不本意なシーズンを送ったインモービレ…それでもラツィオ残留を強調「離れる理由はない」

2024.05.21 11:55 Tue
Getty Images
ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)が、チームへの残留を強調した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2016年に加入して以降、ラツィオのエースとして3度のセリエA得点王に輝いた実績を持つインモービレ。昨年夏にはサウジアラビアからの関心がありながらもクラブにとどまり、忠誠心を示した。
しかし、今シーズンは思うようなパフォーマンスを発揮できず、セリエAで30試合7ゴール1アシストと物足りない結果に。20日に行われたセリエA第37節のインテル戦はベンチ入りするも、出番はなかった。

クラブとの契約は2026年夏までとなる中で、再び今夏には去就が注目される可能性もあるインモービレ。しかし、『EA7 World Legends Padel Tour』のイベントに参加した同選手は、来シーズンもラツィオでプレーする予定だと強調している。

「すでに言っているように、ラツィオとの契約はあと2年残っている。そして、僕はここで幸せだよ」
「家族も落ち着いているし、ここを離れる理由は見当らない。もちろん、こうしたシーズンを送った後であれば、多くの疑問符はつくものであり、いくつかの批判もあるね」

「僕はこの7年間、並外れたレベルで過ごしていたと思う。この1年間は成績が低迷してしまい、指揮官交代に対処するのにいくつかの困難があった。それは僕にとって助けにはならなかったよ」

「それでも、何年にもわたって僕は最も多くのゴールを決め、最高のパフォーマンスを見せていた。今シーズンは不振の代償を支払うことになったけど、それは起こり得るものさ」

「悪いスタートを切ってしまい、ゴール前でいつも持っていた正確性が失われ始めてしまった。こうなると、暗い状態に落ち込んでしまうものであり、僕はそうした状況に慣れていなかったんだ」

「とはいえ、1度悪いシーズンを送っただけで、僕がこのシャツを着て成し遂げたすべての良いことを、台無しにはできないだろう」

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イタリア代表候補30名が発表! 違法賭博で長期離脱明けファジョーリも選出【ユーロ2024】

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ラツィオの主軸2枚が憶測を否定「監督に反旗を翻したことなんかない」

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「2桁ゴールなし」イタリア代表のストライカー陣が軒並み低調? 伊紙がユーロ2024へ向けて問題提起

イタリア代表のストライカー陣が所属クラブで数字を伸ばせていない。イタリア『カルチョメルカート』が問題提起している。 今夏ユーロ2024を控えるイタリア代表。いくら過去2回のワールドカップ(W杯)に出場できていないと言っても、そこは欧州王者。通算3度目の優勝、同国史上初の連覇に期待が懸かる。 ここで、ルチアーノ・スパレッティ監督就任後の全3回の代表活動(昨年9月・10月・11月)に1度でも招集され、センターフォワードとして1分でもプレーした選手を並べてみよう。(指揮官は全6試合とも[4-3-3]を採用) チーロ・インモービレ(ラツィオ) 今季リーグ戦:22試合6得点 国際Aマッチ通算:57試合17得点 ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 今季リーグ戦:25試合3得点 国際Aマッチ通算:24試合6得点 ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 今季リーグ戦:19試合6得点 国際Aマッチ通算:15試合1得点 マテオ・レテギ(ジェノア) 今季リーグ戦:19試合6得点 国際Aマッチ通算:4試合2得点 『カルチョメルカート』は「危機に瀕する攻撃陣。2月末の段階で、ストライカーは誰一人2ケタゴールまで到達せず。スパレッティは誰をユーロへ連れていき、誰を振り落とすのか」と問題提起。 そう、4者ともそれぞれクラブでの立ち回り・役割の影響であったり、ケガの影響であったりと、あまりゴール数を伸ばせていないのだ。 ゴール数以外にも懸念点があり、34歳インモービレは最近隠せなくなった「衰え」、ラスパドーリは「ナポリで控え」、スカマッカは「代表での存在感に乏しい」などなど… 選手の“枠”を考慮すれば、少なくとも1人はユーロ行きを逃すことになりそうだが、カルチョファンのあなたがスパレッティ監督の立場なら、誰をチョイスするだろうか。 今冬フィオレンティーナへレンタル移籍したアンドレア・ベロッティ、イタリア人ストライカーでセリエA得点ランキングトップ(9得点)のアンドレア・ピナモンティ etc...スパレッティ体制で声がかかっていない選手も数多くいる。 2024.02.28 16:45 Wed

「バイエルンのことを考えたら頭が…」国内で苦悩続くラツィオ、L・アルベルトも苦心「一歩前進して二歩後退の繰り返し」

ラツィオの元スペイン代表MFルイス・アルベルトが苦しい胸中を明かしている。 昨季のセリエAで2位となり、今季のチャンピオンズリーグ(CL)に出場するラツィオ。そのCLで見事にラウンド16進出を掴み、バイエルン相手に1stレグで勝利した一方、今季はセリエAでここまで8位と苦しい戦いが続く。 L・アルベルトはチーロ・インモービレと並ぶ古参組にして、紛うことなきチームのリーダー格。前半に自身の一撃で先制しながらも後半2発で逆転負けを喫した26日のフィオレンティーナ戦後、イタリア『スカイ』で不甲斐ない戦績を嘆いている。 「なんと言っていいかわからない…ハーフタイムの時点でリードするに値しないゲームだった。幸運の女神は当初、ラツィオに微笑んでいたと思う。けど、2-0にするチャンスを手放し、その後すぐに失点してしまった」 ラツィオはこの敗戦で8位転落。CL圏はおろか、欧州カップ戦に一切手が届かない位置まで落ちている。 「あまりに多くのゲームで負けている。欧州の大会に出ているチームがこの順位なんて、このうえなく厳しい事実だ。口を開くのはほどほどに、しっかりトレーニングしないといけない…まだ諦めるわけにはいかないんだ」 3月1日の次節はホームでミラン、さらにミッドウィークの5日は敵地でCLバイエルンと、ビッグマッチ2連戦が控えるラツィオ。 「今ここでバイエルンのことを考えると、本当に頭がおかしくなってしまう。自信を持ってバイエルン戦へ向かうには、ミランに勝つしかない…今季は奇妙すぎる。一歩前進するたびに、二歩後退している感じがする…」 バイエルンとの1stレグは本拠地オリンピコで1-0と辛くも勝利。敵地ミュンヘンに乗り込む2ndレグはスタジアム全体から圧力にさらされることとなるが、果たして。 2024.02.27 14:05 Tue

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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

「これは愛の物語だ」8年過ごしたラツィオ退団のルイス・アルベルトが感謝のメッセージ「永遠の都は故郷になった」

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トゥドール辞任のラツィオ、ヴェローナを残留に導いたバローニ監督を招へい

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