「恥ずべきだ」ポチェッティーノ監督がPKキッカー巡り口論の選手に苦言「こうした振る舞いはこれが最後」

2024.04.16 10:40 Tue
PKキッカーを巡り、口論するチェルシーの選手たち
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PKキッカーを巡り、口論するチェルシーの選手たち
チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、PKキッカーを巡る選手同士の争いに苦言を呈した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。チェルシーは15日に行われたプレミアリーグ第33節のエバートン戦で、攻撃陣が爆発。前半だけでMFコール・パーマーがハットトリックを達成する活躍を見せると、FWニコラス・ジャクソンにもゴールが生まれ前半だけで勝負を決定づけた。

こうした状況の中、61分にFWノニ・マドゥエケがボックス内で倒されてPKを獲得。しかしこの際、PKキッカーはパーマーと決まっていながらマドゥエケは自らがキッカーを務めることを希望してボールを離さず。ジャクソンもマドゥエケに蹴らせるよう主張し不穏な空気になったが、MFコナー・ギャラガーの仲裁もあり結局はパーマーがキッカーを務め、しっかりと5点目を記録した。
最終的に6-0で勝利した試合後、ポチェッティーノ監督は結果を出したことを喜びつつもPKの場面については苦言。PKキッカーはパーマーだと断言し、こうした出来事は二度と起こらないと強調している。

「(PKの場面は)恥ずべきことだった。私は彼らに『こうした振る舞いはこれが最後だ』と言ったよ」
「試合であれだけのパフォーマンスを示していたのに、あの振る舞いはあり得ない。素晴らしいチームになりたいのであれば、ここから我々は変わり、チームとして考えていく必要がある」

「我々は多くを学ばなければならない若いチームであり、今はその過程だ。試合後、選手たちにもこのことは話した。こうした出来事は、もう見たくない。ファンに対しても謝りたいと思う」

「次にこのようなことが起きたらどうするかについては、はっきりさせなければならない。彼らは学び、プロ意識を持ち、集団に集中する必要がある。キッカーはコールであり、彼らもそれは知っていたはずだ。これは、我々にまだ学ぶべきプロセスがあるとよくわかる例だろう」

「(マドゥエケやジャクソンへの処分は)ない。学べば良いだけなんだ。彼らはまだ若いのだからね」

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ストライカーが欲しいチェルシー、バルセロナ戦でハットなどCLで13ゴールのギラシーを狙う? 契約解除金は113億円

チェルシーがストライカー補強に動いている中、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)の獲得に動くことになるようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 これまでフランスやドイツの数多くのクラブを渡り歩いてきたギラシー。リール、オセール、ケルン、アミアン、スタッド・レンヌ、シュツットガルトでプレーし、今シーズンからドルトムントに完全移籍で加入した。 渡り鳥状態だったギラシーだったが、ドルトムントでは大活躍。ブンデスリーガでは25試合に出場し15ゴール3アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)でも14試合で13ゴール5アシストを記録。バルセロナとの準々決勝2ndレグではハットトリックの活躍を見せるなど、大きな結果を残している。 当然多くのクラブが関心を寄せており、ミランやユベントスなどが関心を寄せている中、ドルトムント移籍前から注目していたチェルシーも関心を強めているという。 ギラシーには6000万ポンド(約113億3000万円)の契約解除条項が存在しているとのこと。2028年夏までドルトムントと契約しており、高額な移籍金が必要だが、チェルシーには投資できるだけの資金がある。 エンツォ・マレスカ監督の下で今季はトップ4入りを目指せるチームだが、さらに強化するためには信頼できるスコアラーが必要に。ギラシーはうってつけとも言えるが、果たしてどういった展開となるか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】ギラシーがCLバルセロナ戦でハットトリックの活躍!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YcZ7r4PvwNc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.18 20:50 Fri
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15位以内確定のチェルシー、サンチョの買取義務が発生! 買取額は最大47億円も、9.4億円支払えば返却可能

チェルシーは今シーズンのプレミアリーグでの15位以内が確定。その結果、構想外の選手に金銭を支払う義務が発生してしまった。イギリス『GiveMeSport』が伝えた。 20日、プレミアリーグ第33節でフルアムと対戦したチェルシー。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの中、後半アディショナルタイムのペドロ・ネトのゴールで1-2とフルアムに逆転勝利を収めた。 チームは5位に浮上し、CL出場権争いでも有利な立場になった一方で、1つの契約条項が発動することが決定した。 残り5試合でウォルバーハンプトンとの勝ち点差が19となったチェルシーは、プレミアリーグの15位以内が確定。この結果、2024年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍で獲得した元イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(25)の買い取り義務が発生することとなった。 2000〜2500万ポンド(約37億8000万〜47億2000万円)での買い取り義務の条項がついたレンタル移籍だったが、サンチョは全く期待に応えられず。ここまで公式戦で35試合に出場し3ゴール10アシストという状況だ。 チェルシー内ではサンチョを来シーズンの構想に入れていないとされており、この買い取り義務は非常に厄介なものに。ただ、ユナイテッドとの取り決めにより、500万ポンド(約9億4000万円)を支払えば条項を破棄することができるという。 サンチョを買い取るにしても、返すにしても、ユナイテッドに金銭の支払いが発生することは確定したチェルシー。果たして、どちらの道を選ぶのだろうか。 2025.04.21 20:40 Mon

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