【ECLグループステージ展望】菅原や長谷部ら日本人6選手が参戦!
2023.09.21 19:00 Thu
2023-24シーズンのカンファレンスリーグ(ECL)・グループステージが21日に開幕する。創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションには日本人6選手が参戦。また、昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナやアストン・ビラといった4大リーグのクラブが出場する。
昨季のグループステージはAZのDF菅原由勢が唯一の出場選手だったが、今季はその菅原を含め6人の日本人選手が参戦する。
グループGではMF長谷部誠を擁するフランクフルトと、MF田中亜土夢を擁するヘルシンキの日本人対決が実現。昨季限りでの現役引退の可能性が報じられながらも、今季も現役続行を選択した39歳MFは今季の公式戦初戦となったDFBポカール1回戦でフル出場し健在ぶりを発揮。以降は体調不良の影響などもありベンチを温める機会が増えているが、過密日程に突入する中、自身初のECLで出番が与えられる可能性は十分にありそうだ。
一方、ヘルシンキの重鎮となった35歳MFは今季ここまでの公式戦6試合に出場しており、こちらも健在ぶりを発揮。先発でも途中投入でも自身のやるべき仕事を把握するプレーメーカーは、今大会でも虎視眈々と出場機会を窺う。
KVコルトレイクでの活躍を経て今夏ヘントへステップアップを果たしたDF渡辺剛は、マッカビ・テル・アビブ、ゾリャとヨーロッパの常連らと同居したグループBで初のECLの戦いに臨む。新天地では開幕から全試合に出場し、早くもディフェンスラインの主軸として活躍。今大会でも攻守両面での活躍が期待される。
同じベルギー勢のクラブ・ブルージュに所属するMF本間至恩は、強豪ベシクタシュ、ボデ/グリムトと同居した厳しいグループでECLデビューを目指す。昨夏の加入以降、セカンドチームが主戦場となっているが、ファーストチームでも通算3試合に出場し1ゴール1アシストを記録。今季はECL予選1試合の出場にとどまっており、ファーストチームで出番を得るのは至難の業と言えるが、何とかセカンドチームでアピールして出場機会を得たい。
今夏、コンサドーレ札幌からクロアチア屈指の名門ディナモ・ザグレブに加入したMF金子拓郎も、本間同様にチーム内のポジション争いを制してECLデビューを目指す選手の一人だ。加入当初は3試合に出場したものの、以降の公式戦4試合ではプレー機会を得られず、新天地で最初の壁にぶち当たっている。グループCはバルカニを除きビクトリア・プルゼニ、アスタナと欧州の常連クラブでディナモ・ザグレブとしても気の抜けない相手となっており、ECLデビューに向けてはチーム内での競争を制する必要がある。
日本人選手所属クラブ以外では昨季準優勝のフィオレンティーナ、スカッドの質で優勝候補と目されるアストン・ビラ、ベシクタシュ、フェネルバフチェ、リール辺りが注目のクラブとなる。
アストン・ビラはELマイスターの異名を持つウナイ・エメリ監督の存在に加え、GKマルティネスを始めDFパウ・ロペス、MFティーレマンス、MFザニオーロ、FWディアビ、FWワトキンスら強烈なタレントが在籍しており、現時点では優勝候補筆頭と目される。
また、資金力のあるトルコ勢ではフェネルバフチェがGKリヴァコビッチやMFフレッジ、FWタディッチ、FWジェコら、ベシクタシュもMFオックスレイド=チェンバレン、FWレビッチ、DFバイリーらを新戦力として迎え入れている。
◆グループA
リール/フランス
スロヴァン・ブラチスラヴァ/チェコ
オリンピア・リュブリャナ/リトアニア
KIクラクスヴィーク/フェロー諸島
◆グループB
ヘント/ベルギー(渡辺剛)
マッカビ・テル・アビブ/イスラエル
ゾリャ/ウクライナ
ブレイザブリク/アイスランド
◆グループC
ディナモ・ザグレブ/クロアチア(金子拓郎)
ビクトリア・プルゼニ/チェコ
アスタナ/カザフスタン
バルカニ/コソボ
◆グループD
クラブ・ブルージュ/ベルギー(本間至恩)
ボデ/グリムト/ノルウェー
ベシクタシュ/トルコ
ルガーノ/スイス
◆グループE
AZ/オランダ(菅原由勢)
アストン・ビラ/イングランド
レギア・ワルシャワ/ポーランド
ズリニスキ・モスタル/ボスニア・ヘルツェゴビナ
◆グループF
フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー
フィオレンティーナ/イタリア
ヘンク/ベルギー
チュカリチュキ/セルビア
◆グループG
フランクフルト/ドイツ(長谷部誠)
PAOK/ギリシャ
ヘルシンキ/フィンランド(田中亜土夢)
アバディーン/スコットランド
◆グループH
フェネルバフチェ/トルコ
ルドゴレツ/ブルガリア
スパルタク・トルナヴァ/スロバキア
ノアシェラン/デンマーク
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ここでは、日本人選手の所属するクラブ、注目クラブを中心にグループステージを展望していきたい。◆昨季から大幅増の日本人6選手が参戦!Getty Images
昨季のグループステージはAZのDF菅原由勢が唯一の出場選手だったが、今季はその菅原を含め6人の日本人選手が参戦する。
一方、ヘルシンキの重鎮となった35歳MFは今季ここまでの公式戦6試合に出場しており、こちらも健在ぶりを発揮。先発でも途中投入でも自身のやるべき仕事を把握するプレーメーカーは、今大会でも虎視眈々と出場機会を窺う。
ECL創設から3シーズン連続参戦の常連、菅原はアストン・ビラ、レギア・ワルシャワと難敵2クラブと同居したグループEで首位通過を目指す。今夏の移籍市場ではDFケルケズ、MFラインデルス、FWイサクセン、DFベウケマと多くのチームメイトが4大クラブへのステップアップを果たした中、自身にもドルトムントらビッグクラブの関心も伝えられたが、最終的に残留が決定。ただ、エールディビジや日本代表でのパフォーマンスを鑑みれば、今冬あるいは来夏のステップアップは決定的と見られ、おそらく今大会がAZでの最後のECLとなる可能性が高そうだ。注目度が高いアストン・ビラ戦で自身の実力を改めて証明し、さらなるアピールといきたい。
KVコルトレイクでの活躍を経て今夏ヘントへステップアップを果たしたDF渡辺剛は、マッカビ・テル・アビブ、ゾリャとヨーロッパの常連らと同居したグループBで初のECLの戦いに臨む。新天地では開幕から全試合に出場し、早くもディフェンスラインの主軸として活躍。今大会でも攻守両面での活躍が期待される。
同じベルギー勢のクラブ・ブルージュに所属するMF本間至恩は、強豪ベシクタシュ、ボデ/グリムトと同居した厳しいグループでECLデビューを目指す。昨夏の加入以降、セカンドチームが主戦場となっているが、ファーストチームでも通算3試合に出場し1ゴール1アシストを記録。今季はECL予選1試合の出場にとどまっており、ファーストチームで出番を得るのは至難の業と言えるが、何とかセカンドチームでアピールして出場機会を得たい。
今夏、コンサドーレ札幌からクロアチア屈指の名門ディナモ・ザグレブに加入したMF金子拓郎も、本間同様にチーム内のポジション争いを制してECLデビューを目指す選手の一人だ。加入当初は3試合に出場したものの、以降の公式戦4試合ではプレー機会を得られず、新天地で最初の壁にぶち当たっている。グループCはバルカニを除きビクトリア・プルゼニ、アスタナと欧州の常連クラブでディナモ・ザグレブとしても気の抜けない相手となっており、ECLデビューに向けてはチーム内での競争を制する必要がある。
日本人選手所属クラブ以外では昨季準優勝のフィオレンティーナ、スカッドの質で優勝候補と目されるアストン・ビラ、ベシクタシュ、フェネルバフチェ、リール辺りが注目のクラブとなる。
アストン・ビラはELマイスターの異名を持つウナイ・エメリ監督の存在に加え、GKマルティネスを始めDFパウ・ロペス、MFティーレマンス、MFザニオーロ、FWディアビ、FWワトキンスら強烈なタレントが在籍しており、現時点では優勝候補筆頭と目される。
また、資金力のあるトルコ勢ではフェネルバフチェがGKリヴァコビッチやMFフレッジ、FWタディッチ、FWジェコら、ベシクタシュもMFオックスレイド=チェンバレン、FWレビッチ、DFバイリーらを新戦力として迎え入れている。
◆グループA
リール/フランス
スロヴァン・ブラチスラヴァ/チェコ
オリンピア・リュブリャナ/リトアニア
KIクラクスヴィーク/フェロー諸島
◆グループB
ヘント/ベルギー(渡辺剛)
マッカビ・テル・アビブ/イスラエル
ゾリャ/ウクライナ
ブレイザブリク/アイスランド
◆グループC
ディナモ・ザグレブ/クロアチア(金子拓郎)
ビクトリア・プルゼニ/チェコ
アスタナ/カザフスタン
バルカニ/コソボ
◆グループD
クラブ・ブルージュ/ベルギー(本間至恩)
ボデ/グリムト/ノルウェー
ベシクタシュ/トルコ
ルガーノ/スイス
◆グループE
AZ/オランダ(菅原由勢)
アストン・ビラ/イングランド
レギア・ワルシャワ/ポーランド
ズリニスキ・モスタル/ボスニア・ヘルツェゴビナ
◆グループF
フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー
フィオレンティーナ/イタリア
ヘンク/ベルギー
チュカリチュキ/セルビア
◆グループG
フランクフルト/ドイツ(長谷部誠)
PAOK/ギリシャ
ヘルシンキ/フィンランド(田中亜土夢)
アバディーン/スコットランド
◆グループH
フェネルバフチェ/トルコ
ルドゴレツ/ブルガリア
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ノアシェラン/デンマーク
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C2PNVcwsuFC/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Eintracht Frankfurt Official(@eintrachtfrankfurt)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.01.19 11:05 Fri3
とんでもないハートの強さ! レーザーポインターの妨害も鎌田大地の前では無力化…PKを蹴る前にニヤりと笑う姿が大きな話題
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地のPKシーンの行動が話題を呼んでいる。 1日、CLグループD第6節でスポルティングCPとアウェイで対戦したフランクフルト。スポルティングの日本代表MF守田英正、フランクフルトのMF長谷部誠はケガのために欠場した。 勝った方がベスト16に入るこのカード。ホームのスポルティングが先制するが、62分にPKを獲得すると、鎌田がキッカーとなり冷静に決めて同点に。さらに72分にはランダル・コロ・ムアニが追加点。フランクフルトは逆転勝利を収め、クラブ史上初のCLベスト16に進出した。 チームの貴重な同点PKを冷静に沈めた鎌田だったが、そのPKシーンではスポルティングサポーターからの妨害が行われていた。 PKを蹴る前、ペナルティスポットに立つ鎌田に対し、スポルティングのゴール裏から顔面にレーザーポインターで照射。気を逸らそうとした。 鎌田は冷静さを保ち、ニヤリと笑顔に。そしてしっかりとゴールを決めていた。結果として、相手サポーターのこの行動は無駄に終わっていた。 ドイツ『Frankfurter Rundschau』は「11mの位置から氷のように冷たくPKを決めた」と高い評価を与えたが、まさに何事にも動じないハートを見せ、冷徹にPKを決めていた。 <span class="paragraph-title">【写真】レーザーポインターを受ける鎌田大地はニヤリと笑う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Ckb2cAkMPq7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Ckb2cAkMPq7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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PSGが優先事項の若手CB確保へ…エクアドル代表DFパチョ獲得が濃厚に
パリ・サンジェルマン(PSG)が、フランクフルトのエクアドル代表DFウィリアン・パチョ(22)を獲得することになるようだ。 今夏の移籍市場で若手センターバックの獲得を目指していたPSGだったが、トップターゲットとみられたU-23フランス代表DFレニー・ヨロはマンチェスター・ユナイテッドに移籍。また、U-21スペイン代表DFディーン・ハイセンは個人間合意も伝えられたが、最終的にボーンマスへ完全移籍していた。 そんななか、前述の2選手を含め幾つかのターゲットと並行して交渉を進めていたなか、比較的早い段階で個人間での交渉が進んでいたエクアドル代表DFの獲得にこぎ着けたようだ。 ドイツの移籍市場に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、PSGとフランクフルトは4500万ユーロ(約70億円)の条件でクラブ間合意に至ったという。 PSGのルイス・カンポス氏、フランクフルトのマルクス・クロシェ氏の両責任者の間で交渉の細部を詰める必要はあるものの、パチョは今週後半にメディカルチェックを受ける予定だという。 近年、多くの逸材を輩出する母国のインデペンディエンテ・デル・バジェでプロキャリアをスタートしたパチョは、2022年1月にロイヤル・アントワープへ完全移籍で加入。2022-23シーズンはリーグ戦29試合に出場するなど、元ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトと共にセンターバックのレギュラーを担い、リーグ最少失点の堅守を牽引した。 昨年夏に完全移籍で加入したフランクフルトでは加入1年目から公式戦44試合に出場。スピードやパワーといったアスリート能力の高さが最大の特長である187cmの左利きのセンターバックは、ブンデスリーガの舞台でもその能力を遺憾なく発揮。さらに、未だ粗削りではあるものの、左足のフィードや積極的なドライブなど攻撃面でも成長を示していた。 2024.08.05 19:32 Mon5