バルセロナにカンセロ貸出中のシティ、今夏放出へ…再レンタルや安価売却を望まず

2024.04.05 19:01 Fri
去就が不透明なカンセロ
Getty Images
去就が不透明なカンセロ
今シーズン、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(29)をバルセロナへ貸し出しているマンチェスター・シティだが、安値で売却するつもりはないようだ。スペイン『Relevo』が報じた。
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シティで出番を減らしていた2023年1月にバイエルンへのレンタル移籍が実現したものの、7500万ユーロ(約123億1000万円)の買い取りオプションは行使されなかったカンセロ。今シーズンはバルセロナへレンタル移籍する運びとなった。新天地ではチャビ・エルナンデス監督に重宝され、ここまで公式戦33試合に出場しているが、今回の契約には買い取りオプションが付帯せず。それでも、カンセロはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで「ここに残りたい」と残留希望を明らかにしていた。
さらに先日、ポルトガル『A Bola』に対しては自らのドレッシングルームでの姿勢の悪さを指摘したジョゼップ・グアルディオラ監督を「嘘つき」と表現。「僕は彼らにとって悪い仲間ではなかった」と反論し、シティ復帰の可能性を狭めている。

シティ側もそんなサイドバックの売却を望んでいるようで、現在はオファーを待っている状況とのこと。一方、バルセロナへの再レンタルという選択肢はなく、バルセロナが検討している3000万ユーロ(約49億2000万円)以下での完全移籍も受け入れない意向だ。
バルセロナ以外にも複数のクラブから関心を寄せられているというシティは、比較的、資金豊富なプレミアリーグのクラブをメインの取引相手と想定。バイエルンに求めた7500万ユーロには届かずとも、4000万〜5000万ユーロ(約65億7000万〜82億円)での売却が考えられている。

相思相愛ながら、財政難やサラリーキャップ制限に悩むバルセロナへ留まるのは難しそうなカンセロ。来シーズンはどこでプレーしているのだろうか。

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マンチェスター・シティがグアルディオラ監督との契約延長を正式発表!新たに2年契約を締結

マンチェスター・シティは21日、ジョゼップ・グアルディオラ監督(53)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2027年6月30日までとなる。 かつてバルセロナ、バイエルンの指揮を執り、フットボール界屈指の名将と評される手腕をもって2016年からシティを率いるグアルディオラ監督。6度のプレミアリーグ制覇や悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げたほか、FAカップのタイトルも2度獲得した。 2018-19シーズンにはイングランド史上初の国内トレブルも成し遂げ、通算戦績は490試合で353勝。勝率72%を誇り、1試合あたりの平均得点も2.45ゴールと強烈なチームを築くが、以前に2025年夏までの自身の去就について「何が起きてもおかしくない」と語るなど、退任する可能性も示唆している状況だった。 新契約にサインしたグアルディオラ監督は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「私はここで9シーズン目を迎える。我々は多くの素晴らしい時間を共に経験してきた。このクラブには本当に特別な思いがあるから、あと2シーズンもここにいられることをとても嬉しく思っている」 「オーナー、カルドゥーン会長、フェラン、チキ、選手たち、そしてもちろんファン…マンチェスター・シティに関わるすべての人たちみんな、私を信頼し、支え続けてくれてありがとう。ここにいられることは常に名誉であり、喜びであり、特権だ」 「これまで何度も言ってきたことだけど、私には監督が望むものすべてが揃っており、そのことにとても感謝している。今、すでに獲得したトロフィーにさらに多くのトロフィーを加えられることを願っている。それが私の目標だ」 2024.11.22 05:45 Fri

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