酷い誹謗中傷「母のご冥福をお祈りします」…エバートンがFWへ届いたメッセージを共有し声明「あらゆる形態の個人的虐待を非難する」
2023.08.13 18:05 Sun
エバートンは、FWニール・モペイへの誹謗中傷に強い批判を示した。
12日、2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節でエバートンはフルアムと対戦した。
2022-23シーズンは厳しい残留争いを戦い抜いた中でなんとかプレミアリーグに残ることに成功。新たなシーズンに向かう初戦だった。
しかし、試合は同じく残留を争ったフルアム相手に苦戦。1トップとして先発したモペイはチャンスを作りながらもゴールを決めきれず、チームも0-1での敗戦となった。
その影響もあり、SNSではモペイへの批判が。「あなたの母のご冥福をお祈りします」という酷いコメントも投稿されていた。
「エバートンは、ソーシャルメディア上での選手とその家族、クラブスタッフに対するあらゆる形態の個人的虐待を非難する」
「我々はそのような行為に断固として反対し、ニール・モペイを標的としたソーシャルメディアアカウントを調査している」
「また、これらのプラットフォームを使用している全ての人は、そのような悪用が見られたソーシャルメディアプラットフォームに報告し、批判し、訴えることを推奨します」
12日、2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節でエバートンはフルアムと対戦した。
2022-23シーズンは厳しい残留争いを戦い抜いた中でなんとかプレミアリーグに残ることに成功。新たなシーズンに向かう初戦だった。
その影響もあり、SNSではモペイへの批判が。「あなたの母のご冥福をお祈りします」という酷いコメントも投稿されていた。
エバートンはこうした選手への誹謗中傷の投稿について声明を発表。厳しく糾弾した。
「エバートンは、ソーシャルメディア上での選手とその家族、クラブスタッフに対するあらゆる形態の個人的虐待を非難する」
「我々はそのような行為に断固として反対し、ニール・モペイを標的としたソーシャルメディアアカウントを調査している」
「また、これらのプラットフォームを使用している全ての人は、そのような悪用が見られたソーシャルメディアプラットフォームに報告し、批判し、訴えることを推奨します」
1
2
ニール・モペイの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ニール・モペイの人気記事ランキング
1
「こうした虐待が常態化している…」絶不調でファンから罵声浴びるエバートン…抗議のモペイには「ベストを尽くしている?」と批判の声も
エバートンのフランス人FWニール・モペイが、心ない批判に対して抗議の姿勢を示した。 今シーズン、プレミアリーグ開幕から苦戦が続くエバートン。開幕戦はホームでブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に0-3の完敗を喫すると、続く第2節のトッテナム戦でも守備が崩壊してしまい、0-4で力なく敗れた。 近年はクラブ売却を巡るゴタゴタや財政難によるポイントはく奪などもあり、常に残留争いに巻き込まれているエバートン。かつてビッグ4に次ぐ地位を占めていたクラブの面影はなく、ファンの不満もピークに達しつつある。 そんな中で、SNSにはチームが電車移動をする際、選手たちがファンから罵声を浴びせられている動画が投稿される事態に。これについて、「恥ずべきファン」、「(チームを)応援すべき」、「こんなことをしても状況は悪化するだけ」、「言いたいことを言え。選手はお金を稼いでいるくせに酷いのだから」など、様々な意見が寄せられている。 当事者の一人であるモペイも、自身の公式X(旧ツイッター)にてこの動画を引用する形でコメント。「こうした虐待が常態化している他の仕事を想像してみてほしい。駅にたむろして、頑張っている人に叫んでいるんだ…」と述べ、批判に抗議する姿勢を見せている。 このモペイの投稿も反響を呼んでおり、さまざまな意見が殺到。「よく言った、ニール」、「彼らは無視すべきだ」、「これは我々を代表するファンではない」といった擁護する声がある一方で、「トッテナムに0-4で敗れて、ベストを尽くしていると言える?」「公平に言って、電車が遅れても厳しい言葉は飛ぶ」など批判的な声もある。 苦境のエバートンは27日に行われるEFLカップ2回戦で、EFLリーグ2(イングランド4部)のドンカスターと対戦予定。格下相手に今季初勝利を得て、この厳しい状態を脱するきっかけにしたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】移動中のエバートンにファンから容赦ない罵声…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Imagine another job where it’s normalised to get abuse like this. <br><br>Hanging around at a train station to scream at men who are trying their best… <a href="https://t.co/jzNPPxX3Tv">https://t.co/jzNPPxX3Tv</a></p>— Neal Maupay (@nealmaupay_) <a href="https://twitter.com/nealmaupay_/status/1827814548281364681?ref_src=twsrc%5Etfw">August 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.27 13:50 Tueエバートンの人気記事ランキング
1
林穂之香が長野風花のファウル誘って決勝PKゲット リバプール指揮官は腑に落ちず…「私でさえも接触がボックス外だとわかった」
林穂之香のエバートンと長野風花のリバプールが17日のFA女子スーパーリーグ第8節で激突した。 なでしこジャパン勢がそろって先発し、日本人対決にもなったマージーサイドダービーはそれぞれにフィニッシュシーンがありながら拮抗した展開が続くなか、41分にボックス右に仕掛けた林が長野のファウルで倒れ、エバートンにPKチャンス。これをカチャ・スナイスが決め、エバートンが先制した。 追いかけるリバプールは反撃に転じるが、最後までエバートンのブロックをこじ開けられず、0-1で敗戦。リバプールの攻勢が続くなか、長野も挽回しようとボックス内でのこぼれ球を押し込みにかかれば、ミドルを放つシーンもあったが、ゴールが遠かった。 だが、PKシーンを見返すと、長野の足が林にかかった位置がボックスの外にも感じ、微妙なジャッジに。イギリス『BBC』によると、その1点に泣いたリバプールのマット・ベアード監督も「追いつくチャンスがあったのに生かせなかったのは我々の責任」とした上で、PK判定に失望感を募らせた。 「あれはPKじゃなかった。それだけ。試合の流れが完全に変わってしまった。主審、第4審、線審、副審の誰もが遮るものなしの視界だったんだ。私でさえも接触がボックスのおよそ1ヤード外側だとわかった。正直、これは毎週のように起きることだし、正直諦めたよ。我々だけに限ったことじゃないが、今日の試合は100%、そのせいだ」 また、「審判にがっかりさせられたよ。我々は2つのPKがあったはずだし、PKじゃない判定もあった。最終的に、そういう判定のせいで今日の1ポイント、あるいは3ポイントを落としたんだ」とも語った。 ちなみに、エバートンはこれが今季初勝利で、リバプールはこれで3敗目となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】林穂之香の仕掛けが長野風花のPK献上を誘う</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="nqUIJSRtYtk";var video_start = 77;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.18 15:15 Mon2
エバートンのクラブ売却が合意に、ローマ保有の『フリードキン・グループ』が過半数取得へ
クラブの売却に動いていたエバートンだが、ついにその相手が決定した。23日、エバートンは一度は交渉が決裂した『フリードキン・グループ』と合意に至ったことを発表した。 「ブルー・ヘブン・ホールディングスとフリードキン・グループは、ブルー・ヘブン・ホールディングスが保有するエバートン・フットボールクラブの過半数の株式の売却条件で合意に達したことを確認した。この取引は、プレミアリーグ、サッカー協会(FA)、金融行為監視機構などの規制当局の承認を条件としている」 イギリス『BBC』によると、『フリードキン・グループ』は株式の94%を取得することになるという。 エバートンの現オーナーであるファルハド・モシリ氏はクラブの売却を進めており、アメリカの投資会社『777パートナーズ』に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限までに取引が行われず。クラブ売却は成立せず。その後、ローマのオーナーであるフリードキン・ファミリーが入札に参加し、独占での交渉権を獲得。しかし、クラブの新スタジアム建設への投資計画への協力は継続も、『777パートナーズ』がクラブに提供した2億ポンド(約385億円)の融資に対する懸念から、最終的に買収交渉から撤退していた。 その後は、リヨンやボタフォゴ、RWDモレンベークなどを保有するアメリカ人実業家のジョン・テクスター氏が名乗りをあげていた中、最終的には『フリードキン・グループ』と合意に至ったという。 『フリードキン・グループ』の広報担当者はエバートンを通じてコメントしている。 「この象徴的なサッカークラブの管理者となることで合意に達したことを嬉しく思います。我々は取引を完了するために必要な承認を得ることに注力しています」 「クラブに安定をもたらし、ブラムリー・ムーア・ドックの新たなエバートン・スタジアムの完成を含め、クラブの将来に対する我々のビジョンを共有できることを楽しみにしています」 『フリードキン・グループ』は、イタリアのASローマと、フランスのASカンヌを保有し、アメリカにおける『トヨタ自動車』のメジャーディーラーの1つ、『Gulf States Toyota Distributors』を経営するコンソーシアム。ダン・フリードキンン氏の純資産は57億ポンド(約1兆962億円)と言われている。 2024.09.23 23:25 Mon3
エバートンが新スタジアム移転を後ろ倒し、2025-26シーズンから使用…130年使用したスタジアムとの時間は残り1年半
エバートンは15日、2025-26シーズンより新スタジアムを使用することを発表した。 現在はグディソン・パークを使用しているエバートン。1892年に建設された歴史あるスタジアムとは、2024-25シーズンでお別れになることが決定した。 今シーズンのエバートンは、2021-22シーズンまでの損失が1億2450万ポンド(約224億5000万円)に達したことを受け、勝ち点10剥奪という処分を下されている状況。現在控訴中となっている。 この中には、7億6000万ポンド(約1370億5000万円)の新スタジアム建設費用も含まれており、支払う利息分が上乗せされている状態のようだ。 ブラムリー・ムーア・ドックに建設中の新たなスタジアムは5万2888人収容で、2024年末までに完成予定。しかし、エバートンは、シーズン途中の移転を望まず、2024-25シーズンをグディソン・パークのラストシーズンにすることにしたという。 理由については「商業的、物流的、スポーツ的、ファン関連のさまざまな要素を考慮した結果」とのこと。また、ラストシーズンを1年間用意したことで、グディソンパークに「相応しい見送り」の期間を設けることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンが2025-26シーズンから使用する新スタジアム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We can confirm our Men’s Senior Team will play competitive fixtures at <a href="https://twitter.com/EvertonStadium?ref_src=twsrc%5Etfw">@EvertonStadium</a> at the start of the 2025/26 season. </p>— Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1735691251213627498?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.16 20:40 Sat4
売却先探すエバートンに新たな交渉相手…鎌田大地在籍C・パレスの共同オーナーが再びの名乗り
アメリカ人実業家のジョン・テクスター氏が再びエバートンの買収に動いているようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社『777パートナーズ』に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限までに取引が行われず。クラブ売却は成立せず。その後、ローマのオーナーであるフリードキン・ファミリーが入札に参加し、独占での交渉権を獲得。しかし、クラブの新スタジアム建設への投資計画への協力は継続も、『777パートナーズ』がクラブに提供した2億ポンド(約373億円)の融資に対する懸念から、最終的に買収交渉から撤退した。 これにより、クラブ売却交渉が振り出しに戻ったエバートンに対して、新たな交渉相手として名乗りを挙げたのが、リヨン(フランス)、ボタフォゴ(ブラジル)、RWDモレンベーク(ベルギー)をマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するテクスター氏だ。 同氏は前述のフリードキン・ファミリーが参加した6月初めの入札時に敗れた際と同様のオファーを今回掲示しているという。 ただ、テクスター氏はスティーブ・パリッシュ氏と共に、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスの共同オーナーを務めており、当然のことながら同一リーグにおいて1人のオーナーが複数クラブを保有することは認められておらず、エバートンを買収する場合にはパレスの株式を売却する必要がある。 同氏はパレスの株式45%の売却を検討していると言われるが、買い手の目途が付いているかは現時点で不明だ。 2024.08.10 23:40 Sat5