元ヴィッセル神戸のフェルマーレン氏、U-21ベルギー代表の監督に就任か?

2023.08.10 21:41 Thu
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ヴィッセル神戸などで活躍した元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン氏(37)が、U-21ベルギー代表の監督就任に向けて協議しているようだ。

フェルマーレン氏は現役時代にアーセナルでキャプテンを務め、バルセロナやローマでもプレー。2019年7月に神戸入りすると、2021シーズンまで2年半プレーし現役を退いた。

ベルギー代表としては通算85試合出場を誇り、ワールドカップ(W杯)には2014年のブラジル大会と2018年のロシア大会に2度出場。引退直後の昨年1月からカタールW杯まではアシスタントコーチとしてベルギー代表に従事していた。
今年に入ってからはロベルト・マルティネス前監督の後任として指揮官に昇格するのではないかと噂されるも実現せず、ドメニコ・デデスコ新監督の意向もあってアシスタントコーチからも退任。ここ数カ月の間にはコルトレイクとシント=トロイデンが指揮官として招へいを画策していると報じられていた。

ベルギー『Nieuwsblad』によると、フェルマーレン氏の自宅はアーセナル時代からロンドンにあり、現在も一家4人で在住。ベルギークラブの指揮に難色を示した一方、代表チームのスタッフが国外に住むケースは決して珍しくなく、U-21ベルギー代表監督就任に向け、ベルギーサッカー協会(KBVB)との協議を進めているという。
KBVBの上層部はフェルマーレン氏を「長期的な選手育成と短期的な目標達成のバランスを取ることができる」として適任とみなしているようだが、『Nieuwsblad』は懐疑的。KBVB内にも反対意見があると主張しつつ「監督をするには経験不足。アシスタントコーチなら良いのだが…」と論じている。

U-21ベルギー代表は先月まで開催されていたU-21欧州選手権でグループステージ敗退を喫し、パリ五輪出場の可能性が消滅。フェルマーレン氏が就任するとなると、2025年のU-21欧州選手権を目指すことになる。

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頭部同士が激しく激突、動けず12分間も治療…担架で運ばれたイングランド女子代表DFにはスタンドから拍手

イングランド女子代表DFアレックス・グリーンウッド(マンチェスター・シティ)が試合中に頭部を負傷し、現場は一時騒然とした。 10月31日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)グループA1の第4節でベルギー女子代表とイングランド女子代表が対戦した。 事件は前半19分に発生。GKからのフィードをハーフウェイライン付近で競り合うと、ルーズボールに対してイングランドのグリーンウッドが頭でクリアに行くと、そこにベルギーのFWジャシナ・ブロムが突っ込む形に。激しく激突すると、2人ともピッチに倒れ込み、起き上がれなくなった。 特に激突されたグリーンウッドはピクリとも動かず。急いでメディカルチームがピッチに飛び込むと、その場で治療がスタート。約12分間の中断となり、酸素吸入器もつけられるなど深刻な状態となっていた。 そのまま担架に乗せられてピッチを後にしたグリーンウッド。その際にはスタンドから拍手が送られることに。試合後には歩いている姿も目撃されているとのことで、無事なようだ。なおブロムは包帯を巻いた状態でプレーを続けた。 チームメイトのルーシー・ブロンズはイギリス『ITV4』で「彼女が苦しんでいるのを見るのは嬉しくはない」とコメント。「頭部の負傷であることは明らかで、軽視できないもの。ピッチ状ではメディカルチームが素晴らしく、彼女の安全を確認してくれたので、回復を祈るばかりです」とコメントした。 なお、試合はホームのベルギーが早々に先制。その後イングランドが前半のうちに逆転するも、前半アディショナルタイムにベルギーが追いつくと、終盤にはPKでベルギーが逆転。3-2でベルギーが勝利を収めた。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の準優勝チームはこれで4試合を終えて2勝2敗でグループ3位につけている。 <span class="paragraph-title">【動画】頭部同士が激しく激突し動けず…約12分間の治療…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TSuLAmYjWVQ";var video_start = 135;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.01 08:30 Wed
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ベルギー代表、クルトワがキャプテンの座を巡って激昂…デ・ブライネ代役をルカクと分担され不服に?

レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが、キャプテンの座を巡って怒りを爆発させているようだ。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表はカタール・ワールドカップ(W杯)までキャプテンを務めていたFWエデン・アザールが代表チームから引退し、3月の代表ウィークからはその座をマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネが引き継いでいる。 そのデ・ブライネはチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦・インテル戦で負傷交代した影響で、17日に行われたユーロ2024予選・グループF第3節のオーストリア代表戦は不在。代わりにインテルのFWロメル・ルカクがキャプテンマークを巻いて先発フル出場した。 クルトワはこの決定が気に入らなかったようで、なんと翌18日夜の全体ミーティングに参加せず。ドメニコ・デデスコ監督はオーストリア代表戦はルカク、20日の第4節・エストニア代表戦をクルトワにキャプテンを任せることで両選手と合意していたものの、クルトワは2試合とも自らが適任だと考えていたという。 怒りに拍車をかけたのが、オーストリア代表戦で1-1のドローに終わったという事実。クルトワは試合後、一部のチームメイトに烈火のごとく厳しい言葉を投げかけたといい、クルトワのこの行為そのものはよくある光景だそうだが、チームの集まりに姿を現さなかったことで、チームメイトたちも試合結果以外で何か不満を抱えていると気づき始めたようだ。 クルトワ本人はオーストリア代表戦で軽傷を負ったとのことで、エストニア代表戦の出場は不透明。この問題の解決はデデスコ監督の対応にかかっているとみられている。 2023.06.19 21:23 Mon

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