超人フッキが15歳年下の現役ブラジル代表選手に忠告…自身を制御できず最後は1発レッドのルイス・エンリケに「たかだがセレソン5試合でスターのつもりか?」
2024.11.21 19:35 Thu
叩き上げの38歳フッキが後輩へ重い言葉を投げかける
元ブラジル代表FWフッキが、相手チームの現役ブラジル代表選手に憤慨。怒りを抑えつつ忠告を送った。ブラジル『グローボ』が伝える。
ご存知、超人フッキ。日本サッカーでの台頭からブラジル代表まで登り詰めた叩き上げで、38歳となった2024シーズンも、アトレチコMGで公式戦49試合19得点11アシストを記録する。左足のキャノン砲も健在で、衰えはない。
そんなフッキが20日、リーグ戦のボタフォゴ戦に途中出場し、相手チームのブラジル代表FWルイス・エンリケ(23)に激怒。19日のウルグアイ代表戦に出場、チーム帰還で即起用というL・エンリケとの間で、一体何が起きたのか。
この一戦は前半から激しいデュエルの応酬となり、アトレチコMGは40分で1人が退場。後半は両チームから主審への異議で試合が頻繁に止まり、ボタフォゴも意義を繰り返した選手が90+7分に警告2枚で退場…0-0で終えた。
こういった状況下、L・エンリケはアトレチコMG陣営に対し、「F××K」や「お前らは雑魚」などと何度も何度も口にしていたと、アトレチコMG側から証言が。途中出場のフッキがL・エンリケと同じピッチに立った時間は短いが、味方からこのことを聞いていたのだという。
殺伐とした雰囲気で進んだ試合の直後とあって、試合運営関係者がピッチ内外に集まっていたなか、この23歳が警備員にビンらしきものを投げつけているのが確認されたそうだ。
この場面、主審が映像を確認し、ロッカールームに下がったL・エンリケを呼び戻すよう、ボタフォゴ関係者に要請。口頭ではあるが、戻ってきた同選手にレッドカードを宣告した。
ほとぼりが冷めたのち、フッキが取材対応。ブラジル代表でかつての自身と同じ右ワイドを本職とする“後輩”L・エンリケに対し、怒りを抑えつつも鬼気迫る表情で忠告を送った。
「彼は自分がスターだとでも思っているのか。たかだかセレソンで5試合出ただけだろう」
「これからスター選手になるための資質を持っていると見受けられるが、今は違う。一生懸命、謙虚に働け。学習しろ。私は20年プロサッカーの舞台にいて、相手チームを『F××K』だなんて罵ったことは一度もない」
「誰もが間違う。私だって間違えたことがある。しかし、今回の彼の間違いは重大だ。今日の出来事から学ぶことを願う」
「人間として偉大になりなさい」
ご存知、超人フッキ。日本サッカーでの台頭からブラジル代表まで登り詰めた叩き上げで、38歳となった2024シーズンも、アトレチコMGで公式戦49試合19得点11アシストを記録する。左足のキャノン砲も健在で、衰えはない。
そんなフッキが20日、リーグ戦のボタフォゴ戦に途中出場し、相手チームのブラジル代表FWルイス・エンリケ(23)に激怒。19日のウルグアイ代表戦に出場、チーム帰還で即起用というL・エンリケとの間で、一体何が起きたのか。
こういった状況下、L・エンリケはアトレチコMG陣営に対し、「F××K」や「お前らは雑魚」などと何度も何度も口にしていたと、アトレチコMG側から証言が。途中出場のフッキがL・エンリケと同じピッチに立った時間は短いが、味方からこのことを聞いていたのだという。
また、L・エンリケは“試合後のVAR発動”で1発レッドカード。
殺伐とした雰囲気で進んだ試合の直後とあって、試合運営関係者がピッチ内外に集まっていたなか、この23歳が警備員にビンらしきものを投げつけているのが確認されたそうだ。
この場面、主審が映像を確認し、ロッカールームに下がったL・エンリケを呼び戻すよう、ボタフォゴ関係者に要請。口頭ではあるが、戻ってきた同選手にレッドカードを宣告した。
ほとぼりが冷めたのち、フッキが取材対応。ブラジル代表でかつての自身と同じ右ワイドを本職とする“後輩”L・エンリケに対し、怒りを抑えつつも鬼気迫る表情で忠告を送った。
「彼は自分がスターだとでも思っているのか。たかだかセレソンで5試合出ただけだろう」
「これからスター選手になるための資質を持っていると見受けられるが、今は違う。一生懸命、謙虚に働け。学習しろ。私は20年プロサッカーの舞台にいて、相手チームを『F××K』だなんて罵ったことは一度もない」
「誰もが間違う。私だって間違えたことがある。しかし、今回の彼の間違いは重大だ。今日の出来事から学ぶことを願う」
「人間として偉大になりなさい」
フッキの関連記事
アトレチコ・ミネイロの関連記事
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの関連記事
|
|
フッキの人気記事ランキング
1
本拠地のピッチを天然芝から人工芝に変更へ…ブラジル1部強豪が苦渋の決断「満足できなくても決断せねば」
アトレチコ・ミネイロ(アトレチコMG)のホームスタジアムが天然芝から人工芝に変更される見通しだ。ブラジル『グローボ』が伝えている。 ブラジルの強豪・アトレチコMG。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)を制すこと3回、南米王者1回、ミナスジェライス州選手権に至っては48回の優勝を誇り、現在は元ブラジル代表FWフッキ(37)、FWアラン・カルデッキ(34)なども所属する人気クラブだ。 そんな彼らは今年8月、4月に開場されたばかりのエスタディオ・プレジレンテ・エリアス・カリル(アレーナMRV)へホームスタジアムを移転。外観がアトレチコMGのクラブカラーである白黒に包まれた、収容人数4万7465名の美しきスタジアムだ。 ただ、この新本拠地を巡って、アトレチコMGのセルジオ・コエーリョ会長が「解決策は1つしかない。ハイブリッド(天然芝と人工芝のミックス)にするか、人工芝にするか…サッカーの競技面だけなら、ハイブリッドの方が良いに決まっているが、それだとこのアリーナを多目的で活用できない」と発言した。 どうやらホームゲームのみならず、コンサートなどの音楽イベント開催で二次活用することも前提として建設されたようで、会長いわく「アリーナの設計上、日光があまりピッチに入ってこない」とのこと。現在は天然芝で試合を開催しているが、そもそもが天然芝に適さない環境となっているようだ。 また、会長が「サッカーだけなら、ハイブリッドの方が良いに決まっている」と言及した通り、人工芝でのプレーは選手がケガをするリスクが増えることは言わずもがな。ただ、クラブの医療スタッフを中心とした「最適な人工芝の導入に向けて」の協議が始まっているとも明かし、ハイブリッドではなく、人工芝を敷く方針を固めている模様だ。 「アスリートは天然芝を好むが、我々はクラブとアリーナMRVの両方を持続可能なものとする責任がある。太陽はそこになく、選択肢は限られている。関係者全員が満足できなくても、決断を下さねばならないのだ」 2023.11.08 17:00 Wed2
歴代J2得点王をおさらい! 助っ人が多く名を連ねる中にあの日本代表MFの名も!
新型コロナウイルス(CODID-19)の影響により試合開催を延期しているJ2リーグだが、27日からJ1リーグに先んじて再開を迎える。 厳しい過密日程が予想される今シーズンのJ2リーグ。昇格枠も2つに減り、今まで以上に熾烈な昇格争いが繰り広げられることとなるだろう。 そんな昇格争いで大事になってくるのが、やはりチームの得点力。大きな得点源がチームにいることは、昇格に近づく手立てとなる。そこで今回は、再開に向けて歴代のJ2の得点王をご紹介したい。 1999シーズンからスタートしたJ2リーグ。初代J2得点王となったのは日本代表歴もある神野卓哉だ。横浜マリノスやヴィッセル神戸でプレーした神野は、当時大分トリニータに在籍。36試合19得点の活躍を見せ初代得点王に。翌年はJ1のFC東京へと移籍した。 日本人得点王でスタートしたJ2リーグだったが、その後は8シーズンに渡って外国人選手が得点王のタイトルを獲ることに。懐かしい名が多く並ぶが、その中でも目を引くのが今も上海上港で活躍する元ブラジル代表FWフッキだろう。 かつては、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)川崎フロンターレ、東京ヴェルディでプレーしたフッキだが、2007シーズンはJ2歴代最多タイとなる37得点を挙げ、大暴れした。 2008年からは一転して日本代表クラスの選手たちが得点王に輝くこととなる。現在レアル・サラゴサでプレーする香川真司もその内の一人で、背番号「8」を着用した2009シーズンはC大阪で27得点を記録しチームのJ1昇格の大きな原動力に。そして2010年にドルトムントへと移籍を果たし、ヨーロッパでプレーを続けている。 2011年に豊田陽平が得点王になってからは、再び外国人選手が得点王になることが増えている。2015年の得点王ジェイ(現北海道コンサドーレ札幌)や2016年の得点王である鄭大世は今もJ1の舞台で活躍を続けている。 そして、昨シーズンのJ2得点王であるブラジル人FWレオナルドは今シーズンから浦和レッズへと完全移籍し、J1の舞台へステップアップを果たした。 必ずしも得点王とJ1昇格は直結しないものの、昇格争いをする上では重要な要素。果たして今シーズンは誰が得点王に輝くのか。第1節終了時では、ハットトリックを達成した徳島ヴォルティスの西谷和希がトップに立っている。 ◆歴代J2リーグ得点王 1999年:神野卓哉(大分トリニータ)19得点/36試合 2000年:エメルソン(コンサドーレ札幌)31得点/34試合 2001年:マルコス(ベガルタ仙台)34得点/40試合 2002年:マルクス(アルビレックス新潟)19得点/36試合 2003年:マルクス(アルビレックス新潟)32得点/41試合 2004年:ジュニーニョ(川崎フロンターレ)37得点/39試合 2005年:パウリーニョ(京都パープルサンガ)22得点/32試合 2006年:ボルジェス(ベガルタ仙台)26得点/41試合 2007年:フッキ(東京ヴェルディ)37得点/42試合 2008年:佐藤寿人(サンフレッチェ広島)28得点/40試合 2009年:香川真司(セレッソ大阪)27得点/44試合 2010年:ハーフナー・マイク(ヴァンフォーレ甲府)20得点/31試合 2011年:豊田陽平(サガン鳥栖)23得点/38試合 2012年:ダヴィ(ヴァンフォーレ甲府)32得点/38試合 2013年:ケンペス(ジェフユナイテッド千葉)22得点/38試合 2014年:大黒将志(京都サンガF.C.)26得点/42試合 2015年:ジェイ(ジュビロ磐田)20得点/32試合 2016年:鄭大世(清水エスパルス)26得点/37試合 2017年:イバ(横浜FC)25得点/41試合 2018年:大前元紀(大宮アルディージャ)24得点/41試合 2019年:レオナルド(アルビレックス新潟)28得点/38試合 2020.06.25 11:05 Thu3
フッキが中国からの移籍意思を明らかに! 「もう契約を更新しない旨も伝えた」
上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキ(33)が現行契約満了後の移籍意思を明らかにした。 かつてJリーグでも活躍したフッキはポルトやゼニトを経て、2016年から上海上港でプレー。その中国でも馬力溢れるプレーを披露して公式戦125試合69得点53アシストを記録している。 しかし、上海上港との契約は2020年12月31日まで。今季限りで契約切れのフッキだが、新たな国での挑戦を視野に入れているようだ。母国メディア『GloboEsporte』でこう述べた。 「僕の契約は12月までだ。すでに話し合いで契約を更新したくない旨も伝えてある。今はプロポーズの雨が降っている。いくつかの国からね。チャンピオンズリーグを戦う欧州のチームやブラジルのビッグクラブからのものもある」 「中国からもあるが、もうこれ以上はここでプレーしたくない。最高のものを選べるよう神に祈るよ。金銭面を重要視しているわけじゃない。どこなら一番幸せなのかを優先に考えている。まだ何も決めていないが、12月にフリーになるのは間違いない」 また、今月25日の誕生日で34歳となる自身のコンディションにも言及。健在ぶりをアピールした。 「あともう少しで34歳になるが、身体の調子はすごく良い感じだ。今も最高の状態だと思っている。体脂肪率は1年前まで11%だったが、今は8%。昔より自分をケアするようにしている。肉体的にも、精神的にも成熟していて、まだまだ何年もレベルの高いサッカーができる感覚がある」 2020.07.15 12:35 Wed4
「謝謝上海上港、謝謝中国」 元ブラジル代表FWフッキが上海上港を退団
元ブラジル代表FWフッキ(34)が上海上港に別れを告げた。 かつてJリーグでもプレーして、ポルトやゼニトを経て、2016年夏から中国スーパーリーグの上海上港に活躍の場を移したフッキ。在籍4年間で公式戦145試合の出場で76得点を誇り、2018年のリーグ制覇にも大きく貢献したが、今季が契約最終年だった。 上海上港は先日までAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦ったが、7日に行われたラウンド16のヴィッセル神戸戦で敗北。フッキはグループH第3節の横浜F・マリノス戦で監督からの交代命令に不満を表立たせて以降、メンバー外が続いている状況だった。 今後の去就に注目が集まり、欧州復帰の可能性も取り沙汰されるフッキはチームがACL敗退後、自身のインスタグラムに「謝謝上海上港、謝謝中国」のキャプションが入った写真とともに、別れのメッセージを記した。 「今日は僕が入団した日と同じぐらい重要な日であり、上海SIPGにさよならを言う日だ。この4年以上の間、快く迎え入れ続けてくれたファンに感謝の気持ちでいっぱい。経営陣や選手たちにも長年の仕事と献身を共有してくれ、感謝する」 「スーパーリーグやスーパーカップなど数え切れないほどの偉業を達成したが、互いを信頼し合い、団結力と勝利への意志を持って乗り越えてきた瞬間もあった。これまでのキャリアと同じように、たくさんの友人を残して去る」 2020.12.08 12:15 Tue5
「ポルトとアトレティコが選べた」東京Vからの移籍時を語るフッキ、ポルトへの想いを語る「心の中にあるクラブ」
かつてはJリーグでもプレーし、現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロでプレーしている元ブラジル代表FWフッキが、Jリーグを離れた時のことを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 フッキはサンパウロの下部組織からヴィトーリアの下部組織へと移籍。そのままファーストチームへ昇格すると、2005年7月に川崎フロンターレへと完全移籍。Jリーグでのキャリアをスタートさせる。 川崎Fでの出場機会をあまり得られず、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディへとレンタル移籍を経験。札幌では公式戦41試合で26ゴール1アシスト。東京Vではその後完全移籍をはたし、公式戦56試合45ゴールと驚異の得点力を見せていた。 2008年4月に川崎Fから東京Vへと完全移籍したフッキだが、その年の7月にポルトへと完全移籍。そのポルトでは公式戦169試合に出場し77ゴール61アシストと結果を残すと、4度のリーグ優勝、3度のカップ戦優勝、そしてヨーロッパリーグ優勝を経験。2010-11シーズンは3冠達成とともに、プリメイラ・リーガでの得点王も獲得していた。 その後に加入したゼニトや上海上港(現上海上港)でも結果を残したフッキは、今シーズンから母国へと復帰し、アトレチコ・ミネイロでプレーしている。 そのフッキは、自身にとってキャリアを大きく変えたポルトへの移籍についてコメント。自分を示すことができたとし、今も変わらぬ愛があると語った。 「サッカー界の知名度という点では、世界中で認知され、リスペクトされている僕の名前からしても、ポルトは“入り口”だったと言えるだろう」 「僕のキャリアはヴィトーリア(ブラジル)でスタートし、日本に渡った。そして22歳でポルトに到着した。自分がプレーした中で、最も大きなステージに立っていた」 「アジアのサッカーからヨーロッパへとやってきた。あまり知られた存在ではなかったが、短期間で自分の居場所を確保し、クラブや国で尊敬されるようになり、チャンピオンズリーグでプレーし、ポルトで歴史を作ることができた」 「ポルトは僕の心の中にあるクラブだ。僕にとって、120年以上の歴史を持つ施設があること、クラブの歴史の中で“選ばれし11人”がいる博物館があること、そして僕が最も多くの票を得たことはとても喜ばしいことだった」 「そこには僕の銅像がある。このような評価を受けたことはとても喜ばしいことだ。アトレチコでは、このようなことをしようとしてきた。この繋がりを持ち、このような歴史を持ち、記念すべきタイトルを獲得して歴史を築くためにだ」 また、東京Vからポルトに移籍する際には、アトレティコ・マドリーからのオファーもあったと告白。スペインでプレーする可能性もあった中、ポルトを選択した理由を明かした。 「2008年にポルトへと加入した時、2つのオファーがあった。ポルトとアトレティコ・マドリーのどちらかを選ぶことができた。ポルトを選んだのは、2001年か2002年にポルトガルに行った時、ポルトの試合を観に行ったからだ」 「UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)かチャンピオンズリーグの試合だったと思うが、スタジアムへ行ってみると超満員だった。あの素晴らしく美しいステージを見て、アルトゥールに向かって、いつかあそこでプレーして歴史に名を残すんだと言った」 「オファーを受けた時、その時のことを思い出した。もちろん、僕が加入した時は、エスタディオ・ド・ドラゴンになっていた。でも、それは予定されていたことで、僕はポルトのシャツを着る機会を得た。もちろん、アトレティコ・マドリーは世界中でリスペクトされているチームだ」 <span class="paragraph-title">【動画】驚異のゴールマシーンと化したポルト時代のフッキ、ゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJXRGIwUkVTViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.22 13:35 Friアトレチコ・ミネイロの人気記事ランキング
1
衰え知らずの肉体と左足…37歳フッキが母国帰還から195試合104得点、直近のゲームは弾丸FKをねじ込む
アトレチコ・ミネイロ(MG)の元ブラジル代表FWフッキ(37)が、今なおハイペースで得点を重ねる。ブラジル『グローボ』が伝えている。 Jリーグ経由でブラジル代表の中枢まで登り詰めたフッキ。2008年に東京ヴェルディを去って16年…緑の名門がJ1復帰まで要したこの年月の間に、フッキはポルト、ゼニト、上海海港と渡り歩き、自国開催の14年W杯にも出場。21年からアトレチコMGのエースに君臨する。 加入時点で34歳だったフッキだが、大きなケガも少なく今日まで至り、その成績はこの通り。 ▽2021シーズン(国内リーグ・カップ2冠) 公式戦:68試合36得点13アシスト ▽2022シーズン 公式戦:46試合29得点5アシスト ▽2023シーズン 公式戦:59試合30得点14アシスト ▽2024シーズン(ここまで) 公式戦:22試合9得点6アシスト ▽累計 公式戦:195試合104得点38アシスト 今季は1月開幕の州選手権10試合7得点というロケットスタートに始まり、国内リーグ開幕後は出場4試合ノーゴールも、2日の第7節バイーア戦で今季初得点。自慢の左足で直接FKをねじ込み、チームは開幕7戦無敗となっている。 また、プロデビューが日本で、日本から欧州へ渡ったフッキ。アトレチコMGがキャリア初の母国クラブとなったわけだが、この直接FK弾は国内リーグ通算「47」得点目…加入から3年半で、国内リーグにおけるクラブ史上4位のスコアラーとなった。 国際大会における活躍も際立っており、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでのアトレチコMG通算「16」得点は、名古屋グランパスで活躍した2位ジョーの「11」得点を大きく上回る歴代1位。名実ともにアトレチコMGの看板選手、それが37歳フッキだ。 心配なのは、バイーア戦で直接FKを決めた直後、左ヒザを痛めて負傷交代ということに。試合後、「ヒザに少しばかりの違和感があるが、どうだろう。大したケガでないと神に祈っている」とコメントする。 フッキがエース、そして主将として引っ張るアトレチコMGは、今季のコパ・リベルタドーレスでグループステージを首位通過。ロナウジーニョ氏に牽引された2013年以来となる、通算2度目の南米制覇を目指している。 頂に立つには、フッキが必要だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ずっと怪物...37歳フッキが直接FKをねじ込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/_papoboleiros?ref_src=twsrc%5Etfw">@_papoboleiros</a> <a href="https://t.co/OxJZKkE1tg">pic.twitter.com/OxJZKkE1tg</a></p>— follow: @_papoboleiros (@golsvideo) <a href="https://twitter.com/golsvideo/status/1797363713021722641?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.03 20:15 Mon2
