直近6戦5敗と低迷するノッティンガム・フォレストがクーパー監督を解任か…後任はヌーノ氏が有力か

2023.12.20 01:00 Wed
後任候補に挙がるヌーノ氏
Getty Images
後任候補に挙がるヌーノ氏
ノッティンガム・フォレストスティーブ・クーパー監督(44)の解任を検討しているようだ。

クーパー監督はチャンピオンシップ(イングランド2部)時代の2021-22シーズン、開幕直後の9月に途中就任。就任時点で最下位だったフォレストをすぐさま立て直し、昇格プレーオフを経て、四半世紀近い下部リーグ生活から脱却に成功。

昇格初年度となった昨季は、開幕前に24年ぶりのプレミアで堂々たる戦いを披露するという名目で30人近い新戦力を獲得したチームは、計画性に乏しいその補強がさほど効果を発揮せず、シーズンの大半で残留争いを強いられた。
クーパー監督解任の噂もその過程で幾度となく繰り返されたわけだが、最終的には留任し、ノルマである残留を達成。しかし、今季も第17節を終えて、降格圏の18位ルートン・タウン(1試合未消化)と勝ち点差5の17位(3勝5分け9敗)と低迷。直近6試合では1分け5敗と完全に停滞していた。

イギリス『BBC』によれば、クーパー監督は一貫してフォレストのサポーターから支持されているが、オーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏は、クラブの低迷に危機感を募らせており、クーパー監督の解任を検討し始めたとのこと。
なお、クーパー監督を解任した場合の後任監督について同紙は、かつてウォルバーハンプトンをプレミアリーグ昇格に導き、トッテナムなどでも指揮を執ったヌーノ・エスピリト・サント氏(49)を挙げている。

なお、2022年7月にサウジアラビアのアル・イテハドの監督に就任したヌーノ氏は、1年目でチームを14年ぶりのサウジアラビア王者に導く手腕を発揮したが、夏に多くのビッグネームを獲得して臨んだ今季は12試合終了時点で6勝にとどまると、新加入の元フランス代表FWカリム・ベンゼマとの不仲も噂され、11月初旬に解任されていた。

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チェルシー撃破のクーパー監督、アウェイでの多大なサポートに感謝「関係者全員にとって大きなご褒美」

ノッティンガム・フォレストのスティーブ・クーパー監督がアウェイでの強敵撃破に満足感を示した。イギリス『BBC』が伝えた。 昨シーズンは24年ぶりにプレミアリーグの舞台で戦い、なんとか残留を掴み取っていたフォレスト。続いて迎えた今シーズンは開幕から強豪とのアウェイゲームが続き、開幕節のアーセナル戦、第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦は健闘しながらどちらも落としていた。 2日には第4節のチェルシー戦を迎えたが、こちらも敵地での一戦となった。終始ゲームを支配される苦しい展開だったが、フォレストは最後までチェルシーにゴールを許すことなく、スウェーデン代表FWアンソニー・エランガの1発を守り切り1-0で勝利。クーパー監督は選手たちの奮闘ぶりを称えている。 「先週のオールド・トラフォードでの戦いやアーセナル戦でのパフォーマンスを見れば、スタンフォード・ブリッジのような場所に来て、あのような形で結果を残せたことは選手たちにとってふさわしいものだと思う」 また、クーパー監督はチームへの多大なサポートについて感謝を述べ、チームの大きな力になっていると感じているようだ。 「アウェイで我々が受けているサポートについては誰もが知っているし、プレミアリーグに復帰して以来、アウェイではまだあまり調子を上げることができていなかった。我々が今日成し遂げたことは、関係者全員にとって大きなご褒美だ」 「昨シーズンもそのことについて率直に述べたが、厳しい状況の中でも彼らは(チームを団結させるために)尽力してくれた。私はその恩はずっと忘れない。我々のクラブとこの街の本当に良いところは、苦しい時にとても強く団結するところだ。それが昨シーズンの我々を助けてくれたのは間違いない」 強豪との対戦が続く中、ここまでの4試合の成績を2勝2敗としているフォレスト。この調子で勝ち点を重ね、昨シーズン以上の結果を残すことが期待される。 2023.09.03 17:48 Sun

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