イエローカードにパニック、カゼミロがノーファウルをアピールしながら右往左往「表情が面白すぎる」「ガチで当たってない時の顔だ」

2024.02.14 18:10 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロ
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マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロ
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロにとっては納得いかないイエローカードだったようだ。11日にプレミアリーグ第24節でアストン・ビラと対戦したユナイテッド。アウェイのユナイテッドが1-2で勝利を収めていた。

中盤で先発したカゼミロはフル出場するも、37分にはマティ・キャッシュを倒した場面でイエローカードを1枚貰っていた。
だが、この場面でカゼミロとキャッシュに接触があったかは微妙なところ。ぶつかる直前でカゼミロが体を引いていたようにも見えたが、キャッシュが倒れカゼミロにはイエローカードが出されていた。

だが、カゼミロとしては納得がいかなかったようで、笛が鳴ると同時に主審に向かって指を振りながら猛アピール。さらに、主審と反対側で見ていた副審やベンチの方に向かっても手を挙げてアピール。「やってない!」と言わんばかりの形相で、全方向に助けを求めていた。
抗議の様子が『SPOTV NOW』のX(旧ツイッター)やYouTubeで公開されると、ファンの間で話題に。「ガチで当たってない時の顔だ笑」、「ごめんだけどかわいい」、「動きがおもろい」、「表情が面白すぎる」とコメントが寄せられ、必死にアピールするも少しコミカルな動きのカゼミロに注目が集まっていた。

しかし、カゼミロの抗議は実らず。イエローカードが取り消されることはなかった。


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マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏が、自分たちの失敗やクラブの厳しい財政について率直に語った。 今シーズンはエリク・テン・ハグ監督の下でシーズンに臨むも、開幕から大不振が続くユナイテッド。今夏に契約延長したばかりのテン・ハグ監督を10月末にあっさり解任し、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、ここまでチームの調子は一向に上向かず、プレミアリーグでは14位に沈んでいる。 問題はピッチ内にとどまらず、ピッチ外でも。ユナイテッドは過去3年間で3億ポンド(約574億円)近く、5年間では3億7000万ポンド(約708億円)の損失を抱えており、このままではプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)へ抵触する危険性もある。 ラトクリフ氏ら上層部は早急な財政改善に動いており、大規模なコストカットを敢行。数百人の従業員解雇やチケット代値上げなどに踏み切っているが、これに対してはサポーターからの反発も起きている状態だ。 イギリス『BBC』のインタビューに応じたラトクリフ氏は、現在の厳しい財政事情や、自分たちの失策について説明。特にテン・ハグ監督を続投させたこと、長い時間を費やしてニューカッスルからスポーツ・ディレクター(SD)のダン・アシュワース氏を招へいしながら5カ月で退任となったことについては、素直に非を認めている。 「我々は完璧ではなく、旅の途中であり、いくつかのミスもあった。それでも、基本的に我々がやっていることはすべてクラブにとって正しいことだと思っている」 「エリク・テン・ハグとダン・アシュワースに対する判断は間違いだったと認める。そこに情状酌量の余地はあったと思うが、結局それは間違いだった。私はそれを認め、謝罪したい」 「エリクに関する決定を下した時間として、我々経営陣が就任してからまだ5分も経っていなかった気がする。そして3カ月後、間違いがより明らかになった。我々は間違っていたが、前に進んだよ。我々はそれを修正し、現在は非常に異なる状況にいると思う」 「正直に言って、最近は新聞を読むのがあまり好きではない。不人気なのはわかっているし、この変化の時期は人々にとって居心地が悪く、我々が下す決断の中には不快なものもあるだろう。しかし、マンチェスター・ユナイテッドを再び安定した状態に戻すためには、そうした決断が必要だ。再びトロフィーを獲得するのを見たいなら、こうしたことをすべてやらなければならない」 「私は現時点で不人気だと認識している。だが、そうなる覚悟はできているし、我々がやっていることは正しいことだと信じているんだ。だから、しばらくは不人気でも耐えられる」 「マンチェスター・ユナイテッドは軌道から外れてしまった。我々は軌道に戻す必要がある。我々の施策によって軌道に戻り、将来的にはリバプールやレアル・マドリーと同じレベルに到達できるはずだ」 「困難な状況に陥ったとき、人々は少しの回復力と勇気を示し、弱気にならないようにし、戦いながらその状況を乗り越える必要がある。それが我々のすべきことだ。簡単な答えとして、もし我々がそうしたことをしなければ、クリスマスにクラブの資金は尽きてしまう」 また、ラトクリフ氏は前体制が獲得した多くの選手に対する不満も吐露。これからスカッドは整理されることを示唆する一方で、中々結果を出せていないルベン・アモリム監督に対しては信頼を口にしている。 「クラブは(前体制で)アントニーを買い、カゼミロを買い、オナナを買い、ホイルンドを買い、サンチョを買った。これらすべては過去のものであり、好むと好まざるとにかかわらず、我々はそれらを受け継いだ。今はそれを整理しなければならない。今はチェルシーでプレーしているサンチョのため、我々は彼の給料の半分を支払っているんだ」 「過去から離れ、未来の新しい場所へ移行するには時間がかかる。中にはユナイテッドにふさわしくない選手、おそらく給料が高すぎる選手もいるだろう。我々は全面的に責任を負うが、説明責任を果たすチームを作り上げるのには時間がかかる」 「我々は過去から未来へ移行する変革の時期を迎えている。ご存じの通り、チームには素晴らしい選手も何人かいる。我々のキャプテンは素晴らしいフットボーラーだ。間違いなく、ブルーノ(・フェルナンデス)は必要な選手だと思っている」 「ルベン(・アモリム)が出場できるチームを実際に見てみると、正直言って彼は本当に良い仕事をしている。彼は傑出した若手監督だと、本当に思っているよ。優秀な指揮官であり、長くここにいるだろう」 「彼はほとんどの偉大な監督がそうであるように、感情的な人物だ。ルベンは完璧ではないと思うが、私は絶大な支持をしている。そして彼は、試合に勝つことに全力を尽くす人々でいっぱいのロッカールームを望んでいる。彼は、その姿勢を100%持っていない人々を容認しない」 2025.03.11 10:30 Tue

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ビッグクラブが関心の19歳新星FWディブリング、サウサンプトンは194億円以上を要求か

サウサンプトンはU-21イングランド代表FWタイラー・ディブリング(19)の獲得を目指すクラブに対し、巨額の移籍金を要求する構えのようだ。 8歳でセインツの下部組織に入団したディブリングは、2022年7月下旬にチェルシーの下部組織へ移籍するも、約1カ月でセインツに復帰していた。昨季ファーストチームデビューを飾ると、今季はプレミアリーグに昇格したチームの中で大きく飛躍。チームは最下位に低迷するものの、各試合でインパクトを残しここまでプレミアリーグ25試合出場で2ゴールを挙げている。 プレミアリーグ29試合終了時点で9ptと断トツの最下位のセインツ。来季の降格が濃厚となっており、注目株であるディブリングの今夏の去就に注目が集まっているが、移籍には高いハードルがある模様。 イギリス『テレグラフ』によれば、契約を2027年6月まで残すセインツはディブリングを安価で手放すつもりはなく、1億ポンド(194億円)以上の移籍金を要求する構えだという。 昨年9月にU-19イングランド代表入りを果たし、その2カ月後に飛び級でU-21イングランド代表入りした将来を嘱望されるタレントには、現在マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、リバプール、トッテナムといった多くのビッグクラブが定期的にスカウトを派遣するなど、獲得に関心を締めている。 2025.03.27 12:00 Thu

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