「全員で気持ちを入れて」、「勢いづけられるような試合に」開幕戦で対決するN相模原と大宮V、33歳ベテランGK久野吹雪と18歳MF大島暖菜が意気込み語る
2023.11.07 00:01 Tue
カンファレンスに登場したGK久野吹雪(N相模原)とMF大島暖菜(大宮V)
6日、「2023-24 WEリーグキックオフカンファレンス」が東京都内で開催され、AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)に出場する三菱重工浦和レッズレディースを除いた11クラブの各選手が登壇した。
日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは、11月11日に3シーズン目の開幕を迎える。
カンファレンスでは開幕戦のカードごとに選手紹介やメディア対応が行われた中、ノジマステラ神奈川相模原からはGK久野吹雪、大宮アルディージャVENTUSからはMF大島暖菜が登場した。
なでしこジャパンの経験もある33歳ベテランGKの久野と、U-19日本女子代表としてもプレーする18歳の大島という経験の差も大きい2人が登場。キャプテンでもある久野は開幕戦に向けて「開幕戦なのでシーズンを通して戦う上で大事な試合なので、選手全員で気持ちを入れて戦いたいと思っています」と意気込みを語った。
対する大島は、「ノジマさんはハードワークを結構してゴールへの意識が強いチームなので、それを上回るぐらい大宮の前線の選手は強烈なので、今シーズン勢づけられるような試合になるように頑張りたいです」と、こちらも勝利を意識するコメントを残している。
大島は今季からチームに加わったMF船木里奈(←マイナビ仙台レディース)、MF阪口萌乃(←INAC神戸レオネッサ)と、柳井監督の影響について言及。「新加入の船木選手と、阪口選手が加わって、さらに大宮も強くなったし、監督も代わって戦術的になり、組織的な守備とか、考えてサッカーをするようになったので、そこは凄く勢いづいている部分かなと思います」と、チームの中での変化を感じ取っているようだ。
対するN相模原は選手の退団が多く、下部組織のドゥーエ(U-18)、アヴェニーレ(U-15)から昇格させた選手も多い。
久野は「人数が減ってしまって、少ない人数ですが、チーム全員で団結して戦おうということで、1人1人の意識も高く持っていると思うので、チーム力は上がっていると思います」とコメント。WEリーグカップでは2分け3敗で勝利がないまま終了したが「カップ戦で勝利は掴めなかったですが、1試合1試合戦っていく上でチームとして成長している部分はあったので、それに加えて準備期間でチーム力を上げられたと思うので、開幕戦しっかり臨みたいと思います」と、チームとしての成長も感じているという。
そのN相模原のストロングポイントについては「去年からやっている細かく短いパスを繋いでゴールに迫っていくということと、ラインブレイクで背後を取ることも追加されました。去年よりも磨きが掛かっていると個人的に思っています」と語る久野。キャプテンとしては「自分なりにチームを引っ張れるように、試合中に声を掛けたりという部分でしっかり還元したいです」と語り、「ピッチ外ではみんなを見守っている感じで、ノジマは年齢関係なく仲良しなので自由にやって貰えば良いと思いますが、サッカーの最中は締める声、まとめる声をなるべく出せるようにします」と、ピッチ上でしっかりと役割を果たしたいと語った。
目標についても「去年達成できなかった5位以内を目指していきます」と断言。更なる上を目指して戦っていくこととなる。
また、大島は代表として海外のチームとも対戦し、大きく成長を遂げている。自身の高めたい部分については「持ち味であるスピードは海外の選手でも通用した部分があったので、そこは凄く自信になりました」と語り、「海外の選手と比べて、フィジカルや身体能力では勝てない部分があったので、ポジショニングやパスサッカーでカバーしていきたいですが、フィジカルはもう少しつけないといけないと思いました」と、フィジカル面の強化は求めていくとした。
ただ、自分の特徴であるスピードは大きな武器。「スタジアムに足を運んでくださる皆さんに凄く楽しんでほしい気持ちがあるので、持ち味であるスピードや一対一の局面で仕掛けたりする選手は少ないと思うので、そういう選手になれるようにしたいです」と、自身が見てもらいたいプレーについても語った。
日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは、11月11日に3シーズン目の開幕を迎える。
カンファレンスでは開幕戦のカードごとに選手紹介やメディア対応が行われた中、ノジマステラ神奈川相模原からはGK久野吹雪、大宮アルディージャVENTUSからはMF大島暖菜が登場した。
対する大島は、「ノジマさんはハードワークを結構してゴールへの意識が強いチームなので、それを上回るぐらい大宮の前線の選手は強烈なので、今シーズン勢づけられるような試合になるように頑張りたいです」と、こちらも勝利を意識するコメントを残している。
久野から見た大宮の印象は「個々の能力が高くて、粘り強い守備をしている」とのこと。また、「新加入選手が加わってからカップ戦の映像を見たときにピッチを広く使ったサッカーをしているなという印象で、脅威だなと思います」と、今季から指揮を執る柳井里奈監督と新たな選手の影響で、昨シーズンまでとは違う印象を持ったようだ。
大島は今季からチームに加わったMF船木里奈(←マイナビ仙台レディース)、MF阪口萌乃(←INAC神戸レオネッサ)と、柳井監督の影響について言及。「新加入の船木選手と、阪口選手が加わって、さらに大宮も強くなったし、監督も代わって戦術的になり、組織的な守備とか、考えてサッカーをするようになったので、そこは凄く勢いづいている部分かなと思います」と、チームの中での変化を感じ取っているようだ。
対するN相模原は選手の退団が多く、下部組織のドゥーエ(U-18)、アヴェニーレ(U-15)から昇格させた選手も多い。
久野は「人数が減ってしまって、少ない人数ですが、チーム全員で団結して戦おうということで、1人1人の意識も高く持っていると思うので、チーム力は上がっていると思います」とコメント。WEリーグカップでは2分け3敗で勝利がないまま終了したが「カップ戦で勝利は掴めなかったですが、1試合1試合戦っていく上でチームとして成長している部分はあったので、それに加えて準備期間でチーム力を上げられたと思うので、開幕戦しっかり臨みたいと思います」と、チームとしての成長も感じているという。
そのN相模原のストロングポイントについては「去年からやっている細かく短いパスを繋いでゴールに迫っていくということと、ラインブレイクで背後を取ることも追加されました。去年よりも磨きが掛かっていると個人的に思っています」と語る久野。キャプテンとしては「自分なりにチームを引っ張れるように、試合中に声を掛けたりという部分でしっかり還元したいです」と語り、「ピッチ外ではみんなを見守っている感じで、ノジマは年齢関係なく仲良しなので自由にやって貰えば良いと思いますが、サッカーの最中は締める声、まとめる声をなるべく出せるようにします」と、ピッチ上でしっかりと役割を果たしたいと語った。
目標についても「去年達成できなかった5位以内を目指していきます」と断言。更なる上を目指して戦っていくこととなる。
また、大島は代表として海外のチームとも対戦し、大きく成長を遂げている。自身の高めたい部分については「持ち味であるスピードは海外の選手でも通用した部分があったので、そこは凄く自信になりました」と語り、「海外の選手と比べて、フィジカルや身体能力では勝てない部分があったので、ポジショニングやパスサッカーでカバーしていきたいですが、フィジカルはもう少しつけないといけないと思いました」と、フィジカル面の強化は求めていくとした。
ただ、自分の特徴であるスピードは大きな武器。「スタジアムに足を運んでくださる皆さんに凄く楽しんでほしい気持ちがあるので、持ち味であるスピードや一対一の局面で仕掛けたりする選手は少ないと思うので、そういう選手になれるようにしたいです」と、自身が見てもらいたいプレーについても語った。
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