デミラル2発のトルコがオーストリアを振り切り4大会ぶりベスト8、準々決勝ではオランダと対戦【ユーロ2024】

2024.07.03 05:59 Wed
Getty Images
ユーロ2024ラウンド16、オーストリア代表vsトルコ代表が2日に行われ、1-2でトルコが勝利した。

フランス代表、オランダ代表、ポーランド代表が同居したグループDを2勝1敗の首位で通過したオーストリアは、7日前のオランダ戦のスタメンから4選手を変更。ウーバーやグリリッチュらに代わってライマーやムウォネが先発に戻った。
一方、ポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFを2勝1敗の2位で通過したトルコは、6日前のチェコ戦のスタメンから3選手を変更。累積のチャルハノールとアカイドゥンらに代えてアイハンやバルダグチを起用した。

試合は開始2分に動く。ギュレルのCKがゴール前での混戦を生むとルーズボールをデミラルが押し込んだ。

失点直後、バウムガルトナーのコントロールシュート、シュミットのCKでゴールに迫ったオーストリアが前がかる展開が続く中、トルコは25分、CKからデミラルが2点目に迫って牽制。
前半半ば以降は互角の攻防が続いた中、トルコの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、グレゴリッチュを投入したオーストリアはアルナウトビッチとのツインタワーを形成。そのオーストリアは51分に決定機。ポッシュのスルーパスに抜け出たアルナウトビッチがGKと一対一に。しかしシュートはGKギュノクのセーブに阻まれた。

この立ち上がりのピンチを凌いだトルコは59分、リードを広げる。ギュレルの右CKをデミラルがヘッドで合わせた。

それでも67分、オーストリアが1点差とする。ザビッツァーの右CKをポッシュが頭で逸らし、ファーサイドのグレゴリッチュが押し込んだ。

後半半ば以降、オーストリアが圧力を強めていったが、ギュレルとユルドゥズに代えてフレッシュな選手を投入したトルコがリードを保っていく。

そして後半追加タイム5分の大ピンチをGKギュノクがファインセーブで凌いだトルコが逃げ切り勝利。4大会ぶりのベスト8進出を決め、準々決勝ではオランダと対戦することになった。

オーストリア 1-2 トルコ
【オーストリア】
ミハエル・グレゴリッチュ(後22)
【トルコ】
メリフ・デミラル(前2)
メリフ・デミラル(後14)

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勝利の立役者となったトルコ代表のDFメリフ・デミラルが準々決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024ではポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFに入り、2勝1敗の2位で通過したトルコ。2日にはラウンド16のオーストリア代表戦に臨んだ。 試合は開始直後、MFアルダ・ギュレルのCKから混戦が生まれると、デミラルが押し込んでトルコが幸先良く先制。59分には再びギュレルのCKから、今度はデミラルが直接頭で流し込む。 66分にCKから1点を返されたものの、GKメルト・ギュノクのビッグセーブもあり2-1で逃げ切り勝利。4大会ぶり3度目のベスト8入りを決めた。 2ゴールでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたデミラル。試合後には自らの得点について語り、アシスタントコーチのアドバイスが大きかったと明かした。 「アシスタントコーチのセルチュク・シャヒンに感謝したい。彼はオーストリアの弱点を教えてくれたから、僕らはコーナーキックの時にその知識を生かしたんだ」 また、デミラルは2得点を生んだギュレルについてもコメント。これからのさらなる活躍に期待した。 「アルダはあらゆる成功に値する。彼は素晴らしいサッカー選手であり、僕らにとっての素晴らしい弟でもある。彼がこれからも我が国に誇りをもたらしてくれると確信している」 チームを救ったGKギュノクの試合終了間際のセーブにも言及。スーパープレーに驚きを隠さなかった。 「試合後、彼に『どうやってあのボールをセーブしたんだ?』と聞いた。あのセーブは信じられなかった。僕が生で見た中で最高のセーブの1つだ。彼はチーム最年長の選手で、非常に経験豊富だ。彼があんなセーブをしてくれたことをとても嬉しく思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ギュレルのCKから決めたデミラルの2点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xyjYCSjzkDY";var video_start = 68;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 15:32 Wed
トルコ代表がユーロ2024のベスト8に駒を進めた。 トルコは2日のラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。メリフ・デミラルの2ゴールにメルト・ギュノクのファインセーブも光らせ、4大会ぶり3度目の8強進出を決めた。 UEFA公式サイトによると、トルコを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は開始1分の先制劇が大きかったと感じているようで、準備したものも出せた試合だったと満足げだ。 「早い段階のゴールでより正確にプレーし、よりうまく守れた。その結果、2-0に持ち込めたよ。今日はよく頑張った」 「相手の戦術に上回るために異なる準備をした。で、うまくいったよ。終盤は苦戦したが、スピリットとハートで乗り越えたね」 準々決勝ではオランダ代表と激突するトルコ。さらなる躍進なるか。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】オーストリアvsトルコ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xyjYCSjzkDY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 08:45 Wed
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFアルダ・ギュレル(レアル・マドリー) 2005年2月25日(19歳) 3大会連続でユーロに出場したトルコ。チームを指揮するモンテッラ監督は、イタリア代表として多くの経験があり、指揮官としても結果を残している。 チームとの中心選手は10番を背負うMFハカン・チャルハノール。かつてはFKの名手という部分が脚光を浴びたが、インテルで元々持っていたテクニックに加え、ゲームコントロール力を身につけた。モンテッラ監督も絶賛する力を持ち合わせている。 キャリアの最盛期とも言えるチャルハノールだが、注目したいのはアルダ・ギュレル。“トルコのメッシ”という異名を持つ19歳は、当初の予定を早めてマドリーが獲得したほどの逸材。ただ、ケガで大きく出遅れた1年目のシーズンは、苦しい戦いが続いた。 それでもラ・リーガ10試合で6ゴールと才能は本物であることを証明。先輩チャルハノールと呼応しながら、このユーロの舞台で才能が花開き、大きな注目を集める可能性もあるスター候補生。トルコの次世代を担う逸材の活躍は、チームの結果にも繋がることだろう。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.メルト・ギュノク(ベジクタシュ) 12.アルタイ・バユンドゥル(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 23.ウギュルジャン・チャクル(トラブゾンスポル) DF 2.メーメト・ゼキ・チェリク(ローマ/イタリア) 3.メリフ・デミラル(アル・アハリ/サウジアラビア) 4.サメト・アカイドゥン(パナシナイコス/ギリシャ) 13.アフメジャン・カプラン(アヤックス/オランダ) 14.アブドゥルケリム・バルダクチ(ガラタサライ) 18.メルト・ミュルドゥル(フェネルバフチェ) 20.フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ) MF 5.オカイ・ヨクシュル(WBA/イングランド) 6.オルクン・コクチュ(ベンフィカ/ポルトガル) 10.ハカン・チャルハノール(インテル/イタリア) 15.サリフ・エズジャン(ドルトムント/ドイツ) 16.イスマイル・ユクセク(フェネルバフチェ) 22.カーン・アイハン(ガラタサライ) FW 7.ケレム・アクトゥルコール(ガラタサライ) 8.アルダ・ギュレル(レアル・マドリー/スペイン) 9.ジェンク・トスン(ベシクタシュ) 11.ユスフ・ヤズジュ(リール/フランス) 17.イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ) 19.ケナン・ユルドゥズ(ユベントス/イタリア) 21.バリシュ・ユルマズ(ガラタサライ) 24.セミ・クルチソイ(ベシクタシュ) 25.ユヌス・アクギュン(レスター・シティ/イングランド) 26.ベルトゥ・ユルデュルム(スタッド・レンヌ/フランス) <span class="paragraph-title">【動画】トルコ産の天才、アルダ・ギュレルプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="msGvPESDx30";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.18 17:30 Tue

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オランダ主要メディアはトルコ代表戦を楽観視する。 オランダ代表は2日、ユーロ2024・ラウンド16でルーマニア代表を3-0と一蹴。グループステージを3位通過も、最低限の結果とも言えるベスト8進出を手繰り寄せた。 来たる準々決勝はトルコ代表戦。(開催国)ドイツのトルコ系移民による大声援に後押しされるトルコ代表だが、今のところ、オランダ主要メディアに悲観的な論調はみられない。 直近のオランダ代表vsトルコ代表は2021年6月。カタールW杯欧州予選で激突した両者は、まずトルコホームでトルコが4-2と勝利。そして21年6月、オランダホームではオランダが6-1と圧勝を収めている。 この6発圧勝ゲームではメンフィス・デパイが3得点1アシストと無双し、当時先発したほとんどが今大会も参戦。主要大会で両者が対戦するのは今回が史上初となるなか、オランダ国内は、完全アウェイの雰囲気も予想できるトルコ代表戦をさほど警戒していないようだ。 オランダ『Voetbal International』は、「最後の対戦では、ほとんどトルコに希望を抱かせなかった。メンフィスにも良い思い出がある」とし、自国のベスト4進出を予想している。 ユーロ2024・準々決勝のオランダ代表vsトルコ代表は、日本時間6日28:00キックオフだ。 2024.07.03 20:00 Wed
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低調なチーム同様に本領発揮に至らないイングランド代表MFフィル・フォーデンが、厳しい批判に晒される指揮官を擁護した。『ESPN』が伝えている。 開幕前には有力な優勝候補に挙げられていたイングランド。ここまではグループステージ首位通過に、ラウンド16でスロバキア代表を破ってベスト8進出と結果を見れば、順当にトーナメントを勝ち進んでいるが、肝心のパフォーマンスは低調の一言だ。 前述のスロバキア戦では前半半ばに先制を許すと、後半アディショナルタイムまで0-1のビハインドを背負う絶体絶命の展開に。その窮地でMFジュード・ベリンガムが決めた圧巻のバイシクルシュートで同点に追いつき、延長戦開始直後にFWハリー・ケインが決めた勝ち越しゴールで突破を決めたが、多くのイングランド国民は劇的勝利に歓喜するよりも、薄氷の突破に落胆する声が多く挙がっていた。 とりわけ、大会前のメンバー選考の段階から懐疑的な見方をされ、ここまでの4試合を通じても適材適所での起用、チームの最大値を引き出せないガレス・サウスゲイト監督の戦術、用兵に対する批判は非常に大きい。 そういったなか、スリーライオンズは6日に行われる準々決勝でスイス代表と対戦。その対戦相手は前ラウンドで前回王者イタリア代表を相手に2-0の完勝を収めており、現状のイングランドのパフォーマンスを鑑みれば、敗退に追い込まれてもおかしくない難しい対戦相手だ。 ここまでの全試合左ウイングでスタメン出場を続けながらも、マンチェスター・シティで見せていたパフォーマンスを見せることができず。消化不良の戦いが続くフォーデンは、この重要な一戦を前に自身を含め低調なパフォーマンスの責任は選手も負うべきだと持論を展開した。 「プレーヤーは責任の一端を負わなければならない」 「リーダーが集まって、なぜうまくいかないのか、解決策を見つけなければならない」 「実際、監督にできることは限られている。監督はチームをシステムの中に組み入れ、どのようにプレスするかを指示する。それがうまくいかない場合は、自分で解決しなければならない」 また、フォーデンはイングランドのプレースタイルがトレーニングの指示と一致していないと語り、サウスゲイト監督はピッチの高い位置でプレスをかけるよう指示していると付け加えている。 「ガレスには同情する」 「トレーニングで、彼は僕らに発破をかけ、よりピッチの高い位置でプレーするように指示している。個人的にも僕らはより主体的にプレッシャーをかけていく必要があると感じているよ」 「僕らは各自がリーダーにならなければならない。試合ではもう少し団結して解決策を考え出すこともできたはずだ」 「だから、確かに僕らは以前よりも話し合ってきた。試合でまた同じことが起きれば、僕らは団結して解決策を見つけ、どこが間違っているのかを見極め、自分たちのプレッシャーを調整することができるはずだ」 厳しい批判に晒されるサウスゲイト監督に寄り添う姿勢を示したレフティーだが、スイス戦では5戦目にしての本領発揮でチームをベスト4に導くと共に、指揮官を救うことはできるか。 2024.07.04 22:32 Thu
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督の采配は、対戦相手からも疑問に思われているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 ユーロ2024の優勝候補と目され、高い期待と共に大会に臨んだイングランド。グループステージでは1勝2分けと勝ち切れない試合が続くも、首位通過を決めた。 ラウンド16のスロバキア代表戦は先制点を許す苦しい展開に陥ると、このまま敗退かに思われた後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムが劇的同点弾を記録。そのまま延長戦に突入すると、逆転に成功し勝利を収めた。 ベスト8進出となったもののチームパフォーマンスは振るわず、サウスゲイト監督への批判も激化中。そんな中で、6日に行われる準々決勝のスイス代表戦では、どのような采配を振るうかが注目されている。 その対戦相手のスイスでも、サウスゲイト監督の采配に疑問を持っている人物はいるようだ。試合前会見に出席したFW クワドウォ・ドゥアは、昨季チェルシーで並外れたシーズンを送りながら、今大会まだ73分間しかプレーしていないMFコール・パーマーの扱いに首をかしげている。 「僕はイングランドのフットボールも追っているんだ。チェルシーの大ファンで、アイドルはディディエ・ドログバだからね」 「パーマーは今シーズン、とても素晴らしいプレーをしていた。だから僕は『なぜ彼がプレーしていないのか』と思ってしまう。彼がシーズンで収めた成績は完璧だったからね。今週末、先発してくるかどうか見てみたい」 2024.07.04 17:10 Thu
トルコ代表DFメリフ・デミラルの行動に対して、欧州サッカー連盟(UEFA)が調査を開始した。 ユーロ2024に出場しているトルコ。ラウンド16ではオーストリア代表相手に1-2で勝利を収めた。 この試合ではデミラルが2ゴールの活躍を見せ、チームをベスト8に導いていたが、2点目のゴールパフォーマンスが問題視されている。 イギリス『BBC』によると、デミラルはゴールを祝う際に両手を高く上げ、その手をいわゆる「キツネ」のようにしていたが、これが「狼の敬礼」と見られている。 「狼の敬礼」は、トルコの与党連合政党である国民運動党とつながりのある極右過激派グループ「灰色の狼」に由来するジェスチャーとされており、UEFAが問題視しているとのことだ。 オーストリア、フランスでは禁じられているこの敬礼。デミラルは試合後に「ゴールセレブレーションを思い描いていたし、実際にそうした」と、自身の中で計画していたものだと語っていた。 また、「僕はトルコ人であることをとても誇りに思っている。だからゴールを決めた後は心から喜びを感じ、それをやり遂げたいと思った。そしてそれができてとても嬉しい」とも語り、しっかりと主張していたことだと明かした。 UEFAは「不適切な行為の疑い」としてこの行動の調査を開始。有罪となれば、デミラルはオランダとの準々決勝で出場停止になる可能性がある。 <span class="paragraph-title">【写真】調査対象にされているゴールパフォーマンス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr"> <a href="https://t.co/4K3kVPFxgW">pic.twitter.com/4K3kVPFxgW</a></p>&mdash; Merih Demiral (@Merihdemiral) <a href="https://twitter.com/Merihdemiral/status/1808257358813901223?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.04 12:03 Thu
ユーロ2024からの敗退が決まったルーマニア代表だが、その美しい去り方が絶賛されている。 ユーロ2024グループEの初戦でウクライナ代表相手に3-0の勝利を収め、同大会で24年ぶりの勝利を掴んだルーマニア。その後は1分け1敗で終えてグループ首位となり、こちらも24年ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めた。 勢いに乗るチームはラウンド16でオランダ代表と対戦したが、強豪相手に力尽き0-3で完敗。ユーロ2000以来のベスト8進出はならず、大会を去ることになった。 そんな中で、欧州サッカー連盟(UEFA)は公式X(旧ツイッター/@UEFA)にて、ルーマニア代表が使用したロッカールームの写真を公開。部屋はしっかりと掃除がされた美しい状態となっており、チームからは以下のようなメッセージカードも添えられていた。 「ユーロ2024は、我々全員にとってこれまでで最も重要なフットボール体験の一つでした。その舞台がドイツであったことを、大変嬉しく思います。すべての試合、すべての感情、すべての経験が、我々を一つにしてフットボールの魔法を感じさせてくれました」 「我々はルーマニアのためすべてを捧げ、ここで経験したすべてに感謝してドイツを去ります。ヨーロッパの偉大なサッカーファミリーの一員になれたことを光栄に思っています」 「アットホームな雰囲気を作ってくれてありがとう!ユーロ2024をポジティブな経験にさせてくれた、すべての施設に感謝しています。ルーマニア代表チームより」 この粋な対応については、UEFAが「完璧なゲストだ」と称えたほか、SNSでも絶賛の声が後を絶たず。ルーマニアはピッチ内だけでなく、ピッチ外でもポジティブな印象を持たれながらユーロを去ることになった。 <span class="paragraph-title">【画像】ルーマニア代表が綺麗に清掃したロッカールーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The perfect guests. Following their elimination from <a href="https://twitter.com/hashtag/EURO2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EURO2024</a> last night, <a href="https://twitter.com/hai_romania?ref_src=twsrc%5Etfw">@hai_romania</a> left their Munich dressing room spotless with a touching letter to their German hosts. <a href="https://t.co/UZwmxqxyjk">pic.twitter.com/UZwmxqxyjk</a></p>&mdash; UEFA (@UEFA) <a href="https://twitter.com/UEFA/status/1808476842657304593?ref_src=twsrc%5Etfw">July 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.04 11:50 Thu
イタリア代表の責任者(コーディネーター)を務めるジャンルイジ・ブッフォン氏(46)が続投を宣言した。 ユーロ2024でのラウンド16敗退を受けて辞任を検討しているとの報道もあったブッフォン氏だが、3日にイタリアサッカー連盟(FIGC)会長ガブリエレ・グラヴィナ氏との会談を受けて続投を決めたようだ。 ブッフォン氏は自身のSNSにて「アッズーリのユニフォームは私にとって第二の皮膚のようなものだ。1年前に始めたこの旅を続けることができて嬉しい。会長に敬意と感謝を示すとともに、これまでのキャリアでも常にそうであったように代表のために全力を尽くす。ここ数カ月で代表チームの強化について学ぶことができた」とコメント。 ユーロ2024では前回王者の威厳を示せず低調なパフォーマンスに終わったアッズーリ。レジェンドのブッフォン氏と共に再建を図ることになった。 2024.07.04 06:00 Thu

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トルコ守護神が後半AT土壇場で魅せた「今大会ベストセーブ」に脚光…敵将ラングニックはゴードン・バンクス引き合いにお手上げ…

トルコ代表をユーロ2024でのベスト8進出に導いた守護神のビッグプレーが脚光を浴びている。 トルコは2日に行われたラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。DFメリフ・デミラルがセットプレーから挙げた2ゴールを最後まで粘りの守備で守り切り、4大会ぶり3度目の8強入りを決めた。 この好ゲームにおいてハイライトのひとつとなったのが、試合終了間際の95分にトルコの守護神メルト・ギュノクが見せた圧巻のファインセーブだった。 土壇場での同点ゴールを目指して前がかったオーストリアはパワープレーの形からボックス左角でクリアボールを拾ったMFアレクサンダー・プラスが浮き球のクロスをゴール前に供給すると、ゴール前で完全にフリーとなったMFクリストフ・バウムガルトナーがピッチに叩きつける渾身のヘディングシュートを枠の左へ飛ばした。 だが、このシュートに驚異的な反射神経で反応したギュノクは、伸びあがる形で右に跳ね上がって右手一本で枠外に強くはじき出すビッグセーブ。ゴールを確信していたバウムガルトナーやオーストリアの選手が頭を抱えた一方、自身の大仕事にエキサイトするギュノクはゴール裏に向けて咆哮すると共に、チームメートからの労いを受けた。 『The xG Philosophy』によると、このシュートのゴール期待値は0.94で、GKが阻止できる可能性はわずかに6%だったが、ギュノクはこの大舞台の土壇場でその極めて難しい仕事をやってのけた。 そのビッグプレーを巡っては、試合後の会見でオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が「ゴードン・バンクスがゴールキーパーなら難しい」と語り、1970年ワールドカップでイングランド代表のレジェンドGKゴードン・バンクスが、ブラジル代表FWペレのヘディングシュートを止めた有名なセーブになぞらえて称賛した。 また、このプレーを切り取った大会公式SNSの投稿にも、「今大会ベストセーブ」といった称賛のコメントが殺到している。 ワールドカップやユーロといったトーナメントでは各チームの守護神のパフォーマンスが非常に重要となるなか、ギュノクは前日に行われたポルトガル代表vsスロベニア代表のPK戦で3本のPKストップという神業をやってのけたポルトガル守護神ジオゴ・コスタと共に、注目を集める存在となった。 <span class="paragraph-title">【動画】2-1の後半ATにギュノクが魅せた圧巻セーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">Mert Günok&#39;s incredible 95th-minute save <a href="https://twitter.com/hashtag/EUROLastMinute?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EUROLastMinute</a> | <a href="https://twitter.com/Hublot?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hublot</a> <a href="https://t.co/N2AImAbc7A">pic.twitter.com/N2AImAbc7A</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1808266570327634063?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.03 18:00 Wed
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デミラル2発のトルコがオーストリアを振り切り4大会ぶりベスト8、準々決勝ではオランダと対戦【ユーロ2024】

ユーロ2024ラウンド16、オーストリア代表vsトルコ代表が2日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 フランス代表、オランダ代表、ポーランド代表が同居したグループDを2勝1敗の首位で通過したオーストリアは、7日前のオランダ戦のスタメンから4選手を変更。ウーバーやグリリッチュらに代わってライマーやムウォネが先発に戻った。 一方、ポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFを2勝1敗の2位で通過したトルコは、6日前のチェコ戦のスタメンから3選手を変更。累積のチャルハノールとアカイドゥンらに代えてアイハンやバルダグチを起用した。 試合は開始2分に動く。ギュレルのCKがゴール前での混戦を生むとルーズボールをデミラルが押し込んだ。 失点直後、バウムガルトナーのコントロールシュート、シュミットのCKでゴールに迫ったオーストリアが前がかる展開が続く中、トルコは25分、CKからデミラルが2点目に迫って牽制。 前半半ば以降は互角の攻防が続いた中、トルコの1点リードで前半を終えた。 迎えた後半、グレゴリッチュを投入したオーストリアはアルナウトビッチとのツインタワーを形成。そのオーストリアは51分に決定機。ポッシュのスルーパスに抜け出たアルナウトビッチがGKと一対一に。しかしシュートはGKギュノクのセーブに阻まれた。 この立ち上がりのピンチを凌いだトルコは59分、リードを広げる。ギュレルの右CKをデミラルがヘッドで合わせた。 それでも67分、オーストリアが1点差とする。ザビッツァーの右CKをポッシュが頭で逸らし、ファーサイドのグレゴリッチュが押し込んだ。 後半半ば以降、オーストリアが圧力を強めていったが、ギュレルとユルドゥズに代えてフレッシュな選手を投入したトルコがリードを保っていく。 そして後半追加タイム5分の大ピンチをGKギュノクがファインセーブで凌いだトルコが逃げ切り勝利。4大会ぶりのベスト8進出を決め、準々決勝ではオランダと対戦することになった。 オーストリア 1-2 トルコ 【オーストリア】 ミハエル・グレゴリッチュ(後22) 【トルコ】 メリフ・デミラル(前2) メリフ・デミラル(後14) 2024.07.03 05:59 Wed
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「早い段階のゴールで…」 8強入りのトルコ指揮官が開始1分の先制を勝利のポイントに

トルコ代表がユーロ2024のベスト8に駒を進めた。 トルコは2日のラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。メリフ・デミラルの2ゴールにメルト・ギュノクのファインセーブも光らせ、4大会ぶり3度目の8強進出を決めた。 UEFA公式サイトによると、トルコを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は開始1分の先制劇が大きかったと感じているようで、準備したものも出せた試合だったと満足げだ。 「早い段階のゴールでより正確にプレーし、よりうまく守れた。その結果、2-0に持ち込めたよ。今日はよく頑張った」 「相手の戦術に上回るために異なる準備をした。で、うまくいったよ。終盤は苦戦したが、スピリットとハートで乗り越えたね」 準々決勝ではオランダ代表と激突するトルコ。さらなる躍進なるか。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】オーストリアvsトルコ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xyjYCSjzkDY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 08:45 Wed
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トルコを8強に導いたデミラル、CKから2得点は「アシスタントコーチに感謝したい」

勝利の立役者となったトルコ代表のDFメリフ・デミラルが準々決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024ではポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFに入り、2勝1敗の2位で通過したトルコ。2日にはラウンド16のオーストリア代表戦に臨んだ。 試合は開始直後、MFアルダ・ギュレルのCKから混戦が生まれると、デミラルが押し込んでトルコが幸先良く先制。59分には再びギュレルのCKから、今度はデミラルが直接頭で流し込む。 66分にCKから1点を返されたものの、GKメルト・ギュノクのビッグセーブもあり2-1で逃げ切り勝利。4大会ぶり3度目のベスト8入りを決めた。 2ゴールでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたデミラル。試合後には自らの得点について語り、アシスタントコーチのアドバイスが大きかったと明かした。 「アシスタントコーチのセルチュク・シャヒンに感謝したい。彼はオーストリアの弱点を教えてくれたから、僕らはコーナーキックの時にその知識を生かしたんだ」 また、デミラルは2得点を生んだギュレルについてもコメント。これからのさらなる活躍に期待した。 「アルダはあらゆる成功に値する。彼は素晴らしいサッカー選手であり、僕らにとっての素晴らしい弟でもある。彼がこれからも我が国に誇りをもたらしてくれると確信している」 チームを救ったGKギュノクの試合終了間際のセーブにも言及。スーパープレーに驚きを隠さなかった。 「試合後、彼に『どうやってあのボールをセーブしたんだ?』と聞いた。あのセーブは信じられなかった。僕が生で見た中で最高のセーブの1つだ。彼はチーム最年長の選手で、非常に経験豊富だ。彼があんなセーブをしてくれたことをとても嬉しく思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ギュレルのCKから決めたデミラルの2点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xyjYCSjzkDY";var video_start = 68;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 15:32 Wed
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“トルコのメッシ”が遂にベールを脱ぐか!? ベテランと若手のハーモニーがカギ/アルダ・ギュレル(トルコ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFアルダ・ギュレル(レアル・マドリー) 2005年2月25日(19歳) 3大会連続でユーロに出場したトルコ。チームを指揮するモンテッラ監督は、イタリア代表として多くの経験があり、指揮官としても結果を残している。 チームとの中心選手は10番を背負うMFハカン・チャルハノール。かつてはFKの名手という部分が脚光を浴びたが、インテルで元々持っていたテクニックに加え、ゲームコントロール力を身につけた。モンテッラ監督も絶賛する力を持ち合わせている。 キャリアの最盛期とも言えるチャルハノールだが、注目したいのはアルダ・ギュレル。“トルコのメッシ”という異名を持つ19歳は、当初の予定を早めてマドリーが獲得したほどの逸材。ただ、ケガで大きく出遅れた1年目のシーズンは、苦しい戦いが続いた。 それでもラ・リーガ10試合で6ゴールと才能は本物であることを証明。先輩チャルハノールと呼応しながら、このユーロの舞台で才能が花開き、大きな注目を集める可能性もあるスター候補生。トルコの次世代を担う逸材の活躍は、チームの結果にも繋がることだろう。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.メルト・ギュノク(ベジクタシュ) 12.アルタイ・バユンドゥル(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 23.ウギュルジャン・チャクル(トラブゾンスポル) DF 2.メーメト・ゼキ・チェリク(ローマ/イタリア) 3.メリフ・デミラル(アル・アハリ/サウジアラビア) 4.サメト・アカイドゥン(パナシナイコス/ギリシャ) 13.アフメジャン・カプラン(アヤックス/オランダ) 14.アブドゥルケリム・バルダクチ(ガラタサライ) 18.メルト・ミュルドゥル(フェネルバフチェ) 20.フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ) MF 5.オカイ・ヨクシュル(WBA/イングランド) 6.オルクン・コクチュ(ベンフィカ/ポルトガル) 10.ハカン・チャルハノール(インテル/イタリア) 15.サリフ・エズジャン(ドルトムント/ドイツ) 16.イスマイル・ユクセク(フェネルバフチェ) 22.カーン・アイハン(ガラタサライ) FW 7.ケレム・アクトゥルコール(ガラタサライ) 8.アルダ・ギュレル(レアル・マドリー/スペイン) 9.ジェンク・トスン(ベシクタシュ) 11.ユスフ・ヤズジュ(リール/フランス) 17.イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ) 19.ケナン・ユルドゥズ(ユベントス/イタリア) 21.バリシュ・ユルマズ(ガラタサライ) 24.セミ・クルチソイ(ベシクタシュ) 25.ユヌス・アクギュン(レスター・シティ/イングランド) 26.ベルトゥ・ユルデュルム(スタッド・レンヌ/フランス) <span class="paragraph-title">【動画】トルコ産の天才、アルダ・ギュレルプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="msGvPESDx30";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.18 17:30 Tue

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ベスト8が決定! 開催国ドイツはスペインと、優勝候補ポルトガルとフランスが激突【ユーロ2024】

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トルコ守護神が後半AT土壇場で魅せた「今大会ベストセーブ」に脚光…敵将ラングニックはゴードン・バンクス引き合いにお手上げ…

トルコ代表をユーロ2024でのベスト8進出に導いた守護神のビッグプレーが脚光を浴びている。 トルコは2日に行われたラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。DFメリフ・デミラルがセットプレーから挙げた2ゴールを最後まで粘りの守備で守り切り、4大会ぶり3度目の8強入りを決めた。 この好ゲームにおいてハイライトのひとつとなったのが、試合終了間際の95分にトルコの守護神メルト・ギュノクが見せた圧巻のファインセーブだった。 土壇場での同点ゴールを目指して前がかったオーストリアはパワープレーの形からボックス左角でクリアボールを拾ったMFアレクサンダー・プラスが浮き球のクロスをゴール前に供給すると、ゴール前で完全にフリーとなったMFクリストフ・バウムガルトナーがピッチに叩きつける渾身のヘディングシュートを枠の左へ飛ばした。 だが、このシュートに驚異的な反射神経で反応したギュノクは、伸びあがる形で右に跳ね上がって右手一本で枠外に強くはじき出すビッグセーブ。ゴールを確信していたバウムガルトナーやオーストリアの選手が頭を抱えた一方、自身の大仕事にエキサイトするギュノクはゴール裏に向けて咆哮すると共に、チームメートからの労いを受けた。 『The xG Philosophy』によると、このシュートのゴール期待値は0.94で、GKが阻止できる可能性はわずかに6%だったが、ギュノクはこの大舞台の土壇場でその極めて難しい仕事をやってのけた。 そのビッグプレーを巡っては、試合後の会見でオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が「ゴードン・バンクスがゴールキーパーなら難しい」と語り、1970年ワールドカップでイングランド代表のレジェンドGKゴードン・バンクスが、ブラジル代表FWペレのヘディングシュートを止めた有名なセーブになぞらえて称賛した。 また、このプレーを切り取った大会公式SNSの投稿にも、「今大会ベストセーブ」といった称賛のコメントが殺到している。 ワールドカップやユーロといったトーナメントでは各チームの守護神のパフォーマンスが非常に重要となるなか、ギュノクは前日に行われたポルトガル代表vsスロベニア代表のPK戦で3本のPKストップという神業をやってのけたポルトガル守護神ジオゴ・コスタと共に、注目を集める存在となった。 <span class="paragraph-title">【動画】2-1の後半ATにギュノクが魅せた圧巻セーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">Mert Günok&#39;s incredible 95th-minute save <a href="https://twitter.com/hashtag/EUROLastMinute?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EUROLastMinute</a> | <a href="https://twitter.com/Hublot?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hublot</a> <a href="https://t.co/N2AImAbc7A">pic.twitter.com/N2AImAbc7A</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1808266570327634063?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.03 18:00 Wed
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デミラル2発のトルコがオーストリアを振り切り4大会ぶりベスト8、準々決勝ではオランダと対戦【ユーロ2024】

ユーロ2024ラウンド16、オーストリア代表vsトルコ代表が2日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 フランス代表、オランダ代表、ポーランド代表が同居したグループDを2勝1敗の首位で通過したオーストリアは、7日前のオランダ戦のスタメンから4選手を変更。ウーバーやグリリッチュらに代わってライマーやムウォネが先発に戻った。 一方、ポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFを2勝1敗の2位で通過したトルコは、6日前のチェコ戦のスタメンから3選手を変更。累積のチャルハノールとアカイドゥンらに代えてアイハンやバルダグチを起用した。 試合は開始2分に動く。ギュレルのCKがゴール前での混戦を生むとルーズボールをデミラルが押し込んだ。 失点直後、バウムガルトナーのコントロールシュート、シュミットのCKでゴールに迫ったオーストリアが前がかる展開が続く中、トルコは25分、CKからデミラルが2点目に迫って牽制。 前半半ば以降は互角の攻防が続いた中、トルコの1点リードで前半を終えた。 迎えた後半、グレゴリッチュを投入したオーストリアはアルナウトビッチとのツインタワーを形成。そのオーストリアは51分に決定機。ポッシュのスルーパスに抜け出たアルナウトビッチがGKと一対一に。しかしシュートはGKギュノクのセーブに阻まれた。 この立ち上がりのピンチを凌いだトルコは59分、リードを広げる。ギュレルの右CKをデミラルがヘッドで合わせた。 それでも67分、オーストリアが1点差とする。ザビッツァーの右CKをポッシュが頭で逸らし、ファーサイドのグレゴリッチュが押し込んだ。 後半半ば以降、オーストリアが圧力を強めていったが、ギュレルとユルドゥズに代えてフレッシュな選手を投入したトルコがリードを保っていく。 そして後半追加タイム5分の大ピンチをGKギュノクがファインセーブで凌いだトルコが逃げ切り勝利。4大会ぶりのベスト8進出を決め、準々決勝ではオランダと対戦することになった。 オーストリア 1-2 トルコ 【オーストリア】 ミハエル・グレゴリッチュ(後22) 【トルコ】 メリフ・デミラル(前2) メリフ・デミラル(後14) 2024.07.03 05:59 Wed
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両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。 欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。 優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。 また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。 そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。 それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。 開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。 チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。 1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。 なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。 <span class="paragraph-title">【動画】開始20分で退場…最後には大荒れの展開に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 12:40 Thu

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