鎌田大地にトルコから関心、今季加入のラツィオで苦戦の日本代表にガラタサライが動く?

2024.01.16 10:05 Tue
ガラタサライから関心を寄せられる日本代表MF鎌田大地
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ガラタサライから関心を寄せられる日本代表MF鎌田大地
ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(27)に対して、ガラタサライが関心を示しているようだ。
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昨シーズン限りで4年にわたって所属したフランクフルトを退団し、ラツィオへの加入を果たした鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、セリエAで16試合に出場して1ゴール1アシストを記録しているほか、チャンピオンズリーグ(CL)でも5試合に出場している。一方で、リーグ戦の先発は8試合にとどまるなどマウリツィオ・サッリ監督から全幅の信頼を得るまでには至らず。12日に開幕したAFCアジアカップに挑む日本代表のメンバーには招集されずクラブにとどまったが、14日に行われたセリエA第20節のレッチェ戦はベンチ入りしながら出場がなかった。
こうした状況の中、イタリア『カルチョメルカート』によるとガラタサライが鎌田の獲得に関心を示しているとのこと。早ければ今冬の移籍市場でオファーする可能性もある模様だ。

ただし、現時点でラツィオに加入1年目の鎌田を放出する意向はなし。契約自体は1年契約で今年6月に満了となるも延長のオプションがあり、シーズン終了後に選手側と話し合う予定とのことだ。
鎌田自身もイタリアでのチャレンジ継続に意欲を示していると報じられる中、移籍市場が閉まるまでに何らかの動きがあるかが注目されている。

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ヒジ打ち一発退場のユルドゥズ、CL出場権争うボローニャ&ラツィオ戦出場停止

セリエA懲戒委員会は29日、ユベントスのトルコ代表FWケナン・ユルドゥズに対し、2試合の出場停止処分と罰金1万ユーロ(約162万円)を科した。 ユルドゥズは27日に行われたセリエA第34節モンツァ戦に先発。前半追加タイムに相手MFアレッサンドロ・ビアンコに対してヒジ打ちを見舞って一発退場となっていた。 この処分によりユルドゥズは次節、1ポイント差の5位ボローニャ戦、次々節2ポイント差の7位ラツィオ戦の欠場が決まった。 来季のチャンピオンズリーグ出場圏内ぎりぎりの4位に位置するユベントス。イゴール・トゥドール監督就任後2ゴールを挙げていた攻撃の核であるユルドゥズを欠いて大一番連戦に臨むことになった。 2025.04.30 11:00 Wed
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「目標はユーロ連覇」イタリア代表指揮官、若手の名前列挙し本大会選出へアピール要求! 19歳のサプライズ招集も示唆

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでユーロ2024への意気込みを語った。 昨年9月にスクデット指揮官としてアッズーリを託されたスパレッティ監督。ユーロ予選途中からの指揮という、決して簡単ではない状況からの船出となったが、無事に予選突破を決めた。 全世界が注目する、“競技レベルはワールドカップ(W杯)よりも高い”と言われるユーロ本大会まで残り3カ月と少し。前回王者イタリア代表を率いる老将は、王座防衛を宣言する。 「我々は予選通過に値するプレーを見せ、見事にその資格を得た。強調されるべきは、各々が常に自らの仕事を放棄せず、積極的なサッカーを貫いている点だ。この集中力をもっともっと改善したい。チームはまだまだ発展途上だ」 「私にはイタリア代表を強くする責任があり、現状、満足できるものなどほとんどない。それはなぜか? 目標がユーロ連覇とW杯優勝だからだ。これは全イタリア国民の期待であり、過去の偉大な歴史がそれを欲しているのだ」 「イングランド、フランス、スペイン、ドイツ…強敵だらけだが、我々だって彼らのレベルに劣っているわけではない。しかし、イングランドを20分間凌駕するだけでは駄目だ。90分間良いプレーをして初めて勝るのだ」 欧州制覇への覚悟を滲ませるスパレッティ監督。その一方、一部の主力選手が所属クラブで不振に喘いでいる現状を危惧している。 「フェデリコ・キエーザ(ユベントス)にニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)…私は彼らの困難な状況を注視しているよ。万が一に備え、方向転換して別の解決策を準備しておく必要があるだろう。具体的なことを1つ挙げると、[3-4-2-1]を検討している」 「これは守備的な考え方ではなく、そこにいるプレーヤーの快適さを考慮したシステム案だ。間違ってもボール非保持のときに5バックにする、というものではない。攻撃性を維持しつつ、バランスも必要なのだ」 キエーザらのユーロ本大会落選をちらつかせた一方、現時点では当落選上にいると考えられる、A代表未経験の若手を含む選手たちの名前を掲げ、シーズン後半戦でのアピールを期待していると、遠回しながらもハッパをかけた。 「アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ/24歳)は本当に頑丈なセンターバックだ。ラウル・ベッラノーバ(トリノ/23歳)とリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ/21歳)も準備ができている。ジオバンニ・ファビアン(ボローニャ/19歳)を選んだらサプライズか?」 「ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ/27歳)も最近は再びプレーし始めた。他にもアンドレア・カンビアーゾ(ユベントス/24歳)、トンマーゾ・バルダンツィ(ローマ/20歳)、ロレンツォ・ルッカ(アヤックス/23歳)、マルコ・カルネセッキ(アタランタ/23歳)、ミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ/26歳)、イバン・プロベデル(ラツィオ/29歳)…」 「リストに載るのは23名(正しくは26名)だが、大会前のトレーニングはさらに4〜6人を帯同させて少しでも経験を積ませたい。新たな花びらを加える可能性は十分にある」 かなり踏み込んだ内容まで語り、ユーロへのアツい意気込みをのぞかせたスパレッティ監督。これに奮起しない若手はA代表には不要だ。 2024.02.24 21:21 Sat
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キエッリーニが17年過ごすユーベでの幕引き 「大きな喜びと幸せを感じながら旅立つ」

ユベントスの元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(37)が口を開いた。 今年8月の誕生日で38歳になろうとする今もユベントスの最終ラインで中心を担うキエッリーニ。17シーズンで公式戦560試合の出場数に19個の獲得タイトルという功績が物語るとおり、クラブのバンディエラと呼ぶにふさわしいレジェンドだが、11日に行われたコッパ・イタリア決勝のインテル戦終了後に今季限りでの退団を表明した。 カタール・ワールドカップ出場(W杯)が叶わなかった代表からの引退に続く大きな決断に惜しむ声があがるなか、16日にホームで行われたセリエA第37節のラツィオ戦に先発。自身にとって本拠地でのラストマッチにセンターバックの一角として所属年数にちなんで17分までピッチに立ち続け、万雷の拍手に包まれながらベンチに下がった。 キエッリーニは試合後、イタリア『スカイ』で「僕は大きな喜びと幸せを感じながら旅立つ。これは数カ月をかけて決めたこと。数週間や数日でというわけじゃない」と心境を続けた。 「常々、高いレベルのうちに出て行きたいと言ってきたけど、その通りになったね。ユベントスにとって厳しい1年だったけど、フィールドで自分のレベルを証明できたし、それが身を引いて若い選手たちに道を譲る後押しになった」 「彼らにもそろそろ責任を背負ってもらわないとね。僕が若手の何人かを羽ばたけないようにしてしまったのをよく承知している。今こそ羽ばたくときだし、僕は彼らを応援しているよ」 また、ユベントスとの契約を来季まで残すなかでの退団について、「W杯に行けなくなったのが全体を早まらせたのは明らか」とイタリア代表のカタール行きならずが影響したと話した。 「僕の計画は今年を過ごして、W杯を迎えることだった。ユーロを優勝して、自分がその一部になれるという感覚があったからね」 「もちろん、若手のスペースも空けておくつもりだったけど、思いどおりにいかなかった。今後のことはユベントスと若手に託すよ」 そして、アメリカ行きが有力視される今後についても質問が及ぶと、「正直に言って、まだわからないんだ。大きな決断を迫られている」と返して、国外でのプレーに意欲を示した。 「海外での経験は文化的なレベルで自分を豊かにしてくれる。フィールドでの経験以上にね。だから、自分がよく知るユベントスでの生活とは異なる文化に触れ、経験する必要性を感じているんだ。近々、家族と一緒に決めるよ」 2022.05.17 16:50 Tue

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