遠藤航不在の可能性に田中碧「出たらチームが勝つためにやるべきことを」、意識するプレーは「時間でうまく使い分ける」

2024.10.14 22:00 Mon
出場の可能性が増している田中碧
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出場の可能性が増している田中碧
日本代表MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)がオーストラリア代表戦に向けコメントを残した。

先日行われた2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループC第3節では、サウジアラビア代表とのアウェイゲームを2-0で制した日本。15日にはホームにオーストラリア代表を迎える。

14日には試合前日練習を行ったが、キャプテンのMF遠藤航が体調不良により不在。バーレーン代表戦、サウジアラビア戦と2試合続けて出番がなかった田中は、先発や途中出場の可能性について語った。
「そういうもの(主力の欠場)がチームスポーツである以上あるとは思います。ケガもそうですし。チームの総合力が問われると思うので、そういう意味ではチームとしてまた違うことをやっていかないといけないかなと思います」

「途中から出るっていうのは意外と簡単そうで、すごく難しいです。特にボランチのポジションなんかは個人的にそう感じていて、いかにまずチームが勝つために自分が何をできるかっていうのを考えながら入ることもそうですし、そのなかで試合の流れに自分が入っていくっていうのも1つ大事だと思います。そこはすごく大事になるかなと思います」
「(途中出場からの得点は)試合状況にもよると思いますし、勝っていたりすれば、チャンスが増えれば、点を取るチャンスもあるとは思います。でも、1-0とかのゲームだったら1-0で終わらせることが最もやるべきことだと思うので、チームが勝つことにフォーカスしてやれば良いかなと思います」

また、なかなか代表でプレーできていない現状にも言及。出番は望んでいるものの、チームの勝利が第一と強調した。

「第一に、試合に出られないっていう悔しさは代表だろうがチームだろうがあるのは事実です。だけど、やっぱりここに来ることと、このチームが勝つっていうことが何よりも大事なことであって、現時点で試合出られないことに対しての悔しさはあるものの、チームが勝っているのでそれはやっぱりすごく大事なことです」

「自分がスタートで出ようが、途中で出ようが、出られなかろうが、誰かと比べるっていう感じで捉えてるわけではないです。自分がもっと良くなればチャンスは増えるだろうし。チームが勝つことが何より大事だし、そこで与えられた役割で圧倒することが大事だし、試合に出たら出たでチームが勝つためにやるべきことをやることが大事。自分が持っているものを出せれば良いのかなという風には思っています」

「(レギュラーと)同じプレーをすることも1つ大事だと思います。ただその反面、自分にしかできないものを出していくことっていうのも大事だと思うので、相手によってもチーム状況によっても変わると思うので、自分が出た時間でうまく使い分けることが必要かなと思います」

さらに、自らの成長についても語った田中。今夏はフォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ移籍したなか、代表に還元できる部分もあると感じているようだ。

「個人的には課題も、まだまだやるべきことも、伸びしろはたくさんあるなっていうのは、守田くんとか航くんを見ていても感じる部分でもあります。ただ、同じポジションだからっていうわけでもなく、他のポジションの選手からも感じるし、試合に出ている選手からだけじゃない。自分以外の選手のこういうところすげえなっていうのは感じる部分もあります」

「守備のところに関しても、(ボールの)取り方がすごく派手な感じではないですけど、逆にそういう部分を自分もトライをしていかなければならないところもある。イングランドでやっている分、そういう局面は増えるので、そこはこれからどんどん良くなっていくことではあるのかなとも思います。チームでもアンカーをやっていて、そういった局面が多いサッカーだと思うので、自分の伸びしろとしてすごく楽しみです」

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世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>&mdash; シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat
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「めちゃめちゃセクシー」デュッセルドルフのSNSで田中碧の“美腹筋”が露わに「ばりかっこいい」

デュッセルドルフが公式ツイッターを更新。そこで偶然露わになった日本代表MF田中碧の肉体美に日本のファンが反応を寄せている。 田中と日本とドイツのハーフであるU-21ドイツ代表MFアペルカンプ真大が在籍するデュッセルドルフ。今シーズンはここまで3部との入れ替えプレーオフ圏内の16位に沈み、9日にはクリスチャン・プロイサー監督を解任するなど苦戦が続いている。 それでも、13日に行われたシャルケ戦ではリーグ6試合ぶりの白星を飾り、20日のエルツゲビルゲ・アウエ戦では連勝に期待がかかる中、デュッセルドルフの公式ツイッターが前回対戦時の写真を添えて対戦相手の情報を紹介した。 写真には相手選手と競り合う田中の写真が採用されていたのだが、相手にシャツを引っ張られたことで田中の腹筋が露わになる形に。また、左足の筋肉もハッキリ形が分かる。 日本のファンは、まず田中の筋肉に注目。「セクシーねぇ」、「すんごい腹筋だし足の筋肉やばい。はあ碧くんばりかっこいい」、「腹筋、凄い」、「アオくん、めちゃめちゃセクシー」、「やられた」と唐突なセクシーショットに思わずコメントを寄せていた。 直近のリーグ3試合は途中出場となっている田中。20日の試合では日本代表MFのプレーだけでなくその筋肉にも注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】思いがけず露わになった田中碧の“美腹筋”</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ホーム2連戦に臨むフォルトゥナ<br>そんな次の対戦相手となる <a href="https://twitter.com/FCErzgebirgeAue?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCErzgebirgeAue</a> をチェックしておきましょう<br><br> <a href="https://t.co/HPn9eRhTVz">https://t.co/HPn9eRhTVz</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#フォルトゥナ</a> | | <a href="https://twitter.com/hashtag/F95AUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#F95AUE</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%A2%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#田中碧</a> <a href="https://t.co/PRXgfqQhLo">pic.twitter.com/PRXgfqQhLo</a></p>&mdash; フォルトゥナ ・デュッセルドルフ (@F95_jp) <a href="https://twitter.com/F95_jp/status/1493909249570787329?ref_src=twsrc%5Etfw">February 16, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.02.17 20:40 Thu
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日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】

19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue

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「後悔は絶対にしたくない」交代枠を使い切ってもアップを継続 緑のDNAを持つ男・綱島悠斗、日本代表生き残りをかけた“準備”と“武器”

初戦のホンコン・チャイナ戦で、森保一監督が5人の交代枠を使い切った後、DF長友佑都(FC東京)と一緒にウォーミングアップを続けていた選手が1人だけいた。代表初選出のDF綱島悠斗(東京ヴェルディ)だ。 脳震盪による緊急出場に備えて、コーチングスタッフから指示されたのか。中国戦を翌日に控えた11日の練習後に経緯を尋ねると、鳥肌が立つ答えが返ってきた。 「いや、(スタッフからは)指名されてはないですね。『本当にチャンスをモノにしたい』っていう気持ちがすごくあって。脳震盪が起きたら交代枠が一つ増える。そこに対する準備は後悔したくないので、長友選手と一緒にウォーミングアップをしました」 交代枠がなくなった直後、多くの選手がベンチに向かい、腰を下ろした。しかし、24歳のDFはいつ来るかわからない出番(=チャンス)を最大限に生かすための準備を止めなかった。 「『あの時やっとけば良かったな』っていう後悔は絶対にしたくない。チャンスの数はそれほど多くないと思うので、自分が良いプレーをするための準備を惜しみなくやっていきたいと思っています」 その準備はピッチ外でも怠らない。小さい頃から憧れてきた長友を、練習外の時間も“マンマーク”。38歳になっても代表に呼ばれ続ける大ベテランから、少しでも多くのことを吸収しようとしている。 「今日(11日)の午前中も時間があったので、長友選手がどういう1日を過ごしているのか、マンマークして(笑)。かなり鬱陶しがられたんですけど、あれだけいろいろなものを経験している選手はなかなかいない。日本を探してもあれだけ偉大な選手はいないので、そこはやっぱり無駄にしたくない」 10日の夜から翌日の起床時間を確認し、朝食は違うテーブルだったが、自室に帰るタイミングで次に何をするのかを尋ね、コンディション調整を一緒に行った。 そして、迎えた11日の練習では3バックの右でプレー。[3-4-2-1]の攻撃の形を確認するメニューに突入すると、ボールを持ち運んでから鋭い縦パスを何本も出していた。 3バックの選手が前にドリブルしていくプレーは、スペースの有効活用や味方選手のマーク緩和などの効果がある。DF冨安健洋やDF板倉滉、DF高井幸太やDF関根大輝など“コアグループ”の選手がコーチングスタッフから求められていたプレーだが、それは綱島が得意としているプレーでもある。 「前のスペースが空いている中で、そこをストッパーの選手が使えないと、後ろに重たい印象も受けると思う。自分もボールを受けて前に運んでいくプレーは強みの一つでもあるので、自分自身の武器を理解して、チームにアジャストしていきたい」 ボールを運んで終わり、ではない。どこに、どんな縦パスを付けるかが攻撃の出発点として重要になる。 「(運ぶことで)時間とスペースが生まれて、それをどういうふうに使うのか。また、どういうプレーを選択していくのかで、本当にチャンスの可能性は広がると思う。自分自身が生き残っていくためのプレー選択をしていきたいなと思います」と、強調した。 「僕個人の価値もそうですけど、ヴェルディの価値も高められるようにしたい」と、自身の身体に流れる緑のDNAを大切にしながら、188cmのDFはすべてを懸けて代表デビューのピッチに立つ。 取材・文=難波拓未 2025.07.12 07:00 Sat
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エゴイストかリアリストか──結果にこだわる18歳・佐藤龍之介が初戦後に導き出した最適解

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“柏の太陽”が6年ぶりの韓国で示した進化の証 “ぶっつけ本番”のWB起用で掴んだ確かな手応え「自分がいることで可変を起こせる」

【東アジアE-1サッカー選手権2025】韓国代表 0ー1 日本代表(7月15日/龍仁ミル・スタジアム) 「最終ラインならどこでもできる」。適応能力の高さに自信をもつ古賀太陽が、大会2連覇を懸けた決勝戦で、その力を証明してみせた。 日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025の第3戦で韓国代表と対戦。1ー0で勝利を収め、史上初となる大会2連覇を達成した。 終始優勢だった初戦のホンコン・チャイナ戦、第2戦の中国戦とは異なり、東アジア最大のライバルである韓国との一戦は、苦戦を強いられた。8分に相馬勇紀のクロスから、ジャーメイン良が左足のボレーシュートを決めて先制点を奪うも、その後は終始、相手に主導権をにぎらる展開に。守勢にまわる時間が長く続くなか、“守備職人”としての役割をまっとうし、無失点勝利に貢献したのが、左センターバックで先発した古賀だ。 8日に行われた初戦のホンコン・チャイナ戦後、コンディション不良により別メニューでの調整が続いていた古賀だが、韓国戦の前日練習で全体練習に合流。荒木隼人、安藤智哉とともに、3バックの一角として先発に名を連ねると、高い集中力を保ち韓国の攻撃を跳ね返し続けた。 特に驚かされたのが、試合終盤に実現した、左ウイングバック起用への適応力だ。日本の先制後、前半終了まではポゼッションで揺さぶる攻撃を仕掛けてきた韓国だが、後半は徐々に長いボールを増やしていく。74分には、町田ゼルビア所属の超大型FWオ・セフンを送り込み、より“ロングボール戦術”の色を強めてきた。 そこで、森保一監督は77分に交代カードを切り、高さと強さを兼ね備える植田直通を左センターバックの位置に投入。イエローカードを受けていた左ウイングバックの相馬勇紀をベンチに下げ、古賀をスライドさせた5バックで対策を講じた。 これまで両サイドバックとセンターバックでプレー経験を重ねてきた古賀だが、「ウイングバックでプレーするのは初めて」と話す。それでも、最終ラインのうち、最も身長が低い古賀を狙い次々とボールを蹴り込む韓国に「こっちを狙ってくることは想定していたし、特に問題はなかった」と冷静に対応し、失点ゼロに抑えた。 試合後の振り返りでは、攻撃面での課題感を語る一方で、「まだまだクオリティの部分では課題もあるけど、自分がいることでそうやって可変を起こせるというところは見せられたのかな」と、2つのポジションでの手応えは上々。日本代表初選出を叶えたE-1サッカー選手権2019が開催された韓国の地で、6年ぶりに日の丸を背負い、自身の力と進化を示した。 FIFAワールドカップ2026まで残り1年を切るなか、序列を上げ、限られた北中米への切符を手にすべく、“柏の太陽”の猛アピールは続く。 2025.07.16 15:00 Wed
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日韓戦で出るか、日本代表最年少ゴール!18歳・佐藤龍之介が語る守備の手応えと“初得点”への思い「ヒーローになってみたい」

東アジアE-1選手権に臨む日本代表は14日、15日に行われる第3戦の韓国戦に向け、トレーニングを実施。運命の最終戦を前に、連続出場中の佐藤龍之介は、これまで以上に得点への意欲を高めている。 12日行われた第2戦・中国戦、待望のA代表初先発を叶えた。唯一、10代の選手としてスタートからピッチに立った佐藤だが、その表情に焦りや緊張はなかった。 2シャドーの左と右をそれぞれこなした中で、特に際立ったのが、守備での貢献度の高さだ。試合開始直後から守備のスイッチ役を担い、二度追い、三度追いもいとわず。被カウンター時にも即座に撤退し、中国の攻撃の芽を積んだ。38分には相手から危険なスライディングタックルを受けるもすぐに立ち上がり、70分まで走り続けた。 その献身的なプレーについて「僕に守備を落とし込んでくれたのは…」と感謝の思いとともに名前を挙げるのが、2023年までU-17日本代表監督を務めていた、“ゴリさん”こと森山佳郎氏。さらに今シーズンより期限付き移籍で加入したファジアーノ岡山では、より守備の比重が多いウイングバックでも出場を重ねており「いろんなポジションを経験して、前線の選手を動かしたりもしていた。だからこそ、逆に自分が前に入った時は、こういう動きしたらいいだろうなというのがわかる」と、手応えを語る。無失点勝利の一役を買う守備意識の高さは、佐藤にとっては、“標準装備”と言えるだろう。 一方、今大会でたびたび注目されるのが、佐藤による史上最年少得点記録の更新だ。中国戦では前半44分に田中聡のスルーパスから受け、ペナルティーエリア内で右足シュートを放つも、ネットを揺らすことはできなかった。 当の本人は「普段テレビは見ないけど」と若者らしさを感じさせる前置きをしながら、「結構話題にしてもらっているらしい」と、どこか“我関せず”なコメントで記者陣の笑いを誘う。ただ、韓国という好敵相手に対しての気合いは十分で、「何より勝ちが大事な試合になるし、自分がこの試合のヒーローになってみたいという気持ちもあります」と、内に秘めるゴールへの思いを語った。 大会連覇を懸けた、最終決戦。培った守備への献身性はそのままに、自身の価値を高める“初得点”を決め切ることができるか。 2025.07.15 08:00 Tue
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「なんでそこにおんねん!」神出鬼没の“CB”ストライカーにファン衝撃!W杯滑り込みに猛アピールした超攻撃的DFの一撃

【東アジアE-1サッカー選手権2025】韓国代表 0ー1 日本代表(7月15日/龍仁ミル・スタジアム) <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">積極的な攻撃参加<br><br>右のCBに入っている <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%AE%89%E8%97%A4%E6%99%BA%E5%93%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#安藤智哉</a> <br>最終列からボックス内に侵入し<br>右脚を振り切るもシュートは枠外に<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/E1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#E1</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UNEXT?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UNEXT</a><br><a href="https://t.co/y9fzJ8CVSG">https://t.co/y9fzJ8CVSG</a> <a href="https://t.co/ZtB5EGapM7">pic.twitter.com/ZtB5EGapM7</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1945073289023643849?ref_src=twsrc%5Etfw">July 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> まるで神出鬼没のストライカーのような動きだった。アビスパ福岡の日本代表DF安藤智哉の強烈なドライブシュートがSNSで話題となっている。 日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025の3戦目で韓国代表との日韓戦を迎えた。8分に奪ったジャーメイン良のゴールを守りきり1ー0で勝利。史上初となる大会2連覇を達成している。 開幕戦となったホンコン・チャイナ代表戦と同様に3バックの右に入った安藤。1ー0とリードした直後の19分、超攻撃的センターバックの真骨頂が見られた。 右サイドを攻め上がった望月のクロスは相手に当たると、ボックス内でルーズになる。これに反応したのが、攻め上がっていた安藤だった。鋭い出足で、相手よりも先にボールを胸でコントロールすると、すぐさま右足を一閃。ボールの落ち際を正確にミートしたシュートはドライブ回転がかかってゴールへ。惜しくも枠を捉えられなかったが、まるでストライカーのような一撃にスタジアムからもどよめきが起こった。 このプレーについてSNSではファンたちが反応。「ドゥーは神出鬼没」「安藤さすがうちのエースストライカー」「流石我が軍のエースストライカーである」「もうストライカーじゃん」「アビスパの試合で得点するドゥーさんを見ているからか、当たり前のように感じてしまうけれど、これよく考えたら「何でそこに居るの!?」って思われていたりして。。。 ※個人の印象です」「なんでそこおんねん安藤」「これが得点王の嗅覚」「なんだいつものことか」と大盛り上がりとなった。 所属する福岡では、DFながらにチーム最多となる4ゴールをマーク。さらに初戦のホンコン・チャイナ戦では一度ゴールネットを揺らしたが、疑惑の判定でファウルを取られて取り消されていた。一方で、守備でも韓国代表の放り込んでくるロングボールを何度も弾き返すなど迎撃力の高さを見せつけるなど、ワールドカップに向けて猛アピールとなった。 2025.07.15 22:23 Tue

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