【セリエA注目プレビュー】鎌田大地初参戦のローマダービー! 激戦制して上位戦線にしがみつくのは…
2023.11.12 12:30 Sun
鎌田大地初参戦のローマダービーは12日26時キックオフ
セリエA第12節、ラツィオvsローマが、日本時間12日26:00にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。上位浮上のきっかけを探るローマの両雄による、今シーズン最初のデルビー・デッラ・カピターレだ。開幕前はまずまずの補強によって2位フィニッシュとなった昨シーズン同様に優勝争いの一角に挙げられたラツィオ。しかし、格下相手に開幕連敗スタートとなると、以降は王者ナポリ相手に初白星を挙げたものの、ミランやユベントスといったライバルに敗れるなど厳しい序盤戦に。
先月は3連勝と復調気配を漂わせたが、前節はボローニャに0-1で敗戦。勝ち点16の10位で今季最初のデルビーを戦うことに。ただ、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではフェイエノールト相手に自分たちの戦いができなかったなか、FWインモービレのクラブ通算200点目のメモリアルゴールを泥臭く守り切ってバウンスバックに成功。ホーム開催、2日多い準備期間というアドバンテージを武器に宿敵撃破を狙う。
対するローマはラツィオ以上に厳しい3戦未勝利の厳しい船出となると、第4節エンポリ戦でこれまでの鬱憤を晴らす7-0の圧勝で今季初白星を挙げたが、昇格組ジェノアに1-4の惨敗を喫するなどモウリーニョ3年目のジンクスに嵌りつつある。ただ、以降はインテルとのアウェイゲームで力負けした以外は下位相手にしぶとく勝ち点3を積み上げ、前節のレッチェ戦も後半アディショナルタイムの連続ゴールで劇的な逆転勝利を飾った。
しかし、直近に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではスラビア・プラハとのアウェイゲームで0-2の完敗。戦前にサッリ監督が「一種の親善試合」と挑発的なコメントを残したなか、モウリーニョ監督はスラビア・プラハへの敬意を語り、ほぼ主力を起用。だが、ピッチ上の多くの選手は心ここにあらずの低調なパフォーマンスに終始。激高した指揮官が試合後に異例のかん口令を敷く事態に。それだけにこのデルビーではより結果が求められる。
◆ラツィオ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:プロベデル
DF:ラッツァーリ、パトリック、ロマニョーリ、マルシッチ
MF:ゲンドゥージ、ロベッラ、ルイス・アルベルト
FW:フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ
負傷者:DFカザーレ、FWザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはカザーレに加え、直近のフェイエノールト戦でヒザを痛めたザッカーニが不在となる。一方で、フェイエノールト戦を欠場したマルシッチは復帰する見込みだ。
スタメンに関してはカザーレ、ザッカーニの代役にパトリック、ペドロが起用される以外は現状のベストメンバーが並ぶことになる。ルイス・アルベルト以外を固定し切れない中盤はロベッラ、ゲンドゥージの起用が濃厚だが、ベシーノ、カタルディ、鎌田にもチャンスはありそうだ。
◆ローマ◆
【3-5-2】
▽予想スタメン

GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、ジョレンテ、エンディカ
MF:カルスドルプ、クリスタンテ、パレデス、レナト・サンチェス、スピナッツォーラ
FW:ディバラ、ルカク
負傷者:DFスモーリング、スピナッツォーラ、クンブラ、MFペッレグリーニ、FWエイブラハム
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはクンブラとエイブラハムの長期離脱組に加え、スモーリングの欠場が確定。一方でスピナッツォーラとペッレグリーニに関しては前者がスタート、後者がベンチ入りする可能性があるようだ。
スタメンは前述の11名を予想したが、ウイングバックではエル・シャーラウィとザレフスキ、クリステンセン、インサイドハーフではアワールとボーヴェが起用される可能性もある。
★注目選手
◆ラツィオ:MF鎌田大地

少ないチャンスで爪痕残せるか。新天地で苦境続くなか、初のデルビーに臨む日本代表MFがラツィオの注目プレーヤーだ。昨季限りでフランクフルトを離れ、紆余曲折の末に永遠の都を新天地に選択した鎌田。プレースタイルは大きく異なるものの、MFミリンコビッチ=サビッチの穴を埋める新戦力の一人として大きな期待を集めたが、ここまで公式戦12試合(先発7試合)の出場で1ゴール1アシストの数字にとどまる。
加入時期の遅さによって新加入選手にとって難解なサッリ・ボールへの適応の問題に加え、絶対的な司令塔であるルイス・アルベルトとプレースタイルが被る弊害によってセリエAでは2カ月近く先発のチャンスがない。この間にそのスペイン人MFと異なる特徴を出そうと試行錯誤が続くが、久々のスタメン起用となった直近のフェイエノールト戦では攻守両面で中途半端な出来に終わり、指揮官への良いアピールとはならず。ここ最近では早くも退団の可能性が報じられるなど苦しい状況だ。
今回のデルビーでもベンチスタートが濃厚だが、ルイス・アルベルトはフェイエノールト戦でかなりの消耗を強いられており、その司令塔に代わっての途中投入の可能性は十分にある。さらに、中盤のその他のキャラクターを考えた場合、ゴールがほしい状況で投入される可能性もある。今季ここまでのビッグマッチではミラン戦を除きナポリ、ユベントス相手に目に見える結果を残しており、ローマ相手にその再現といきたいところだ。
◆ローマ:FWロメル・ルカク

前線の起点役と共に試合を決めるゴールを。鎌田同様に初のデルビーに臨む“ビッグ・ロム”がローマのキープレーヤーだ。紆余曲折を経て、かつて指導を受けたモウリーニョ率いるローマに新天地を求めたルカクは、ここまでの公式戦13試合で9ゴールを記録。昨季までの主砲エイブラハムの不在を難なく埋めてみせ、ガブリエウ・バティストゥータやエディン・ジェコ以来のスーパーエースとの評価を得ている。
その得点力はさることながら、後ろ重心でカウンター主体のチームにおいてその強靭なフィジカルを活かしたボールキープは守勢を撥ね返す上で重要だ。ラツィオ戦でもボールを握られる展開のなか、ディバラとの2トップでいかにボールを収めて味方の攻め上がりを促せるかが勝敗のカギを握る。とりわけ、カザーレの代役を担うパトリックとラッツァーリのサイドはやや軽量級ということもあり、左に流れながらうまく起点を作りたいところだ。
なお、対ラツィオでは通算6試合で2ゴール3アシストとまずまずの数字を残しており、苦手意識なく臨めるはずだ。
先月は3連勝と復調気配を漂わせたが、前節はボローニャに0-1で敗戦。勝ち点16の10位で今季最初のデルビーを戦うことに。ただ、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではフェイエノールト相手に自分たちの戦いができなかったなか、FWインモービレのクラブ通算200点目のメモリアルゴールを泥臭く守り切ってバウンスバックに成功。ホーム開催、2日多い準備期間というアドバンテージを武器に宿敵撃破を狙う。
しかし、直近に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではスラビア・プラハとのアウェイゲームで0-2の完敗。戦前にサッリ監督が「一種の親善試合」と挑発的なコメントを残したなか、モウリーニョ監督はスラビア・プラハへの敬意を語り、ほぼ主力を起用。だが、ピッチ上の多くの選手は心ここにあらずの低調なパフォーマンスに終始。激高した指揮官が試合後に異例のかん口令を敷く事態に。それだけにこのデルビーではより結果が求められる。
ちなみにMF鎌田大地は今回が初のデルビー参戦となるが、それ以前に唯一日本人選手でデルビーを経験している元ローマの中田英寿氏は、1勝1敗の戦績を残している。
◆ラツィオ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:プロベデル
DF:ラッツァーリ、パトリック、ロマニョーリ、マルシッチ
MF:ゲンドゥージ、ロベッラ、ルイス・アルベルト
FW:フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ
負傷者:DFカザーレ、FWザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはカザーレに加え、直近のフェイエノールト戦でヒザを痛めたザッカーニが不在となる。一方で、フェイエノールト戦を欠場したマルシッチは復帰する見込みだ。
スタメンに関してはカザーレ、ザッカーニの代役にパトリック、ペドロが起用される以外は現状のベストメンバーが並ぶことになる。ルイス・アルベルト以外を固定し切れない中盤はロベッラ、ゲンドゥージの起用が濃厚だが、ベシーノ、カタルディ、鎌田にもチャンスはありそうだ。
◆ローマ◆
【3-5-2】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ルイ・パトリシオ
DF:マンチーニ、ジョレンテ、エンディカ
MF:カルスドルプ、クリスタンテ、パレデス、レナト・サンチェス、スピナッツォーラ
FW:ディバラ、ルカク
負傷者:DFスモーリング、スピナッツォーラ、クンブラ、MFペッレグリーニ、FWエイブラハム
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはクンブラとエイブラハムの長期離脱組に加え、スモーリングの欠場が確定。一方でスピナッツォーラとペッレグリーニに関しては前者がスタート、後者がベンチ入りする可能性があるようだ。
スタメンは前述の11名を予想したが、ウイングバックではエル・シャーラウィとザレフスキ、クリステンセン、インサイドハーフではアワールとボーヴェが起用される可能性もある。
★注目選手
◆ラツィオ:MF鎌田大地

Getty Images
少ないチャンスで爪痕残せるか。新天地で苦境続くなか、初のデルビーに臨む日本代表MFがラツィオの注目プレーヤーだ。昨季限りでフランクフルトを離れ、紆余曲折の末に永遠の都を新天地に選択した鎌田。プレースタイルは大きく異なるものの、MFミリンコビッチ=サビッチの穴を埋める新戦力の一人として大きな期待を集めたが、ここまで公式戦12試合(先発7試合)の出場で1ゴール1アシストの数字にとどまる。
加入時期の遅さによって新加入選手にとって難解なサッリ・ボールへの適応の問題に加え、絶対的な司令塔であるルイス・アルベルトとプレースタイルが被る弊害によってセリエAでは2カ月近く先発のチャンスがない。この間にそのスペイン人MFと異なる特徴を出そうと試行錯誤が続くが、久々のスタメン起用となった直近のフェイエノールト戦では攻守両面で中途半端な出来に終わり、指揮官への良いアピールとはならず。ここ最近では早くも退団の可能性が報じられるなど苦しい状況だ。
今回のデルビーでもベンチスタートが濃厚だが、ルイス・アルベルトはフェイエノールト戦でかなりの消耗を強いられており、その司令塔に代わっての途中投入の可能性は十分にある。さらに、中盤のその他のキャラクターを考えた場合、ゴールがほしい状況で投入される可能性もある。今季ここまでのビッグマッチではミラン戦を除きナポリ、ユベントス相手に目に見える結果を残しており、ローマ相手にその再現といきたいところだ。
◆ローマ:FWロメル・ルカク

Getty Images
前線の起点役と共に試合を決めるゴールを。鎌田同様に初のデルビーに臨む“ビッグ・ロム”がローマのキープレーヤーだ。紆余曲折を経て、かつて指導を受けたモウリーニョ率いるローマに新天地を求めたルカクは、ここまでの公式戦13試合で9ゴールを記録。昨季までの主砲エイブラハムの不在を難なく埋めてみせ、ガブリエウ・バティストゥータやエディン・ジェコ以来のスーパーエースとの評価を得ている。
その得点力はさることながら、後ろ重心でカウンター主体のチームにおいてその強靭なフィジカルを活かしたボールキープは守勢を撥ね返す上で重要だ。ラツィオ戦でもボールを握られる展開のなか、ディバラとの2トップでいかにボールを収めて味方の攻め上がりを促せるかが勝敗のカギを握る。とりわけ、カザーレの代役を担うパトリックとラッツァーリのサイドはやや軽量級ということもあり、左に流れながらうまく起点を作りたいところだ。
なお、対ラツィオでは通算6試合で2ゴール3アシストとまずまずの数字を残しており、苦手意識なく臨めるはずだ。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C3DjIXxKeds/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Paulo Dybala(@paulodybala)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.02.09 18:20 Fri2
「ほとんどの人間にがっかりした」、ザニオーロが古巣ローマと元同僚への不満ぶちまける
ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが古巣ローマと、元チームメイトに対する不満をぶちまけた。 ローマとの再三に渡る延長交渉が難航した末、ここ数カ月クラブ退団希望を公言したザニオーロ。今冬の退団が既定路線となっていた中、意中の移籍先だったミランやトッテナム行きは実現せず。 その後、ボーンマス行きでクラブ間合意に至ったものの、ザニオーロの不誠実な対応がイングランドクラブの怒りを買って破談となると、同じく怒り狂うローマは飼い殺しを決断した。しかし、最終的には欧州主要リーグのマーケットが閉幕した直後に届いたガラタサライからのオファーをクラブ、選手双方が受け入れて永遠の都からの脱出を果たすことになった。 その新天地では早速主力として活躍するなど充実した日々を送る23歳は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で移籍の経緯について言及。約束を反故にされたとローマへの不満をぶちまけた。 「破られた約束について何時間でも話すことができる。彼らは僕がスターだと言っていたが、自分は常に単なるキャピタルゲインと見なされていた」 「2年間、新しい契約の準備ができていると言われた。昨年1月には、自分が稼いでいたよりも少し多めのサラリーで契約していただろうね。なぜなら、ローマで悪くない状況だったし、クラブがファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えていることを知っていたからさ」 「ただ、たくさん話しをしたあと、僕はうんざりしていた。僕が別れを振り返る必要があるならば、他の人も同じようにそうしなければならない」 「実際には、ボーンマスとガラタサライだけでなく、イングランド行きを受け入れなかったために僕は追い出され、ファンは僕を非難した」 「車で追いかけてきた人間もいれば、自宅に侵入しようとした人間もいた。家族も僕も心細く恐怖を感じていた。当時、脅迫的なメッセージを受け取っていたし、携帯電話の電源も切っていた」 また、普段からの素行不良や不真面目な練習態度もあって、移籍希望を公言した後はクラブに忠誠を誓うイタリア人選手を中心に関係悪化が伝えられたザニオーロ。とりわけ、移籍直後には別れのメッセージを送ったのが、DFクリス・スモーリング、FWタミー・エイブラハム、DFレオナルド・スピナッツォーラの3人のみだったとも報道されていた。 そして、元同僚との関係について問われた同選手は、「チームメイト? ほとんどの人間にがっかりしたよ。具体的な名前は挙げないけど、彼らは僕らが兄弟のようだと言っていたにもかかわらず、サヨナラを言うことさえしなかった」と、クラブ同様に不満を口にした。 2023.03.27 07:00 Mon3
今年も胸スポンサーに「TOYOTA」 ローマの新しい練習着が公開!アディダスの人気デザインからインスパイア
ローマの2023-24シーズンのプレマッチシャツが明らかになった。 昨シーズンはヨーロッパリーグで準優勝したもののセリエAでは6位という結果に終わったローマ。20日には今シーズンのセリエA開幕節を迎え、昨シーズンの終盤に科されたベンチ入り禁止処分でジョゼ・モウリーニョ監督が不在となった中でのサレルニターナ戦を2-2のドローで終えていた。 サレルニターナ戦の試合前には、選手たちが新しいプレマッチシャツを着用。赤をベースとしつつ前身頃に幾何学模様が描かれている。また、サプライヤーであるアディダスのロゴや肩のスリーストライプスは白で施されている。 『FOOTY HEADLINES』によると、これは1988 年頃にも採用されていた今でも人気のアディダスのテンプレートデザインからインスピレーションを得たものだという。また、そのシャツの胸には、今年も「TOYOTA」のロゴが入っている。 ローマは2022年8月にトヨタがトレーニングキットのメインスポンサーとなったことを発表。ファーストチーム、女子チーム、ユースチームが着用するトレーニングキット全てにトヨタのスポンサー名が入っている。 なお、両者の契約期間は2年間、オプションで3年目があるため、来シーズンも「TOYOTA」のロゴが入ったトレーニングウェアを見られる可能性がある。 <span class="paragraph-title">【写真】今年も胸スポンサーに「TOYOTA」が入ったローマのプレマッチシャツ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CwLE-mOoUm4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">AS Roma(@officialasroma)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】デザインのもととなった1988年当時のアディダスのデザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">: Adidas AS Roma 23-24 Pre-Match Jersey Revealed: <a href="https://t.co/Ovekym23dX">https://t.co/Ovekym23dX</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1693519065346605333?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.22 11:55 Tue4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.34“スパレッティの0トップ”セリエA記録となる破竹の11連勝/ローマ[2005-06]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.34</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2005-2006シーズン/ローマ 〜スパレッティの0トップ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2005-06roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ルチアーノ・スパレッティ(48) 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係10:★★★★★★★★★★ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">セリエA記録となる破竹の11連勝</div> クラブ史上初のスクデットをもたらしたカペッロ監督が去った2004-05シーズンは、結果が出ずに1シーズンで4人の監督交代が相次ぐなど低迷したローマ。そこで、ウディネーゼで3位という好成績を残したスパレッティ監督に白羽の矢を立てると、翌シーズンに復活を遂げる。 序盤戦こそ不安定な戦いが続いたが、“0トップシステム”を用いるスパレッティ監督の戦術が浸透し始めた第22節から当時のセリエA記録となる破竹の11連勝を達成。カルチョーポリの影響でユベントス、ミラン、フィオレンティーナの3チームがセリエB降格や勝ち点剥奪となったため、2位に繰り上がってシーズンを終えた。 スパレッティ監督に率いられた“ジャッロロッソ”は、その後の2006-07シーズンと2007-08シーズンにおいてもチームの完成度を高めて上々の成績を残した。セリエA・2位、チャンピオンズリーグ・ベスト8、コッパ・イタリア制覇をそれぞれ2年連続で成し遂げ、その称賛された戦術とともに素晴らしいチームとしてヨーロッパに君臨する。ただ、ユベントスが低迷していた当時のセリエAにおいて最強を誇ったインテルの後塵を拝し、スパレッティの下でスクデットを獲得することはなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">スパレッティの0トップ</div> 純粋なセンターフォワードがいなかったため、スパレッティが編み出した策がトッティを最前線に置く0トップシステム。このバンディエラのキープ力を軸に、2列目の選手が空いたスペースに飛び出していくという、当時は稀な戦術を用いた。 中盤に下りてボールを受けるトッティは、抜群の展開力で2列目の選手の飛び出しを生かしつつ、ゴール前に顔を出してチーム最多の得点数を記録。ペッロッタ、マンシーニ、タッデイといった2列目は機動力を生かしてボールを引き出し、縦に鋭いサイドアタックを披露した。 ボランチにおいても、巧みな配球を行うデ・ロッシやアクイラーニは前線に飛び出すプレーを披露。また、守備ではメクセスとキブが好連係で相手の攻撃を防ぎ、両サイドバックのパヌッチやクフレが攻守のバランスを取った。2006-07シーズンと2007-08シーズンはサイドハーフもこなせるカッセッティ、トネット、シシーニョらがサイドバックを務めて攻撃力を格段に高めた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFシモーネ・ペッロッタ(28)</span> スパレッティ監督によって新境地を開拓したのがペッロッタだ。2001-02シーズンに躍進を遂げたミラクル・キエーボでは中盤を支えるハードワーカーだった2006年のW杯優勝メンバーは、ローマでトップ下の位置を与えられると完璧に順応。卓越したテクニックはなくとも、豊富な運動量と高度な戦術眼で周囲と絡みながら幾度もチャンスを演出し、司令塔タイプと異なる新たなトップ下像を印象づけた。 2019.04.20 12:00 Sat5
