福岡がパリ五輪世代のU-22日本代表MF松岡大起を清水から完全移籍で獲得「ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました」
2023.12.30 12:10 Sat
パリ五輪世代の1人MF松岡大起
アビスパ福岡は30日、清水エスパルスのU-22日本代表MF松岡大起(22)の完全移籍加入を発表した。
松岡は熊本県出身で、サガン鳥栖の下部組織育ち。U-18からトップチームに昇格するとキャプテンを務めるなど若くして中心選手として活躍。2021年途中に清水に完全移籍した。
2023シーズンはブラジル2部のグレミオ・ノヴォリゾンチーノにレンタル移籍。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBでは出番がなかった。
清水ではJ1通算37試合、J2通算3試合。YBCルヴァンカップでは4試合に出場。鳥栖時代も合わせると、J1通算113試合、J2通算3試合、リーグカップで11試合、天皇杯で6試合に出場していた。
パリ・オリンピック世代の1人で、U-22日本代表としてもプレーする松岡。再び九州に戻り、再起をかける。
「この度アビスパ福岡でプレーする事になりました。松岡大起です。私を必要としてオファーをくれたクラブに感謝し、プレーで体現します。沢山の勝利をみなさんと喜びわかちあえるよう全身全霊で戦い続けます。応援よろしくお願いします!」
◆清水エスパルス
「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍する事になりました。ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました」
「このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだとおもいます。試合に出て活躍し成長する事で来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えているときにオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました」
「サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました」
「清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」
松岡は熊本県出身で、サガン鳥栖の下部組織育ち。U-18からトップチームに昇格するとキャプテンを務めるなど若くして中心選手として活躍。2021年途中に清水に完全移籍した。
2023シーズンはブラジル2部のグレミオ・ノヴォリゾンチーノにレンタル移籍。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBでは出番がなかった。
パリ・オリンピック世代の1人で、U-22日本代表としてもプレーする松岡。再び九州に戻り、再起をかける。
◆アビスパ福岡
「この度アビスパ福岡でプレーする事になりました。松岡大起です。私を必要としてオファーをくれたクラブに感謝し、プレーで体現します。沢山の勝利をみなさんと喜びわかちあえるよう全身全霊で戦い続けます。応援よろしくお願いします!」
◆清水エスパルス
「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍する事になりました。ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました」
「このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだとおもいます。試合に出て活躍し成長する事で来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えているときにオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました」
「サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました」
「清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」
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「自分たちのサッカーが試合通してできなかったのは改善点だと思います。ホントはもっともっと自分たちの時間を増やしたいんですけど、ボールを持たれる時間が長くて…。自分自身も全然、ボールを受けれてないですし、自信を持って取り組まないといけないというのはありますね」 22日の2020年J1開幕節・川崎フロンターレ戦。サガン鳥栖のアンカーのポジションに入った背番号41・松岡大起は、敵地・等々力競技場でスコアレスドローという結果に安堵感をにじませつつも、試合内容に不完全燃焼感を抱いていた。 昨季、高校3年生ながらJ1・23試合出場という実績を残した18歳のボランチは「より攻撃的な鳥栖を見せたい」と新シーズンに挑んだが、個人技とパスワークに秀でた川崎相手に苦しみ、納得できるパフォーマンスを見せることができなかった。 「今年はチームを勝たせる存在にならないといけないと思っています。去年は自分のことでいっぱいいっぱいだったんで、チームを引っ張り上げるくらいのキャプテンシーとリーダーシップを発揮しないと。Jでまだ奪っていないゴールも取りたいですね。練習から高い意識を持ってやります」 こういったた語り口にも象徴されるが、松岡は誰よりも真面目で責任感の強いタイプ。ボール奪取力と運動量を武器とする地味なタイプではあるが、ここ一番で体を張れる勇敢さとタフさは魅力だ。それは川崎戦でも随所に出ていた。 闘争心溢れる一挙手一投足に、チームメートの若手たちも大いなる刺激を受けている。「大起がいてくれることによって自分も成長しないといけない」とこの試合でJデビューを飾った本田風智も語気を強めたが、松岡効果が金明輝監督率いる新生・鳥栖を変えつつあるのは確かだろう。 「僕が目指しているのは、山口蛍(神戸)さんみたいな選手です。得点もできるし、守備にも安定感と重みがあって、見本になる人だと思っています。鹿島の三竿(健斗)選手もチームを引っ張れる頼りがいのある選手。若くてもそういう重要なプレーヤーになりたいと考えています」と目を輝かせる松岡。彼が高みを貪欲に追い求めるのも、同級生に久保建英(マジョルカ)や西川潤(C大阪)、斉藤光毅(横浜FC)といったタレントがひしめいていることが大きい。 とりわけ、久保に関しては、昨季J1で同じピッチに立ち、「違い」と「凄み」を見せつけられた。それが強烈な印象として残っているという。 「久保選手は中学生くらいからプロでやっていましたけど、僕はずっとボールボーイで外から見ている立場でした。そんな自分がいざプロの世界に入った時、緊張感とか実戦感覚とかが全然違った。でも久保選手はFC東京でずっとチームを引っ張っていましたし、アシストや得点という結果を残していた。YBCルヴァンカップで対戦した時も得点を決められましたし、ああいうレベルにならないと世界にはいけないんじゃないかというのを実感しましたね」 久保は川崎戦前日のベティス戦で1ゴール1アシストという華々しい結果を残したばかり。一報はもちろん松岡にも届いていただろう。いつか「久保選手のように海外でプレーしたい」という夢を持つ18歳のボランチにとって、その活躍ぶりは紛れもなく「世界基準」になっている。そういった領域を目指して、彼は自己研鑽を続けていくに違いない。 「鳥栖からは鎌田大地(フランクフルト)選手が海外に行って活躍している。アカデミーで育った僕も、サガン鳥栖ってクラブを世界で知ってもらえるようにしたい。今の自分にできることは結果を出し続けるだけ。そこにこだわっていきたいと思います」 5か月後には東京五輪も控えるが、それはまず横に置いて、鳥栖でのプレーに集中していく考えの松岡。J1はこの先、セレッソ大阪、横浜FC、大分トリニータ、鹿島アントラーズという難敵が続くだけに、早く白星を手にしたいところ。そのためにも、アンカーの大役を担う背番号41の攻守両面での活躍が強く求められてくる。 「川崎相手に感じたのは、日頃の練習の大切さ。そこを積み重ねていくしか、レベルアップの方法はないと感じました。正直、川崎とは相当な差があったし、ボールをすぐに失ってしまうことが多かった。差を詰めて、追い越すためにも、丁寧に止める蹴るの質を上げていかないといけない。そこからしっかりとやっていきます」 ひたむきな人間が最終的に大きな成果を手にするというのは、岡崎慎司(ウエスカ)や本田圭佑(ボタフォゴ)ら先人たちが実証している。地道な努力を厭わない松岡にも可能性が大いにありそうだ。守備力という強みに山口蛍のような攻撃面の長所を加えていけば、大化けすることも十分考えられる。彼のこの先の進化を興味深く見守っていきたい。 2020.02.24 15:03 Monアビスパ福岡の人気記事ランキング
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【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月6日(火) 14:00キックオフ アビスパ福岡(7位/21pt) vs 鹿島アントラーズ(1位/28pt) [ベスト電器スタジアム] <h3>◆堅守を今一度取り戻せ【アビスパ福岡】</h3> 7戦無敗で首位にも立った福岡だったが、現在4戦未勝利で7位まで転落した。 直近4試合では明らかに失点が増え、攻撃面ではチャンスを活かせないシーンが増えることに。7戦無敗中も複数得点はわずか2試合であり、守備がゼロに抑えなければ勝てないチームであることは変わっていないのが実情だ。 堅守をいかにして保っていくかがポイントとなるが、今節の相手は鹿島。攻撃力は非常に高く、個の能力も高いため、より一層のデュエルでの勝利が必要となる。 このままズルズルと転落するわけにはいかない状況。首位チーム相手に、ホームでしっかりと爪痕を残したい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:村上昌謙 DF:前嶋洋太、上島拓巳、安藤智哉、志知孝明 MF:松岡大起、秋野央樹 MF:名古新太郎、見木友哉、岩崎悠人 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:金明輝 <h3>◆このまま突き進めるか【鹿島アントラーズ】</h3> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えて1-0での勝利。伏兵・田川亨介の初ゴールで勝利をもぎ取り、4連勝とした。 リーグ戦3連敗の時には転落の一方だと思われたが、しっかりと立て直して3試合連続クリーンシート中。ケガ人が大量発生中の中で、チームに力強さが戻ってきた。 レオ・セアラも復帰を果たし、チャヴリッチが調子を上げている中で悲報も。センターバックとして全試合出場していた関川郁万が負傷離脱。この影響がどこまで出るのかがポイントとなる。 背後には浦和が猛然と迫ってきている状況。好調さでは負けない鹿島も、5連勝でしっかりと首位を守っていきたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:早川友基 DF:津久井佳祐、植田直通、キム・テヒョン、安西幸輝 MF:チャヴリッチ、舩橋佑、三竿健斗、荒木遼太郎 FW:レオ・セアラ、鈴木優磨 監督:鬼木達 2025.05.06 09:15 Tue3
鹿島がレオ・セアラの復帰弾で5連勝で首位キープ、福岡は首位に立ってから5戦未勝利で転落【明治安田J1第15節】
6日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vs鹿島アントラーズがベスト電器スタジアムで行われた。 7位につける福岡と首位に立つ鹿島の一戦。ホームの福岡は4試合勝利がない中、前節からスタメン5名を変更。上島拓巳、橋本悠、松岡大起、金森健志、ウェリントンが外れ、前嶋洋太、志知孝明、秋野央樹、名古新太郎、シャハブ・ザヘディを起用した。 対する鹿島も5名変更。津久井佳祐、関川郁万、三竿健斗、柴崎岳、荒木遼太郎が外れ、小池龍太、キム・テヒョン、ターレス・ブレーネル、舩橋佑、知念慶が入った。 5連勝を目指す首位の鹿島は立ち上がりから主導権を握っていく展開に。鈴木優磨、田川亨介の2トップがゴールに迫っていくが、決定機までは作れない。 互いにゴールを目指していく中で25分にアクシデント。福岡の田代雅也がクリアボールを蹴ると、至近距離で田川の側頭部にボールが直撃。そのまま倒れ込むと、28分にレオ・セアラと交代となった。 35分には鹿島がチャンス。右CKからのクロスにキム・テヒョンがヘッドもミートせず。こぼれ球を繋いでボックス左から鈴木がクロスを上げると、ボックス内で舩橋がダイレクトボレー。枠に飛ぶがブロックされる。 すると40分、ボックス内で田代とレオ・セアラが競り合うとレオ・セアラが持つれて倒れPKを獲得。レオ・セアラがしっかりと左に決めて復帰2戦目でゴール。今季9点目を決めた。 先制を許した福岡は前半アディショナルタイム1分、ボックス左からのFKを名古が直接狙うことに。ファーサイドに飛んだボールだったが、GK早川友基がなんとか手を伸ばしてセーブする。 鹿島が1点リードで迎えた後半も立ち上がりにチャンスを掴んだのは鹿島。スルーパスに抜け出したチャヴリッチが右サイドを仕掛けて早めのグラウンダークロス。これを走り込んだレオ・セアラが蹴り込むだけかと思われたが、ミートせずにGK永石拓海がセーブする。 時間の経過とともに徐々に両チームとも激しさを増していき、ファウルが連発される事態に。潰し合いが続いてゴールまで迫っていけない。 すると73分、福岡にアクシデント。ロングボールを競り合ったウェリントンが着地の際にハムストリングを痛めて交代。途中出場した中で74分に佐藤颯之介と交代した。 福岡は同点ゴールを目指していきたいものの、鹿島が粘り強く戦いチャンスすら作らせず。安藤を上げてパワープレーに出るも実らず、鹿島が0-1で勝利し5連勝達成。福岡は連敗となり、5戦未勝利となった。 アビスパ福岡 0-1 鹿島アントラーズ 【鹿島】 レオ・セアラ(前43) <span class="paragraph-title">【動画】レオ・セアラが復帰ゴールで勝利に導く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1919630849181446439?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.06 15:59 Tue4
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue5