財政難で破産したボルドーのリエラ監督、スロベニアのツェリェの監督に就任…昨年10月以来の復帰
2024.07.29 23:15 Mon
スロベニアのNKツェリェは29日、新監督にアルベルト・リエラ氏(42)が就任することを発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年契約とのことだ。
チームは2部に残留も、財政上の問題が発生しプロクラブ管理委員会(DNCG)によってシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)へ降格させられることが決定。その後上訴したものの、クラブの買い取り手が見つからずに3部に降格するとともに、クラブが破産申請を申し立てていた。
チームを離れることとなったリエラ氏は、再びツェリェの監督に就任。クラブは「お帰りなさい、ミスター・リエラ!スペイン人指揮官は昨年10月以来、ツェリのベンチに戻り、クラブと2026年6月30日までの契約を結んだ」と発表した。
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現役時代はマジョルカやボルドー、エスパニョール、マンチェスター・シティ、リバプール、オリンピアコス、ガラタサライ、ワトフォード、ウディネーゼなどでプレーしたリエラ氏。スペイン代表としても16試合に出場し4ゴールを記録している。引退後は指導者となり、古巣のガラタサライでアシスタントコーチを務めると、スロベニアのオリンピア・リュブリャナ、ツェリェで監督を歴任。2023年10月からリーグ・ドゥ(フランス2部)のボルドーで指揮を執っていた。チームを離れることとなったリエラ氏は、再びツェリェの監督に就任。クラブは「お帰りなさい、ミスター・リエラ!スペイン人指揮官は昨年10月以来、ツェリのベンチに戻り、クラブと2026年6月30日までの契約を結んだ」と発表した。
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財政問題で3部降格を言い渡されたボルドー、クラブ売却失敗で制裁を受け入れ「さらに強くなり、最高のレベルに戻ってくる」
7月9日、プロクラブ管理委員会(DNCG)によってシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)への降格が決定されたボルドー。その後、クラブの売却などに動いていたもの成立せず。3部降格を受け入れることを発表した。 ボルドーは財政的に大きな問題を抱えており、それを理由に3部への降格が言い渡された中、ボルドーのジェラール・ロペス会長はすぐさま控訴。リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)にクラブを売却し、資金調達を目指した。 FGSもボルドーの買収に興味を持っていたが、交渉は破談。16日に「FCジロンダン・ボルドーとその株主は、フェンウェイ・スポーツ・グループから、クラブ買収を視野に入れた数週間前からの協議を続行しない決定を通知された」とクラブが発表。「この決定の理由には、今後数年間のスタジアム建設費用の高騰と、フランスサッカー界の全般的な経済情勢が含まれる」と、破談に終わった理由も明かされていた。 そんな中、23日にボルドーは声明を発表。正式にクラブの売却ができないこととなり、控訴を取り上げることを決定。3部への降格を受け入れるとした。 「ここ数日で議論が再開されたが、FSGの代表者は22日にジロンダン・ボルドーとその株主に対し、様々な利害関係者から提供された保証にもかかわらず、交渉を続行しない意向を示した」 「従って、新しい要素が存在しないため、ジロンダン・ボルドーは、2024年7月9日付のDNCGの決定に対して提出した控訴を取り下げた」 「この結果、ジロンダン・ボルドーは2024-25シーズンのシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナルへの降格の制裁を受け入れ、DNCGに予算を提出するために再び呼び出されることとなる」 「これからの期間でジロンダン・ボルドーはさらに強くなり、最高のレベルに戻ってくることができるはずだ。クラブとその株主は、サポーター及びすべての利害関係者に対し、クラブの利益を保護したいという意向を表明する」 1881年に創設されたボルドーはフランスで2番目に歴史のあるクラブ。過去には、ジネディーヌ・ジダンやビセンテ・リザラズなどフランス代表で活躍した選手たちも所属した。 リーグ・アンでは6回優勝しており、2008-09シーズンが最後の優勝に。2021-22シーズンは最下位でリーグ・アンを終えると、リーグ・ドゥに降格していた。2023-24シーズンはアルベルト・リエラ監督が率いた中で、13位に終わっていた。 財政問題で3部に降格することが決定したボルドー。ここからの巻き返しに注目が集まる。 2024.07.24 08:30 Wed2
財政問題抱え3部に降格し破産したボルドー、強制的に4部への降格が決定
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