【CLラウンド16プレビュー】公式戦13連勝のインテルに死角なし、不調アトレティコはホームアドバンテージに賭ける

2024.03.13 18:30 Wed
インテルの逃げ切りか、アトレティコの逆転か
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インテルの逃げ切りか、アトレティコの逆転か
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsインテルが、日本時間13日29:00にエスタディオ・メトロポリターノでキックオフされる。ホームアドバンテージに賭けるロヒブランコスと盤石のネッラズーリが対峙する、元同僚指揮官対決の第2ラウンドだ。先月20日にジュゼッペ・メアッツァで行われた1stレグは、途中出場アルナウトビッチのゴールによってホームのインテルが先勝した。スコア上では最少得点差の決着となったが、昨シーズンのファイナリストが攻守両面で圧倒する初戦となった。

今シーズン苦戦するアウェイゲームで枠内シュート0本と厳しい戦いを強いられたアトレティコだが、それでもアウェイ仕様の後ろ重心の戦いによってホームでの逆転突破に望みを繋ぐ0-1での敗戦にとどめた。ただ、初戦後の公式戦ではベティス戦こそ2-1の勝利を収めたものの、それ以外の3試合ではコパ・デル・レイ準決勝敗退となるアスレティック・ビルバオ戦での0-3の惨敗に、ラ・リーガでは降格圏の格下相手に1分け1敗という体たらく。とりわけ、直近のカディス戦では攻守両面で低調なパフォーマンスに終始した末の0-2の敗戦だった。
今回の大一番に向けてチームとしてのポジティブな要素は少ないが、エースのグリーズマンの復帰と、今季公式戦20試合で18勝1分け1敗と圧倒的な戦績を残すメトロポリターノでのホームアドバンテージを活かして逆転突破を狙う。

一方、追加点こそ奪えなかったものの、1-0のスコア以上の力の差を見せつけて先勝に成功したインテル。以降のリーグ戦では幾つかの試合でメンバーを入れ替えながらアタランタ、ボローニャとの上位対決を含めて危なげなく4連勝を達成。公式戦13連勝と圧巻のフォームを維持して敵地へ乗り込むことになった。
不振のアトレティコに対してチームとしてのパフォーマンスレベルは非常に高く死角なしと言える状況だが、今季CLのアウェイゲームでの戦績は1勝2分けとやや苦戦している点が唯一の懸念材料か。

◆インテル◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ゾマー
DF:パヴァール、アチェルビ、バストーニ
MF:ダルミアン、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ
FW:テュラム、ラウタロ・マルティネス

負傷者:DFカルロス・アウグスト、MFセンシ、クアドラード、FWアルナウトビッチ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のボローニャ戦で負傷したカルロス・アウグスト、アルナウトビッチの2選手が新たに欠場となる。

スタメンは前回対戦からデ・フライに代わってアチェルビが復帰し、ベストメンバーでの戦いとなる見込みだ。

◆アトレティコ◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オブラク
DF:ヴィツェル、ガブリエウ、エルモソ
MF:モリーナ、ジョレンテ、コケ、デ・パウル、リーノ
FW:モラタ、グリーズマン

負傷者:DFアスピリクエタ、ヒメネス、MFレマル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。太ももを痛めているヒメネスが新たに欠場となる一方、1stレグで足首を痛めていたグリーズマンが復帰できる模様だ。

スタメンは前回対戦からヒメネス、サウールに代えてガブリエウ、モラタが起用される見込み。グリーズマンがスタートから難しい場合はデパイが代役を担う。

★注目選手
◆インテル:MFニコラ・バレッラ
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初戦で躍動のハードワーカーが逃げ切りのキーマンに。守護神ゾマーや強力な2トップの活躍も必須となる敵地での一戦だが、中盤の激しい局地戦で初戦以上のハードワークが求められるイタリア代表MFを注目選手に推す。

前回対戦では中盤、守備陣のパフォーマンスレベルが非常に高かったが、その中でも攻守両面で質と量を兼ね備えた傑出したパフォーマンスを披露したダイナモの活躍は非常に大きかった。球際の強さ、切り替えの精度、相手のプレスをいなすボール捌きに味方に選択肢を与えるオフ・ザ・ボールの動き出しと、まさに八面六臂の躍動ぶりだった。

今回の一戦ではジョレンテ、デ・パウルとタフなインテリオール2枚に頻繁に中盤に下りて攻撃の起点役を担うグリーズマンを封じる守備面の仕事に、豊富な運動量とプレーの連続性を生かした攻撃参加で決定機に絡んでいきたい。

◆アトレティコ:FWアルバロ・モラタ
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負傷明けのエースと共に堅守攻略を狙う。逆転突破へ最低2点が必要な中、攻撃のけん引役となるベテランストライカーの活躍に期待が集まる。負傷明けギリギリで臨んだ前回対戦はチーム全体の劣勢も影響し、ほぼ見せ場なく試合を終えたが、そこからコンディションを上げてきており、先日のベティス戦では決勝点も奪っている。

今回の一戦では相手のソリッドなディフェンスラインを相手に常に駆け引きを繰り広げながら、モリーナらの正確なクロス、デ・パウルとグリーズマンのラストパスを確実にゴールネットへ流し込みたい。ちなみにインテルとは通算14度の対戦で4ゴールを挙げている。

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ラ・リーガ最速ハット記録樹立のセルロート「ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた」

アトレティコ・マドリーのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが10日に行われ、自身が4ゴールを決めたラ・リーガ第35節レアル・ソシエダ戦を振り返った。 FWフリアン・アルバレスの出場停止を受けて先発で起用されたセルロートは古巣ソシエダ相手に爆発。 7分にMFパブロ・バリオスの右クロスに合わせて先制点を挙げると、3分後にはボックス手前左から正確なシュートをゴールに流し込み追加点をマーク。 止まらないセルロートは1分後、右クロスのルーズボールをボレーで蹴り込み、キックオフから11分でのラ・リーガ最速ハットトリックを達成した。 1929年のカルレス・ベスティット氏と1941年のエドムンド・スアレス氏が保持していた15分の記録を塗り替えたセルロートは歴史的なハットトリックを次のように振り返った。 「良い気分だよ。ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた。今日はそんな日だった。ボックス内で準備ができていて、全てがゴールに入った。チームメートからの良いパスもあった。本当に凄い」 昨季はビジャレアルでレアル・マドリー相手に17分間で4ゴールを挙げており、自身2度目の1試合4ゴールをマークした。過去に2度、1試合で4ゴールを決めた選手はFWクリスティアーノ・ロナウド、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスの3選手だけだった。 「彼らの仲間入りを果たしたのは嬉しいことだ。もちろん、僕は今後もラ・リーガに残ってまたこういう試合をしたいと思っているよ」 今季のラ・リーガでのゴール数を17に伸ばしたセルロートはチームメートとの連係が深まっていることがゴールに繋がっていると明かした。 「チームメートが僕のランニングを常に把握してくれている。ボックス内に僕が居ることを見なくてもわかってくれている。ただクロスを上げれば、そこに僕が居るんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ最速ハットトリックをチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DxTwSYIbVBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.11 13:00 Sun

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