2得点の前回は「アピールするだけぐらいな感じ」、三笘薫がカタール行き決めたオーストラリアとの対戦へ「しっかりと準備しないと難しいゲームに」
2024.10.13 23:05 Sun
オーストラリア相手に再びの活躍が期待される三笘薫
日本代表のMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が15日に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予戦のオーストラリア代表戦に向け、コメントを残した。
10日に行われたグループC第3節のサウジアラビア代表戦では、鬼門となっていたアウェイの地で2-0の完封勝利を手にした日本。13日には、オーストラリア戦の舞台となる埼玉スタジアム2002で帰国後2日目のトレーニングに励んだ。
ウイングバックとして先発が続く三笘は、疲労について「大丈夫です」とコメント。オーストラリア戦でのスタメン入りも想定し、「もちろん準備はしてます」と語った。
また、オーストラリアは前回の最終予選で三笘が2ゴールを奪い、日本のカタール・ワールドカップ出場を決めた対戦相手。意外にも、良いイメージは「そこまで持っていない」と述べており、警戒心を強めている。
「当時は本当によくわからない感じで、アピールするだけな感じでやっていましたけど、今は本当に一体感もありますし、勝たないといけない相手という認識はあります。前回の選手がどれだけいるかはちょっとまだわからないところはありますけど、個人の能力は高いと思います」
さらに、オーストラリア戦で意識したいプレーについてもコメント。前からの守備は引き続き精力的にこなし、高さの面で相手に分がある競り合いでも渡り合うつもりだ。
「やっぱり前線の守備、いかに良い状態で蹴らせないかっていうところが大事だと思いますし、サウジ戦でもそういうところで蹴らせてしまって、最後のところでは危ないシーンもありました。そこはしっかりと改善しないといけないです」
「もちろん空中戦ではある程度は勝てると思うので、相手によりますけど、負けないことは意識しながらと思っています」
最終予選で3連勝中と好成績を収めている点にも言及。油断は全くないようだが、連勝継続に向けた自信にも繋がっていると明かした。
「本当に毎試合勝たないといけないという風には思ってますし、まだ3試合終わっただけなので一喜一憂せず」
「次も勝たないとそういう話(好調の理由)も出ないと思います。毎試合勝っていくことに集中すれば見えてきますけど、3試合で話せるところではないかなと思ってます」
「3試合勝っているという自信はありますし、もちろん無失点っていうところの自信もあります。その面で守備からしっかりと入って、自分たちのチャンスがあれば勝てる試合が増えている。そういう共通認識を全員が持てているのは、前回とは少し違ってくるんじゃないかなと思います」
10日に行われたグループC第3節のサウジアラビア代表戦では、鬼門となっていたアウェイの地で2-0の完封勝利を手にした日本。13日には、オーストラリア戦の舞台となる埼玉スタジアム2002で帰国後2日目のトレーニングに励んだ。
ウイングバックとして先発が続く三笘は、疲労について「大丈夫です」とコメント。オーストラリア戦でのスタメン入りも想定し、「もちろん準備はしてます」と語った。
「当時は本当によくわからない感じで、アピールするだけな感じでやっていましたけど、今は本当に一体感もありますし、勝たないといけない相手という認識はあります。前回の選手がどれだけいるかはちょっとまだわからないところはありますけど、個人の能力は高いと思います」
「もちろん日本でプレーしている選手もいて、わかりやすいところもあると思いますし、相手も自分たちのサッカーをしてるところはあると思うんで、そこはしっかりと準備しないと難しいゲームになるかなと思います」
さらに、オーストラリア戦で意識したいプレーについてもコメント。前からの守備は引き続き精力的にこなし、高さの面で相手に分がある競り合いでも渡り合うつもりだ。
「やっぱり前線の守備、いかに良い状態で蹴らせないかっていうところが大事だと思いますし、サウジ戦でもそういうところで蹴らせてしまって、最後のところでは危ないシーンもありました。そこはしっかりと改善しないといけないです」
「もちろん空中戦ではある程度は勝てると思うので、相手によりますけど、負けないことは意識しながらと思っています」
最終予選で3連勝中と好成績を収めている点にも言及。油断は全くないようだが、連勝継続に向けた自信にも繋がっていると明かした。
「本当に毎試合勝たないといけないという風には思ってますし、まだ3試合終わっただけなので一喜一憂せず」
「次も勝たないとそういう話(好調の理由)も出ないと思います。毎試合勝っていくことに集中すれば見えてきますけど、3試合で話せるところではないかなと思ってます」
「3試合勝っているという自信はありますし、もちろん無失点っていうところの自信もあります。その面で守備からしっかりと入って、自分たちのチャンスがあれば勝てる試合が増えている。そういう共通認識を全員が持てているのは、前回とは少し違ってくるんじゃないかなと思います」
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6月に発表される予定の日本代表の新ユニフォーム。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』がリーク情報をアップした。 日本代表が現在着用しているユニフォームは、折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトにしており、2022年8月に発表。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)や今年のアジアカップ、現在行われている2026年北中米W杯アジア2次予選でも着用されている。 およそ2年周期で切り替わるユニフォームデザイン。ユーロやコパ・アメリカといった今夏行われる大会に臨む国は次々と新ユニフォームが発表されている。 そんな中、日本のユニフォームは6月に発表される予定。そんな中、情報がリークされた。 新ユニフォームは、日本を代表するデザイナーであり、「Y-3」でも知られる山本耀司氏が担当。「Yohji Yamamoto」のブランドは世界でも高く評価されているデザイナーだ。 メインカラーも変更され、今の明るい青からネイビーになるとのこと。これは2018年のユニフォーム以来のカラーリングとなるという。 デザインは「炎」になり、前面に青い炎がデザインされることに。また、エンブレムが胸の中央に位置することになるという。 リークされたデザインにファンは「本当に良いキットだ」、「カッコいい」、「マジならめっちゃ良い」と称賛するコメントもある一方で、「なぜロゴが真ん中?」、「小学生のナップサックみたい」、「トレーニングウェアに見える」、「Y-3にはもっと期待していた」、「嘘だろ?」と否定的な意見も多く見られている。 いずれにしても発表される新ユニフォームは、パリ・オリンピックから着用されることに。A代表の着用は、9月の北中米W杯アジア最終予選からとなる。 <span class="paragraph-title">【写真】リークされた日本代表の新ユニフォーム! 賛否両論集まる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7zZ_WhyhgV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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衝撃の神ターン炸裂!三笘薫の“クライフターン”に完全アウェイのスタジアムで大歓声「神すぎて鳥肌」「フェイエ時代の小野かよ」
【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム) <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">[無料ハイライト]超絶ターンでかわす!!<br><br>国際親善試合<br>サッカー日本代表 vs メキシコ代表<br><br>/<br>前半42分<br>サイドで受けた三笘薫が<br>クライフターンで完全に相手の逆をつく!!<br>\<br><br>SAMURAI BLUE の注目シーンは<br>ABEMAで無料配信中!!</p> アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1964567830369878407?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 日本代表FW三笘薫が、圧巻のクライフターンを見せた。完全アウェイの敵地で見せた“神トラップ”に相手サポーターからも思わず歓声が上がっている。 アメリカ遠征中の日本代表は、初戦でメキシコ代表と対戦。三笘は左のウイングバックとして先発出場すると43分、圧巻のプレーでファンを惹きつける。 溢れた浮き球のボールが左サイドの三苫の下へと転がる。自陣方向へと体を向けていた三笘は、ボールのバウンドに合わせてサイドライン際まで流してコントロールしようとする。そこへロベルト・アルバラドがプレスをかけてきた。 しかし三笘は、相手が食いついてきたことを逆手にとって、クライフターンで相手ゴール方向へと体の向きを入れ替えて、一瞬でアルバラドを引き剥がしたのだ。 試合が行われたオークランド・コロシアムはメキシコ代表のサポーターが多く詰め掛ける完全アウェイだったが、三笘のこのプレーに歓声を上げるなど、衝撃的なシーンとなった。 このプレーにSNS上のファンたちも反応。「三笘のこのターンえぐすぎやろ」「神すぎて鳥肌」「三笘ターンだわ」「フェイエノールト時代の小野やん!!」「こんな深いターンできる選手世界でも稀やぞ」「クライフもメキシカンもビックリ」「ダイレクトでクライフターンって意味わからんほどえぐい」と賛辞が送られた。 2025.09.07 18:49 Sun4
なぜ18歳・佐藤龍之介はファジアーノ岡山でブレイクできたのか? E-1選手権で“内田篤人超え”が期待される若き才能の適応力とブレないメンタリティ
突出した適応力だ。今シーズンにFC東京からファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍で加入した佐藤龍之介は、新たな環境に素早く順応し、自身の力を遺憾なく発揮している。 久保建英と同じ16歳でFC東京とプロ契約を結んだMFは、高卒1年目となるシーズンに武者修行を決断。約18年を過ごした東京を飛び出し、約660km離れた岡山に移り住んだ。 未到の地で単身生活をしながら、プロサッカー選手として結果を出すことを目指す。私生活をはじめ不慣れなことも多く、決して簡単ではない。さらに、主に起用されるのは、サッカーキャリアで「初めて」のウイングバックである。まさに、初めて尽くしだ。しかし、ピッチ上では圧倒的なパフォーマンスを発揮している。 第23節終了時点では、17試合に出場してチーム最多の4ゴールを記録。第19節・湘南ベルマーレ戦では、先制点を奪うだけでなく、両チームトップの走行距離12.1kmとスプリント18回を叩き出した。右WBで攻守にハードワークしながら、74分からはシャドーに移り、タイムアップまでプレー。試合後に木山隆之監督は「1番ゴールを取る可能性がある人をピッチに残すのは、勝つのであれば当然かなと思います」とフル出場の意図を明かしており、その信頼は絶大だ。 地元の西東京市と岡山の雰囲気が「似ていた」ことも佐藤の背中を押したが、適応を可能にしている大きな要素は、素直さと向上心のように思う。 開幕前のキャンプ時にWBで起用された時は、「(WBは)オプションになればいいかな。メインはシャドーになると思う」と受け止めていた。だが、監督からのオーダーに応えながら、パスやドリブルで密集地を打開したりラストパスでチャンスを作ったりといった自分の良さを発揮することを両立させ、“WB・佐藤龍之介”は、完全に板についた。その結果、「18歳の今は自分のポジションを『ここだ』と決める段階でもないと思う。『トップ下やシャドーをやれていない』というネガティブな考えは、本当にゼロなんです。『WBで使ってみたい』と思わせるような特徴を自分は少なからず持っていると思うので、実際に使ってくれている今はその証明にもなっています」と、岡山で発見した自身の新たな可能性と向き合い、意識を変化させている。 第21節・横浜Fマリノス戦では初めて左WBで先発した。負傷によるイレギュラーな起用だったが、「練習で『左、やれるか?』と言われて、『うん、行けます』と言ってやりました」と、逆サイドでプレーすることによって発生する身体の向きやボールの置き所の変化も物ともせず。第22節・鹿島アントラーズ戦では鋭いカットインで左サイドを切り裂き、逆転ゴールを呼び込んだ。 “置かれた場所で咲きなさい”を体現している18歳の姿を、木山監督は「輝いている」と表現し、「『自分は絶対に上に行くんだ』って疑わないメンタリティを持っている。『とにかく上に行きたい』という意欲が、輝いている。ある意味、与えられた才能というか。誰かに教えられるものではないと思う。自分を疑っていないところが素晴らしい」と称賛する。 環境やチーム戦術、監督からのリクエストは、自分がコントロールできない部分だ。時には自分のイメージと違うこともある。それでも、全てのことを素直に受け止め、受け入れ、自分の成長を促す肥料に変えていく。 「将来的には世界のトップリーグでプレーしたり、日本代表としてワールドカップに出て活躍したりすることが目標です」。そう宣言する佐藤は、7月3日に発表される東アジアE-1選手権のメンバーに選出されれば、2008年大会での内田篤人の20歳という同大会の日本代表における最年少記録を更新することになる。 E-1選手権は、過去に柿谷曜一朗や森重真人、相馬勇紀や町野修斗らが1年後のW杯のメンバー入りを勝ち取っており、言わばサバイバルの場だ。チームとして戦いながらも、個人として強みを発揮するなどのアピールが是が非でも必要になる。もしかしたらチームメイトは仲間よりもライバルという側面の方が強いかもしれない。しかし、きっと佐藤なら特有のチーム状況下でも、自分の力を最大限に発揮できるのではないか。そう期待したくなる適応力を、岡山で十二分に見せている。 取材・文 難波拓未 2025.07.02 18:00 Wed5