン) 50万ユーロ 16. メイソン・グリーンウッド(マルセイユ) 45万ユーロ 16. ジェフリー・コンドグビア(マルセイユ) 45万ユーロ 16. イスマエル・ベナセル(マルセイユ) 45万ユーロ 16. コランタン・トリソ(リヨン) 45万ユーロ 20. ゴンサロ・ラモス(PSG) 44万3500ユーロ 21. ファビアン・ルイス(PSG) 43万4300ユーロ 22. ネマニャ・マティッチ(リヨン) 40万ユーロ 22. セコ・フォファナ(レンヌ) 40万ユーロ 22. ブライス・サンバ(レンヌ) 40万ユーロ 22. ジョアン・ネヴェス(PSG) 40万ユーロ 26. レオナルド・バレルディ(マルセイユ) 35万ユーロ 27. ラヤン・シェルキ(リヨン) 33万ユーロ 27. ヴァランタン・ロンジエ(マルセイユ) 33万ユーロ 29. ガエタン・ラボルド(ニース) 32万ユーロ 29. アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) 32万ユーロ 29. デニス・ザカリア(モナコ) 32万ユーロ ※金額はいずれも月給(推定) 2025.03.26 17:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly