浦和にも影響? グスタフソンがスウェーデン代表の練習中にヒザを捻って離脱…追加で検査の可能性

2024.06.07 20:45 Fri
今季の浦和の中盤を支えるグスタフソン
©超ワールドサッカー
今季の浦和の中盤を支えるグスタフソン
浦和レッズのMFサミュエル・グスタフソンが、スウェーデン代表活動中に負傷したという。スウェーデン『fotbollskanalen』が伝えた。

今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソン。アンカーのポジションでチームを支える活躍を見せ、明治安田J1リーグでは15試合に出場している。
スウェーデンはユーロ2024に出場しないものの、今回のインターナショナル・マッチウィークでは国際親善試合に臨んでおり、グスタフソンも消臭を受けていた。

そのグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したとのこと。片ヒザに包帯を巻いた姿が確認されたとのことだ。

『fotbollskanalen』によると、グスタフソンはミニゲーム中にヒザを捻ったとのこと。ピッチに横たわったまましばらく治療を受けていたが、そのままピッチを去り、トレーニングを後にしたという。
グスタフソンはさらに検査を受けるとのこと。8日にはセルビア代表との試合が控えているが、どうやら出番はなさそうだ。

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C大阪がスーパーな2ゴールで3戦ぶり白星! 浦和は一歩及ばずで4戦未勝利【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのセレッソ大阪が浦和レッズを2-1で下した。 9位C大阪は代表帰りの西尾隆矢が先発。海外移籍で離脱の毎熊晟矢に代わる右サイドバックに奥田勇斗が入った。8位浦和は出場停止のアレクサンダー・ショルツを欠くなか、佐藤瑶大を代役に抜擢。代表先で負傷したサミュエル・グスタフソンに代わるアンカーは引き続き岩尾憲で、中島翔哉やオラ・ソルバッケンが欠場のウイングに大久保智明を起用した。 序盤から浦和がうまくボールを動かし、攻撃でなかなかリズムを作れないC大阪だが、20分に右CKからレオ・セアラがわずかゴール上の惜しいシュートシーン。次第にC大阪もボールを握り返して押し込む時間帯も作り出していったが、ミドルサードから先で探る流れが続く。 浦和としても突きどころだが、なかなかチアゴ・サンタナに良い形でボールが入らず。そのななにが、33分にマリウス・ホイブラーテンの絶妙なフィードから一気にチャンスを作り、前田直輝の落としから伊藤敦樹がゴールに迫っていったが、これを仕留め切れない。 その後も互いに決め手を欠く両者だが、43分にC大阪が敵陣左サイドでFKのチャンスを掴むと、これを生かして先制に成功。遠目の位置からだったが、キッカーのルーカス・フェルナンデスが右足で直接狙うと、うまく相手守備陣の裏をかく形でゴール左隅に決まった。 そのC大阪は後半から上門知樹を送り込むなかで、早々にレオ・セアラが鋭いシュートを放つなど、勢いをもって立ち上がると、49分に右CKのチャンス。クロスは弾かれるが、バイタルエリア中央から奥田勇斗が目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、浦和を突き放す。 より劣勢の浦和は交代カードを切りながら攻め返しにいくが、C大阪の守りを攻め切れず。チャンスの数ではC大阪の方が多い展開のなか、72分頃に伊藤が左ハムストリングを痛めた素振りから自ら交代を求めるアクシデントにも見舞われてしまう。 それでも、浦和はその交代で入った武田英寿が77分に右サイドからクロスを送ると、63分から出場したブライアン・リンセンがヘディングでネットを揺らして1点差に。C大阪は自陣で守備に追われるシーンが目立ちはじめ、81分に為田大貴と柴山昌也の投入でテコ入れを図る。 88分にも最後の交代枠で古巣戦の平野佑一と山下達也を送り込み、C大阪が逃げ切りムードを強めたなか、浦和も攻めに転じ続けるが、一歩及ばず。C大阪は3戦ぶり白星&4戦無敗に。浦和は2戦ぶり黒星&4戦未勝利となっている。 セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前42) 奥田勇斗(後4) 【浦和】 ブライアン・リンセン(後32) <span class="paragraph-title">【動画】奥田勇斗が新右SBとして即アピールの一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J初ゴールは超絶ゴラッソ‼<br>\<br><br>C大阪・奥田勇斗がJ初ゴールとなる<br>豪快なダイレクトミドルを突き刺す<br><br>明治安田J1第18節<br>C大阪×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#C大阪浦和</a> <a href="https://t.co/6U481IzZrp">pic.twitter.com/6U481IzZrp</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801938150937215167?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 20:58 Sat

【J1注目プレビュー|第18節:C大阪vs浦和】お得意様・浦和を迎えるC大阪は勝ち切れるか? 野戦病院状態の浦和は正念場

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浦和MFグスタフソンがスウェーデン代表で左ヒザ負傷…帰国は代表活動終了後に

浦和レッズは9日、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの負傷を報告した。 現在スウェーデン代表に合流中のグスタフソンはトレーニング中に左ヒザを負傷。日本への帰国は代表活動終了後となる。 今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソンはアンカーとしてチームを支え、ここまで明治安田J1リーグで15試合に出場。2得点を記録している。 スウェーデンはユーロ2024に出場しないが、今回のインターナショナル・マッチウィークでデンマーク代表、セルビア代表との国際親善試合を実施。5日のデンマーク戦で90分間ベンチを温めたグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したと見られており、8日のセルビア戦はメンバー外となっていた。 2024.06.09 10:15 Sun

浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri

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浦和がファン・サポーターにお願い…遠征時のファン対応に「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」、今季は複数クラブが禁止の声明

浦和レッズは13日、「チームの遠征時に関するお願い」としてファン・サポーターへ呼びかけを行った。 今シーズンは、横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田、サンフレッチェ広島、FC東京などがすでに声明を発表している通り、移動時や滞在先のホテルなどでの執拗なつきまとい行為に対して注意喚起がなされ、公共施設でのファン対応を行わないとしてきた。 そんな中、浦和も同様の事象について声明を発表。遠征時には声掛けなどをしないようにお願いした。 「選手およびチームスタッフが遠征を行う際の、ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションについてお願いがございます」 「遠征時に利用する、公共交通機関(駅、空港等)やホテル等の公共施設、およびその周辺において、選手やスタッフがサインや写真撮影を求められる場面が見受けられます」 「みなさまご承知の通り、公共交通機関や公共施設は他のお客様もご利用になられており、そうした行為は他の利用者の方々や従業員のみなさまへのご迷惑に繋がる可能性があるほか、選手、スタッフ、およびファン・サポーターのみなさまの安全面への懸念もございますため、今後はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「なお、大原サッカー場でのファンサービスの実施につきましては、引き続き弊クラブ内にて検討を行ってまいります」 「本発信以前より、選手、チームスタッフ、そして公共交通機関や公共施設のご利用者様等へのご配慮から、サインや写真撮影を自重してくださっていたファン・サポーターのみなさまには、この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます」 「またこれまで、遠征時に選手やチームスタッフにサインや写真撮影を求められていたみなさまにおかれましては、そうした行為が悪意に基づくものでは無いことを私どもも重々承知いたしておりますが、上記理由をご勘案の上、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」 禁止とは発表せず、ファン・サポーターの配慮に任せる形となった浦和。クラブのことを思っての普段のサポートなのであれば、しっかりと耳を傾けてくれるはずだろう。 2024.06.13 18:45 Thu

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仕切り直しの名古屋戦に勝利…10位で折り返しの東京V・城福監督「チームの進化を見せられた」

東京ヴェルディが、前半戦ラストマッチで仕切り直しの勝利を収めた。 東京Vは22日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第19節で名古屋グランパスと対戦し、1-0の勝利を収めた。 前節、サンフレッチェ広島に1-4の敗戦を喫し、0-5で敗れたFC町田ゼルビア戦に続く完敗となった緑の名門。今週のチーム立ち上げに際して指揮官、選手の双方からJ1トップレベルで戦う上で、自分たちの基準をもう一段階上のレベルに引き上げる必要があるとの声も挙がっていた。 その惨敗からのリバウンドメンタリティと共に、今後に向けたチームとしての改善、進化にも注目が集まった一戦では、試合終盤の20分近くで防戦一方の展開を強いられるなど課題を残したが、前後半の入りの局面での集中、セットプレーの守備、セカンドボール、ボールホルダーへの寄せの速さといった部分でポジティブな意識の変化が見受けられた。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形でスタートした中、前半は全体的に反応速度の遅さ、攻撃時の可変が機能せずに攻守にギアが上がらない名古屋に対して、メリハリの利いた守備、切り替えの速さで優位に進めた。とりわけ、守備では全体をコンパクトに保ちながら中盤のMF綱島悠斗を起点にセカンドボール、イーブンな競り合いをことごとく制して主導権を握り、相手に攻撃の糸口さえ与えず。 一方、攻撃ではFW木村勇大らの背後へのランニング、相手のボランチ脇を使いながら両ウイングバックの攻撃参加を軸に幾つか良い形での崩しを見せたが、ポケットの攻略やアタッキングサードでの精度、連携を欠いて決定機を作るまでには至らなかった。 それでも、相手が立ち位置の修正や全体の強度を上げて臨んだ後半序盤の守勢を耐え抜くと、52分にはダレン・イングランド主審の素晴らしいアドバンテージの判断も利いた、木村、MF翁長聖の2人で完結させた鮮やかなロングカウンターから先制点を奪取。 その後はFWパトリック、FW榊原杏太らの投入でパワープレー気味に前への圧力を強めた相手に押し込まれ、再三のシュートを浴びる苦しい展開を強いられたが、守護神マテウスの再三のビッグセーブ、DF谷口栄斗の魂のシュートブロックなどで虎の子の1点を守り抜き、直近2試合で7失点を喫していた中、ヴィッセル神戸戦以来3試合ぶりとなるクリーンシートを達成した。 同試合後の公式会見で城福浩監督は、「我々が立ち返るところをしっかりと共有して臨めた」と、広島戦の敗戦から改めてベーシックなところに目を向けて改善を図った一戦での勝利という結果に満足感を示した。 「前節、アウェイで完敗となり、我々としたらもう一度自分たちの目指すものをしっかりと確認する作業が必要でした。その部分を映像やトレーニングを通して、みんなで意思統一しました。名古屋対策というよりも、我々が立ち返るところをしっかりと共有して今日の試合に臨めたことが、特に前半はプラスに働いたかなと思います」 「前半は非常に緊張感のある入りをしたということと、前半は相手にほとんどペナルティエリアの中に入らせなかったので、我々のハイラインと前線からのプレス、相手陣でサッカーをするというところを具現化できて終えられたので、選手としても少し手応えがあったと思います」 「前半のような戦いの中で、できれば得点を取りたかったですが、名古屋という大きなクラブを相手に臆することなく、我々のサッカーを表現するということはできました。そこで最終的に勝ち点3を取れたことは自信になると思います」 「後半は中盤を省略して、名古屋さんがロングボールでセカンドを拾ってというところに徹してきたので、ここに対してのゲームの進め方は、学ばなくてはいけない。本当にボランチがあそこに1人でもいれば、足を振る時間も与えないで済みます。おそらくその瞬間の何秒かで6バックとか7バックみたいになってしまったところは修正しなければいけない」 ただ、ひと振りの時間を与えたとしても、ディフェンス陣が2人、3人でボールに食らいついてシュートブロックをするシーンがいくつかあったのと、マテウスもよく反応してくれたというのもあって、あれが魂があったから守り切れたというのは、ちょっとおこがましいですけれども、ボールへの集中力、反応というところは前節の広島戦で、僕らは差を見せつけられたので、反応力というのが前節よりは上がったという意味では、このチームの進化を見せられたと思います。 一方で、「勝って反省できるということは非常によかった」としながらも、「後半は中盤を省略して、名古屋さんがロングボールでセカンドを拾ってというところに徹してきたので、ここに対してのゲームの進め方は、学ばなくてはいけない。本当にボランチがあそこに1人でもいれば、足を振る時間も与えないで済みます。おそらくその瞬間の何秒かで6バックとか7バックみたいになってしまったところは修正しなければいけない」と、決して盤石とは言えなかったチームの課題にもしっかりと目を向けた。 それでも、「ただ、ひと振りの時間を与えたとしても、ディフェンス陣が2人、3人でボールに食らいついてシュートブロックをするシーンがいくつかあったのと、マテウスもよく反応してくれたというのもあって、あれが魂があったから守り切れたというのは、ちょっとおこがましいですけれども、ボールへの集中力、反応というところは前節の広島戦で、僕らは差を見せつけられたので、反応力というのが前節よりは上がったという意味で、このチームの進化を見せられた」と、広島戦の大敗を良い教訓としたチームの姿勢を評価した。 また、押し込まれた後半終盤に再三のビッグセーブでチームを救ったマテウスは、「これ以上ボール(シュート)が来ないでくれと思っていた(笑)」とジョークを交えながらも、前後半の入り、守備時のセットプレー改善もあって勝ち取った3ポイントへの手応えを口に。 「今日は入りから、特に前半は自分たちのペースで試合を運べた。後半の入りも含め、前節と同じ感じにはならずにしっかり修正して入れた。ここ3、4試合ではセットプレーからの失点が多かったので、しっかりそこは修正をかけながら、今日は自分たちに合っているやり方というのを見つけながらできたのかなと思います」 約3週間ぶりに戦列に復帰し、古巣相手に3バックの右、ボランチ、左ウイングバックと3つのポジションで完封勝利に貢献したDF宮原和也。 「まだまだ100%に近い状態ではない」、「後半最後は危ないシーンがたくさんあり、そこで決められていてもおかしくなかった。個人の能力を上げるだけではなく、チームとして組織的にどうやって守るのかをやっていかなければ、勝ち点は拾っていけない」とこの試合における個人、チームの反省を語ったが、「前回は広島に大差で、内容でも負けてしまった。そこで連敗しなかったというのは本当に大きい」と、チームの粘り強さを評価。 第9節の川崎フロンターレ戦でのJ1デビュー以降、リーグ戦10試合連続でスタメン出場を続けていた中、この試合では途中出場でクローザー役を担う形となったDF千田海人は、宮原同様に個人、チームの課題を口にしながらも広島戦からの意識の変化をポジティブに捉えている。 「広島戦以降、自分たちがセカンドボールの反応スピードだったり、そういうところで広島さんに比べて劣っているというか、広島さんの方がレベルが上だということを認識して、自分たちがひとつ学んだところがあった」 「試合前もその反応スピードのところは、城福さんからみんなに伝えられていて、みんなが頭に入れていたと思うので、シュートブロックの反応スピードとかも速かったですし、今日はセカンドボールのところも前半は綱島とかが速く行けていたと思いますし、広島戦で学んだところが今日の試合で出たと思います」 この仕切り直しの勝利によって、前半戦を6勝9分け4敗の10位で終えることになった東京V。昇格プレーオフを制した“20番目”のチームであり、クラブの予算規模を考えれば、大健闘と言っていい戦績だ。 とりわけ、チームの最大の目標であるJ1残留に向けて良いペースで勝ち点を積み上げられている状況だが、百戦錬磨の指揮官は「今が何位、今の勝ち点がいくつかということも、意味がないと思う」、「ここから先1試合1試合の戦いになっていき、その先に、世の中に驚きを示すようなサッカー、成果へと繋がっていく」と、現状の立ち位置を意識することなく、後半戦もベクトルを自分たちに向け、“成長”をテーマにしっかりと戦っていく構えだ。 ブラジル人守護神も「全員が献身的に仕事していたところが、今の結果に繋がっている」とチームが正しい歩みを見せていることを実感しながら、「一番危険なのは、自分たちがこれでオーケーだと思ってしまうこと。そこは後半戦に向けて危ない兆候になると思うので、しっかり全員で気を引き締めてやりたい」と、改めて後半戦への意気込みを語った。 前半戦終了時点で首位と12ポイント差、降格圏と12ポイント差の中位に位置する緑の名門。中3日で臨む後半戦初戦のジュビロ磐田との昇格組対決第2ラウンドを皮切りに、序盤戦では横浜F・マリノス、セレッソ大阪、町田と前半戦で敗戦を喫した相手との対戦が続く中、“J1残留”、さらなるサプライズ提供に向けて力強いスタートを飾ることはできるか…。 2024.06.23 08:38 Sun

鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat

鈴木優磨の2発で鹿島2点先行も…浦和が武田英寿の2ゴールで引き分けに持ち込む!【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に埼玉スタジアム2002で行われ、浦和レッズvs鹿島アントラーズは2-2のドローに終わった。 5試合ぶりの勝利を目指す10位浦和は先発にアレクサンダー・ショルツ、オラ・ソルバッケンが復帰。一方、9戦負けなしでくる2位鹿島の方は鈴木優磨をはじめ、前節と同じスタメンを継続した。 難敵との敵地戦となる鹿島だが、3分に鈴木優磨のポストプレーからカウンターに。名古新太郎のスルーパスから師岡柊生が抜け出し、シュートに持ち込むと、GK西川周作が弾いたボールを鈴木が流し込み、鹿島が先手を奪う。 浦和も12分に渡邊凌磨が鋭い右足フィニッシュで迫るが、鹿島守護神の早川友基がファインセーブ。その後も浦和が攻めるシーンを増やしていくが、42分にボックス左でボールを拾った安西幸輝の折り返しにまたも鈴木が反応する。 鈴木のうまく相手DFの股下を抜いたシュートで突き放しにも成功した鹿島はそのまま後半に入ると、ハーフタイム明けから大畑歩夢を投入した浦和も巻き返し、早々の47分に安居海渡の決定機。その後も鹿島を攻め立てる。 そのなかで、前田直輝や、ブライアン・リンセン、佐藤瑶大、武田英寿を立て続けに送り込む浦和は77分にロングボールに伊藤敦樹が抜け出し、ボックス右深くから折り返し。これを武田が左足で合わせ、1点差に迫る。 これがJ1初ゴールの武田は浦和の攻勢が続くなか、さらに輝き、90+2分に敵陣左サイドでのFKから左足で直接。GK早川の意表も突く形のシュートになると、ゴール左隅に決まり、浦和が土壇場で追いついてみせる。 一方の鹿島は鈴木らに代えて、チャヴリッチや柴崎岳、藤井智也、樋口雄太の交代カードを切りながら締めにかかったが、よもやの2失点で2試合連続のドローに。10試合無敗としたが、3位ガンバ大阪と勝ち点同数となった。 浦和レッズ 2-2 鹿島アントラーズ 【浦和】 武田英寿(後32、後45+2) 【鹿島】 鈴木優磨(前3、前42) <span class="paragraph-title">【動画】武田英寿、2ゴール目は相手GKの意表を突くFK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>彼だけに見えていたコース<br>\<br><br>武田英寿、衝撃のゴラッソ<br>後半ATに試合を振り出しに戻すFK弾<br><br>明治安田J1リーグ第19節<br>浦和×鹿島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E9%B9%BF%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和鹿島</a> <a href="https://t.co/1r1a3KbpKe">pic.twitter.com/1r1a3KbpKe</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1804484490896523413?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 21:25 Sat

攻め込む湘南を凌いだFC東京、徳元悠平がファーストタッチでの強烈ミドル叩き込み0-1勝利【明治安田J1第19節】

22日、明治安田J1リーグ第19節の湘南ベルマーレvsFC東京がレモンガススタジアム平塚で行われ、0-1でFC東京が勝利を収めた。 前節はアウェイで名古屋グランパスと引き分け、ギリギリ残留ラインに入った湘南と、ホームでジュビロ磐田と1-1で引き分けたFC東京の戦いとなった。 湘南は前節から2名を変更。髙橋直也、阿部浩之が外れ、山田直輝、鈴木淳之介が入った。対してFC東京は3名を変更。エンリケ・トレヴィザン、安斎颯馬、ディエゴ・オリヴェイラが外れ、岡哲平、松木玖生、荒木遼太郎が入った。 立ち上がりから積極性を見せたのはホームの湘南。積極的にシュートを打っていくが、GK野澤大志ブランドンにセーブされる。 FC東京はなかなかペースを掴めず、ボールこそポゼッションしているもののシュートになかなか行けない。7分には湘南がカウンターを仕掛けると、小野瀬康介が自らシュートもわずかに右に外れる。それでもFC東京は10分、ボックス手前でFKを獲得。荒木が直接狙うが、枠に飛んだシュートはGKソン・ボムグンにセーブされる。 その後は互いに譲らない展開となる中、44分にFC東京がビッグチャンス。仲川輝人、荒木がワンツーで仕掛けると、仲川がボックス内で1vs1となるが、これは枠の左に外れる。 ピンチを凌いだ湘南は45分、こぼれ球を繋いだ中、池田昌生のスルーパスをボックス内右で鈴木雄斗がダイレクトで折り返すと、ルキアンがボックス中央で蹴り込み、ネットを揺らす。 しかし、VARチェックの結果、オン・フィールド・レビューに。ルキアンのシュートが福田翔生の手に当たってコースが変わっていたが、これをハンドと判断。ノーゴールとなった。 湘南にとっては悔しい前半となった中、後半はギアを上げていくことに。すると59分、ボックス内右からの浮き球のパスをファーサイドで大野和成がダイレクトで合わせるも、GK野澤がスーパーセーブで凌ぐ。 失点しなかったFC東京だが、湘南にポゼッションを許して押し込まれていくことに。ただ、湘南もゴールを奪いきれずにゴールレスのまま試合は進んでいく。 シュート数でも湘南が圧倒的に上回っていく中、互いに選手交代で流れを変えにいくことに。交代選手が機能したのはFC東京 。徐々にポゼッションを取り戻していくと、79分についにスコアが動く。 ボックス右で細かく繋いで崩すと、中村の折り返しが流れると、ボックス手前で投入されたばかりの徳元悠平が得意の左足一閃。低空のシュートがゴール右に吸い込まれ、苦しんだFC東京が先制に成功する。 優勢に試合を進めていながらも決め切れずに先制を許してしまったしょうなん。再びクロスを増やしてゴールに迫っていくが、最後まで精度を欠いてしまいタイムアップ。徳元の今季初ゴールでFC東京が0-1で勝利を収めた。 湘南ベルマーレ 0-1 FC東京 【FC東京】 徳元悠平(後34) <span class="paragraph-title">【動画】徳元悠平の左足ミドルが炸裂!ファーストタッチが決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南FC東京</a> <a href="https://t.co/TcrY0TLQgK">pic.twitter.com/TcrY0TLQgK</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1804483473144431042?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 21:17 Sat

後半は柏が圧倒も、ドウグラス・ヴィエイラのゴールを守り切った広島が中2日の激闘を制す!柏は痛い4連敗…【明治安田J1第19節】

22日、明治安田J1リーグ第19節の柏レイソルvsサンフレッチェ広島が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-1で広島が勝利を収めた。 直近のリーグ戦3連敗、4試合未勝利と結果が出てこなくなった柏と、ミッドウィークには横浜F・マリノスに敗れ、中2日での試合となる広島の戦いとなった。 柏は勝ち点22の13位。連敗を止めたい中、前節から3名を変更。立田悠悟、白井永地、 木下康介が外れ、野田裕喜、戸嶋祥郎嶋、細谷真大が入った。 対する広島も3名を変更。志知孝明、満田誠、ピエロス・ソティリウが外れ、佐々木翔、マルコス・ジュニオール、ドウグラス・ヴィエイラが入った。 立ち上がりから激しさを見せる両者。柏が広島陣内でプレーする時間を増やしていくと9分、マテウス・サヴィオが左サイドから逆サイドへロングボール。裏に抜け出した山田雄士がボックス内でトラップも、シュートはGK大迫敬介にセーブされる。 押し込まれていた広島だったが15分にチャンス。ボールを奪うと、素早く縦パス。ドウグラス・ヴィエイラからのパスを受けたマルコス・ジュニオールが狙いすまして右足シュート。GKは一歩も動けなかったが、シュートは枠を外れた。 試合のペースは柏。20分には縦パスを落とした小屋松知哉がマテウス・サヴィオとのワンツーでリターンを受け、ボックス付近からシュートも、わずかに左に外れる。 柏はマテウス・サヴィオにボールを集め、鋭い縦パスから何度も決定機を演出。68分にはボックス内の細谷に通ればビッグチャンスだったが、わずかにカットされてしまった。 28分には左からのクロスに対し、GK佐々木雅士が飛び出してキャッチ。しかし、これに合わせに来ていた大橋祐紀と激突。大橋がピッチに倒れ込んだが、大事に至らずにプレーを再開した。 柏のペースで進んでいた中、先にゴールを奪ったのは広島。33分、自陣からのロングボールをダイレクトで繋ぐと、ボックス手前でパスを受けた大橋がドリブルで仕掛け、野田をかわしてボックス内左からクロス。これをドウグラス・ヴィエイラが合わせて、広島が先制する。 劣勢ながら先制した広島は36分にチャンス。カウンターから大橋のパスを受けた東俊希が落ち着いて左足シュート。しかし、これは左サイドネットを叩いてしまう。 64分に柏はビッグチャンス。左サイドからの木下のクロスを山田がヘディングで折り返すと、最後は高嶺がダイレクトシュートも、GK大迫がわずかに触ってセーブする。 広島がリードしていながらも、柏がポゼッションし、終始ペースを握ることに。何度もシュートを放つがGK大迫が立ちはだかる。さらに、クロスも左右から何本も入れるが、ゴールは奪えない。 柏が攻め込み、広島が守りを固めるという時間が長く続く中、GK大迫を中心に最後まで広島が得点を許さずに試合終了。0-1で広島が、中2日と厳しい試合で勝利を収めた。 柏レイソル 0-1 サンフレッチェ広島 【広島】 ドウグラス・ヴィエイラ(前33) <span class="paragraph-title">【動画】広島の見事なパスワーク!最後はドウグラス・ヴィエイラが合わせる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#柏広島</a> <a href="https://t.co/901FtN9cKi">pic.twitter.com/901FtN9cKi</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1804466054661394591?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 21:06 Sat

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C大阪がスーパーな2ゴールで3戦ぶり白星! 浦和は一歩及ばずで4戦未勝利【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのセレッソ大阪が浦和レッズを2-1で下した。 9位C大阪は代表帰りの西尾隆矢が先発。海外移籍で離脱の毎熊晟矢に代わる右サイドバックに奥田勇斗が入った。8位浦和は出場停止のアレクサンダー・ショルツを欠くなか、佐藤瑶大を代役に抜擢。代表先で負傷したサミュエル・グスタフソンに代わるアンカーは引き続き岩尾憲で、中島翔哉やオラ・ソルバッケンが欠場のウイングに大久保智明を起用した。 序盤から浦和がうまくボールを動かし、攻撃でなかなかリズムを作れないC大阪だが、20分に右CKからレオ・セアラがわずかゴール上の惜しいシュートシーン。次第にC大阪もボールを握り返して押し込む時間帯も作り出していったが、ミドルサードから先で探る流れが続く。 浦和としても突きどころだが、なかなかチアゴ・サンタナに良い形でボールが入らず。そのななにが、33分にマリウス・ホイブラーテンの絶妙なフィードから一気にチャンスを作り、前田直輝の落としから伊藤敦樹がゴールに迫っていったが、これを仕留め切れない。 その後も互いに決め手を欠く両者だが、43分にC大阪が敵陣左サイドでFKのチャンスを掴むと、これを生かして先制に成功。遠目の位置からだったが、キッカーのルーカス・フェルナンデスが右足で直接狙うと、うまく相手守備陣の裏をかく形でゴール左隅に決まった。 そのC大阪は後半から上門知樹を送り込むなかで、早々にレオ・セアラが鋭いシュートを放つなど、勢いをもって立ち上がると、49分に右CKのチャンス。クロスは弾かれるが、バイタルエリア中央から奥田勇斗が目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、浦和を突き放す。 より劣勢の浦和は交代カードを切りながら攻め返しにいくが、C大阪の守りを攻め切れず。チャンスの数ではC大阪の方が多い展開のなか、72分頃に伊藤が左ハムストリングを痛めた素振りから自ら交代を求めるアクシデントにも見舞われてしまう。 それでも、浦和はその交代で入った武田英寿が77分に右サイドからクロスを送ると、63分から出場したブライアン・リンセンがヘディングでネットを揺らして1点差に。C大阪は自陣で守備に追われるシーンが目立ちはじめ、81分に為田大貴と柴山昌也の投入でテコ入れを図る。 88分にも最後の交代枠で古巣戦の平野佑一と山下達也を送り込み、C大阪が逃げ切りムードを強めたなか、浦和も攻めに転じ続けるが、一歩及ばず。C大阪は3戦ぶり白星&4戦無敗に。浦和は2戦ぶり黒星&4戦未勝利となっている。 セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前42) 奥田勇斗(後4) 【浦和】 ブライアン・リンセン(後32) <span class="paragraph-title">【動画】奥田勇斗が新右SBとして即アピールの一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J初ゴールは超絶ゴラッソ‼<br>\<br><br>C大阪・奥田勇斗がJ初ゴールとなる<br>豪快なダイレクトミドルを突き刺す<br><br>明治安田J1第18節<br>C大阪×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#C大阪浦和</a> <a href="https://t.co/6U481IzZrp">pic.twitter.com/6U481IzZrp</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801938150937215167?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 20:58 Sat
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【J1注目プレビュー|第18節:C大阪vs浦和】お得意様・浦和を迎えるC大阪は勝ち切れるか? 野戦病院状態の浦和は正念場

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ セレッソ大阪(9位/25pt) vs 浦和レッズ(8位/25pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆中位から上に行けるかどうか【セレッソ大阪】</span> 前節は京都サンガF.C.相手に1-1のドロー。下位で苦しむ相手に苦戦した結果、ゴールが1つしか奪えなかった。リーグ戦では連続ででドローも、着実に勝ち点を重ねている。 今節は浦和をホームに迎える中、ホームでは得意な相手。直近11試合で7勝3分1敗と結果を残しており、過去4年は全てクリーンシートだ。 チームにとってはキャプテンでもあったDF毎熊晟矢が海外移籍のため離脱。チームにとっては痛手とも言えるが、残った選手たちが穴を埋めていくしかない。今こそ、一丸となって戦う時だろう。 ただ、この中断期間にカップ戦3試合を行っており、浦和とのコンディション差は歴然。それでも再開初戦でしっかりと結果を残していきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:田中駿汰、奥埜博亮 MF:ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノ、カピシャーバ FW:レオ・セアラ 監督:小菊昭雄 <span class="paragraph-subtitle">◆苦しい中、混戦を抜けられるか【浦和レッズ】</span> 前節はホームにヴィッセル神戸を迎えて1-1のドロー。3試合勝利がない状況だ。 2週間の中断期間に他クラブはルヴァンカップや天皇杯を戦ったが、浦和は早期敗退と出場権剥奪という状況で今シーズンはリーグ戦のみの戦いに。代表活動に参加した選手も少なく、コンディションを整える良い機会となった。 しかし、チームの要であったスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンが代表活動中に負傷。また、DFアレクサンダー・ショルツは出場停止とあり、選手を数人欠くことになる。 前述の通り、アウェイでのC大阪戦は苦手としているが、新たなメンバーも加わり気にしないでも良いところ。ただ、ケガ人の多さで戦力が整っていないだけに、苦しい戦いは強いられそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、岩尾憲、安居海渡 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、中島翔哉 監督:ペア・マティアス・ヘグモ 出場停止:アレクサンダー・ショルツ 2024.06.15 16:20 Sat
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浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri
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【J1注目プレビュー|第17節:浦和vs神戸】共に痛みを伴う敗戦…嫌なムードを払拭するのは?

【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 16:00キックオフ 浦和レッズ(7位/24pt) vs ヴィッセル神戸(3位/29pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦を乗り越えろ【浦和レッズ】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた中、ラストプレーのPKで失点し敗戦。4戦無敗となっていたなかでの悔しい黒星となった。 試合内容は相手を上回り、首位相手にしっかりと戦えていた。しかし、それでも結果は黒星。内容が良くても意味はない。 気になるのはサイドアタックの精度。特に、町田戦では効果的なクロスが入らず、その精度の低さは目立った。プレスをかけてサイドから素早い攻撃を仕掛けたいなかで、クロスの精度は大事なところだろう。 相手を崩すための動きは徐々に出てきた。ただ、サイドアタッカーはケガなどで固定できず、苦しんでいる。オラ・ソルバッケンの状態は徐々に上がっている中で、期待されるところも大きいはずだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、岩尾憲 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン 監督:ペア・マティアス・ヘグモ <span class="paragraph-subtitle">◆まさかの連敗、負けられない【ヴィッセル神戸】</span> アウェイで鹿島アントラーズに封殺された神戸は、ホームに戻っての前節も東京ヴェルディ相手に0-1で敗戦。オウンゴールではあったが、これで連敗となった。 首位の町田を追いかけたかった中で、よもやの連敗は苦しいところ。特にチームとして重く受け止めたいのが沈黙を続ける攻撃陣だ。 5月上旬は複数得点を記録して輝きを取り戻したかと思われた攻撃陣だったが、3試合で奪ったのは1点のみ。失点も「2」で終わっていることを考えれば、攻撃陣が機能できていればというところだろう。 2シーズンぶりの連敗を喫しても「やり続けること」を強調した吉田孝行監督とGK前川黛也。しっかりとここで勝利を取り戻し、連覇に向けて進みたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、広瀬陸斗 監督:吉田孝行 2024.06.01 13:25 Sat
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神戸先制の上位対決は浦和追いつき痛み分け…ソルバッケンが中島翔哉の同点弾アシスト【明治安田J1第17節】

1日、明治安田J1リーグ第17節の浦和レッズvsヴィッセル神戸が埼玉スタジアム2002で行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節は首位の町田ゼルビア相手に惜しくも敗れた6位浦和。後半アディショナルタイムにPKから決勝点を奪われた。続いていた無敗が「4」でストップしたが、町田戦からはメンバー変更なし。前節初スタメンのオラ・ソルバッケンは引き続き左ウイングに入った。 対するは3位の神戸。4連勝からの2連敗と調子を落としており、前節の東京ヴェルディ戦はオウンゴールに泣いた。優勝争いに留まるためにも早めに立て直したいなか、東京V戦からはスタメンを3人変更。佐々木大樹、井出遥也、初瀬亮が先発した。 キックオフ直後から大迫勇也がファーストシュートを放つと、これで得たCKから再び大迫がヘディングシュート。ゴールに襲いかかるが、GK西川周作が弾き出す。 攻め立てる神戸は5分、ボックス手前中央の好位置でFKを獲得。大迫が直接狙ったが、GK西川が掻き出した。 対する浦和は最終ラインの裏へ抜け出したチアゴ・サンタナのポストプレーからチャンスを作る。落としを受けたオラ・ソルバッケンがシュートも、枠の上に飛んだ。 先手を取ったのは15分の神戸。右からのクロスでゴール前混戦が生まれると、最後はルーズボールに井出遥也が反応。右足で蹴り込み、ホームチームが1点をリードした。 その後はこう着状態が続いたが、32分には右からの前田直輝のクロスにソルバッケンが飛び込む。伸ばした左足はわずかに届かず、浦和は同点のチャンスを活かせなかった。 比較的引いて構えつつ前に出ていく神戸は、36分に追加点のチャンス。左から初瀬亮がクロスを入れると、大迫がダイビングヘッド。GK西川が弾き出した。 前半終了間際には、なかなか良い形を作れない浦和のチアゴ・サンタナが強烈なシュートを放っていくが、GK前川黛也がストップ。神戸の1点リードで折り返す。 後半に入ると浦和は2枚替え。前田直輝と岩尾憲を下げ、中島翔哉とサミュエル・グスタフソンを投入。中島が左ウイングに入り、ソルバッケンは右サイドに移った。 すると立ち上がり、伊藤敦樹がシュート。この際のファウルで得たFKから中島が直接狙っていく。 前半とは打って変わって攻勢の浦和。55分には、ボックス内で受けた伊藤が反転から左足シュートもわずかに右に外れた。 それでも勢いそのまま、同点ゴールを奪う。60分、ソルバッケンが右サイドからカットインすると、相手を引きつけて中央の中島にパス。右足で狙ったコントロールショットがゴール右隅に決まり、1-1の振り出しに戻った。 再び勝ち越したい神戸は広瀬陸斗を投入して攻勢を強めるが、ファイナルサードを攻略することができない。 耐えながら前に出る浦和は76分、中島がボックス手前左でタメを作ってからスルーパス。チアゴ・サンタナが左ポケットに抜け出してシュートを放つが、GK前川の正面を突いた。 両チーム交代カードを切りながら試合は終盤へ。86分にはボックス内でこぼれ球に反応した大迫が左足を振り抜くも、抑えきることができない。 後半アディショナルタイムには大畑歩夢、渡邊凌磨のシュートで神戸ゴールに迫った浦和だが、結局追加点は生まれないまま試合終了。1-1の痛み分けに終わっている。 浦和レッズ 1-1 ヴィッセル神戸 【浦和】 中島翔哉(後16) 【神戸】 井出遥也(前15) <span class="paragraph-title">【動画】ソルバッケンのラストパスから中島翔哉がコントロールショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これが浦和のNo.10<br>\<br><br>ソルバッケンがカットインからパス<br>中島翔哉がワンタッチで相手を剥がし<br>最後はコントロールショットを突き刺した<br><br>攻勢を強める浦和。試合はまだ終わらない!<br><br>明治安田J1第17節<br>浦和×神戸<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和神戸</a> <a href="https://t.co/EVjWHiAbsB">pic.twitter.com/EVjWHiAbsB</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796822219772813703?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 18:25 Sat

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C大阪がスーパーな2ゴールで3戦ぶり白星! 浦和は一歩及ばずで4戦未勝利【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのセレッソ大阪が浦和レッズを2-1で下した。 9位C大阪は代表帰りの西尾隆矢が先発。海外移籍で離脱の毎熊晟矢に代わる右サイドバックに奥田勇斗が入った。8位浦和は出場停止のアレクサンダー・ショルツを欠くなか、佐藤瑶大を代役に抜擢。代表先で負傷したサミュエル・グスタフソンに代わるアンカーは引き続き岩尾憲で、中島翔哉やオラ・ソルバッケンが欠場のウイングに大久保智明を起用した。 序盤から浦和がうまくボールを動かし、攻撃でなかなかリズムを作れないC大阪だが、20分に右CKからレオ・セアラがわずかゴール上の惜しいシュートシーン。次第にC大阪もボールを握り返して押し込む時間帯も作り出していったが、ミドルサードから先で探る流れが続く。 浦和としても突きどころだが、なかなかチアゴ・サンタナに良い形でボールが入らず。そのななにが、33分にマリウス・ホイブラーテンの絶妙なフィードから一気にチャンスを作り、前田直輝の落としから伊藤敦樹がゴールに迫っていったが、これを仕留め切れない。 その後も互いに決め手を欠く両者だが、43分にC大阪が敵陣左サイドでFKのチャンスを掴むと、これを生かして先制に成功。遠目の位置からだったが、キッカーのルーカス・フェルナンデスが右足で直接狙うと、うまく相手守備陣の裏をかく形でゴール左隅に決まった。 そのC大阪は後半から上門知樹を送り込むなかで、早々にレオ・セアラが鋭いシュートを放つなど、勢いをもって立ち上がると、49分に右CKのチャンス。クロスは弾かれるが、バイタルエリア中央から奥田勇斗が目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、浦和を突き放す。 より劣勢の浦和は交代カードを切りながら攻め返しにいくが、C大阪の守りを攻め切れず。チャンスの数ではC大阪の方が多い展開のなか、72分頃に伊藤が左ハムストリングを痛めた素振りから自ら交代を求めるアクシデントにも見舞われてしまう。 それでも、浦和はその交代で入った武田英寿が77分に右サイドからクロスを送ると、63分から出場したブライアン・リンセンがヘディングでネットを揺らして1点差に。C大阪は自陣で守備に追われるシーンが目立ちはじめ、81分に為田大貴と柴山昌也の投入でテコ入れを図る。 88分にも最後の交代枠で古巣戦の平野佑一と山下達也を送り込み、C大阪が逃げ切りムードを強めたなか、浦和も攻めに転じ続けるが、一歩及ばず。C大阪は3戦ぶり白星&4戦無敗に。浦和は2戦ぶり黒星&4戦未勝利となっている。 セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前42) 奥田勇斗(後4) 【浦和】 ブライアン・リンセン(後32) <span class="paragraph-title">【動画】奥田勇斗が新右SBとして即アピールの一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J初ゴールは超絶ゴラッソ‼<br>\<br><br>C大阪・奥田勇斗がJ初ゴールとなる<br>豪快なダイレクトミドルを突き刺す<br><br>明治安田J1第18節<br>C大阪×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#C大阪浦和</a> <a href="https://t.co/6U481IzZrp">pic.twitter.com/6U481IzZrp</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801938150937215167?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 20:58 Sat
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J1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み

ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。 1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。 さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。 町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太、藤本一輝、オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。 同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホ、エリキ、ミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。 果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。 ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.27 21:40 Mon
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【J1注目プレビュー|第18節:C大阪vs浦和】お得意様・浦和を迎えるC大阪は勝ち切れるか? 野戦病院状態の浦和は正念場

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ セレッソ大阪(9位/25pt) vs 浦和レッズ(8位/25pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆中位から上に行けるかどうか【セレッソ大阪】</span> 前節は京都サンガF.C.相手に1-1のドロー。下位で苦しむ相手に苦戦した結果、ゴールが1つしか奪えなかった。リーグ戦では連続ででドローも、着実に勝ち点を重ねている。 今節は浦和をホームに迎える中、ホームでは得意な相手。直近11試合で7勝3分1敗と結果を残しており、過去4年は全てクリーンシートだ。 チームにとってはキャプテンでもあったDF毎熊晟矢が海外移籍のため離脱。チームにとっては痛手とも言えるが、残った選手たちが穴を埋めていくしかない。今こそ、一丸となって戦う時だろう。 ただ、この中断期間にカップ戦3試合を行っており、浦和とのコンディション差は歴然。それでも再開初戦でしっかりと結果を残していきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:田中駿汰、奥埜博亮 MF:ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノ、カピシャーバ FW:レオ・セアラ 監督:小菊昭雄 <span class="paragraph-subtitle">◆苦しい中、混戦を抜けられるか【浦和レッズ】</span> 前節はホームにヴィッセル神戸を迎えて1-1のドロー。3試合勝利がない状況だ。 2週間の中断期間に他クラブはルヴァンカップや天皇杯を戦ったが、浦和は早期敗退と出場権剥奪という状況で今シーズンはリーグ戦のみの戦いに。代表活動に参加した選手も少なく、コンディションを整える良い機会となった。 しかし、チームの要であったスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンが代表活動中に負傷。また、DFアレクサンダー・ショルツは出場停止とあり、選手を数人欠くことになる。 前述の通り、アウェイでのC大阪戦は苦手としているが、新たなメンバーも加わり気にしないでも良いところ。ただ、ケガ人の多さで戦力が整っていないだけに、苦しい戦いは強いられそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、岩尾憲、安居海渡 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、中島翔哉 監督:ペア・マティアス・ヘグモ 出場停止:アレクサンダー・ショルツ 2024.06.15 16:20 Sat
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「さすがにかっこよすぎる」「この数年で1番良い」J1優勝目指す浦和が新ユニフォームを発表!ナイキとのパートナーシップ20周年「NIKE様ありがとうございます」

浦和レッズは10日、2024シーズンのユニフォームデザインを発表した。 2023シーズンは、明治安田生命J1リーグを4位で終えた浦和。5月には2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を果たしたが、2023-24シーズンのACLではグループステージ敗退に終わった。 2024シーズンに向けては、マティアス・ヘグモ新監督を招へい。新戦力の獲得も続々と発表されており、新たなスタートを切ることとなる。 その2024シーズンは、「NIKE(ナイキ)」とのオフィシャルサプライヤー20周年。クラブの歴代のユニフォームやホームスタジアムの雰囲気からインスピレーションを得たユニフォームデザインを採用した。 1stユニフォームは、伝統の赤/白/黒のカラーコンビネーションを継承。10年前にあたる2014年に採用されたユニフォームのグラフィックを彷彿させるグローバルクリエイティブデザインが採用されている。 スタジアムに木魂するファン・サポーターの途切れない熱い声援、そして鳴り響く拍手、揺れる応援フラッグやタオルマフラー。それら全てがスタジアムを包み込み生み出す空気の流れや動きからヒントを得て、デジタルのフィルターを通じダイナミックに表現したデザインにしたといい、クラブカラーの赤を基調としており、そこにランダムに散りばめられた黒のインクが独創的な世界観を演出している。 一方、2ndユニフォームでは白/黒/白のカラーコンビネーションを継承。クラブエンブレムに使用されている縦のストライプ、ナイキとパートナーシップを結んだ初年度である2004年に2ndユニフォームを彷彿させるグローバルクリエイティブデザインを採用した。 シャツは白を基調とし、ライトグレーを肩や袖、前後の斜めのグラフィックに使用。また、前後のグラフィックのエッジの部分に黒のピンストライプがグラデーションで用いられおり、それが影の様な役割を果たしグラフィックに奥行を与えている。そして、両袖のリブに黒を用いる事で、白とグレーのカラーコンビネーションの少しぼやけた印象を一気に引き締めている。 GKユニフォームについては、2ndユニフォームのデザインと近い斜めのグラフィックを曲線にして採用。緑、黄色、水色をベースとした3種類のユニフォームデザインが発表されている。 どのユニフォームにも、2022シーズンのACL優勝のタイトルが加わった4つの星が左胸のエンブレムの上にあしらわれている。また、首裏部分は、タオルマフラーのモチーフにしたというクラブとサポーターを繋ぐシンボル(ハート12)とクラブの誇りである“We are REDS!”のデザインが施されている。 さらに、2020シーズン以来4期ぶりとなるオリジナルフォントにクラブエンブレムが印字された背番号を採用。ネームフォントも同様にオリジナルフォントが使用される。 新ユニフォームのデザインに、ファンは「さすがにかっこよすぎる」、「この数年で1番良い」、「これはユニフォームから優勝してるって、かっこよすぎるよ」、「NIKE様ありがとうございます」とコメントしている。 なお、2024シーズンはGKユニフォームも数量限定で販売される。 <span class="paragraph-title">【画像&動画】浦和の新1stユニフォーム(FP)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%F0%9D%98%82%F0%9D%97%BF%F0%9D%97%AE%F0%9D%98%84%F0%9D%97%AE%F0%9D%97%BF%F0%9D%97%B2%F0%9D%97%B1%F0%9D%98%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#</a> <br><br>1/13(土)18時よりオンラインショップにて順次先行販売開始/<br><br>詳細 <a href="https://t.co/YCzyGtv1op">https://t.co/YCzyGtv1op</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WeareREDS?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WeareREDS</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Nikefootball?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Nikefootball</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/20th?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#20th</a> <a href="https://t.co/cmxT7SqWcu">https://t.co/cmxT7SqWcu</a> <a href="https://t.co/EefhZejkNI">pic.twitter.com/EefhZejkNI</a></p>&mdash; 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) <a href="https://twitter.com/REDSOFFICIAL/status/1745009320126030165?ref_src=twsrc%5Etfw">January 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <script>var video_id ="ruk3rcVqMQk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.10 18:35 Wed
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浦和vs町田の観戦者が中指を立てる行為で無期限入場禁止処分…試合後浦和サポーターに対する侮辱的行為「未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」

浦和レッズは5日、観戦者の違反行為を報告。処分を下したことを発表した。 事件が起きたのは5月26日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田J1リーグ第16節のFC町田ゼルビア戦。この日が2度目の観戦となった観客の1人が、試合終了後に浦和サポーターに対して中指を立てていた。これは侮辱的行為にあたる。 対象者は無期限の入場禁止処分に。国内外を問わず、浦和レッズ、三菱重工浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーの出場する全ての試合が対象となる。 浦和は昨シーズンの天皇杯でサポーターが大きな問題を起こし、今シーズンの天皇杯の参加資格を剥奪されていた。クラブは「昨年、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 4回戦において大変多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けした当事者として、引き続き違反行為の発生を防止するべく、さらに感度と練度を高めてまいる所存です」とし、今回の経緯を説明している。 事案発生時、浦和のスタッフが現地でこの侮辱的行為を目視。直後、処分対象者に対する行為確認を行い、映像の確認を実施。飲酒していた状態であったため、後日対面での事情聴取をすることとなった。 翌日の27日、処分対象者に加え、同行者と対面で事情聴取を実施。行為に及んでいた場合は処分対象となる旨を通達。28日、29日と発生現場付近にいた試合運営関係者等へのヒアリングを実施し、当該関係者等による証言、事情聴取の結果、映像確認の結果を突合する形での検証を実施した。 その後、クラブの試合運営管理規程とJリーグ試合運営罰則規定と照らし合わせ、処分方針を決定。31日にコンプライアンス委員会を招集し、処分を決定した。 そして迎えた4日、処分に合意する念書を処分対象者から取得したとのことだ。 クラブは「試合運営管理規程違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした。浦和レッズは引き続き、違反行為発生防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」と謝罪している。 2024.06.05 10:17 Wed

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