伊東純也スタメンのS・ランスが首位PSGと敵地でドロー…中村敬斗は出番なし【リーグ・アン】
2024.03.10 22:59 Sun
リーグ・アン第25節、パリ・サンジェルマン(PSG)vsスタッド・ランスが10日にパルク・デ・プランスで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ランスのMF伊東純也は83分までプレー、FW中村敬斗はベンチ入りも出場機会はなかった。
共に[4-3-3]の布陣で臨んだ一戦は立ち上がりから非常にオープンな展開となった。
モチベーション、コンディション面で上回るアウェイのランスは6分、右サイドのスペースでボールを受けた伊東が縦に運んで早いタイミングでグラウンダークロスを供給。これは味方に合わずにボックス左でDFハキミに回収されたが、ここにプレッシャーをかけたディアキテがボールを奪い切ってプルバック。ゴール前でフリーのムネツィが冷静に右足で流し込んだ。
さらに、畳みかけるホームチームは19分、再び右サイドを起点に攻めると、イ・ガンインが入れたクロスによってゴール前で混戦が生まれる。ここでうまくこぼれを足元に収めたゴンサロ・ラモスが右足を振り抜くと、DFにディフレクトしたボールがゴール左隅に決まった。
瞬く間の連続ゴールで試合を引っくり返したPSGは完全に主導権を掌握。以降も相手陣内で冷静にボールを動かしながら押し込む形を継続する。
一方、先制後は一転して厳しい時間が続くランスだが、要所で良い奪い方を見せると、ボールの収まりがいい右の伊東にボールを集めながらコンビネーションや大きな展開からチャンスを窺う。38分には伊東の高い位置でのボール奪取から仕掛けたショートカウンターでテウマがエリア外から得意の左足を振ったが、このシュートはわずかに枠の右へ外れた。
それでも、前半終盤にかけてはイーブンな展開に持ち込んでいたアウェイチームが見事な崩しから同点に追いつく。45分、全体を押し上げた状態での後方でのボール回しからアグバドゥがディフェンスラインと駆け引きしたディアキテに絶妙なグラウンダーの縦パスを供給。センターバック2枚の間に割って入ったディアキテはスムーズなボールコントロールから前を向いて冷静にGKとの一対一を制した。
ランスが前半の入りと終わりに決めた2ゴールによって2-2のイーブンで折り返した試合。オープンな前半に比べて後半は比較的落ち着いた入りとなる。
まずは相手の攻撃を受け止めてカウンターを軸に勝ち越しゴールを目指すランスは伊東がチャンスを演出。59分、テウマの右CKの場面でファーの伊東が頭で折り返すと、ゴール前のアグバドゥが頭で合わせるが、これは惜しくも枠の上に外れる。
一方、後半はなかなか効果的に攻められないPSGだったが、63分には高い位置でのボール奪取をきっかけに波状攻撃を仕掛けると、ボックス右で細かいフェイントを見せたイ・ガンインが強烈な右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKディウフの好守に阻まれた。
後半半ばを迎えて試合は膠着し始めると、両ベンチが動きを見せる。その中でPSGはヌーノ・メンデスに加え、コロ・ムアニ、ムバッペ、デンベレの投入で3トップを入れ替えた。
一方、首位チーム相手に敵地での勝ち点1は悪くないランスは83分、伊東とテウマを下げてスタンブリ、カドラとやや守備的な交代策で現状維持を意識した戦い方にシフトした。
試合終盤は完全に押し込んだPSGが、デンベレとムバッペのコンビネーションで2度の決定機を作り出したが、集中した守備でこれを撥ね返したランスが粘って2-2のままタイムアップを迎えた。
この結果、PSGはリーフ3試合連続ドロー、ランスは最低限の勝ち点1を持ち帰る形となった。
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直近2試合連続ドローとリーグ戦では足踏み続く首位のPSGだが、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・ソシエダ相手に2連勝を決めてベスト8進出を果たした。その勢い乗ってリーグ3試合ぶりの白星を狙ったホームゲームでは、ソシエダ戦から先発6人を変更。守護神ドンナルンマやムバッペ、デンベレ、ヴィティーニャらを温存し、イ・ガンインやウガルテ、ゴンサロ・ラモスといった控え選手を起用した。一方、前節リールに敗れて連勝を逃した9位のランスは首位チーム相手に2戦ぶりの白星を狙った。このビッグマッチでは伊東が引き続きスタメンも中村はベンチスタートとなった。モチベーション、コンディション面で上回るアウェイのランスは6分、右サイドのスペースでボールを受けた伊東が縦に運んで早いタイミングでグラウンダークロスを供給。これは味方に合わずにボックス左でDFハキミに回収されたが、ここにプレッシャーをかけたディアキテがボールを奪い切ってプルバック。ゴール前でフリーのムネツィが冷静に右足で流し込んだ。
ハキミの慢心によっていきなりのビハインドを背負ったホームチームだが、すぐさま反撃を開始。決定的な仕事での汚名返上を図るハキミの右サイドを起点に押し込みと、セットプレーからすぐさま追いつく。17分、右CKの場面でキッカーのハキミが右足アウトスウィングで入れたボールをニアのソレールがフリックすると、ゴンサロ・ラモスと競ったDFアブデルハミドの腰付近に当たってコースが変わったボールがゴールネットを揺らした。
さらに、畳みかけるホームチームは19分、再び右サイドを起点に攻めると、イ・ガンインが入れたクロスによってゴール前で混戦が生まれる。ここでうまくこぼれを足元に収めたゴンサロ・ラモスが右足を振り抜くと、DFにディフレクトしたボールがゴール左隅に決まった。
瞬く間の連続ゴールで試合を引っくり返したPSGは完全に主導権を掌握。以降も相手陣内で冷静にボールを動かしながら押し込む形を継続する。
一方、先制後は一転して厳しい時間が続くランスだが、要所で良い奪い方を見せると、ボールの収まりがいい右の伊東にボールを集めながらコンビネーションや大きな展開からチャンスを窺う。38分には伊東の高い位置でのボール奪取から仕掛けたショートカウンターでテウマがエリア外から得意の左足を振ったが、このシュートはわずかに枠の右へ外れた。
それでも、前半終盤にかけてはイーブンな展開に持ち込んでいたアウェイチームが見事な崩しから同点に追いつく。45分、全体を押し上げた状態での後方でのボール回しからアグバドゥがディフェンスラインと駆け引きしたディアキテに絶妙なグラウンダーの縦パスを供給。センターバック2枚の間に割って入ったディアキテはスムーズなボールコントロールから前を向いて冷静にGKとの一対一を制した。
ランスが前半の入りと終わりに決めた2ゴールによって2-2のイーブンで折り返した試合。オープンな前半に比べて後半は比較的落ち着いた入りとなる。
まずは相手の攻撃を受け止めてカウンターを軸に勝ち越しゴールを目指すランスは伊東がチャンスを演出。59分、テウマの右CKの場面でファーの伊東が頭で折り返すと、ゴール前のアグバドゥが頭で合わせるが、これは惜しくも枠の上に外れる。
一方、後半はなかなか効果的に攻められないPSGだったが、63分には高い位置でのボール奪取をきっかけに波状攻撃を仕掛けると、ボックス右で細かいフェイントを見せたイ・ガンインが強烈な右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKディウフの好守に阻まれた。
後半半ばを迎えて試合は膠着し始めると、両ベンチが動きを見せる。その中でPSGはヌーノ・メンデスに加え、コロ・ムアニ、ムバッペ、デンベレの投入で3トップを入れ替えた。
一方、首位チーム相手に敵地での勝ち点1は悪くないランスは83分、伊東とテウマを下げてスタンブリ、カドラとやや守備的な交代策で現状維持を意識した戦い方にシフトした。
試合終盤は完全に押し込んだPSGが、デンベレとムバッペのコンビネーションで2度の決定機を作り出したが、集中した守備でこれを撥ね返したランスが粘って2-2のままタイムアップを迎えた。
この結果、PSGはリーフ3試合連続ドロー、ランスは最低限の勝ち点1を持ち帰る形となった。
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アフリカサッカー連盟(CAF)は18日、CAFアワード2024で表彰されるアフリカ年間最優秀選手賞のノミネート選手5名を発表した。 10月末に発表された10名の候補から5名に絞られた候補者には、昨年の同賞で惜しくも2位に終わったパリ・サンジェルマン(PSG)DFアクラフ・ハキミやヨーロッパリーグ(EL)決勝でハットトリックを達成しアタランタのEL制覇に貢献したFWアデモラ・ルックマン、2023-24シーズンのブンデスリーガで28試合28ゴールを記録し、昨季まで在籍したシュツットガルトを躍進させたFWセール・ギラシーなどがノミネート。 また、今年1月に行われたアフリカネーションズカップ2023で優勝したコートジボワール代表からは、同大会で最優秀若手選手に輝いたブライトン&ホーヴ・アルビオンのFWシモン・アディングラが残っている。 なお、受賞者の発表は12月16日に予定されている。 ◆アフリカ年間最優秀選手賞 候補トップ5 FWシモン・アディングラ(コートジボワール/ブライトン) FWセール・ギラシー(ギニア/シュツットガルト&ドルトムント) DFアクラフ・ハキミ(モロッコ/パリ・サンジェルマン) FWアデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) GKロンウェン・ウィリアムズ(南アフリカ/マメロディ・サンダウンズ) 2024.11.19 07:30 Tue3
アーセナルが新SDにカンポス氏も検討か PSGで活躍するフットボール界屈指のリクルーター
アーセナルの新スポーツディレクター(SD)にパリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏(60)が浮上している。 ミケル・アルテタ監督のもとで再びタイトルを争うまでに復活したアーセナルだが、それを裏からサポートしてきたエドゥSDが辞任。アルテタ監督との共闘体制が突如として崩れ、後任が誰になるのか注目される。 イギリス『スカイ・スポーツ』のギャリー・コッテリル記者によると、アーセナルの後任探しは初期段階だが、検討する1人はカンポス氏で、PSGと今季限りの契約も更新されておらず、有力な候補に浮かぶという。 カンポス氏はキリアン・ムバッペやベルナルド・シウバらをはじめ、多くの逸材タレントを発掘してきたフットボール界屈指のリクルーター。モナコやリールでの職務を経て、現在はPSGのリクルート部門を取り仕切る。 PSGではレオナルドSDによる前体制で獲得したベテランやビッグネームを放出し、世代交代を強く意識したスカッド作りに着手。今ではブラッドリー・バルコラや、ウォーレン・ザイール=エメリをはじめ、若く才能溢れる選手が中心となっている。 レバークーゼンSDのシモン・ロルフェス氏や、レアル・ソシエダのフットボールディレクター(FD)を退くロベルト・オラベ氏も候補に取り沙汰されるアーセナルだが、リクルーターとして名高いカンポス氏にも目をつけるようだ 2024.11.18 12:00 Mon4
無所属となって半年…37歳GKケイロル・ナバスの新天地が決まる気配なし
元コスタリカ代表GKケイロル・ナバス(37)の新天地が決まる気配は一向にないという。 無所属となって早半年、3月にはA代表からも引退しており、まる半年間プレーしていないナバス。レアル・マドリーにチャンピオンズリーグ(CL)3連覇をもたらした稀代のGKだ。 この半年、スペイン『Relevo』いわく、複数のサウジアラビア1部クラブ、母国コスタリカの古巣デポルティーボ・サプリサ、ブラジル1部のグレミオ、セリエAのモンツァがナバスに関心。 ただ、いずれも具体的な行動には至らず。 また、今秋バルセロナが正守護神の大ケガに伴い、ナバスを獲得候補に…と伝えられたが、この事実はなかったそう。直近ではインテル・マイアミが新天地として挙がるも、ナバスとは接触しただけで何も生まれなかったという。 今のところ、24-25シーズン中は無所属が続きそうなケイロル・ナバスである。 2024.11.22 20:20 Fri5