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「全く好きじゃない」ユーロ王者・イタリア代表の新ユニフォームがリーク、アディダスになって2年目となる新デザインには不満も「文字はゴールドに戻すべき」
2023.12.21 18:00 Thu
ユーロ2020王者のイタリア代表
イタリア代表の新ユニフォームのデザインがリークされている。ユニフォーム専門サイト『Footy Headlines』が伝えている。2021年に開催されたユーロ2020で、13大会ぶり2回目の優勝を果たしたイタリア。2018年のロシア大会と2022年のカタール大会と2大会連続でワールドカップ(W杯)出場は逃している中で、ユーロでは栄冠を掴んでいた。
イタリアが連覇を目指すユーロ2024は、同年6月から7月にかけて開催。ギリギリながらもイタリアも出場権を獲得したその大会の前の3月に、大会でも着用する新ユニフォームが発表される見込みのようだ。
そのデザインは、アッズーリ(青)の愛称通り青がベースとなっている。現行のユニフォームはマーブル柄が全体的にデザインされているが、新ユニフォームについては、デザインではなくシャツの素材にもともと組み込まれている縦のラインが入るようだ。
また、脇から背中にかけてメッシュパネルが採用されており、脇の部分は一部青から白に切り替わっている。
2023年に45年ぶりにアディダス製となっていた中、そこから2作目(125周年記念ユニフォームも入れると3つ目)となるこのユニフォームのデザインに、ファンからは「白のパネルのせいで台無しだ」、「合ってないものが多すぎて良いとは思えない」、「いいキットだが、文字はゴールドに戻すべきだ」、「このテンプレートは全く好きじゃない」とどちらかと言うと反対意見の方が多く寄せられている。
予選中にロベルト・マンチーニ前監督が電撃辞任し、ルチアーノ・スパレッティ監督が就任したイタリア。前回大会では下馬評を覆しての戴冠となったが、史上2度目の連覇はなるか。
そのデザインは、アッズーリ(青)の愛称通り青がベースとなっている。現行のユニフォームはマーブル柄が全体的にデザインされているが、新ユニフォームについては、デザインではなくシャツの素材にもともと組み込まれている縦のラインが入るようだ。
また、脇から背中にかけてメッシュパネルが採用されており、脇の部分は一部青から白に切り替わっている。
そして、現在は白のみで構成されている肩のスリーストライプスは緑、白、赤の3色で構成されている。
2023年に45年ぶりにアディダス製となっていた中、そこから2作目(125周年記念ユニフォームも入れると3つ目)となるこのユニフォームのデザインに、ファンからは「白のパネルのせいで台無しだ」、「合ってないものが多すぎて良いとは思えない」、「いいキットだが、文字はゴールドに戻すべきだ」、「このテンプレートは全く好きじゃない」とどちらかと言うと反対意見の方が多く寄せられている。
予選中にロベルト・マンチーニ前監督が電撃辞任し、ルチアーノ・スパレッティ監督が就任したイタリア。前回大会では下馬評を覆しての戴冠となったが、史上2度目の連覇はなるか。
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「ゾーン」に名を残すカルチョの“ファンタジスタ”、デル・ピエロ
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