「最後には光が見えている」1年以上プレーしていない元イングランド代表MFデレ・アリ、現在の目標をリマインダーにセット「2026年ワールドカップ」

2024.04.16 14:47 Tue
2019年以来イングランド代表から離れているデレ・アリ
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2019年以来イングランド代表から離れているデレ・アリ
かつてはイングランド代表で10番も背負ったことがあり、将来が期待されていた元イングランド代表MFデレ・アリが、復活を期待し大きな野望を口にした。

ミルトン・キーンズ・ドンズ(MKドンズ)でキャリアをスタートさせたデレ・アリは、2015年2月にトッテナムへ完全移籍。2015-16シーズンからはトッテナムでプレーすると、すぐさまその才能を開花させイングランド代表にまで上り詰めた。

2年連続でPFA最優秀若手選手賞を受賞するなど、順風満帆のキャリアを築いていくかと思われたが、2019-20シーズンから停滞。ジョゼ・モウリーニョ監督との不仲説や自身のケガなどもありクラブを追われると、2022年1月にエバートンへと完全移籍。2022-23シーズンはベシクタシュへレンタル移籍を経験するなどしたが、かつての輝きは見られていない。
今シーズンはエバートンに復帰したものの、腰とそ径部の負傷からプレーできておらず、2023年2月にプレーしたのが最後となっている。

さらに、2023年7月には自身の壮絶な生い立ちについてインタビューで告白。睡眠薬中毒になっていたことや、幼少期に受けた性的虐待によるトラウマがあることなどを告白し、アメリカで6週間リハビリ施設に入っていたことなどを明かしていた。
そのデレ・アリはイギリス『スカイ・スポーツ』の「マンデーナイト・フットボール」に出演。まだプレーはできていないが、近い将来の復帰と目標を口にした。

「インタビューをした時、リハビリから抜け出してプレーに戻る準備ができているのは、その時が最高の気分だと言っていた」

「大変ではあったけど、これは僕が今進んでいる旅であり、その結果を待っているだけだ」

「大腿直筋を断裂してしまった。忍耐とは何かを本当に学ばなければならなかった」

「ケガを抱えての長い道のりで、浮き沈みも多かったけど、多くのことを学び、人間としてさらに成長することができた。感謝している」

「ケガをしたことはもちろんありがたくはないけど、自分自身をよく知ることができたことは良かった。ケガの痛みは復帰後に本当に生きてくるし、モチベーションにも繋がると思う」

「インタビューの後、いつサッカーに戻ってくるのかと聞かれ、休んでいるのかと思っていたけど、ただのケガだった。上手くいけば、このケガは終わりに近づいている。最後には光が見えているし、楽しみだよ」

1年以上プレーできていないデレ・アリ。インタビューで告白したことが問題なのではなく、単にプレーできる状態ではないケガの治療をしているとのこと。そして復帰が近づいているという。

今シーズン中にはトレーニングに戻り、かつての輝かしい頃のパフォーマンスを取り戻せると感じていると自信を口に。2年後のワールドカップ(W杯)を目指すと語った。

「僕は選手として自分のレベルを知っているし、自分がどこまで到達できるのか、頭が正しい位置にあるときにどれだけ上手くなれるかも知っている」

「調子は良いよ。もちろんケガにはガッカリしているけど、またプレーできることに興奮している。サッカーを見ることさえ難しかった。この8カ月は大変だった」

「毎日11時に携帯電話に2026年ワールドカップというリマインダーが来るんだ。それが僕の目標だ」

「人々は僕が1年もプレーしていないと言うだろうけど、それが僕の目標。自分のレベルがどれぐらいであるかは知っている」

エバートンとの契約は今シーズン限りで満了を迎えることとなり、プレーしないまま最後の1年が終わることが濃厚だ。ただ、プレミアリーグに残りたいという希望を口にした。

「今のところ、僕の目標はW杯だけだ。今はケガをしているので、1日1日を大切に、ケガが適切に治ることを確認し、夏が終われば最高の状態になれるようにすることだけを考えている」

「僕はエバートンと契約しているので、それ以外のことについて話すことは失礼になる。彼らは僕に対してとても素晴らしい対応をしてくれているけど、状況の詳細はまだ分からない」

「プレミアリーグに残りたい。最高のレベルで、最高の選手たちとプレーしたいんだ」

プレーができないままでシーズンを終えることになるが、持っているポテンシャルは間違いないデレ・アリ。残り2年、リマインダーの予定通り、W杯の舞台にイングランド代表として立っているのか注目が集まる。

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「本当に感銘を受けた」ケインの等身大像が4年の保管を経てお披露目…幼少期在籍クラブの近くに設置

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、幼少期に通っていたフットボールクラブの近くに設置された自身の等身大の像の除幕式に参加した。イギリス『BBC』が伝えている。 この像はケインの生まれ故郷、ウォルサム・フォレスト市議会が7200ポンド(約140万円)で購入したが、設置場所が見つかるまで4年間保管されていた。 しかし、最終的にケインが少年時代にプレーしていたリッジウェイ・ローヴァーズFCの近くにあるウォルサムストウのピーター・メイ・スポーツセンターへの設置が決定。 18日にはケインと同クラブに在籍する2人の少年によって除幕式が実施された。 その除幕式後に記者団の取材を受けたイングランド歴代最多得点者は「本当に感銘を受けた」と喜びの言葉を語っている。 「今ここにあるのを見ると、たくさんの子供たちが通り過ぎて、うまくいけば刺激を受けるだろうと考えると、とても謙虚な気持ちになるよ」 「これは僕の旅と人生、そして懸命な努力の本当に素晴らしい物語だと思っている」 「子供たちが刺激を受ける場所があるのは本当に素晴らしいことだね」 <span class="paragraph-title">【写真】ケインが自身の像と自撮り、気になる再現度は…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A real proud moment for me to go back to where my life in football began and unveil a statue. I hope it helps inspire the next generation to work hard and believe in themselves. <a href="https://t.co/rbAs8RrZgS">pic.twitter.com/rbAs8RrZgS</a></p>&mdash; Harry Kane (@HKane) <a href="https://twitter.com/HKane/status/1858495539093852245?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 09:00 Tue
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グリーンウッドがジャマイカ代表として代表キャリアも復活か…FIFAに変更手続きへ

マルセイユの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドにジャマイカ代表に変更の動きだ。 2022年1月に恋人に対する強姦や暴行などの疑いで逮捕され、2023年2月に起訴の取り下げで今に至るグリーンウッド。当時の所属先だったマンチェスター・ユナイテッドのキャリア再開は叶わず、昨季にヘタフェへレンタル移籍した後、今夏からマルセイユに完全移籍した。 母国イングランドから遠ざかるような歩みがクラブキャリアで続くが、『The Athletic』によると、ジャマイカ代表としての代表キャリア再開がここで再浮上している。 数カ月前からグリーンウッドの代表入りに取り組むジャマイカサッカー連盟(JFF)はスティーブ・マクラーレン新監督下での実現に新たな一歩として、国際サッカー連盟(FIFA)に正式な変更に申し出る上で必要な登録書類をイングランドサッカー協会(FA)から受け取ったという。 イングランド代表として2020年9月の国際親善試合で1試合のキャップ数をすでに刻むグリーンウッドだが、当時の年齢が21歳未満という条件でも変更可能。グリーンウッドはブラッドフォード生まれだが、父方がジャマイカの国籍で、パスポートを取得できれば問題ないとされる。 ただ、変更時のチェックに時間がかかるといわれ、政府の働きかけでプロセスを早めることができるが、かつてのマイケル・アントニオは2021年9月のジャマイカ代表デビューに漕ぎ着くまで1年を要した。 ちなみに、昨年にもジャマイカ代表変更が噂されたグリーンウッドだが、イギリス『サン』によると、当時はまだイングランド代表でのキャリア再開を模索。だが、新監督がマクラーレン氏になったことで、改めての説得が実を結んだといわれる。 2024.08.24 16:50 Sat

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