【CLラウンド16プレビュー】マッツァーリ電撃解任のナポリvsCL照準のバルセロナ

2024.02.21 18:00 Wed
新生ナポリとバルサが激突
Getty Images
新生ナポリとバルサが激突
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ナポリvsバルセロナが日本時間21日29:00にキックオフされる。マッツァーリ監督の解任に踏み切ったナポリと、今季狙えるタイトルがCLに絞られているバルセロナの激突だ。11月にルディ・ガルシア監督を解任してマッツァーリ監督を招へいしたナポリは、グループステージでレアル・マドリー、ブラガ、ウニオン・ベルリンが同居した中、3勝1分け2敗で2位通過とした。しかし、マッツァーリ監督就任後も状態は上がらず、セリエAでは9位と低迷。この冬の移籍市場では積極的に動いたが実らず、前日に電撃解任となった。新監督にはスロバキア代表監督を務めるカルツォナ氏を招へい。大一番を前にカンフル剤注入で悪い流れを変えられるか。
一方、ポルト、シャフタール、アントワープが同居したグループを4勝2敗の首位で通過したバルセロナだったが、スーペル・コパでレアル・マドリーに惨敗し、その後のコパ・デル・レイも敗退。ラ・リーガでは首位レアル・マドリーに8ポイント差を付けられており、実質狙えるタイトルはCLのみとなっている。チャビ監督が今季限りでの退任を発表している中、ラ・リーガではここ4試合3勝1分けと白星先行。一枚岩となってまずはナポリを撃破し、ベスト8進出を狙いたい。

両チームはこれまで4度対戦。バルセロナが2勝2分けとし負けていない。

◆ナポリ◆
【4-3-3】

(C)CWS Brains,LTD.

▽予想スタメン
GK:メレト
DF:ディ・ロフェンツォ、ラフマニ、ファン・ジェズス、マリオ・ルイ
MF:アンギサ、ロボツカ、ジエリンスキ
FW:ポリターノ、オシムヘン、クワラツヘリア
負傷者:なし
出場停止者:なし
カルツォナ新監督は前日練習で[4-3-3]を採用していた様子。アフリカネーションズカップに参戦していたオシムヘンが復帰する。

◆バルセロナ◆
【4-3-3】

(C)CWS Brains,LTD.

▽予想スタメン
GK:テア・シュテーゲン
DF:クンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ
MF:デ・ヨング、クリステンセン、ギュンドアン
FW:ヤマル、レヴァンドフスキ、ペドリ
負傷者:DFバルデ、マルコス・アロンソ、MFガビ、FWフェラン・トーレス
出場停止者:なし

勝利した直近のセルタ戦のスタメンが踏襲されるか。より攻撃的に行くなら左ウイングに負傷明けのフェリックスを起用する策などが考えられる。

★注目選手
◆FWビクター・オシムヘン(ナポリ)
Getty Images

ナポリの注目選手にはアフリカネーションズカップからようやく戻ってきた主砲のオシムヘンを挙げたい。彼が不在だった中、チームはセリエAで2勝2分け2敗と勝ち星を積み重ねられずマッツァーリ監督は解任に追い込まれた。圧倒的な決定力、豊富な得点パターンを持つオシムヘンの復帰でカルツォナ体制初陣となるバルセロナ戦を勝利で飾れるか。

◆FWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)
Getty Images

対するバルセロナの注目選手には同じく主砲のレヴァンドフスキを挙げたい。今季はなかなか状態が上がらず、ラ・リーガでは2度6試合ゴールがない時期があり、批判に晒されていた。ただ、ここ3試合連続ゴール中で状態は上向き。直近のセルタ戦ではドブレーテでチームを勝利に導いた。年齢から来る衰えの可能性を一蹴するような活躍を見せられるか。

ナポリの人気記事ランキング

1

ルカクがナポリ行きを最優先に…オシムヘンの移籍待ちか

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の希望はナポリ入りのようだ。 2021年夏のチェルシー復帰がうまくいかず、2022年夏からレンタル移籍が続くルカク。一昨季のインテル復帰に続いて、昨季もローマに舞台を移してイタリアでのプレーを続けたが、完全移籍とはならず。 この夏はひとまずチェルシーに復帰したが、依然として戦力外。ユーロ2024に参戦中から、ストライカーを探すミランの関心が取り沙汰されたが、先日にスペイン代表FWアルバロ・モラタの加入で埋まった。 そんなルカクだが、もう1つの行き先候補として紐づくのがナポリ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ルカクもナポリ行きを最優先とし、恩師のアントニオ・コンテ監督を含め、双方が相思相愛という。 ただ、ナポリはナイジェリア代表ビクトル・オシムヘン(25)の退団が決まった場合に限り、ルカクを巡ってチェルシーとの交渉に臨む模様。したがって、ルカクもオシムヘンの去就決定を待っている状況のようだ。 なお、ルカクの将来をも左右するとされるオシムヘンを巡ってはフランス代表FWキリアン・ムバッペの穴埋めが急務となるパリ・サンジェルマン(PSG)の関心が噂される。 2024.07.20 10:40 Sat
2

PSGのオシムヘン獲得交渉は破談へ? クラブはイ・ガンインを交渉に含めることを望まず

パリ・サンジェルマン(PSG)のナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)獲得に向けたナポリとの交渉は、破談となる可能性が高まっているようだ。 PSGはチームの大エースだったフランス代表FWキリアン・ムバッペが、契約満了によって昨季限りで退団。今夏の移籍市場では新たな得点源を探すと報じられており、ナポリのエースとして昨季も公式戦32試合17ゴール4アシストを記録したオシムヘンは格好のターゲットとなっていた。 ただし、PSGはオシムヘンに設定された1億3000万ユーロ(約226億円)の違約金支払いには消極的。違約金減額のため、韓国代表FWイ・ガンイン(23)が交渉に含まれる可能性も報じられていた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、PSGはイ・ガンインを手放すことを望まず。加えて、現時点で違約金の満額支払いも行うつもりはないとのことだ。 当然、ナポリが純粋な違約金減額に応じる予定はなし。これによって、オシムヘンのPSG移籍は破談に終わる可能性が高まっているようだ。 PSGはFWランダル・コロ・ムアニとFWゴンサロ・ラモスに満足しており、新シーズンの活躍を期待している模様。一方、オシムヘンにはチェルシーからの関心も囁かれており、依然として移籍市場で注目の存在となっている。 2024.07.23 13:10 Tue
3

ナポリで鳴かず飛ばずだったリンドストローム、エバートン移籍で合意へ

ナポリのデンマーク代表MFイェスパー・リンドストローム(24)がエバートンに買い取りオプション付きのレンタルで移籍するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。 昨夏、フランクフルトからナポリに3000万ユーロの移籍金で加入したリンドストロームだったが、セリエA22試合、チャンピオンズリーグ4試合の出場でノーゴールノーアシストと鳴かず飛ばずに終わっていた。 それでもフランクフルト時代、公式戦80試合出場14ゴール14アシストと結果を出していたリンドストロームをエバートンは高く評価。レンタル料300万ユーロ(約5億円)、買い取る際の移籍金2200万ユーロ(約37億1000万円)で合意を取り付けたようだ。 2024.07.24 07:45 Wed
4

来日したブライトンにナポリから関心、スコットランド代表MFにオファーも拒否

来日したブライトン&ホーヴ・アルビオンだが、ナポリからのオファーに関しては拒否したという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 20日に来日したブライトン。この後、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと2試合を戦う。 そのブライトンの来日メンバーでもあるスコットランド代表MFビリー・ギルモア(23)に関してオファーが届いたとのこと。セリエAのナポリが獲得を目指しているという。 ギルモアは大きな期待が寄せられてチェルシーに加入。しかし、チェルシーでは輝きを放てず、2022年9月にブライトンへと完全移籍で加入した。 4年契約を結んだギルモアだったが、チェルシーは買い戻しオプションを契約に盛り込んでいたとのこと。ただ、チェルシーがそのオプションを行使する気はないという。 2023-24シーズンは公式戦41試合に出場し、チームの中心となったギルモアに対し、ナポリは800万ポンド(約16億3000万円)のオファーを出したとのことだが、ブライトンはすぐに拒否したという。 『スカイ・スポーツ』によれば、1200万ポンド(約24億4000万円)の高額オファーが届いた場合は検討を始める可能性があるとのこと。交渉は続いているとのことだが、金額が満たなければ応じる気はないようだ。 2024.07.20 23:45 Sat
5

新たなエースとしてオシムヘン獲得望むPSG、ナポリにイ・ガンインら選手を含めたオファーか

パリ・サンジェルマン(PSG)はナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)獲得に向け、選手を差し出す構えを見せているようだ。 昨シーズン限りで、チームのエースだったフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了により退団となったPSG。今夏の移籍市場では、後釜となるストライカー確保が急務となっている。 そんなPSGが獲得を望んでいるのがオシムヘンだ。ナポリの得点源として2022-23シーズンにはスクデットの獲得に貢献し、昨シーズンも公式戦32試合17ゴール4アシストを記録するなど、トップクラスの活躍を続けている。 2026年夏までナポリと契約を残すオシムヘンだが、1億3000万ユーロ(約226億円)の違約金が存在している模様。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、PSGは違約金減額を望み、選手を含めた交渉を模索しているようだ。 その候補となる選手は、韓国代表FWイ・ガンイン(23)、元フランス代表DFノルディ・ムキエレ(26)、スペイン代表MFカルロス・ソレール(27)の3名とのこと。15日の交渉で、その旨をナポリに伝えたという。 しかし、アントニオ・コンテ監督が新シーズンから指揮を執るナポリは、現段階でイ・ガンイン以外に関心を示さず。イ・ガンインに対しての関心も高いものではなく、難しい交渉になることが予想されている。 2024.07.16 10:05 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly