鳥栖が琉球の主力DF上原牧人を完全移籍で獲得「琉球が育ててくれた自分に自信を持ち、ありのままの自分で正々堂々と闘っていきたい」

2025.01.05 15:00 Sun
鳥栖が琉球の主力DFを完全移籍で獲得
©︎J.LEAGUE
鳥栖が琉球の主力DFを完全移籍で獲得
サガン鳥栖は5日、FC琉球からDF上原牧人(26)の完全移籍加入を発表した。

上原は沖縄県那覇市出身。那覇西高校、城西国際大学を経て2020年途中から特別指定選手としてプレーしていたFC琉球へ加入。右サイドバックの主力として公式戦通算120試合に出場。2024シーズンの明治安田J3リーグでも35試合1得点の数字を残していた。

沖縄の地を離れてキャリア初の移籍を決断した26歳DFは、両クラブを通じて以下のコメントを残している。
◆サガン鳥栖
「サガン鳥栖に関わるすべての皆様、はじめまして。今季から加入することになりました上原牧人です。サガン鳥栖の一員としてクラブに加われたこと、嬉しく思います。ファン、サポーターの皆様の前でプレーできることを楽しみにしてます。クラブの目標達成のため全力を尽くします! 共に熱く闘いましょう! よろしくお願いします」

◆FC琉球
「FC琉球に関わるすべての皆さまへ
日ごろよりFC琉球を応援してくださり、そして2024シーズンも共に闘っていただきありがとうございました。このたび、2024シーズンをもちましてFC琉球を退団し、サガン鳥栖に完全移籍することになりました。

僕が大学在学中の2020年途中に特別指定選手として加入してから約5年間、FC琉球という地元沖縄のクラブでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートでき、ファン・サポーターと共に闘えたことを、サッカー選手として、そして沖縄県民として誇りに思います。

特別指定選手としてプレーした2020シーズンに、アウェイ大宮アルディージャ戦でプロ初ゴールを決めて勝利し、ゴール裏にいるサポーターを前に見たあの光景と雰囲気は、一生忘れられません。2022シーズンにJ3へ降格し、翌シーズンに1年でJ2復帰することができず、悔しい気持ちでいっぱいでした。そんな中、2024シーズンはもう一度チームをJ2に昇格させたいと強い気持ちで挑み闘いましたが、チームを昇格させることができず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

プロの厳しさを味わい、時には挫折することもあり、自分の力不足でチームの力になれず、悩みながら過ごすことが多くありました。そんな中、チームメイト、監督、スタッフ、そしてファン・サポーターに恵まれ、こんな自分を成長させてくれたFC琉球には感謝しかありません。

2025シーズンからはサガン鳥栖でプレーします。地元沖縄を出てプレーすることは、これまでとは違ってさらに厳しい現実が突きつけられることは目に見えています。ですが、琉球が育ててくれた自分に自信を持ち、ありのままの自分で正々堂々と闘っていきたいと思います。

FC琉球に関わる皆さま、そしてファン・サポーターの皆さま、約5年間熱い声援ありがとうございました。時には厳しい言葉を浴びることもありましたが、チームがどんなに厳しい状況の時でもホーム戦、アウェイ戦に足を運び、応援し、私たちの力になってくださり、本当に感謝しています。ありがとうございました。

これからも変わらずスタジアムに足を運んでいただけるとうれしく思います。ルヴァンカップのホーム戦のように、皆さまの声援が選手たちを後押しする雰囲気を作り、大きな力を与えます。

またお会いできること、そしてFC琉球の発展を願っています」

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1年でのJ1復帰狙う鳥栖、ボタフォゴから190cmブラジル人FWジョーを獲得! 「みなさんと一丸になって目標達成できるように努力」

サガン鳥栖は9日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のボタフォゴFRからブラジル人FWジョー(25)の完全移籍加入を発表した。 ジョーことジェアン・ヘベルチ・デ・フレイタスは190cm86kgの体格を誇るFWで、ブラジル国内のさまざまなクラブでプレー。2024シーズンは3月からカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のボタフォゴ-PBへレンタル移籍し、リーグ戦20試合で6ゴールを記録した。 2025年は明治安田J2リーグを戦う鳥栖で初の国外挑戦となるジョー。クラブを通じてコメントしている。 「サガン鳥栖のユニホームを着る事が出来て本当に嬉しいです。もう一度J1に昇格する為には、自分だけではなくたくさんの方々の力とサポートが必要だと思います」 「日々の練習から一人一人がベストを尽くしてみなさんと一丸になって目標達成できるように努力をしていきたいと思います。サガン鳥栖でプレーする機会を与えてくれた方々に本当に感謝しています。本当にありがとうございます」 2025.01.09 18:58 Thu
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鳥栖FW富樫敬真が生まれ故郷のアメリカ挑戦! MLSのアトランタ・ユナイテッドに完全移籍「いつかはやりたいという気持ちがあった」

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドは9日、サガン鳥栖のFW富樫敬真(31)を完全移籍で獲得することを発表した。 契約期間は2025年の1年間で、2026年の延長オプションもついているとのこと。アメリカ出身のため、国内の選手の扱いとなるとのことだ。 富樫は横浜F・マリノスのジュニアユースから日本大学高校、関東学院大学へと進学。2016年に横浜FMに加入しプロキャリアをスタートさせた。 2018年にFC東京への期限付き移籍を経験すると、2019年にはFC町田ゼルビアに完全移籍。その後、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台でもプレーし。2023年に鳥栖に完全移籍で加入した。 鳥栖では2シーズンを戦い、J1通算59試合7得点、YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で2試合に出場していた。 アトランタ・ユナイテッドのクリス・ヘンダーソンSD(スポーツディレクター)は、「ケイマンは、ここ数ヵ月、我々のスカウトが注目してきたFWだ。彼は国内選手として我々に加わり、日本での10年以上のプロ経験を持ち込んでくる。彼はキャリアを通じてあらゆるクラブでゴールを決めており、我々が参加する試合や大会の数を考えると、FWの厚みは常に必要なものだ。ケイマンは我々のFWグループにうまくフィットするだろうと感じている」と期待を寄せている。 富樫は2シーズンを過ごした鳥栖を通じてコメントしている。 「この度、MLSのアトランタ・ユナイテッドFCに移籍する事となりました。サガン鳥栖で新たな歴史を作るという思いで加入しましたが、ファン・サポーターの皆さんと、古くから鳥栖に携わっているクラブ内の方々にも苦しい思いばかりをさせてしまった事への悔しさはいまだにあるように感じます」 「しかし今回は自分がいつかはやりたいという気持ちがあったアメリカでの挑戦のチャンスを頂き、僕の決断を理解してくれた強化部の方達にもこの場を借りて感謝申し上げます」 「そして、苦しい中でも常に前を向かせてくれた監督、スタッフ、選手。そしてファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手やっててよかったと思える瞬間はサガン鳥栖にいる間多かったと、今振り返っても感じました。J1へ戻るサガン鳥栖を心から願っております」 アトランタ・ユナイテッドは、2014年に創設されたクラブで、2017年にMLSに参入。2年目の2018年にはMLSカップを制して初優勝を経験。現在のチームにはアタランタから夏に加入したロシア代表MFアレクセイ・ミランチュクやジョージア代表FWサバ・ロブジャニーゼらが所属しており、2024シーズンはイースタン・カンファレンスで9位フィニッシュ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが所属するインテル・マイアミや元日本代表FW久保裕也が所属するFCシンシナティ、ニューヨーク・シティFCやニューヨーク・レッドブルズらと同じ地区を戦う。 2025.01.09 10:35 Thu

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