なでしこジャパンのFW千葉玲海菜が海外移籍、千葉LでWEリーグ22試合に出場「世界でも通用する選手になりたい」
2024.01.05 12:10 Fri
千葉玲海菜
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは5日、なでしこジャパンのFW千葉玲海菜(24)が海外移籍することを発表した。
千葉は藤枝順心高校から筑波大学へと進学。2018年から特別指定選手となると、2022年3月に千葉Lに正式加入した。
2021-22シーズンのWEリーグでデビューを果たすと、10試合で6得点を記録。2022年4月にはなでしこジャパン候補メンバーのトレーニングキャンプに初招集を受けると、同年6月の海外遠征にも初招集を受ける。
しかし、2022年9月にトレーニング中に負傷。右ヒザ前十字靱帯損傷の重傷を負うことに。それでも復帰を果たすと、2023年7月にはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバー入り。1試合に出場していた。
WEリーグ通算では22試合10得点を記録。既に移籍先は決まっているようだが、後日発表されるとのことだ。
「リーグ戦、皇后杯とシーズンの途中にはなりますが、海外に移籍する事を決めました。ジェフでは特別指定の期間を合わせると6年間お世話になりました。サッカーの厳しさや楽しさ、選手としてのあり方など多くのことを学びすごく充実した時間を過ごすことができました」
「試合でなかなか結果が出なかった時も、怪我でなかなかプレーする姿をお見せすることができなかった時もずっと背中を押し続けてくれたファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています」
「また、6年間の中で出会ったチームメイト、スタッフの皆さんから多くのことを学びました。ジェフには自分より上手くて賢くセンスがあって強くそして仲間思いの選手がたくさんいました」
「また、多くの時間を私たちのために費やしてくださったスタッフの皆さんがいました。そんな毎日が刺激的でこの仲間と共に勝ちたいという思いが日々強くなっていました。サッカーは楽しいものと思わせてくれたのも自分が自分でいられたのもチームメイト、スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとうの気持ちでいっぱいです」
「そしてずっと目標にしていた海外でサッカーをするという決断をしました。昨年はワールドカップやアジア競技大会、なでしこジャパンの活動などでレベルの高い選手を肌で実感しました。その中で、自分自身もっともっと成長し、世界でも通用する選手になりたいと強く思いました。海外挑戦というチャレンジはもちろん不安もありますが後悔しないよう、大好きなサッカーを楽しみ、一回りも二回りも大きくなってきます」
「最後に私の思いを尊重してくださったクラブ関係者の皆さんに心から感謝しています。ジェフファミリーから離れることは寂しいですが思いっきり自分らしくチャレンジしてきます!引き続きジェフ千葉レディースの応援、そして千葉玲海菜の応援もよろしくお願いします」
千葉は藤枝順心高校から筑波大学へと進学。2018年から特別指定選手となると、2022年3月に千葉Lに正式加入した。
2021-22シーズンのWEリーグでデビューを果たすと、10試合で6得点を記録。2022年4月にはなでしこジャパン候補メンバーのトレーニングキャンプに初招集を受けると、同年6月の海外遠征にも初招集を受ける。
WEリーグ通算では22試合10得点を記録。既に移籍先は決まっているようだが、後日発表されるとのことだ。
千葉はクラブを通じてコメントしている。
「リーグ戦、皇后杯とシーズンの途中にはなりますが、海外に移籍する事を決めました。ジェフでは特別指定の期間を合わせると6年間お世話になりました。サッカーの厳しさや楽しさ、選手としてのあり方など多くのことを学びすごく充実した時間を過ごすことができました」
「試合でなかなか結果が出なかった時も、怪我でなかなかプレーする姿をお見せすることができなかった時もずっと背中を押し続けてくれたファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています」
「また、6年間の中で出会ったチームメイト、スタッフの皆さんから多くのことを学びました。ジェフには自分より上手くて賢くセンスがあって強くそして仲間思いの選手がたくさんいました」
「また、多くの時間を私たちのために費やしてくださったスタッフの皆さんがいました。そんな毎日が刺激的でこの仲間と共に勝ちたいという思いが日々強くなっていました。サッカーは楽しいものと思わせてくれたのも自分が自分でいられたのもチームメイト、スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとうの気持ちでいっぱいです」
「そしてずっと目標にしていた海外でサッカーをするという決断をしました。昨年はワールドカップやアジア競技大会、なでしこジャパンの活動などでレベルの高い選手を肌で実感しました。その中で、自分自身もっともっと成長し、世界でも通用する選手になりたいと強く思いました。海外挑戦というチャレンジはもちろん不安もありますが後悔しないよう、大好きなサッカーを楽しみ、一回りも二回りも大きくなってきます」
「最後に私の思いを尊重してくださったクラブ関係者の皆さんに心から感謝しています。ジェフファミリーから離れることは寂しいですが思いっきり自分らしくチャレンジしてきます!引き続きジェフ千葉レディースの応援、そして千葉玲海菜の応援もよろしくお願いします」
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10日、2022-23 Yogibo WEリーグ第6節の4試合が各地で行われた。 AC長野パルセイロ・レディースはノジマステラ神奈川相模原とホームで対戦し、今季初勝利を挙げた。前半はやや押され気味の展開となったが、43分に先制に成功。瀧澤莉央のミドルシュートがクロスバーに当たった跳ね返りを、伊藤めぐみが押し込んだ。 後半にもゴール前に顔を出した伊藤めぐみのシュートがクロスバーをたたくなどチャンスを作った長野。終盤には交代カードも駆使してゲームをコントロールし、逃げ切って今季初白星を手にした。 大宮アルディージャVENTUSはアルビレックス新潟レディースとの敵地戦で勝利。33分、中盤で道上彩花へのくさびのパスをカットして縦へ付けると、井上綾香が髙橋美夕紀とのワンツーでボックスへ侵入し、右足で決めた。 追い掛けたい新潟だったが、GK平尾知佳が裏へ抜けた大宮・大熊良奈をボックス外で倒してしまい、レッドカードに。リーグ戦今季初の退場者を出すと、反撃も及ばず。新潟は初勝利がまたもお預けとなり、大宮は2試合ぶり3勝目を手にしている。 代表ウイーク明け後は[3-5-2]を採用しているちふれASエルフェン埼玉は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でサンフレッチェ広島レジーナと対戦。8分に岸みのりのフィードから祐村ひかるが裏へ抜け出し、DF2人をかわして冷静に右隅へ流し込んだ。 直後に谷口木乃実にネットを揺らされるも、オフサイドで命拾いしたEL埼玉。後半はボールを握られながらも辛抱強く戦い抜き、こちらも2試合ぶりとなる3勝目。昨季は2勝にとどまったEL埼玉だが、早くも勝利数を更新した。 ユアテックスタジアム仙台で行われたマイナビ仙台レディースとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦は、互いにゴールを奪えずドローでタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。 ◆第6節 ▽12月10日 アルビレックス新潟レディース 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 大宮アルディージャVENTUS</span> マイナビ仙台レディース 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ちふれASエルフェン埼玉 1</span>-0 サンフレッチェ広島レジーナ <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 ノジマステラ神奈川相模原 ▽12月11日 三菱重工浦和レッズレディース vs INAC神戸レオネッサ ▽WE ACTION DAY(今節試合なし) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2022.12.10 16:30 Sat3
日テレ・東京ヴェルディベレーザが4年目で悲願の初優勝! 三つ巴の最終節でも勝利し自力で決める【SOMPO WEリーグ】
17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最終節を迎えた日テレ・東京ヴェルディベレーザは悲願の初優勝を目指す戦いに。ホームに9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた中、前半から強さを見せた。 立ち上がりから攻め込む中で32分、右サイドから山本柚月がクロスを入れると、そのままボールはゴールへ。GK望月ありさは反応するもそのままネットを揺らし、東京NBが先制に成功する。さらに40分、東京NBは敵陣でパスを繋ぐと、松田紫野が土方麻椰とのワンツーのリターンを受けるとドリブルで2人をかわしてシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 2-0で迎えた後半も、66分に山本がこの試合2点目を決めて3点目。得失点差でも大きく有利になると、そのまま3-0で勝利を収め、悲願のWEリーグ初優勝を決めた。 2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで10位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。逆転優勝にはまずは勝利を収め、さらに大量得点さでの勝利が欲しいところだったが、前半は0-0のゴールレスに。後半に入ると66分に浜田芽来にゴールを許し、先制を許す苦しい展開となる。 それでも75分に途中出場のカルラ・モレラがどう点ゴールを奪うと、77分にもカルラ・モレラが決めてすぐに逆転。85分にも追加点を奪いリードを広げる。そのまま勝利を収めたが、東京NBが勝利したため2位でシーズンを終えることとなった。 3位の三菱重工浦和レッズレディースは自力での優勝はない状況。まずは勝利し、大量得点さをつけての勝利が必要な中、アウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は前半をゴールレスで終えたが、63分に髙橋佑奈のゴールで先制。66分には高橋はなが追加点を奪う。EL埼玉は82分に佐久間未稀のゴールが決まり1点を返す中、90分に浦和は藤﨑智子が追加点。それでもアディショナルタイム1分にEL埼玉は吉田莉胡がゴールを決め1点差に。さらにアディショナルタイム3分には桂亜依もゴールを決め、EL埼玉が土壇場で追いつくことに。浦和は最終戦で勝利することができず、3位でシーズンを終えた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ最終節</h3> マイナビ仙台レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 3-3 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-3 INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点51/+34 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点51/+29 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点46/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点40/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点37/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点30/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-4 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点22/-15 9位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース|勝ち点20/-15 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-12 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点18/-21 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点10/-37 2025.05.17 16:12 Sat
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田中達也の娘・聖愛が駒場で先制点演出も、浦和レディースが逆転で新潟レディースを下し今季初勝利《WEリーグ杯》
20日、2022-23 WEリーグカップ第2節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。互いの男子チームでプレーをした元日本代表FW田中達也氏の娘、2トップの一角で先発起用された16歳・新潟の田中聖愛に注目が集まった。 見せ場はいきなりやってきた。7分、上尾野辺めぐみからのパスを自陣中央右で受けた田中は相手を1枚剥がすと、そのままスピードに乗って独走。ボックス手前右まで運んでのラストパスは若干遠藤優に引っ掛かったが、中央でフリーの山谷瑠香が蹴り込み、新潟に先制点をもたらした。 対する浦和はボールポゼッションで勝り、中央を崩しての清家貴子の右足から安藤梢がお手本のようなファー詰めを決めて11分に振り出しに戻すと、20分には清家のファーへのクロスに今度は菅澤優衣香が頭で合わせて逆転に成功した。 自力に勝る浦和は後半も主導権を握ると、67分に菅澤がボックス内で塩越柚歩のパスのこぼれ球を収め、DFをかわして右足で流し込む。新潟は二種登録の選手、18歳の白沢百合恵や17歳の長崎咲弥をピッチに送り込むも、82分に浦和は猶本光にもゴールが生まれて勝負あり。昨年の皇后杯女王が地力を見せ付け、4-1と逆転勝ちを収めている。 長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの前半は、大宮VENTUSがゴールに近づいた。CKのこぼれ球から仲田歩夢がミドルを放ち、GKが弾いたボールを大熊良奈が蹴り込むが、オフサイド。井上綾香のシュートは枠の左角に嫌われるなど、決定機を創出した。 対照的に後半は長野のゲームとなった。キックオフ直後から各選手が積極的に足を振っていき、稲村雪乃のシュートはクロスバー。怒涛の攻撃が実ったのは81分、伊藤めぐみのパスから瀧澤莉央がボックス左で左足を振ると、相手に当たってゴール前へこぼれると、伊藤が押し込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、長野が田代久美子新監督に初勝利をプレゼントしている。 アメリカ遠征からの帰国後、国内での今季初戦を迎える日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの敵地へ乗り込んだ。 フィード1本で千葉玲海菜に背後を取られた場面では岩清水梓が懸命のカバーを見せ、飲水タイム明け後には左サイドの崩しから植木理子にチャンスが到来したが、GK清水栞に阻まれた。 前半は互いにゴール前でのシーンを作ったが、後半は疲労からかベレーザが押し込まれる時間が続き、前線でもボールを収め切れない。ベンチ入りメンバーも5人という台所事情や、宮川麻都が戻りのスプリント時に足を痛めるなどのアクシデントもあった中で、ゼロに抑えてゴールレスドロー。苦しみながらも勝ち点「1」を拾っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第2節 ▽8月27日 グループA <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 4</span>-1 アルビレックス新潟レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 大宮アルディージャVENTUS グループB ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽8月28日 グループB ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ 2022.08.27 20:07 Sat5
