日本代表のGKが国際試合の経験が少ない?じゃあこんなJリーガーいますけど?! の巻/倉井史也のJリーグ
2023.12.24 12:30 Sun
フル出場で悲願のJ1優勝に貢献したGK前川黛也
いよいよ来週から日本代表の練習が始まるでしょ。で、もっとも気になってるポジションがあるんです。それはGK。だって、今回招集されたメンバーでGKの日本代表出場数は、前川黛也が1試合、鈴木彩艶が3試合、野澤大志ブランドンが0試合。これまだ十分新しい選手が割り込んでいく余地あるでしょ。
ってことで、今回はJ各クラブでリーグ戦にフル出場したレギュラー中のレギュラーGKが、どんなシーズンだったかを調べて行っちゃうよ!!
札幌:全試合出場GKなし
鹿島:早川友基
浦和:西川周作
柏:全試合出場GKなし
FC東京:全試合出場GKなし
川崎:全試合出場GKなし
横浜FM:全試合出場GKなし
横浜FC:全試合出場GKなし
湘南:全試合出場GKなし
新潟:全試合出場GKなし
名古屋:ランゲラック
京都:全試合出場GKなし
G大阪: 全試合出場GKなし
C大阪: 全試合出場GKなし
神戸:前川黛也
広島:大迫敬介(第33節の83分に交代)
福岡:全試合出場GKなし
鳥栖:朴一圭
対象者は6人。ではこの6人の失点数は
早川友基:34失点(6PK失点)
西川周作:27失点(0PK失点)
ランゲラック:36失点(3PK失点)
前川黛也:29失点(4PK失点)
大迫敬介:28失点(0PK失点)
朴一圭::47失点(4PK失点)
早川友基:28失点
西川周作:27失点
ランゲラック:33失点
前川黛也:25失点
大迫敬介:28失点
朴一圭::43失点
そしてそれぞれのGKがどれくらいのシュートを受けたかというと、
早川友基:296本
西川周作:278本
ランゲラック:332本
前川黛也:318本
大迫敬介:237本(第33節の被シュート数を1と計算)
朴一圭::401本
これで失点率(被シュート本数/失点数)、つまり何本シュートを打たれたないと失点しなかったか、を計算すると
早川友基:10.6本
西川周作:10.3本
ランゲラック:10.1本
前川黛也:12.7本
大迫敬介:8.5本
朴一圭::9.3本
で、前川なかなかいいじゃないですか。ただ、これがGKの能力を正確に映し出すかというと、守備が強いチームってシュートを打たれるときにきちんと詰めててくれるからGKが取りやすいというのあるんですけどね。
あとはGKの場合、足下の技術も重視されてるんでそこも選考のときは考えなきゃいけないんでしょう。そういうの考えると、3回前のコラムで「小林悠すげえ!!」っての書きましたけど、今回は「西川周作すげえ!!」って感じでしょうかね。
ってことで、今回はJ各クラブでリーグ戦にフル出場したレギュラー中のレギュラーGKが、どんなシーズンだったかを調べて行っちゃうよ!!
札幌:全試合出場GKなし
鹿島:早川友基
浦和:西川周作
柏:全試合出場GKなし
FC東京:全試合出場GKなし
川崎:全試合出場GKなし
横浜FM:全試合出場GKなし
横浜FC:全試合出場GKなし
湘南:全試合出場GKなし
新潟:全試合出場GKなし
名古屋:ランゲラック
京都:全試合出場GKなし
G大阪: 全試合出場GKなし
C大阪: 全試合出場GKなし
神戸:前川黛也
広島:大迫敬介(第33節の83分に交代)
福岡:全試合出場GKなし
鳥栖:朴一圭
早川友基:34失点(6PK失点)
西川周作:27失点(0PK失点)
ランゲラック:36失点(3PK失点)
前川黛也:29失点(4PK失点)
大迫敬介:28失点(0PK失点)
朴一圭::47失点(4PK失点)
ということで、PKによる失点数を除くと
早川友基:28失点
西川周作:27失点
ランゲラック:33失点
前川黛也:25失点
大迫敬介:28失点
朴一圭::43失点
そしてそれぞれのGKがどれくらいのシュートを受けたかというと、
早川友基:296本
西川周作:278本
ランゲラック:332本
前川黛也:318本
大迫敬介:237本(第33節の被シュート数を1と計算)
朴一圭::401本
これで失点率(被シュート本数/失点数)、つまり何本シュートを打たれたないと失点しなかったか、を計算すると
早川友基:10.6本
西川周作:10.3本
ランゲラック:10.1本
前川黛也:12.7本
大迫敬介:8.5本
朴一圭::9.3本
で、前川なかなかいいじゃないですか。ただ、これがGKの能力を正確に映し出すかというと、守備が強いチームってシュートを打たれるときにきちんと詰めててくれるからGKが取りやすいというのあるんですけどね。
あとはGKの場合、足下の技術も重視されてるんでそこも選考のときは考えなきゃいけないんでしょう。そういうの考えると、3回前のコラムで「小林悠すげえ!!」っての書きましたけど、今回は「西川周作すげえ!!」って感じでしょうかね。
前川黛也の関連記事
J1の関連記事
記事をさがす
|
|
前川黛也の人気記事ランキング
1
父の背中を追う神戸GK前川黛也、成長と共に見据える将来像「前川黛也として認められたい」
日本代表は28日、30日に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦に向けた合宿3日目を迎える。 25日に行われた韓国戦では、DF山根視来(川崎フロンターレ)のデビュー戦ゴールを含む3得点を奪い、3-0で快勝。10年前の再現を果たしていた。 あくまでもフレンドリーマッチだった韓国戦から、今度はW杯出場に向けた予選。2日後に試合を控えた中で選手たちがオンライン取材に応対した。 今回の活動で日本代表に初招集を受けたGK前川黛也(ヴィッセル神戸)が取材に応対。代表経験もJリーグの経験も豊富な2人とともにプレーすることとなった。 その前川はトレーニング中も笑顔が絶えないが「非常にレベル高い中でプレーできている喜びと、自分の中でサッカーは楽しくやるものだと思っているので、練習から楽しく取り組むという、笑顔で取り組むというのが1つあるので、そう見ていただいて嬉しいです」と語り、自身が日頃から目指していることが出せているようだった。 前川の父である和也さんは現役時代はサンフレッチェ広島などでプレーし、日本代表でも守護神を務めていた。先輩でもある父の日本代表での勇姿については「そのころはまだ赤ちゃんで、物心ついたときは引退間際で、あまり記憶ないです。代表の記憶もないです」と語り、父の活躍の記憶はないとした。 魂のこもったセービングを見せていた父ではあるが、前川は自身の特徴について「自分自身シュートを止めるという能力は自信もありますし、それも特徴だと思うので、違いを見せたいです」とコメント。一方で、GK西川周作(浦和レッズ)、GK権田修一(清水エスパルス)については「2人のGKもシュートセーブには特徴があるので、いろいろなことを吸収してやりたいと思います」と語り、先輩からも多くを学びたいとした。 実際にこの合宿で学んだことについては「自分自身、この先シュートストップであったりの強みを生かせると思うと同時に、レベルの高いところで基礎の高さ、1つ1つのプレーの判断だったり自信は、先輩GKを見てまだまだ足りないと感じました」とコメント。「そういうところを含めて吸収していきたいです」とさらなる成長に意欲を見せている。 その前川は昨シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では正守護神としてプレーしチームはベスト4入り。そこでの経験で成長し、今シーズンは正守護神としてプレーしている。 ACLについては「ACLだけじゃなく試合に絡む中で、自分のストロングポイントである吸収していくという意味で、1試合1試合、1つの練習から今日の自分より明日の自分と、どれだけ成長できるかを日々意識しています」と語り、常に成長のためにアンテナを張っている様子。「落としてはいけない試合が続く中で、恐れずにチャレンジし続けた結果、良いところと課題が見つかったので充実した大会でした」とACLでの経験を振り返った。 出場し始めた当初はビルドアップのミスなども目立っていたが「ミスはどの選手もあると思いますし、自分自身のミスで負けてしまうこともあましたけど、いかにミスを減らして、できるところをどれだけできるかが大事です」と語り、「できる以上のことをやらないというのは開き直って、自分の中でサッカーを楽しむようにしてからミスの捉え方が変わりました」とミスへの考え方が変わったという。「ミスはありますが、失点に繋がる大きなところを事前に防ぐなどをできていると思います」とし、決定機でのミスは減っていると自覚しているようだ。 勝利に直結することもあるGKは、ポジションが1つしかない中でレギュラー争いが必要になってくるが、自身に必要なものについては「自分の個性や良さをチームに還元して貢献していくことが一番です」と語り、「できていないことをできるようにする、試合で自信を持ってプレーするというところを目指してやることが代表に定着したり試合に出るためのカギだと思うので、しっかり積み重ねていきたいです」と語り、着実に成長していくことが大事だと語った。 次の試合はモンゴルとのW杯予選となる。その試合については「W杯予選という大事な一戦で落とせない一戦という意味でも、2次予選を通過するためにモンゴル戦に向けて最高の準備と、しっかりどう崩していくかを日々のミーティングを通じて、モンゴルを倒すための話し合いや選手内の細かいコミュニケーションをやっているイメージです」と語り、チームとしての準備はしっかり行えているようだ。 その前川だが、父と元同僚である森保一監督については「子供の頃から知っています」とコメント。「広島時代の練習参加や中学の時に広島ジュニアユースだったのでコーチに来てくれたりと、そういう関わりがあったので、監督やコーチとしての立場の挨拶ぐらいです」と言葉を多くは交わしていないとした。 印象については「僕がフィールドをやっていた頃や大学で練習参加した時は、サッカーの抽象的な話じゃなく、プレー以外にもメンタリティについても指導してもらってきたので、尊敬と信頼を置ける監督です」とし、「また指導してもらえて嬉しいですし、選んでもらった感謝しかないです」と再会を喜んでいた。 この先前川が目指すGK像に関しては「父の領域というか、父の力強さ、日本人離れしたところは父の個性なので、超えるのは難しいかもしれないですが、自分の良さを最大限生かしたいです」とコメント。「父も代表で10試合ぐらい出ていますし、結果をとして超えていきたいというのはあるので、前川和也の息子ではなく前川黛也として認められたいです」と語り、父を追い越すことを目標としていると語った。 2021.03.28 15:55 Sun2
「プレッシャーもあった」6試合連続無失点が懸かる中での途中出場、GK谷晃生は「スイッチ切らずにやっていた」と準備万端だったと明かす
日本代表GK谷晃生(FC町田ゼルビア)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 谷は4-0となった76分にGk大迫敬介と交代で出場。今回のシリーズでは出番がないかと思われた中、珍しいGKの交代となった。 残り15分程度の中での出場に「難しかったです」と試合後のメディア取材で語った谷。ここまでの2次予選は5連続クリーンシートで、残り15分で全試合クリーンシートという状況だったが「プレッシャーもありました。ただ、良い経験ができました」と、率直な気持ちを語った。 2022年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の韓国代表戦で日本代表デビューを果たした谷。その後は長らく招集されない時期もあったが、遂に代表2キャップ目を記録した。 「できることをやるだけだなと思いましたし、出るための準備、チャンスが来たとき、アクシデントがあったときに出られる準備は常にしていました。試合中はスイッチ切らずにやっていました」 しっかりと準備をし続けていたという谷。今回は大迫、そしてGK前川黛也と共にトレーニングに励んだが、刺激も多かったという。 「凄く刺激を受けました。トレーニングから刺激を受けましたし、代表期間外でも刺激を受けているので、こういう活動で一緒にプレーできて良かったです」 日本代表で現在は1stチョイスの大迫、そして昨シーズンはJ1で見事に優勝を果たしたヴィッセル神戸の正守護神である前川との活動は刺激になるはずだ。 短い時間でプレッシャーも多少あった中で、最終ラインの選手はDF冨安健洋、DF板倉滉、DF町田浩樹と東京オリンピック世代の選手たちだった。 「その辺りは、変な難しさは感じなかったです」と振り返った谷。「世代問わずみんなからもらっています」と、今回の代表活動では刺激があったというが、首位を走る町田に戻って更なる高いパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。 2024.06.12 08:30 Wed3
【J1注目プレビュー|第33節:京都vs神戸】残留争いを抜け出したい京都、神戸は首位奪還の可能性も
【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月6日(日) 14:00キックオフ 京都サンガF.C.(15位/38pt) vs ヴィッセル神戸(2位/61pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆上位を叩いて安全圏へ【京都サンガF.C.】</span> 残留争い中のチームでもある北海道コンサドーレ札幌との直接対決で2-0と敗れた前節。それでも、後半戦は前半戦が嘘かのような結果を残し、12試合を戦い7勝3分け2敗と勝ち点を重ねている。 3連勝から引き分け、負けと嫌な流れにも見えるが、降格圏を脱したチームはそのまま勢いに乗って突き放していきたいところだ。 そんな中、今節の相手は優勝争い中の王者・神戸。ただ、やるべきことは変わらないだろう。札幌戦で狙われたように、背後を狙ってくる可能性は十分にある中で、前節の戦いの反省を生かせるか。しっかりと勝ち点を重ねたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、鈴木義宜、三竿雄斗 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:マルコ・トゥーリオ、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆ついに首位に立てるか!?【ヴィッセル神戸】</span> 前節はホームで浦和レッズを下し、リーグ戦5連勝。後半戦の13試合を8勝4分け1敗と驚異的な成績を残している。 首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「1」。FC町田ゼルビアが足踏みをしている中で、突き放していきたいところ。今節も結果によっては首位に立つことができる状況だ。 チームはAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦った中、2-1でしっかりと勝利。チーム状態は上向いており、このまま一気に行きたい。 7連戦を終えることになるが、5勝1分けとここまで来ており、中断を前にしっかりと勝って終わりたいところ。連戦のコンディションを吉田孝行監督がどう判断するかに注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、扇原貴宏、井出遥也 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、宮代大聖 監督:吉田孝行 2024.10.06 11:40 Sun4
「複雑な気持ち」初のベストイレブン受賞の広島GK大迫敬介、優勝逃した悔しさとパフォーマンスに「もっと決定的なシーンを防いでいれば」
『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、サンフレッチェ広島のGK大迫敬介がJリーグベストイレブンに輝いた。 日本代表としても招集が続いた大迫は、広島の正守護神として明治安田J1リーグの全38試合にフルタイム出場。チームは最後まで優勝争いを繰り広げた中、2位でフィニッシュ。2年連続3位から1つ順位を挙げたが、新本拠地のエディオンピースウイング広島元年をタイトルで飾ることはできなかった。 アウォーズ後の記者会見に臨んだ大迫は、ベストイレブン選出を喜びつつ、自身のパフォーマンスには納得いっていないとし、複雑な気持ちを語った。 「素直に嬉しいですが、個人的には今年の自分のパフォーマンスに関しては全然納得していないので複雑な気持ちではありますが、こうやって票をいただいてこの賞を受賞できたことは誇りに思います」 リーグ最少失点で躍進した日本代表GK谷晃生(FC町田ゼルビア)や年間35失点の2位となったGK一森純(ガンバ大阪)、優勝したヴィッセル神戸のGK前川黛也今季限りで名古屋グランパスを退団するGKランゲラックを抑えての初受賞となった。 シーズンを振り返って思い出のセーブについても「あまり覚えていないですね」と語った大迫。「どちらかというと、もう少し僕が決定的なシーンを防いでいれば、もっと優勝に近づけたのかなと思うので、そっちの思いの方が強いです」と、優勝を逃したことへの悔しさを滲ませた。 3位、2位と浮上した広島。来季は当然タイトルを目指すこととなる。 大迫は「個人的にはまたこういったベストイレブンやMVPという賞をいただけるように、1年通して今年以上のパフォーマンスを出したいですし、それが日本代表というところにも繋がると思うので、来年こそは今年以上の自分のパフォーマンスを発揮したいと思います」とコメント。より一層、自己研鑽に励むとした。 2024.12.11 15:10 Wed5
