久保建英のソシエダに今季終了後の来日報道 試合相手は東京Vか
2024.03.20 18:35 Wed
レアル・ソシエダがこの夏に来日を果たすようだ。
スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ソシエダは5月25日か、26日にホームで予定するラ・リーガ最終節のアトレティコ・マドリー戦が終わってから日本に飛び、29日に東京ヴェルディとの試合に臨むという。
ソシエダは昨年10月にYASUDA group(ヤスダグループ)と戦略的パートナーシップを締結。今年1月のパートナーシップ締結発表会ではオフシーズンのジャパンツアー開催予定が明らかにされていた。
ソシエダには言わずもがな、日本代表MF久保建英が所属。『ムンド・デポルティボ』は久保の古巣がFC東京であるのに触れ、「不思議」と綴ったが、16年ぶりJ1昇格の東京Vを対戦相手に来日するとのことだ。
昨年はバルセロナが今回のソシエダと同じくリーガ終了後の弾丸ツアーで来日し、ヴィッセル神戸と対戦。バルセロナが2-0で勝利していた。
スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ソシエダは5月25日か、26日にホームで予定するラ・リーガ最終節のアトレティコ・マドリー戦が終わってから日本に飛び、29日に東京ヴェルディとの試合に臨むという。
ソシエダは昨年10月にYASUDA group(ヤスダグループ)と戦略的パートナーシップを締結。今年1月のパートナーシップ締結発表会ではオフシーズンのジャパンツアー開催予定が明らかにされていた。
昨年はバルセロナが今回のソシエダと同じくリーガ終了後の弾丸ツアーで来日し、ヴィッセル神戸と対戦。バルセロナが2-0で勝利していた。
久保建英の関連記事
レアル・ソシエダの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
久保建英の人気記事ランキング
1
オヤルサバル1G1Aのソシエダが順当勝ちで4回戦進出! 後半投入の久保建英は後半ATに見せ場も新年初ゴールならず【コパ・デル・レイ】
レアル・ソシエダは5日、アウェイで行われたコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナと対戦し、2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は後半から途中出場した。 2024年を2戦未勝利の形で終えたソシエダは、巻き返しを期す2025年の初陣となるコパ3回戦に臨んだ。3部相手のアウェイゲームに向けてイマノル監督は久保や正GKレミロ、スチッチらをベンチに置いた一方、スベルディアやブライス・メンデス、オヤルサバルらその他の主力をスタメンで起用した。 カテゴリーが異なるチーム同士の対戦らしく、ボールを持って主導権を握るソシエダ、堅守速攻で応戦するポンフェラディーナという明確な構図の下で試合が進んでいく。 守備の際にはコンパクトにブロックを組むホームチームの守備に手を焼くラ・レアルだが、オヤルサバルやオラサガスティがミドルレンジのシュートで相手ゴールを脅かしていく。 以降は相手のカウンターとセットプレーから際どいシーンを作られるなど、ゲームをコントロールし切れなかったソシエダ。攻撃もシュートこそ打ったものの、決定機までは持ち込めず。やや停滞感が漂うなか、最低限のゴールレスでハーフタイムを迎えた。 そういった空気を感じたか、イマノル監督はハーフタイム明けに切り札の久保とスチッチをオスカールソン、オラサガスティに代えて同時投入。2025年初出場の久保は右ウイングに入った。 すると、後半早いタイミングで先制点が生まれる。54分、1トップにポジションを移したオヤルサバルが相手陣内中央でルーズボールを回収。左のセルヒオ・ゴメスに預けてボックス内に走り込むと、ゴメスのグラウンダークロスをDFがブロックしたボールが足元にこぼれてきて、これを難なく左足で流し込んだ。 ツキにも恵まれたカピタンのゴールで先手を奪ったソシエダはここから主導権を掌握。62分には右サイドでタメを作った久保のお膳立てからブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートでGKにファインセーブを強いる。 そして、69分にはスチッチのハイプレスで奪ったボールをオヤルサバルが冷静にボックス右へ走り込むブライス・メンデスに繋ぐと、背番号23がきっちりゴール右隅へ左足で流し込んだ。 この2点目で勝負を決めたソシエダはメンバーを入れ替えながらゲームコントロール優先の戦い方にシフト。そのなかで久保はボールを受けた際には持ち味のキープ力で時間を作りつつ味方とのコンビネーションプレーでチャンスを窺うが、この日はなかなかフィニッシュの場面は訪れず。後半アディショナルタイムにはロングカウンターからボックス右でラストパスを受けたが、思ったよりもパスが短かったこともあり、左足シュートは枠を捉え切れなかった。 それでも、チームはパワープレー気味のポンフェラディーナの攻撃に手を焼きながらもきっちり無失点で逃げ切ったラ・レアルが、新年初勝利とともに4回戦進出を決めた。 ポンフェラディーナ 0-2 レアル・ソシエダ 【ソシエダ】 ミケル・オヤルサバル(後9) ブライス・メンデス(後24) 2025.01.06 01:28 Mon2
J1連覇の神戸が東京V育ちの19歳MF橋本陸斗を完全移籍で獲得、1年半YS横浜でプレー「この美しい街を自分のプレーでより一層輝かせたい」
ヴィッセル神戸は6日、東京ヴェルディのMF橋本陸斗(19)を完全移籍で獲得することを発表した。 橋本はジュニアから東京Vの下部組織に所属。バングラデシュ人の父と日本人の母を持つ橋本は、2021年2月26日に2種登録選手としてデビュー。15歳10カ月26日でのデビューは、久保建英(レアル・ソシエダ)、森本貴幸に次ぐ、Jリーグ3番目の若さでの出場となった。 2021年4月にプロ契約を結びトップチーム登録となると、2023年7月からはY.S.C.C.横浜へ育成型期限付き移籍。2024シーズンは明治安田J3リーグで27試合に出場し1得点を記録。YBCルヴァンカップでも1試合に出場したが、チームはJ3・JFL入れ替え戦で高知ユナイテッドSCの前に敗れて、J3の資格剥奪となっていた。 J1連覇の神戸に完全移籍する橋本は、クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ヴィッセル神戸</h3> 「この度、ヴィッセル神戸に加入することとなりました橋本陸斗です。私は、阪神・淡路大震災を知らない世代ですが、神戸の街並みを見て、様々な人の復興への想いがこの美しい街を創っていったことを肌で感じ、込み上げてくるものがありました」 「この美しい街を自分のプレーでより一層輝かせたい。神戸というクラブでトモニ大きなことを成し遂げたい。そんな強い覚悟を持って来ました。日本一の選手たちから日々吸収し、少しでも早くチームに貢献できるよう、精進して参ります」 <h3>◆東京ヴェルディ</h3> 「この度、東京ヴェルディを離れることになりました。小学校4年生で初めてヴェルディグランドに立ったとき、このクラブの伝統と歴史を感じ、緊張しながらボールを蹴ったのを覚えています」 「何も結果を残せませんでしたが、伝統あるクラブの1ページに参加できたことは自分の財産です。あのころのような瑞々しい気持ちをもって次のクラブでも頑張ります。今までありがとうございました」 <h3>◆Y.S.C.C.横浜</h3> 「この度ヴィッセル神戸に完全移籍することになりました。Y.S.C.C.での1年半、私のキャリアのなかで足りていなかった「試合に出場しながら成長する」ということが達成できました。毎試合ごとに自己分析し、その中で出た課題を修正し、次の試合に臨むという非常に充実したサイクルを過ごすことができました」 「そして倉貫監督、前所属クラブでなかなか結果が出ず、自信を失っていたときに私のプレーをみて「お前は日本代表も目指せると思う」と声をかけてくれたことは絶対に忘れません。その言葉のおかげで毎試合自信をもってピッチに立つことができました」 「最後にY.S.C.C.のファン、サポーターの皆様へ。シーズン前のコメントで僕はこう書きました。「チームの勝利に貢献できるプレイヤーになる」しかしチームを降格させてしまい、目標を達成させることはできませんでした」 「苦しい状態のときに自分を心よく受け入れてくれたクラブがY.S.C.C.でした。「必ず恩返しする」という気持ちでこれまで取り組んできましたがこのような結果になってしまい、本当に申し訳なく思っています。Y.S.C.C.で1年半自分なりに積み上げてきたものを次のクラブでしっかり発揮できるよう日々精進します。1年半本当にありがとうございました」 2025.01.06 15:35 Mon3
神戸FW宮代大聖がアストン・ビラ行きの可能性と現地報道…公式戦18ゴールと飛躍、戦略的パートナーシップの影響も?
Jリーグ連覇を果たしたヴィッセル神戸からプレミアリーグに選手が移籍する可能性が浮上しているようだ。イギリス『Birmingham Live』が伝えた。 2024シーズンの明治安田J1リーグで見事にシーズン終盤に首位に躍り出て、連覇を達成したヴィッセル神戸。2023シーズンに続いての連覇となり、日本代表としても活躍してきたFW大迫勇也やFW武藤嘉紀らがチームを牽引し王者に輝いた。 その神戸だが、2024シーズンに川崎フロンターレから加入し、自身初となるシーズン2桁得点となる11得点を記録したFW宮代大聖(24)がアストン・ビラに加入する可能性が浮上しているという。 宮代はJ1で32試合に出場し11得点。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも6試合で4ゴールを記録。持ち味の得点力が開花した1年となった。 神戸とアストン・ビラは、2023年10月19日にフットボール領域における戦略的パートナーシップに関して合意。アストン・ビラのオーナーであるナセフ・サウィリス氏とウェズ・エデンス氏の持ち株会社でもある「V Sports」が保有するアストン・ビラをはじめ、ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)、ZED FC(エジプト)などグローバルに連携を深めると発表されていた。 若手選手の海外移籍支援や選手育成を含めたパスウェイの構築などもパートナーシップの目的であり、宮代がアストン・ビラに行く可能性は全くないとは言い切れない状況ではある。 日本代表歴はない宮代。一方で、移籍市場が開いた中で、アストン・ビラはPSRの厳しい監視下に置かれており、選手補強も違反しない範囲内で行う必要がある状況。補強をしたいクラブだが、多額の資金は投じられない状況。かつてはビジャレアルで日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)を指導したこともあるウナイ・エメリ監督が指揮しているが、御社のイングランド行きはあり得るのか注目が集まる。 2025.01.02 23:25 Thu4
久保建英がJPFAアワードでMVPを初受賞、三笘薫の3連覇阻む! ベストイレブンやMVPはJリーグアウォーズとは異なる選出に
日本プロサッカー選手協会(JPFA)は27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催した。JPFA最優秀選手賞はレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が受賞。初受賞となった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、2022年、2023年はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が2年連続でMVPに輝いていた。 プロサッカー選手への興味関心を喚起する話題づくりとして、出場試合数や所属カテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰とし、より多くの選手に関心の目を向けられる賞。シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰するもので、JPFA最優秀選手賞に久保、J1最優秀選手賞はJリーグMVPのFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、J2最優秀選手賞はJ2MVPのFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)、J3最優秀選手賞はチームを優勝に導いたFW杉本健勇(大宮アルディージャ)が選出された。 MVPの久保にはJPFA最優秀選手賞トロフィーと賞金50万円が送られる。 また、J1、J2、J3で全試合フル出場を果たした選手には「鉄人賞」が与えられ、2024年は10名が対象に。うち7名はGKとなった中、FPではDF中谷進之介(ガンバ大阪)、DF小川大空(愛媛FC)、MF小島幹敏(大宮アルディージャ)の3名が受賞した。 また、JPFA、J1、J2、J3ではベストイレブンも選ばれている。特筆すべきはJ3では優勝を果たした大宮アルディージャが最多の6名選出されていた。 JPFAベストイレブンには、久保の他に日本代表選手がずらり。DF菅原由勢(サウサンプトン)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)が初選出となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA最優秀選手賞</span> MF久保建英(レアル・ソシエダ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J1最優秀選手賞</span> FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2最優秀選手賞</span> FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J3最優秀選手賞</span> FW杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFAベストイレブン</span> GK 鈴木彩艶(パルマ/イタリア)/2年連続2回目 DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)/3年連続3回目 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)/初受賞 冨安健洋(アーセナル/イングランド)/3年連続3回目 MF 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)/3年連続3回目 遠藤航(リバプール/イングランド)/3年連続3回目 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)/3年連続3回目 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)/3年連続3回目 FW 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)/2年連続2回目 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)/初受賞 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)/3年連続3回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J1ベストイレブン</span> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 DF 中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 山川哲史(ヴィッセル神戸)/初受賞 佐々木翔(サンフレッチェ広島)/初受賞 MF 扇原貴宏(ヴィッセル神戸)/初受賞 井手口陽介(ヴィッセル神戸)/初受賞 東俊希(サンフレッチェ広島)/初受賞 FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)/初受賞 山田新(川崎フロンターレ)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J2ベストイレブン</span> GK 後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 DF ンドカ・ボニフェイス(横浜FC)/初受賞 福森晃斗(横浜FC)/初受賞 住吉ジェラニレショーン(清水エスパルス)/初受賞 MF イサカ・ゼイン(モンテディオ山形)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/2年連続2回目 岩渕弘人(ファジアーノ岡山)/初受賞 FW 中島元彦(ベガルタ仙台)/初受賞 谷村海那(いわきFC)/初受賞 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 北川航也(清水エスパルス)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J3ベストイレブン</span> GK 笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 DF 市原吏音(大宮アルディージャ)/初受賞 浦上仁騎(大宮アルディージャ)/初受賞 市原亮太(FC今治)/初受賞 MF 大関友翔(福島ユナイテッドFC)/初受賞 小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 泉柊椰(大宮アルディージャ)/初受賞 FW 塩浜遼(福島ユナイテッドFC)/初受賞 杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 藤岡浩介(FC岐阜)/初受賞 永井龍(ギラヴァンツ北九州)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆鉄人賞</span> GK早川友基(鹿島アントラーズ)/2年連続2回目 38試合/3420分出場 GK一森純(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 DF中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 38試合/3420分出場 GK後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 38試合/3420分出場 GK市川暉記(横浜FC)/初受賞 38試合/3420分出場 DF小川大空(愛媛FC)/初受賞 38試合/3420分出場 GK笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 MF小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 GK三浦基瑛(SC相模原)/初受賞 38試合/3420分出場 2024.12.27 16:45 Fri5
2025年の代表デビューが確実視される20歳のDF。2026年北中米W杯滑り込みは叶うのか?/チェイス・アンリ(シュツットガルト)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.56】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選6試合で勝ち点16を稼ぎ、C組独走態勢に入っている日本代表。3月20日のバーレーン戦(埼玉)に勝てば、3試合残して本大会切符獲得が決まる見通しだ。 そうなれば、新戦力をテストする余裕も生まれる。森保一監督もここまでは出場権を得るために手堅い陣容で戦ってきたが、さらなる選手層拡大が必要不可欠だということはよく分かっているはず。特に久保建英(レアル・ソシエダ)より若い2002年生まれ以降の選手を増やしていくことが、先々の代表を考えても非常に重要なテーマなのだ。 そこで注目されるのが、2004年3月生まれのチェイス・アンリ(シュツットガルト)だろう。2022年に尚志高校を卒業し、Jリーグを経由せずにドイツに渡った187センチのDFは2023年末までは主にセカンドチームでプレー。2024年になってトップチームで練習する機会が増えたが、23-24シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部デビューは叶わなかった。 しかしながら、2024年8月24日のフライブルク戦で途中出場し、リーグ戦初出場を果たすと、今季はコンスタントにピッチ立つようになった。前半戦だけで12試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもレアル・マドリー戦やユベントス戦に出場。世界最高峰レベルを体感し、驚異的な成長を遂げているのだ。 「アンリが最初にトップチームに来たのは、1年前のアジアカップの時。『この子、止める蹴るもうまくできないし、プレッシャーが来たらミスしちゃうし、ホントにどうなるんだろう』と心配になったくらいだったんだよね(笑)」 「でも、毎日壁に向かってボールを蹴ったり、自分とか洋輝(伊藤=バイエルン・ミュンヘン)に『一緒にやってください』と自分から言ってきて、アドバイスをもらったりもしてて、シーズン終わる頃にはトップチームの練習も遜色なくこなせるようになっていた。あの成長スピードにはホントに驚かされました」 「今季、CLに出ている姿を見ていると、伸び率の凄さに感心させられる。彼の良いところはドイツ人のチームメートやコーチに『どうしたら良いか』とどんどん聞きに行くし、うまくなりたいという気持ちを前面に押し出せるところ。あのメンタルは普通の日本人の若手とは全然違うと思いますね」と原口元気(浦和)も貪欲さと向上心の強さに太鼓判を押していた。 そういうガツガツ感やギラギラ感は、今の森保ジャパンに少し欠けているものかもなのかもしれない。1年前のアジアカップで8強敗退を強いられた後、チーム状態がV字回復したこともあり、選手たちはみな黙々とやるべきことをこなしている印象が強い。そこにチェイス・アンリのような鼻息の荒い若武者が参入してきたら、年長者たちは危機感を抱くはず。そう仕向けてほしいのだ。 早ければ、6月のオーストラリア(パース)・インドネシア(吹田)2連戦での代表デビューが有力視されるが、チェイス・アンリが2026年W杯に生き残れるかどうかというのはまだまだ未知数。というのも、日本のDF陣は優れたタレントの集団だからだ。 現時点では板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(サン=ジロワーズ)らが最終ラインの軸を担っているが、ケガで離脱中の谷口彰悟(シント=トロイデン)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝らが控えている。右サイドバック(SB)とウイングバック(WB)を兼務できる橋岡大樹(ルートン・タウン)や菅原由勢(サウサンプトン)、パリ五輪代表の関根大輝(柏)らもいて、その間に割って入るのは至難の業なのだ。 過酷な環境下でチェイス・アンリが確固たる地位を築くためにも、シュツットガルトでの今季後半戦でのパフォーマンスを大事にしなければいけない。 今季のシュツットガルトはブンデスで10位と昨季ほどの勢いを示せていないが、3位のフランクフルト、4位のライプツィヒとはまだ勝ち点4差しかなく、今後の戦い次第ではCL圏内に浮上することも十分可能。彼自身がその原動力になっていくことが重要だ。 CLの方も決勝トーナメントプレーオフに回る9〜24位のところにあと一歩という状況。残り2試合でチャンスをモノにできれば、より高い領域にたどり着けるかもしれない。先輩・原口でさえ手が届かなかったCLに20歳の若さで参戦できている貴重な経験値を生かし、高みを追い求め続けるしかないのだ。 10代からドイツでしのぎを削ってきた男がこの1年でどう化けるのか。それは多くの人々が興味を抱いている点だろう。これからはJリーグを経由せずにいきなり欧州で勝負する人材も増えていく。チェイス・アンリが次世代のモデルになってくれれば理想的。 2025年は彼にとって自身のキャリアを左右する重要な1年になりそうだ。 2025.01.10 11:00 Friレアル・ソシエダの人気記事ランキング
1
オヤルサバル1G1Aのソシエダが順当勝ちで4回戦進出! 後半投入の久保建英は後半ATに見せ場も新年初ゴールならず【コパ・デル・レイ】
レアル・ソシエダは5日、アウェイで行われたコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナと対戦し、2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は後半から途中出場した。 2024年を2戦未勝利の形で終えたソシエダは、巻き返しを期す2025年の初陣となるコパ3回戦に臨んだ。3部相手のアウェイゲームに向けてイマノル監督は久保や正GKレミロ、スチッチらをベンチに置いた一方、スベルディアやブライス・メンデス、オヤルサバルらその他の主力をスタメンで起用した。 カテゴリーが異なるチーム同士の対戦らしく、ボールを持って主導権を握るソシエダ、堅守速攻で応戦するポンフェラディーナという明確な構図の下で試合が進んでいく。 守備の際にはコンパクトにブロックを組むホームチームの守備に手を焼くラ・レアルだが、オヤルサバルやオラサガスティがミドルレンジのシュートで相手ゴールを脅かしていく。 以降は相手のカウンターとセットプレーから際どいシーンを作られるなど、ゲームをコントロールし切れなかったソシエダ。攻撃もシュートこそ打ったものの、決定機までは持ち込めず。やや停滞感が漂うなか、最低限のゴールレスでハーフタイムを迎えた。 そういった空気を感じたか、イマノル監督はハーフタイム明けに切り札の久保とスチッチをオスカールソン、オラサガスティに代えて同時投入。2025年初出場の久保は右ウイングに入った。 すると、後半早いタイミングで先制点が生まれる。54分、1トップにポジションを移したオヤルサバルが相手陣内中央でルーズボールを回収。左のセルヒオ・ゴメスに預けてボックス内に走り込むと、ゴメスのグラウンダークロスをDFがブロックしたボールが足元にこぼれてきて、これを難なく左足で流し込んだ。 ツキにも恵まれたカピタンのゴールで先手を奪ったソシエダはここから主導権を掌握。62分には右サイドでタメを作った久保のお膳立てからブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートでGKにファインセーブを強いる。 そして、69分にはスチッチのハイプレスで奪ったボールをオヤルサバルが冷静にボックス右へ走り込むブライス・メンデスに繋ぐと、背番号23がきっちりゴール右隅へ左足で流し込んだ。 この2点目で勝負を決めたソシエダはメンバーを入れ替えながらゲームコントロール優先の戦い方にシフト。そのなかで久保はボールを受けた際には持ち味のキープ力で時間を作りつつ味方とのコンビネーションプレーでチャンスを窺うが、この日はなかなかフィニッシュの場面は訪れず。後半アディショナルタイムにはロングカウンターからボックス右でラストパスを受けたが、思ったよりもパスが短かったこともあり、左足シュートは枠を捉え切れなかった。 それでも、チームはパワープレー気味のポンフェラディーナの攻撃に手を焼きながらもきっちり無失点で逃げ切ったラ・レアルが、新年初勝利とともに4回戦進出を決めた。 ポンフェラディーナ 0-2 レアル・ソシエダ 【ソシエダ】 ミケル・オヤルサバル(後9) ブライス・メンデス(後24) 2025.01.06 01:28 Mon2
バレンシア、ソシエダで燻るFWサディクを買取OP付レンタルで獲得!
バレンシアは4日、レアル・ソシエダからナイジェリア代表FWウマル・サディク(27)を買い取りオプション付きの今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ローマでプロデビューし、ヨーロッパの複数クラブを渡り歩いてきたサディク。2020-21シーズンに加入したアルメリアではセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)ながらゴールを量産。ニューカッスルに引き抜かれたスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの後釜として大きな期待を背負ったが、加入1年目はヒザの前十字じん帯断裂の悲劇に見舞われてほぼ全休。 以降はケガ自体は完治したものの、ソシエダでは公式戦50試合出場でわずかに4ゴールと期待外れの状況が続く。今季ここまでも11試合無得点だった。 一方、昨年末にルベン・バラハ前監督を解任し、カルロス・コルベラン新監督を招へいした19位のバレンシア。逆転での残留に向けては、18試合17得点と1試合平均1点に満たない攻撃の改善が急務。 そんななか、決定力という部分には大きな疑問は残るものの、セビージャからレンタル加入のスペイン人FWラファ・ミルの去就が不透明な前線にラ・レアルの控えFWを獲得した。 クラブチームではアルメリア、パルチザン、代表ではリオ五輪でゴールを量産するなど、“爆発力”を持ったストライカーでもあるナイジェリア代表FW。苦境のバレンシアではその爆発力を発揮できるか。 2025.01.04 19:27 Sat3
逆転残留目指すバレンシア、ソシエダFWサディクを獲得へ
バレンシアが、レアル・ソシエダのナイジェリア代表FWウマル・サディク(27)の獲得を決定的なモノにしたようだ。スペイン『アス』が報じている。 昨年末にルベン・バラハ前監督を解任し、カルロス・コルベラン新監督を招へいした19位のバレンシア。逆転での残留に向けては、17試合16得点と1試合平均1点に満たない攻撃の改善が急務だ。 そんななか、クラブは決定力という部分には大きな疑問は残るものの、セビージャからレンタル加入のスペイン人FWラファ・ミルの去就が不透明な前線にラ・レアルの控えFWを獲得する見込みだ。 ローマでプロデビューし、ヨーロッパの複数クラブを渡り歩いてきたサディク。2020-21シーズンに加入したアルメリアではセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)ながらゴールを量産。ニューカッスルに引き抜かれたスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの後釜として大きな期待を背負ったが、加入1年目はヒザの前十字じん帯断裂の悲劇に見舞われてほぼ全休。 以降はケガ自体は完治したものの、ソシエダでは公式戦50試合出場でわずかに4ゴールと期待外れの状況が続く。今季ここまでも11試合無得点だ。 ただ、クラブチームではアルメリア、パルチザン、代表ではリオ五輪でゴールを量産するなど、“爆発力”を持ったストライカーでもあり、買い取りオプション付きの半年間のレンタルで加入するバレンシアで救世主となる可能性もなくはないはずだ。 2025.01.03 18:10 Fri4
久保建英がJPFAアワードでMVPを初受賞、三笘薫の3連覇阻む! ベストイレブンやMVPはJリーグアウォーズとは異なる選出に
日本プロサッカー選手協会(JPFA)は27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催した。JPFA最優秀選手賞はレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が受賞。初受賞となった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、2022年、2023年はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が2年連続でMVPに輝いていた。 プロサッカー選手への興味関心を喚起する話題づくりとして、出場試合数や所属カテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰とし、より多くの選手に関心の目を向けられる賞。シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰するもので、JPFA最優秀選手賞に久保、J1最優秀選手賞はJリーグMVPのFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、J2最優秀選手賞はJ2MVPのFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)、J3最優秀選手賞はチームを優勝に導いたFW杉本健勇(大宮アルディージャ)が選出された。 MVPの久保にはJPFA最優秀選手賞トロフィーと賞金50万円が送られる。 また、J1、J2、J3で全試合フル出場を果たした選手には「鉄人賞」が与えられ、2024年は10名が対象に。うち7名はGKとなった中、FPではDF中谷進之介(ガンバ大阪)、DF小川大空(愛媛FC)、MF小島幹敏(大宮アルディージャ)の3名が受賞した。 また、JPFA、J1、J2、J3ではベストイレブンも選ばれている。特筆すべきはJ3では優勝を果たした大宮アルディージャが最多の6名選出されていた。 JPFAベストイレブンには、久保の他に日本代表選手がずらり。DF菅原由勢(サウサンプトン)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)が初選出となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA最優秀選手賞</span> MF久保建英(レアル・ソシエダ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J1最優秀選手賞</span> FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2最優秀選手賞</span> FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J3最優秀選手賞</span> FW杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFAベストイレブン</span> GK 鈴木彩艶(パルマ/イタリア)/2年連続2回目 DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)/3年連続3回目 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)/初受賞 冨安健洋(アーセナル/イングランド)/3年連続3回目 MF 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)/3年連続3回目 遠藤航(リバプール/イングランド)/3年連続3回目 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)/3年連続3回目 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)/3年連続3回目 FW 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)/2年連続2回目 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)/初受賞 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)/3年連続3回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J1ベストイレブン</span> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 DF 中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 山川哲史(ヴィッセル神戸)/初受賞 佐々木翔(サンフレッチェ広島)/初受賞 MF 扇原貴宏(ヴィッセル神戸)/初受賞 井手口陽介(ヴィッセル神戸)/初受賞 東俊希(サンフレッチェ広島)/初受賞 FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)/初受賞 山田新(川崎フロンターレ)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J2ベストイレブン</span> GK 後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 DF ンドカ・ボニフェイス(横浜FC)/初受賞 福森晃斗(横浜FC)/初受賞 住吉ジェラニレショーン(清水エスパルス)/初受賞 MF イサカ・ゼイン(モンテディオ山形)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/2年連続2回目 岩渕弘人(ファジアーノ岡山)/初受賞 FW 中島元彦(ベガルタ仙台)/初受賞 谷村海那(いわきFC)/初受賞 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 北川航也(清水エスパルス)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J3ベストイレブン</span> GK 笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 DF 市原吏音(大宮アルディージャ)/初受賞 浦上仁騎(大宮アルディージャ)/初受賞 市原亮太(FC今治)/初受賞 MF 大関友翔(福島ユナイテッドFC)/初受賞 小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 泉柊椰(大宮アルディージャ)/初受賞 FW 塩浜遼(福島ユナイテッドFC)/初受賞 杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 藤岡浩介(FC岐阜)/初受賞 永井龍(ギラヴァンツ北九州)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆鉄人賞</span> GK早川友基(鹿島アントラーズ)/2年連続2回目 38試合/3420分出場 GK一森純(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 DF中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 38試合/3420分出場 GK後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 38試合/3420分出場 GK市川暉記(横浜FC)/初受賞 38試合/3420分出場 DF小川大空(愛媛FC)/初受賞 38試合/3420分出場 GK笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 MF小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 GK三浦基瑛(SC相模原)/初受賞 38試合/3420分出場 2024.12.27 16:45 Fri5