J2昇格逃した富山が41歳GK柴崎貴広との契約満了を発表「富山が大好きになりました」

2023.12.04 20:30 Mon
今季富山で加入したGK柴崎貴広
©︎J.LEAGUE
今季富山で加入したGK柴崎貴広
カターレ富山は4日、GK柴崎貴広(41)との契約満了を発表した。
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柴崎は横浜F・マリノスの下部組織出身で、東京ヴェルディ1969でキャリアをスタート。横浜FC、FC東京、SC相模原とプレーし、今シーズンから富山に加入した。今シーズンは明治安田生命J3リーグで1試合に出場も、1年での退団となった。
柴崎はクラブを通じてコメントしている。

「契約満了により退団することになりました。まずは1年間、たくさんのご声援ありがとうございました!カターレでサッカーができて幸せでした。そして富山が大好きになりました」
「目標は達成できませんでしたが、みんなで目標に向かって全力で取り組んでいく時間は素晴らしかったと思っています。また、皆様とお会いすることを楽しみにしながら、自分の道を進んでいきたいと思います。ありがとうございました!」

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東京V退団の梶川諒太が通算3度在籍の心のクラブに別れ…「ヴェルディのレジェンドになりたかったですが、やり残したという後悔はひとつもない」

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41歳GK柴崎貴広が現役引退を発表「試合に使いたいと思われなくなったら、選手として終わるべき時にしようと」…東京V、横浜FC、FC東京、相模原、富山でプレー

カターレ富山は5日、GK柴崎貴広(41)が現役を引退することを発表した。 柴崎は、横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2001年に東京ヴェルディに加入。控えのGKとして出番がほとんどないなか、横浜FC、FC東京へと移籍。2007年に東京Vに復帰した。 ポジションを掴んだのは2011年。J2で自身最多の36試合に出場すると、2012年も24試合でプレー。再び横浜FCへ期限付き移籍。再び東京Vに復帰すると、2017年もJ2で42試合に出場していた。 2022年に東京Vを離れSC相模原に完全移籍。2023年に富山に完全移籍で加入するも、2023シーズンは明治安田生命J3リーグで1試合の出場に終わっていた。 J1通算2試合、J2通算152試合、J3通算6試合に出場した。天皇杯で12試合に出場していた。 柴崎は自身のX(旧ツイッター)を通じて、引退への想いを綴っている。 ーーーーー 2000年12月25日雪の日、ヴェルディのクラブハウスでプロサッカー選手としての契約をしました。 子どもの頃憧れたヴェルディの一員となれたこの瞬間は忘れることができません。 ヴェルディでは2001〜2003、2007〜2012、2014〜2021の計17年在籍しました。 自分の全ての基準はヴェルディ ヴェルディの先輩方が築いてきた歴史の中でプレー出来た時間は夢のような時間でした。 自分にとってキャリアハイは2017シーズンなのかな。 夢は途中で終わってしまったけど、これから新しい素晴らしい時間を過ごせると信じています。 そしていつか… 横浜FCでは2004〜2005、2013、の計3年在籍しました。 最初の在籍では、驚かされることばかりでした。 ヴェルディとは正反対の環境に戸惑いながらも楽しい毎日でした。 2013シーズンまたオファーをいただき、嬉しかったことを思い出します。 以前とは全く違う素晴らしい環境になっていました。 またカズさんと2度も一緒のチームでプレー出きたことも貴重な財産です。 FC東京は2006年の1年間在籍しました。 横浜FCの2005年J2下から2番目の順位で終えたシーズンに戦力外通告を受けてトライアウトをに出場。 そんな時J1のFC東京からオファーが届きびっくりしたことを覚えています。 GKのメンバーが凄くて… 土肥さん、大志さん、塩さん、ごんちゃん、そして自分。 毎日レベルの高い選手たちとトレーニングが出来て成長出来ました。 SC相模原は2022年に在籍しました。 チームが切り替わる時でとても難しい時間でしたが、毎日楽しくサッカーが出来ました。 そして昨年はカターレ富山でプレーしました。 初めての関東以外での生活、それも単身赴任。 色々考える時間もあり、子ども食堂を始めてみたり、県内のたくさんの人たちと交流する機会もあり有意義な時間を過ごすことができました。 2023シーズン、引退を決意する出来事が何度かありました。 選手の価値とは色々な形があると思いますが、やはり試合に使いたいと思われなくなったら、選手として終わるべき時にしようと、ここ何年か考えていたので、2023シーズンで終わろうと決意しました。 ということで、 「引退」します。 23年前、神奈川の無名な高校生がプロサッカー選手としてこんなに長くプレー出来ると思った人は誰1人いなかったと思います。 こんなに長くプレー出来たのはやはり練習だと思う。 父親から「人より努力しないと人より上にはいけないぞ」 「人の見てないところで努力しなさい」 と言われ続けた小学生時代、楽しく友だちと毎日サッカーをしてましたが、いつの間にか空き時間は1人で練習したり、ランニングしたりするのが普通になりました。 中学時代はマリノスJY追浜での毎日素晴らしい練習がありました。 高校時代、日本中の誰よりも厳しい練習をした自信があります。 通学の片道2時間半も色々と鍛えられた。 プロに入ってからも練習は嘘をつかないと、たくさん練習したと思います。 大きな怪我はほとんどなく、丈夫な身体に産んでくれた両親には本当に感謝です。 ありがとう。 またプロサッカー選手として、たくさんの方々と知り合うことが出来たのも財産です。 妻、子どもたちが新しいモチベーションにもなってくれました。 ありがとう。 今まで関わってくださった全ての人に感謝します。 ありがとうございました! 本当に幸せでした。 これからは違う立場でサッカーに関わっていきます。 これからもどうぞよろしくお願いします!」 ーーーーー 2024.01.05 11:47 Fri

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「歴代でもトップクラス!」「とてもカッコいい」富山が新ユニフォームを発表! ファンは来季に期待「J2で着てるのを見たい」

カターレ富山は17日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 2024シーズンは明治安田J2リーグを戦っていた富山。最終節を残して3位が確定し、J2昇格プレーオフで最後の1枠を争って戦うこととなる。 その富山は、早々と新ユニフォームを発表。コンセプトは「FLAMES OF UNITY|団結の炎」とし、「熱い炎の輝きがカターレ富山のエンブレムとシンクロします。その炎は、チームのアイデンティティとファンとの団結を映し出し、共に勝利を目指す力を呼び覚ます」とした。 1stユニフォームのデザインは、燃え上がる炎が連なり、絶え間ない情熱とファンとの絆を描き出しており、ブルーベースの背景に散りばめられた赤のアクセントは、選手たちの闘志と熱い心を象徴。ピッチ上で選手とファンが繋がる瞬間を、ダイナミックな炎のラインで表現している。 2ndユニフォーム(GK3rdユニフォーム)のデザインは、縦に走る炎のモチーフが、スピード感と鋭さを際立たせ、白を基調とした洗練されたデザインは、内に秘めた情熱と勝利への意志を表現。この炎が、選手とファンの心に勝利への熱い思いを灯すものとなっている。 チームの象徴であるエンブレムは、引き続き3Dの立体的エンブレムを採用。襟の内側には、長く応援してくださっているファン・サポーターの皆さまとの共に闘った歴史を目に見える形で残せるよう、襟の内側には「2025」と記載し、着用シーズンがわかるようになっている。 ファンは「とてもカッコいい」、「歴代でもトップクラス!」、「これは買いだ!」、「必ず買うわ!」、「J2で着てるのを見たい」とコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】来季はJ2で着用なるか!? 富山の新ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DCdOXDLvkPh/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DCdOXDLvkPh/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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8戦ぶり白星の富山が3位でJ2昇格PO進出! 福島は沼津との直接対決制し残る1枠争いへ、YS横浜はJFL入れ替え戦へ【明治安田J3第37節】

17日、明治安田J3リーグの5試合が各地で行われた。 16日の他会場の結果によりJ2昇格プレーオフ進出が決まった3位カターレ富山(勝ち点58)は、今節勝てば3位での進出が確定。ぎりぎりPO進出の可能性を残す9位ヴァンラーレ八戸(勝ち点51)をホームに迎えると、右クロスに安光将作が頭で合わせ、26分にリードを奪う。 後半立ち上がりには右CKのセカンドボールをマテウス・レイリアが振り抜いて追加点。八戸も61分、左クロスから佐々木快がヘディングを叩き込み反撃するが、終盤にはセットプレーから神山京右が押し込んで富山に3点目。8試合ぶりの勝利を収めた富山が3位でのPO進出を決めた。 残るPO進出枠を懸け、6位福島ユナイテッドFC(勝ち点53)と7位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は直接対決。緊張感漂う一戦を先に動かしたのはアウェイの沼津。25分、左サイドでFKを得ると、附木雄也がゴール前に飛び込んだ。 しかし、福島も森晃太の左クロスに大関友翔がニアで合わせて36分に同点。イーブンで後半に入ると、78分には左CKの混戦から松長根悠仁が仕留め、福島が逆転に成功する。 そのまま逃げきった福島は昇格PO進出を手繰り寄せる勝ち点「3」。逆転負けの沼津は6位以内の可能性がなくなった。 勝たなければ日本フットボールリーグ(JFL)との入れ替え戦行きが決まる19位Y.S.C.C.横浜(勝ち点32)は、15位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点43)とのアウェイゲーム。北九州の攻撃を凌いだYS横浜は21分、シュートのこぼれ球に脇坂崚平が詰めて先制。その2分後には脇坂がコントロールショットで2点目を奪う。 一方、2点ビハインドで後半に臨んだ宮崎は、73分に橋本啓吾が競り勝って追い上げ。さらに後半アディショナルタイム、黒木謙吾が右クロスに合わせて追いつくと、セットプレーから武颯が逆転弾。試合をひっくり返されたYS横浜は、入れ替え戦に臨む19位が確定した。 J3残留が決まっていなかった18位奈良クラブ(勝ち点36)は酒井達磨の先制ゴールを守り抜き、最下位での降格が決まっているいわてグルージャ盛岡(勝ち点22)に勝利。入れ替え戦行きを回避し、残留を確定させている。 なお、4位松本山雅FCと5位FC大阪も今節の結果によりPO進出が決定。最終節では6位福島と7位北九州が最後の1枠を争う。 ◆明治安田J3リーグ第37節 ▽11月17日(日) ガイナーレ鳥取 1-0 ツエーゲン金沢 カターレ富山 3-1 ヴァンラーレ八戸 福島ユナイテッドFC 2-1 アスルクラロ沼津 奈良クラブ 1-0 いわてグルージャ盛岡 テゲバジャーロ宮崎 3-2 Y.S.C.C.横浜 ▽11月15日(金) FC大阪 1-0 SC相模原 ▽11月16日(土) 松本山雅FC 2-1 FC琉球 カマタマーレ讃岐 0-1 FC今治 ギラヴァンツ北九州 1-1 AC長野パルセイロ FC岐阜 2-2 大宮アルディージャ 2024.11.17 16:30 Sun
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POからJ2昇格目指す富山、MF椎名伸志、MF大山武蔵が共に全治約4~6週間の負傷

カターレ富山は18日、MF椎名伸志、MF大山武蔵の負傷を発表した。 椎名は3日に行われたトレーニングマッチ中に負傷したとのこと。左リスフラン関節捻挫と診断され、全治は約4~6週間とのことだ。 また、大山は7日のトレーニング中に負傷。右腓腹筋損傷と診断され、こちらも全治は約4~6週間とのことだ。 椎名は今シーズンのJ3で8試合に出場。大山は12試合に出場していた。 J2昇格を目指す富山は、すでに自動昇格は逃していたものの、17日に行われた明治安田J3リーグ第37節でヴァンラーレ八戸に3-1で勝利。最終節を残して3位が確定し、J2昇格プレーオフに臨むこととなっていた。 2024.11.18 11:10 Mon
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今治が大宮に続くJ2自動昇格! 3位富山&4位沼津が白星逃しPO圏争いの大混戦続く、18位奈良は残留へ大きな14試合ぶり白星【明治安田J3第36節】

10日、明治安田J3リーグ第36節の7試合が各地で行われた。 勝てばJ2初昇格が決まる2位FC今治(勝ち点64)は、13位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)と運命のアウェイゲーム。今治は7分、加藤潤也が獲得したPKをマルクス・ヴィニシウスが決めて先制。その後も主導権を握るが追加点はなく試合を折り返す。 66分にはヴィニシウスが圧巻のミドルを決め、70分には加藤が流し込んで決定的な3点目。終盤にヴィニシウスがハットトリックを達成すると、後半アディショナルタイムには梅木怜がダメ押しし、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。2020年のJ3参戦から5シーズン目でのJ2昇格を決めた。 大混戦のJ2昇格プレーオフ圏争いをリードする3位カターレ富山(勝ち点57)は、10位FC岐阜(勝ち点48)とのホームゲーム。富山は10分、神山京右が左CKからヘディングで先制ゴール。しかし27分、岐阜がFKから甲斐健太郎が同点弾を決めると、36分にはまたもFKから遠藤元一のゴールが決まる。 逆転を許した富山だったが、執念を見せたのは後半アディショナルタイム。左クロスから吉平翼が押し込み、土壇場で同点に。逆転でのJ2自動昇格は叶わなかったが、3位フィニッシュに向けた貴重な勝ち点「1」を掴んでいる。 富山を追う4位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は、16位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点40)をホームに迎えた一戦。先手を取ったのは4分の宮崎。ワンツーでゴールに迫った武颯が冷静にGKをかわすシュートでネットを揺らす。 沼津は追いつけないまま終盤を迎えるも、90分に齋藤学がカットインシュートで同点弾。しかし、後半アディショナルタイムに吉澤柊のゴールが決まり、宮崎が再び勝ち越し。痛恨の敗戦で7位に後退した。 昇格PO圏一歩手前の7位福島ユナイテッドFC(勝ち点50)は、まだPOに手が届く12位ツエーゲン金沢(勝ち点47)と対戦。樋口寛規の序盤のゴールで先制するも、69分には金沢の西谷和希が同点ボレーを決める。 追いつかれた福島だったが、後半アディショナルタイムに清水一雅がポストに当てながら決勝点。勝ち点「3」をもぎ取った福島がPO圏内の6位に浮上した。 その他、9位ギラヴァンツ北九州(勝ち点49)が15位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)相手に逃げ切り、8位に上昇。残留を争う18位奈良クラブ(勝ち点33)は8位SC相模原(勝ち点50)に2-1の勝利を収め、残留に前進の14試合ぶり白星。すでにJ3優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点83)は14位FC琉球(勝ち点46)との一戦をドローで終えている。 ◆明治安田J3第36節 ▽11/10(日) ガイナーレ鳥取 0-5 FC今治 ツエーゲン金沢 1-2 福島ユナイテッドFC SC相模原 1-2 奈良クラブ カマタマーレ讃岐 1-2 ギラヴァンツ北九州 アスルクラロ沼津 1-2 テゲバジャーロ宮崎 カターレ富山 2-2 FC岐阜 FC琉球 1-1 大宮アルディージャ ▽11/9(土) FC大阪 5-0 Y.S.C.C.横浜 いわてグルージャ盛岡 1-6 松本山雅FC AC長野パルセイロ 0-1 ヴァンラーレ八戸 2024.11.10 19:36 Sun
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「絶対に3位に入る」「まだ何も終わっちゃいない」J2自動昇格ならずの富山が声明、POからの勝ち上がりへ「スーパー・モード・チェンジのお願い」

10日、J2自動昇格の可能性が消滅したカターレ富山が声明を発表した。 明治安田J3リーグで3位につける富山は、10日に行われた第36節でFC岐阜と対戦。2位FC今治を上回るには勝利が絶対条件だったが、吉平翼の後半アディショナルタイムのゴールでなんとか2-2の引き分けに持ち込んだ。 一方、今治は5-0の大勝を収め、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。7試合白星なしと足踏みが続く富山は、J2自動昇格を逃し、3位から6位が争うJ2昇格プレーオフ出場を争う。 この結果を受け、富山の代表取締役社長を務める左伴繁雄氏がクラブを通じてコメント。謝罪とともに、POからのJ2復帰へ意気込んでいる。 「今節ガイナーレ鳥取vsFC今治の試合結果をもちまして自動昇格条件となる2位以上でのフィニッシュの可能性が消滅致しました。シーズン当初より自動昇格を目指して共に戦っていただいたファンサポーターの皆様には深くお詫び致します」 「昨年課題となった敗戦数、失点数の多さについては、敗戦数は優勝した大宮に次いで少なく、失点数もリーグ3番目の少なさと一定の改善は見られました。しかし、勝負どころで勝ち切る地力や、自分たちのミスによる勿体ない失点を減らすことができず引き分け止まりのゲームを数多く作ってしまったことで、こうした結果を招いてしまったと猛省しています」 「ただし、これで昇格が消滅したわけでもシーズンが終わったわけでもありません。リーグ戦終了後直ぐに、3位から6位までの間の4チームで残り1枠の昇格を争うプレーオフがあります。プレーオフは第1戦を3位と6位のチーム、4位と5位のチームが、順位の高いチームのホームで戦い、その勝者同士が第2戦を順位の高いチームのホームで戦います。勝ち上がり条件は、順位の高いチームは勝利か引き分け、低い方のチームは勝利のみです」 「このプレーオフに向けて、最低6位以上、そしてホーム開催権があり、且つ勝ち上がり条件の良い3位、悪くても4位でフィニッシュできるよう、直ぐに自動昇格モードからプレーオフモードに切り替えて、残り2試合を共に戦っていただきたく、よろしくお願い致します」 「モードチェンジに際して、とても大事な留意点が3点あります。先ずは『絶対に3位に入る』こと。私たちはリーグ戦で引き分けの多さに泣きました。しかしプレーオフでは3位に入れば引き分けで勝ち上がれます。現在の勝率は39%ですが、3位でフィニッシュした場合の勝ち上がり率は83%です。勝ち切ることはできませんでしたが、負けないチームにはなってきた強みを3位に入ることで活かしたい。そこまでついてきた地力を是非活かしたいと思います」 「2点目は再確認事項。それは『自分たちの強みを活かし切る』と割り切ることです。シーズン最終盤、いまさら何か新しい戦い方や補強があるわけではありません。一度乗った船は装備も乗組員も到着地までは何も変わりません。その中では今の私たちの強みを活かして戦う以外の良策はないのです。それは『堅守と応援力』だと思っています。今季無失点試合数の16はリーグ一です。クラブ記録の5試合連続無失点もありました。この堅守を抜け目なくやり切ることです。『良い攻撃は強度の高い良い守備から』これをもう一度磨き上げることが大事でしょう。さらに今季特に迫力を増した応援もチームの力になっていることは間違いありません。本日の試合しかり、特に試合終盤の猛攻や凌ぎ切る時など、皆さんの後押しで勝ち切れたり、ギリギリで追いついたりしたゲームも少なくありませんでした」 「3点目、『メンタルをスーパーモードチェンジすること』私はこれが一番大事だと考えています。私たちは優勝や自動昇格を狙ってここまで戦って来ました。そしてそれが叶わなくなった時、少なからずメンタルダウンをしてしまいます。一方プレーオフ圏内を狙っているチームは、サポーターを含め勢いがあります。私はプレーオフで、自動昇格を逃したチームの立て直しの難しさや、順位の下のチームがその勢いのまま昇格してしまう光景を何度か見て来ました。そうしたことを踏まえれば、先ず自動昇格を逃したメンタルダウンではなくて、残り一枠を勝ち獲る野心に素早くモードチェンジできるかどうかが昇格を勝ち獲るためには必須です」 「皆さん、私たちはまだ何も終わっちゃいないんです。シーズンの総括や責任問題は後でいい。残り4試合、さらにギアを上げて戦っていただけますよう、どうかよろしくお願い致します」 2024.11.10 21:55 Sun

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