「ファン・ダイクのよう」アーセナルのレジェンドOBが大活躍サリバを絶賛「彼とガブリエウのコンビはどこよりも優れている」

2024.03.06 16:15 Wed
DFウィリアム・サリバとDFガブリエウ・マガリャンイスのコンビはリーグ屈指の安定感に
Getty Images
DFウィリアム・サリバとDFガブリエウ・マガリャンイスのコンビはリーグ屈指の安定感に
アーセナルのレジェンドである元アイルランド代表DFのデヴィッド・オレアリー氏が、フランス代表DFウィリアム・サリバを絶賛した。イギリス『ミラー』が伝えている。

今シーズンのプレミアリーグで27試合を消化して、首位リバプールと2ポイント差の3位につける好調アーセナル。その原動力の1人となっているのが、プレミアリーグ全試合にフル出場するサリバだ。

2019年夏に加入してからはリーグ・アンへのレンタルが続いていたサリバだが、昨シーズンからようやくアーセナルの主力に定着。DFガブリエウ・マガリャンイスとのコンビはリーグ屈指の安定感を誇っており、メディアやファンからの評価も上昇し続けている。
アーセナルのレジェンドセンターバックであるオレアリー氏も、イギリス『talkSPORT』にてサリバを絶賛。ガブリエウ、MFデクラン・ライスを含む守備陣の働きが、現在の好調につながったと語っている。

「私にとってサリバは、ファン・ダイクがリバプールに来たときのような存在だ。どんどん良くなっているし、まるでロールスロイスだね」
「彼とガブリエウは、今のプレミアリーグにおいて誰よりも常に優れたパートナーシップだ。そして、そんな彼らを今シーズンさらに前進させたのは、彼らの前にポジティブをとるデクラン・ライスの素晴らしさにある」

「この3人は今のアーセナルにおいて、本当に驚異的だ。彼らはまさにチームの背骨となっている。シーズン終了までチームが突き進むためには、この3人を失わないことが極めて重要になるだろう」

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src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 若き主将が新生ガナーズを牽引。加入3年目で名門の新キャプテンに指名された24歳MFは、経験豊富なジャカやシティから新加入のジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズスらのサポートを受けながら若手の多いチームをリーダーとして引っ張った。キャリアハイを大きく更新する15ゴールに加え、7アシストとアタッキングサードで違いを生み、スマート且つ泥臭い守備で攻守一体型のアルテタのスタイルをピッチ上で見事に体現。サカやマルティネッリの両翼、守護神ラムズデールの活躍も光ったが、今季のアーセナルの躍進に最も貢献した選手だった。 MF カゼミロ(31歳/マンチェスター・ユナイテッド) 出場試合数:28(先発:24)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 百戦錬磨のMFが赤い悪魔の新たな象徴の一人に。獲得可能なすべてのタイトルを獲得したレアル・マドリーでの挑戦を終え、復権目指す新生ユナイテッドに加入したブラジル代表MF。加入当初は30歳を超えた年齢もあり、消耗激しいプレミアリーグへの適応に対して懸念の声も挙がっていたが、世界屈指のセントラルMFは苦もなく適応。ダブルスタンダードと批判の声も挙がったレフェリングによって2度の一発退場という不運こそあったが、出場試合では攻守両面で圧倒的なクオリティを発揮。前半戦ではフィルター役、繋ぎ役としての貢献がメインだったが、チーム全体の機能性が増した後半戦では4ゴールを挙げるなど攻撃面での活躍も印象的だった。 MF ロドリ(26歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 影のMVP。今シーズンの優勝チームで最も多くのプレータイムを得たスペイン代表MFは、攻守両面で卓越した戦術眼とポジショニングセンス、フィジカルの強さを発揮。稀代の戦術家の下で進化系偽SBや偽CBと新たなスタイルに着手した中、優れたバランス感覚で全体の歪みを巧みに修正しながら常に的確なプレー選択でゲームをオーガナイズし続けた。また、重心は後ろに置きながらも2ゴール6アシストと数字面での貢献も見事だった。 MF ケビン・デ・ブライネ(31歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:32(先発:28)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新たな相棒との連携構築で最多16アシストを記録。CL決勝終了後に終盤戦を通じてハムストリングの問題を抱えていたことを明かすなど、シーズンを通して万全のコンディションではなかったが、卓越した戦術眼とテクニックを武器にチームの攻撃を牽引。例年に比べてプレス強度や個での打開はやや劣ったが、それを補って余りある高精度のクロスやラストパスでハーランドらに多くの決定機を演出した。また、ビッグマッチを中心に勝負所での決定的な仕事も光った。 FW ハリー・ケイン(29歳/トッテナム) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境のチームにおいて孤軍奮闘。昨シーズンは得点王を獲得した相棒ソン・フンミンに加え、クルゼフスキの活躍でフィニッシャー、チャンスメーカーとしてバランスの良い活躍を見せたが、今シーズンはその相棒たちの不振に加え、ディフェンスラインから中盤の繋ぎの質の低下によって自身に対する依存傾向が顕著に。そういった中、1シーズンでのプレミアリーグ新記録となる26試合ゴールに、ヘディングでの最多ゴール記録を樹立し、2017-18シーズン以来の30ゴールの大台に到達。アシスト数は「3」にとどまったが、味方が決定機を決めていれば二桁アシストの可能性も十分にあった。 FW アーリング・ハーランド(22歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:36 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。ドルトムントでの実績、多くの優れたチャンスメーカーの存在によってある程度の成功は約束されていたが、当初の予想を軽く上回る圧巻のペースでゴールを量産。加入1年目にしてプレミアリーグ新記録の1シーズン36ゴールを記録。また、一時はプレー関与数や得点以外の貢献度の低さを指摘する声も挙がったが、最終的に8アシストを挙げるなどチャンスメーク、ポストワークの部分でも著しい成長を示した。 2023.06.12 18:01 Mon
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アーセナルが圧巻5ゴール! 冨安健洋は出番なしも、トロサール2発でバルセロナとの撃ち合い制す【国際親善試合】

現地時間26日、国際親善試合でアーセナルとバルセロナが対戦。「サッカー・チャンピオンズ・ツアー2023」の1つとして、カリフォルニアのSoFiスタジアムで行われた試合は、アーセナルが5-3で勝利した。 アーセナルは、23日にマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、0-2で敗戦。この試合では、新加入のMFデクラン・ライスがメンバー外に。FWカイ・ハヴァーツ、DFユリエン・ティンバーは先発した。DF冨安健洋はベンチスタートとなっている。 対するバルセロナは、22日にユベントスとの試合が予定されていたが、チーム内でウイルス性胃腸炎が蔓延。多くの選手が影響を受け、当日に中止が決定していた。 そのバルセロナは、6月6日に日本で行われたヴィッセル神戸戦以来の試合に。新加入のMFオリオル・ロメウ、MFイルカイ・ギュンドアンと新戦力が先発出場。トップにFWロベルト・レヴァンドフスキ、中盤にはMFペドリなどが起用された。 先手を奪ったのはバルセロナ。開始早々にゴールを奪う。 7分、バルセロナは自陣からカウンター。エズ・アブデがマルティン・ウーデゴールからボールを奪うと、そのまま左サイドをドリブルで持ち上がりボックス左からグラウンダーのクロス。これを走り込んだ22が合わせるが、GKラムズデールがセーブ。こぼれ球をレヴァンドフスキが蹴り込み、バルセロナが先制する。 先制を許したアーセナルだったが、13分に早くも追いつく。右サイドでボールを持ち、ベン・ホワイトがスルーパス。しかし、これがミスになりアンドレアス・クリステンセンに阻まれるも、判断ミスを見逃さなかったサカがボールを奪い、右足でしっかりとネットを揺らし同点に追いつく。 勢いに乗るアーセナルは15分、ガブリエウ・ジェズスが左サイドを仕掛けるとボックス内に侵入。グラウンダーのクロスを送るが、サカにはわずかに届かない。 押し込み続けるアーセナルは21分にPKを獲得。右サイドからのウーデゴールのグラウンダーのクロスにレアンドロ・トロサールが合わせるが、これがロナルド・アラウホのハンドを誘った。 キッカーはシーズン中同様にサカが務めたが、シュートを右に外しゴールならず。アーセナルは逆転とはならなかった。 すると34分にバルセロナはボックス手前でFKを獲得。ハフィーニャが直接狙うと、これが壁に当たってディフレクト。ラムズデールは逆を取られてしまいゴールを許す。 PK失敗が響いた形となったアーセナルだったが43分、右サイドを仕掛けたサカが右足でクロス。ボックス中央でウーデゴールがヘッド。これをハヴァーツが押し込み、アーセナルが同点に追いつく。 2-2で後半を迎えた中、ハーフタイムには同点ゴールのハヴァーツを下げて、MFエミール・スミス・ロウを投入。バルセロナは、セルジ・ロベルトやフレンキー・デ・ヨング、ウスマーヌ・デンベレなど11名全てを交代させた。 55分、アーセナルはGKラムズデールのロングキックを最前線で競り合うと、こぼれ球を拾ったトロサールが仕掛けからボックス内でシュート。クンデの隙をついたシュートがネットを揺らし、アーセナルが逆転する。 アーセナルも62分にウーデゴールを下げて、ファビオ・ヴィエイラ、70分にはウィリアム・サリバ、ティンバー、トーマス・パルティを下げ、ヤクブ・キビウォル、キーラン・ティアニー、ジョルジーニョを投入する。 バルセロナはなかなか攻撃の形が作れない中、カウンターから決定機。75分、一気にゴール前に持ち込むと、アンス・ファティのスルーパスに反応したウスマーヌ・デンベレがボックス内からシュート。しかし、右ポストに嫌われる。 すると78分にアーセナルがさらに追加点を奪う。ボールを運んでいくと、左サイドでパスを受けたキーラン・ティアニーがボックス手前から鋭いクロス。これを中央に走り込んだトロサールがスピードボールをダイレクトで合わせ、ネットを揺らしこの試合2点目。トロサールは直後にお役御免となりガブリエウ・マルティネッリと交代。ジェズスもエディ・エンケティアと交代した。 終始アーセナルのペースで試合が進み、なかなか攻撃の形を作れずにいたバルセロナだったが、88分にゴール。デンベレの仕掛けからスルーパスに反応したフェラン・トーレスがボックス内から決めて、1点差に詰め寄る。 追いつきたいバルセロナだったが、直後にアーセナルが衝撃のゴールですぐに突き放す。89分、ジョルジーニョの縦パスをガブリエウ・マルティネッリが受けると、そのボールを拾ったヴィエイラがバイタルエリアで左足一閃。鋭いミドルシュートがネットに突き刺さり、リードを広げた。 結局そのまま試合は終了。アーセナルが見事な5ゴールで撃ち合いを制し、アメリカでのプレシーズンを締めくくった。 アーセナル 5-3 バルセロナ 0-1:7分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ) 1-1:13分 ブカヨ・サカ(アーセナル) 1-2:34分 ハフィーニャ(バルセロナ) 2-2:43分 カイ・ハヴァーツ(アーセナル) 3-2:55分 レアンドロ・トロサール(アーセナル) 4-2:78分 レアンドロ・トロサール(アーセナル) 4-3:88分 フェラン・トーレス(バルセロナ) 5-3:89分 ファビオ・ヴィエイラ(アーセナル) <span class="paragraph-title">【動画】トロサールが仕掛けから技ありゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://t.co/PISp2v2ixK">pic.twitter.com/PISp2v2ixK</a></p>&mdash; Arsenal (@Arsenal) <a href="https://twitter.com/Arsenal/status/1684420833085734913?ref_src=twsrc%5Etfw">July 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.27 14:25 Thu
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「ファン・ダイクのよう」アーセナルのレジェンドOBが大活躍サリバを絶賛「彼とガブリエウのコンビはどこよりも優れている」

アーセナルのレジェンドである元アイルランド代表DFのデヴィッド・オレアリー氏が、フランス代表DFウィリアム・サリバを絶賛した。イギリス『ミラー』が伝えている。 今シーズンのプレミアリーグで27試合を消化して、首位リバプールと2ポイント差の3位につける好調アーセナル。その原動力の1人となっているのが、プレミアリーグ全試合にフル出場するサリバだ。 2019年夏に加入してからはリーグ・アンへのレンタルが続いていたサリバだが、昨シーズンからようやくアーセナルの主力に定着。DFガブリエウ・マガリャンイスとのコンビはリーグ屈指の安定感を誇っており、メディアやファンからの評価も上昇し続けている。 アーセナルのレジェンドセンターバックであるオレアリー氏も、イギリス『talkSPORT』にてサリバを絶賛。ガブリエウ、MFデクラン・ライスを含む守備陣の働きが、現在の好調につながったと語っている。 「私にとってサリバは、ファン・ダイクがリバプールに来たときのような存在だ。どんどん良くなっているし、まるでロールスロイスだね」 「彼とガブリエウは、今のプレミアリーグにおいて誰よりも常に優れたパートナーシップだ。そして、そんな彼らを今シーズンさらに前進させたのは、彼らの前にポジティブをとるデクラン・ライスの素晴らしさにある」 「この3人は今のアーセナルにおいて、本当に驚異的だ。彼らはまさにチームの背骨となっている。シーズン終了までチームが突き進むためには、この3人を失わないことが極めて重要になるだろう」 2024.03.06 16:15 Wed

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48歳シメオネ監督、5人目の子宝に恵まれる

アトレティコ・マドリーを指揮するディエゴ・シメオネ監督に、このたび5人目の子供が生まれたようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。 シメオネ監督は11日に自身のツイッターで、5人目の子供となる次女バレンティーナちゃんが生まれたことを報告。写真とともに「ようこそ、バレンティーナ」と、言葉を添えた。 これで5児のパパとなったシメオネ監督だが、5人兄弟の構成は上の3人が男子、バレンティーナちゃんを含む下の2人が女子となっている。前の奥さんとの間に生まれた3兄弟はそれぞれジョバンニ、ジャンルカ、ジュリアーノ。長男のジョバンニ(23)は言わずもがなフィオレンティーナで活躍するアルゼンチン代表FWだ。次男のジャンルカ(20)は今年1月にリーベルプレートから同国のヒムナシアに移籍。そして、三男のジュリアーノ(16)はリーベルプレートの下部組織に所属している。 2人の姉妹は、17歳年下のモデル、カルラ・ペレイラさんとの間にできた子供で、長女のフランセスカちゃんは2016年に生まれ、現在2歳。カルラ・ペレイラさんのインスタグラムではすでにお姉ちゃん顔を覗かせている。 48歳にして5人目の子供を授かったシメオネ監督。そんな幸せいっぱいの監督だが、アトレティコは現在リーグ戦2連敗中。16日のラージョ戦では白星を取り戻せるだろうか。バレンティーナちゃんが勝利の女神であることを祈りたい。 2019.02.12 19:07 Tue
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アーセナル加入のウーデゴールがサポーターに名前の発音をレクチャー!正しい読み方は?

レアル・マドリーからアーセナルへと加入したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)が名前の発音をレクチャーしている。クラブ公式サイトが伝えた。 昨シーズンのレアル・ソシエダでの活躍が認められ、今シーズンから保有元であったマドリーへと復帰したウーデゴールだったが、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼は得られず、アーセナルへと活躍の場を移した。 加入が決まったウーデゴールは、クラブのインタビューで移籍の経緯などについて言及したが、その中で自身の名前の発音についても語っている。 「やあ、僕の名前はマルティン・ウーデゴール。だけど、マルティン・オーデガーと呼んでくれても構わないよ」 ウーデゴールの名前のスペルは「Martin Ødegaard」、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドもそうだが、ノルウェー語はかなり日本語表記にするのが難しい。 実際、ウーデゴールの場合は、ウーデゴーア、ウーデガルト、エーデゴール、エデゴーなどメディアによって複数の表記がなされていた。 現地でもウーデゴールの発音は難しいようで、イギリス『サン』は「”ERDER-GERD”のように聞こえるが、"ODOUR-GUARD"という英語風の発音でも笑顔を見せてくれた」と述べている。 サポーターたちがどう発音するのか、ウーデゴールの活躍とともに注目が集まる。 <div id="cws_ad">◆ウーデゴール本人の発音をチェック<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> &quot;My name is...&quot;<br><br>A message from Martin! <a href="https://t.co/ElMED21Yxs">pic.twitter.com/ElMED21Yxs</a></p>&mdash; Arsenal (@Arsenal) <a href="https://twitter.com/Arsenal/status/1354421451936452608?ref_src=twsrc%5Etfw">January 27, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.01.28 20:55 Thu
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
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アーセナルを去ったエドゥ氏は不和ではない…フォレストのCEOの可能性も!? より責任ある役職でオファーか

アーセナルのスポーツディレクター(SD)を辞任したエドゥ氏。大きなステップアップが待っている可能性があるようだ。 4日、アーセナルはエドゥSDの辞任を発表。クラブOBが役職者として復帰してから5年、チームの復活に大きく貢献してきた中での辞任は大きな驚きを与えた。 エドゥ氏は2019年7月にテクニカルディレクター(TD)としてチームに復帰。2022年11月にSDに昇進し、男子のみならず、女子やアカデミーもマネジメントしていた。 ミケル・アルテタ監督と共に二人三脚で低迷していたチームを立て直すことに。アルテタ監督就任にも尽力すると、積極的な補強で現在のチームを構成する選手を連れてきた。 キャプテンを務めるマルティン・ウーデゴールやでクラン・ライス、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、ガブリエウ・ジェズスとチーム構成が変化。一方で、メスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンら高給取りのベテランを整理するなど動いてチームを復活させた。 アルテタ監督との絆もあり、友人関係でもあった中、今回の電撃辞任。ただ、これは内紛があったり、考えの相違などではないという。 イギリス『ガーディアン』によると、エドゥ氏にはエヴァンゲロス・マリナキス氏のグループが関心。今シーズンはプレミアリーグでここまで3位と好調のノッティンガム・フォレストではかなり上級職に就く可能性があるようだ。 エドゥ氏には最高経営責任者(CEO)のポジションに就く可能性もあるとし、フォレスト、オリンピアコス、リオ・アヴェと3つのクラブを束ねる可能性もあるようだ。 また、アーセナル以上の好条件が提示されたとし、「今は、別の挑戦に取り組むとき」と語っていた挑戦は新たなクラブで新たな役職に就く可能性が高いと見られている。 2024.11.05 21:50 Tue

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