下部組織育ちのMF土肥航大が広島を退団、直近3年間は期限付き移籍を続ける「もっとこのチームでプレーしたかったです」

2024.12.13 15:40 Fri
ユースから広島で過ごした土肥航大
©︎J.LEAGUE
ユースから広島で過ごした土肥航大
サンフレッチェ広島は13日、MF土肥航大(23)との契約満了を発表した。

土肥は広島の下部組織出身で、2020年にトップチームに昇格。プロ1年目にJ1で13試合、リーグカップで1試合に出場。2021年もJ1で6試合、リーグカップで2試合、天皇杯で1試合に出場していた。

2022年には水戸ホーリーホック、2023年にはヴァンフォーレ甲府、FC今治、2024年には栃木SC、FC今治に期限付き移籍を経験していた。
今シーズンは栃木ではJ2で2試合、YBCルヴァンカップで1試合、今治ではJ3で3試合に出場していた。

広島ではJ1通算19試合、リーグカップ通算3試合、天皇杯で1試合に出場していた。
U-18日本代表も経験した土肥は、ユースから過ごす広島を離れることへコメントしている。

「ユース、レンタル期間を含めたら約8年間、サンフレッチェ広島という伝統のあるクラブに在籍できたことは大きな財産です。ユースで育ててもらったからこそ、このチームで活躍してファン・サポーターと勝利を分かち合いたかったけど、思うような結果が出せないままチームを離れることになりました。僕の実力不足でした。申し訳ないです」

「新スタジアムで紫のユニフォームを着てプレーしたかったです。ホーム最終戦をDAZNで見てました。スタジアムの雰囲気、チームの雰囲気が羨ましかったです。そして青さんのセレモニーを見て、家で泣いてました。もっとこのチームでプレーしたかったです。僕は素晴らしい先輩たちに恵まれました。この経験を必ず次に生かします」

「僕のサッカー人生は終わりません。必ず成長し、どんな形であっても、みなさんの前でプレーできるように精一杯頑張ります。チームは離れても気にかけてくれると嬉しいです。8年間本当にありがとうございました」

また、今治を通じてもコメント。「FC今治に関わる全てのみなさん、去年と合わせて約1年間本当にありがとうございました。
素晴らしい仲間、素晴らしいサポーターと共にJ2昇格ができてよかったです。チームを離れますが、どこかで会った時は声かけてくれると嬉しいです!ありがとうございました」と別れを告げた。

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MVPにベストイレブン、最優秀ゴール! Jリーグアウォーズ各賞一覧

『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、各賞受賞者が決定した。 最優秀選手は連覇のヴィッセル神戸からFW武藤嘉紀が初受賞。ベストイレブンにもその神戸から武藤をはじめ、最多3選手がノミネートされ、上位以外からは柏レイソルMFマテウス・サヴィオが名を連ねた。 また、最優秀ゴール賞はガンバ大阪FW宇佐美貴史が10月5日の北海道コンサドーレ札幌戦で90+8分に決めた劇的決勝弾に。各賞受賞者一覧は以下のとおり。 ◆優秀選手賞 GK 谷晃生(FC町田ゼルビア) ランゲラック(名古屋グランパス) 一森純(ガンバ大阪) 前川黛也(ヴィッセル神戸) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF 濃野公人(鹿島アントラーズ) 昌子源(FC町田ゼルビア) 高井幸大(川崎フロンターレ) 中谷進之介(ガンバ大阪) 酒井高徳(ヴィッセル神戸) マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸) 山川哲史(ヴィッセル神戸) 荒木隼人(サンフレッチェ広島) 佐々木翔(サンフレッチェ広島) 中野就斗(サンフレッチェ広島) MF マテウス・サヴィオ(柏レイソル) 脇坂泰斗(川崎フロンターレ) 田中聡(湘南ベルマーレ) 井手口陽介(ヴィッセル神戸) 扇原貴宏(ヴィッセル神戸) 東俊希(サンフレッチェ広島) 松本泰志(サンフレッチェ広島) FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 知念慶(鹿島アントラーズ) 山田新(川崎フロンターレ) アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス) ヤン・マテウス(横浜F・マリノス) ジャーメイン良(ジュビロ磐田) ウェルトン(ガンバ大阪) 宇佐美貴史(ガンバ大阪) レオ・セアラ(セレッソ大阪) 大迫勇也(ヴィッセル神戸) 宮代大聖(ヴィッセル神戸) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) ◆最優秀選手賞 ※()内は所属先/受賞回数 FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/初) ◆ベストイレブン ※()内は所属先/受賞回数 GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島/初) DF 濃野公人(鹿島アントラーズ/初) 中谷進之介(ガンバ大阪/初) マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸/初) 佐々木翔(サンフレッチェ広島/初) MF マテウス・サヴィオ(柏レイソル/初) FW 知念慶(鹿島アントラーズ/初) アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス/2) 宇佐美貴史(ガンバ大阪/3) 大迫勇也(ヴィッセル神戸/3) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/3) ◆得点王 FWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス) ◆最優秀ゴール賞 FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) ▽10/5(土) J1第33節vs 北海道コンサドーレ札幌 90+8分の得点 ◆ベストヤングプレーヤー賞 DF高井幸大(川崎フロンターレ) ◆優勝監督賞 吉田孝行監督(ヴィッセル神戸) ◆優秀監督賞 ミヒャエル・スキッベ監督(サンフレッチェ広島) ◆フェアプレー賞 高円宮杯 セレッソ大阪 ◆フェアプレー賞 セレッソ大阪 サンフレッチェ広島 鹿島アントラーズ ◆フェアプレー個人賞 GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪) GK大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF安西幸輝(鹿島アントラーズ) ◆最優秀主審賞 御厨貴文 ◆最優秀副審賞 西橋勲 ◆最優秀育成クラブ賞 FC東京 V・ファーレン長崎 ◆功労選手賞 遠藤保仁 柏木陽介 柴﨑晃誠 林卓人 南雄太 梁勇基 渡邉千真 ◆功労審判員賞 高山啓義 松尾一 ◆功労賞 今年度該当なし 2024.12.10 20:25 Tue
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Jリーグ優秀選手賞34名が発表! 連覇の神戸から最多9名、ここからベストイレブン&最優秀選手賞が決まる

Jリーグは9日、「2024Jリーグ優秀選手賞」の受賞選手34名を発表した。 10日に行われる「2024 Jリーグアウォーズ」を前に発表された優秀選手賞。この34名の中から、ベストイレブンと最優秀選手賞が選ばれることとなる。 優秀選手賞は、各クラブの監督および選手による「ベストイレブン」の投票結果をもとに、各ポジションの投票数の上位選手からチェアマンが決定するものとなる。 見事に連覇を果たしたヴィッセル神戸からは、GK前川黛也、DF酒井高徳、DF山川哲史、DFマテウス・トゥーレル、MF井手口陽介、MF扇原貴宏、FW大迫勇也、FW宮代大聖、FW武藤嘉紀の最多9名が選出された。 また、2位のサンフレッチェ広島からは、GK大迫敬介、DF荒木隼人、DF佐々木翔、DF中野就斗、MF東俊希、MF松本泰志の6名が選出。初のJ1挑戦で優勝争いを最後まで繰り広げたFC町田ゼルビアからは、GK谷晃生、DF昌子源の2名が選ばれた。 なお、この34名の中から決まる「ベストイレブン」は、DF、MF、FW、右サイド、左サイドの1名ずつは得票数上位から選出。GKを含む残りの6名は、選考委員にて決定される。 <h3>2024Jリーグ 優秀選手賞 受賞選手(34名)</h3> GK 谷晃生/FC町田ゼルビア ランゲラック/名古屋グランパス 一森純/ガンバ大阪 前川黛也/ヴィッセル神戸 大迫敬介/サンフレッチェ広島 DF 濃野公人/鹿島アントラーズ(右サイド) 昌子源/FC町田ゼルビア 高井幸大/川崎フロンターレ 中谷進之介/ガンバ大阪 酒井高徳/ヴィッセル神戸(右サイド) マテウス・トゥーレル/ヴィッセル神戸 山川哲史/ヴィッセル神戸 荒木隼人/サンフレッチェ広島 佐々木翔/サンフレッチェ広島 中野就斗/サンフレッチェ広島(右サイド) MF マテウス・サヴィオ/柏レイソル(左サイド) 脇坂泰斗/川崎フロンターレ 田中聡/湘南ベルマーレ 井手口陽介/ヴィッセル神戸 扇原貴宏/ヴィッセル神戸 東俊希/サンフレッチェ広島(左サイド) 松本泰志/サンフレッチェ広島 FW 鈴木優磨/鹿島アントラーズ 知念慶/鹿島アントラーズ(MF) 山田新/川崎フロンターレ アンデルソン・ロペス/横浜F・マリノス ヤン・マテウス/横浜F・マリノス(右サイド) ジャーメイン良/ジュビロ磐田 ウェルトン/ガンバ大阪(左サイド) 宇佐美貴史/ガンバ大阪 レオ・セアラ/セレッソ大阪 大迫勇也/ヴィッセル神戸 宮代大聖/ヴィッセル神戸(左サイド) 武藤嘉紀/ヴィッセル神戸(右サイド) 2024.12.09 16:58 Mon
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【J1注目プレビュー|第38節:G大阪vs広島】広島は信じて勝利あるのみ、G大阪は4位確保へ意地を見せたい

【明治安田J1リーグ第38節】 2024年12月8日(日) 14:00キックオフ ガンバ大阪(4位/63pt) vs サンフレッチェ広島(2位/68pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <h3>◆4位確保へ勝利を【ガンバ大阪】</h3> 今シーズンは優勝争いを繰り広げてきた中、夏場に大失速。9試合未勝利(6分け3敗)という停滞ぶりが優勝争いから脱落させてしまった。 いくつかが勝利に変わっていれば、最終節でも優勝争いをしていたことを考えると、選手たちは悔しさしかないだろう。ただ、近年の低迷ぶりを考えれば大きな進歩。しっかりと最後まで戦いぬき、来シーズンにつなげたい。 エース宇佐美貴史がまさかの負傷で、天皇杯決勝目前に離脱し準優勝の涙を飲んだ。しかし、リーグ戦では崩れることなく現在3連勝で5戦無敗。エースを欠いても戦えることを見せつけており、最後も優勝争う広島相手に勝ってフィニッシュしたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:一森純 DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介 MF:ダワン、山田康太、鈴木徳真 FW:山下諒也、坂本一彩、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス <h3>◆果報は勝って待て【サンフレッチェ広島】</h3> 2年連続3位に終わっていた広島は、最終節で逆転優勝を目指す構図に。エディオンピースウイング広島で戦う最初のシーズンで、タイトルを手にしたいところだ。 カップ戦も今シーズンは勝ち上がっていた影響もあり、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)も含めた超過密日程を乗り越えてきた選手たち。しかし、そのツケなのか、プレッシャーなのか。11戦無敗(10勝1分け)で優勝まで突き抜けると思われたチームは、まさかの3連敗を喫した。 下位相手の3連敗で優勝の芽がなくなったかと思われたが、最後に神様はチャンスを与えてくれることに。自力優勝は不可能だが、勝てばチャンスが増える状況。最低でも引き分ければ、奇跡が起こる可能性もある。 とにかくアグレッシブさを出し切り、アウェイの地での上位対決を制して朗報を待ちたいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔 MF:中野就斗、川辺駿、松本泰志、東俊希 MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン FW:ゴンサロ・パシエンシア 監督:ミヒャエル・スキッベ 2024.12.08 11:30 Sun
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Jリーグベストイレブンに連覇神戸から最多3選手! 初受賞は7名、町田からゼロ、濃野公人が快挙

『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、ベストイレブンが決定した。 史上6チーム目となる連覇を成し遂げたヴィッセル神戸からは最多3選手が選ばれ、DFマテウス・トゥーレル、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀。そのほかの上位勢ではJ1初挑戦で3位健闘のFC町田ゼルビアから選出なしとなるなか、2位サンフレッチェ広島、4位ガンバ大阪、5位鹿島アントラーズから2選手ずつが輝いた。 上位勢以外からも2年連続得点王の横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペス、そして柏レイソルMFマテウス・サヴィオが選出。初受賞者は実に7選手を占めた。 鹿島アントラーズDF濃野公人は関西学院大学から入団1年目での選出に。2020年の川崎フロンターレMF三笘薫(現ブライトン)以来となる新人での快挙となった。 ◆ベストイレブン ※()内は所属先/受賞回数 GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島/初) DF 濃野公人(鹿島アントラーズ/初) 中谷進之介(ガンバ大阪/初) マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸/初) 佐々木翔(サンフレッチェ広島/初) MF マテウス・サヴィオ(柏レイソル/初) FW 知念慶(鹿島アントラーズ/初) アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス/2) 宇佐美貴史(ガンバ大阪/3) 大迫勇也(ヴィッセル神戸/3) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/3) 2024.12.10 19:58 Tue
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2年ぶり2度目の優秀監督賞に広島スキッベ監督「みんな優しいから(笑)」、2位フィニッシュは「広島中が悲しんでいた」

『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が優秀監督賞を受賞した。 スキッベ体制3年目となった2024シーズン。開幕から上位をキープすると、調子を落とす時期もありながら、7月には怒涛の7連勝で優勝争いへ。最終節まで可能性を残したが、ラスト5試合で4敗と失速し、2位でシーズンを終えた。 2年連続で3位だったなか、今シーズンは1つ上の順位でフィニッシュ。2年ぶり2度目の受賞となったスキッベ監督は、選手や監督からの投票を集めた要因について「多分、優しいからです(笑)」と話しつつ、自分たちのスタイルが浸透しているからとも語った。 「選手に対しても監督に対しても同じサッカーをやっている仲間として、そういう接し方をしてきたことが挙げられると思います」 「対戦相手の監督にも選手にも、サンフレッチェが魅力的で、すごく攻撃的で、勇敢なサッカーをするところはきちんと受け入れられていると思っています」 また、Jリーグ挑戦3年目を振り返ったドイツ人指揮官。広島だけでなく、日本サッカー全体の成長を感じているようだ。 「3年目ですけど、1年目より3年目の方がJリーグは本当に成長していると思っていますし、Jリーグだけではなくて、代表も含めて、日本のサッカー自体がこの3年間ですごく成長したというのは実感しています」 「日本人は本当にスピードとフィジカル的な要素がすごく強いので、そこを活かして良いサッカーができると思っています」 「(フィジカル面については)全体的にチャレンジするというか、果敢に挑むところというのは非常にできてきていると思っていますし、前からどんどん身体を当ててボールを奪いに行くというところ。そういったところはもちろん代表チームもやっていますし、自分たちもやっています。それから他のJリーグのクラブもやっていて、うまくいくようになっています」 「フィジカルが強いというのは、身体が大きくて強いということだけではなくて、それを活かす。その特性を活かして勇敢にボールを奪いに行く。そういう姿勢というのは日本でもどんどん見られるようになってきたと思います」 さらに、あと一歩で優勝を逃した点については、「本当に残念で、広島中が悲しんでいた。もちろん監督も含め、選手も含め、ファン・サポーターも」とコメント。1-3で敗れた最終節のガンバ大阪戦だけでなく、その前から得点力が落ちていたと語った。 「最後ガンバに負けて、決定的な負けになってしまいましたけれども、実はその前から自分たちの良さを出しきれない状態が続いていました」 「サッカーは点を取る、取った方が勝ちというゲームで、そんななかでチャンスはたくさん作っていながらも、得点に繋げることができなかった。そこが敗因だと思っています」 一方、選手の出入りが激しかったことにも言及。放出後すぐ獲得に動けない移籍期間の問題を指摘し、秋春制への移行を歓迎した。 「難しいところで言えば、広島で活躍した選手はヨーロッパに取られていくというところ。それから移籍期間のズレの問題もあって、早い段階、7月に選手を獲られていって、自分たちが選手を獲れるようになるのはその後になってしまう。その間、行ってしまったけど獲れないという時期がある。ヨーロッパに向けて選手を送り出すクラブにとっては本当に難しいポイントだと思う」 「鹿島も同じような状況になったと思います。去年はストライカーが夏にいなくなって、今年はボランチの選手がいなくなって、その後すぐ選手を補強できるわけではないということなので、そこは本当に難しいところだと思います」 「その観点からいくと、シーズンのカレンダーが変わるというのは、無理がなくなるというか。そういうところが良くなると思っています」 2024.12.10 22:12 Tue

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