とうとうユーロ開幕、ベルリンの街は今…/原ゆみこのマドリッド

2024.06.16 00:20 Sun
Getty Images
「もしや中国人並に人口多いんじゃ」そんな風に私が思ってしまったのは、どこに行っても、赤白市松模様のユニを着たファンを見かけることに気がついた時のことでした。いやあ、ユーロ現地初観戦を楽しみに、金曜にはスペインのクロアチア戦に備えて、私はベルリン入り。ホテルに荷物を置くやいなや、街に出て見たところ、通りを闊歩するのはクロアチアファンばかりだったんですよ。同じ飛行機で来たスペイン人ファンは確かにいたはずなのに、一体、彼らはどこに姿を消した?

うーん、元々、ドイツ在住者が約40万人と完璧に多数派のクロアチア人ファンが、オリンピアシュタディオンでは1万人のスペイン人ファンを圧倒するだろうというのは当初から、予測されていたんですけどね。土曜の午後など、いきなりドシャ降りに見舞われたため、雨宿りとランチを兼ねて、ブランデンブルク門の周りをウロついていた時も目についたのは、お店の中も外もクロアチア勢ばかり。ドイツ警察当局も今回は重点的にウルトラたちが騒ぎを起こすのを警戒しているため、怖くはなかったものの、ちょっと心細かったのは確かかと。

とはいえ、ベルリンで盛り上がっているのは土曜に試合を控えたクロアチア人ファンだけでなく、開催国ドイツのファンも同じだったよう。ええ、昼間のうちに偵察しておいたブルンデルブルク門の先に延々と続くファンゾーンに、開幕スコットランド戦がキックオフとなった午後9時過ぎに私が戻ってみると、出て来るファンはいても、入場は一切認めらない満員御礼状態。3万人入ると言われた、あの広大なファンゾーンなのに立錐の余地ない状態で盛り上がるとは、やっぱり地元ファンの力を舐めてはいけない?
ようやくスペイン人ファンたちが姿を見せだしたのは試合当日のお昼頃になってからのことで、この日もファンゾーンの開場が午後2時だったため、再びブランデンブルク門前の通りに行ってみたところ、かなりの人数が集結。時折、恒例の「Yo soy espanol, espanol/ジョー・ソイ・エスパニョール(私はスペイン人)」と歌う声が聞こえたものの、うーん、やっぱり多勢に無勢でしたかねえ。通りを挟んだ、より門に近いスペースにいるクロアチア人たちの音量にはとても敵わなかったですが、何よりだったのは、両チームのファンの間で今のところ、まったく問題が起こっていないことでしょうか。

いやまあ、土曜午後6時(日本時間翌午前1時)からの試合の結果次第では何があるかわかりませんけどね。有難いのはこれがまだグループリーグ1節で、どちらが勝っても負けても残り2試合次第で突破は可能。ファンもまだキリキリする必要がないことですが、こればっかりはねえ。最近はあまり盛り上がっていないように見えたスペイン代表ですが、飛行機代はもちろん、ホテル代や外食費が半端ないドイツまで、これだけのファンが応援に来てくることに選手たちが感謝して、今はただ、いい大会をしてくれることを祈るしかありません。

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