ルーカス・カニサレス、偉大なる父と同じく“22歳”でマドリーを退団へ…カスティージャの守護神もトップ昇格果たせず
2024.08.02 15:00 Fri
サンティアゴ・カニサレス氏(左)を父に持つルーカス・カニサレス(右)
レアル・マドリー・カスティージャのスペイン人GKルーカス・カニサレス(22)が退団へ。スペイン『Relevo』が伝えている。
90年代後半から21世紀初頭のスペインを代表するシュートストッパー、サンティアゴ・カニサレス氏を父に持つルーカス・カニサレス。
父が全盛期を過ごしたバレンシアに7歳から所属も、12歳で父がプロデビューを飾ったマドリーへ。ポジションは父と同じGK…順調にカテゴリーを上げ、19歳の2021年夏にBチーム=カスティージャまで辿り着いた。
しかし、そこから3年が経過。
カスティージャの正守護神として、昨季のスペイン3部で29試合出場&クリーンシート10回も、トップチームではベンチ入りこそ数回あれど、未だにデビューを果たせていない。
『Relevo』いわく、フランスとポルトガルのクラブからオファーが複数舞い込んでおり、今夏中にマドリーを退団する見通し。早ければ来週中にも国外移籍がまとまるという。
父サンティアゴ・カニサレス氏は『Relevo』の取材で、息子ルーカスとマドリーを結ぶ“糸”が切れてしまったとポツリ。
「私は代理人ではないから、彼とマドリーの間には入らない。契約に関して話をするのはルーカス自身だ。しかし、彼はマドリーのディレクター陣と話し、疲れ果ててしまった…」
ルーカスは現在、カスティージャの全体練習に加わらず、同じく新天地を探すチームメイトらと個別トレーニングに精。マドリーも売却を念頭に、これらの選手がコンディションを維持できるよう、専属トレーナーと理学療法士をつけているそうだ。
歴史を振り返れば、サンティアゴ・カニサレス氏も22歳までマドリーに所属し、カスティージャ(当時はマドリーB)で守護神だった一方、トップチームには居場所なし。1992年のセルタ移籍で飛躍を遂げ、バレンシアでクラブの黄金時代を支える世界的名GKとなった。
ルーカス・カニサレスも現在22歳。今夏のマドリー退団をポジティブに捉え、新天地へ向かいたいところだ。
90年代後半から21世紀初頭のスペインを代表するシュートストッパー、サンティアゴ・カニサレス氏を父に持つルーカス・カニサレス。
父が全盛期を過ごしたバレンシアに7歳から所属も、12歳で父がプロデビューを飾ったマドリーへ。ポジションは父と同じGK…順調にカテゴリーを上げ、19歳の2021年夏にBチーム=カスティージャまで辿り着いた。
カスティージャの正守護神として、昨季のスペイン3部で29試合出場&クリーンシート10回も、トップチームではベンチ入りこそ数回あれど、未だにデビューを果たせていない。
契約は残り1年。
『Relevo』いわく、フランスとポルトガルのクラブからオファーが複数舞い込んでおり、今夏中にマドリーを退団する見通し。早ければ来週中にも国外移籍がまとまるという。
父サンティアゴ・カニサレス氏は『Relevo』の取材で、息子ルーカスとマドリーを結ぶ“糸”が切れてしまったとポツリ。
「私は代理人ではないから、彼とマドリーの間には入らない。契約に関して話をするのはルーカス自身だ。しかし、彼はマドリーのディレクター陣と話し、疲れ果ててしまった…」
ルーカスは現在、カスティージャの全体練習に加わらず、同じく新天地を探すチームメイトらと個別トレーニングに精。マドリーも売却を念頭に、これらの選手がコンディションを維持できるよう、専属トレーナーと理学療法士をつけているそうだ。
歴史を振り返れば、サンティアゴ・カニサレス氏も22歳までマドリーに所属し、カスティージャ(当時はマドリーB)で守護神だった一方、トップチームには居場所なし。1992年のセルタ移籍で飛躍を遂げ、バレンシアでクラブの黄金時代を支える世界的名GKとなった。
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