首位・町田がエリキ今季16点目に守護神ポープのPKストップで逆転勝ち! 山形は後藤優介2戦連発で3連勝【明治安田J2第29節】
2023.08.05 21:11 Sat
5日、明治安田生命J2リーグ第29節の2試合が各地で行われた。
対する町田は前節の徳島ヴォルティス戦でジェフユナイテッド千葉戦の敗戦を払しょくする2-1の勝利。その一方で、ミッドウィーク開催の天皇杯4回戦ではアルビレックス新潟に0-1で惜敗している。今回のアウェイゲームではその天皇杯から大幅にメンバーを入れ替えた。
試合は開始早々に動く。6分、左サイドからスムーズにボールを右へ展開した岡山は右サイド深くに入り込んだ河野諒祐が右足でクロスを供給。これをゴール前にタイミング良く走り込んできた田中雄大が右足のヒールでうまく合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴール右隅に決まった。
一方、町田は要所を締める岡山の守備に手を焼き、なかなか効果的にボールを前進できず。頼みのエリキも良い形でボールを受けられず、時おり得るセットプレー以外に攻め手がない。
それでも、焦れずに岡山の攻撃を凌ぎながら1点差を維持すると、前半終了間際にセットプレーからゴールをこじ開ける。39分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で、キッカーの鈴木準弥がゴール前に上げたボールがゴール前で混戦を生む。GKが弾いたこぼれ球に最初に反応した藤尾翔太は押し込めずも、チャン・ミンギュが右足のシュートを流し込んだ。
迎えた後半、高橋大悟を下げて平河悠を投入し、エリキを中央に移した[4-4-2]に並びを変えた町田がいきなりゴールをこじ開ける。47分、翁長聖の左クロスをボックス右の藤尾がヘディングシュート。これはGK堀田大暉にセーブされるが、こぼれ球に詰めたエリキがすかさずヒールシュートを狙うと、右ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。
エリキの得点ランキングトップタイの今季16点目で試合を引っくり返した町田は、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。相手の攻撃を受け止めながらカウンターで追加点を目指す。
一方、時間の経過とともにボールを握って押し込む岡山は幾つか決定機を創出。さらに、68分には途中出場の末吉塁のボックス内での仕掛けがDFチャン・ミンギュのハンドを誘発。ここでキッカーの櫻川ソロモンが駆け引きしながら左を狙ってシュートするが、これは古巣対戦のGKポープ・ウィリアムのビッグセーブに阻まれ、絶好の同点機を逸した。
守護神のビッグプレーで絶体絶命のピンチを凌いだ町田は直後に大きな追加点を奪取。71分、相手陣内右サイドで得たスローインの場面で鈴木がロングスローを入れると、ニアに走り込んだ松井蓮之が頭で中へ折り返したボールを平河が頭で押し込んだ。
これで試合の大勢が決した中、岡山は後半終盤にDF柳育崇を前線に上げたパワープレーでゴールを目指す。これに対して町田は藤尾を下げてサガン鳥栖から新加入のDF松本大輔を投入し、5バックで逃げ入りに入る。
そして、このまま2点差を維持した町田が首位の勝負強さを体現する逆転勝利でリーグ2連勝を達成した。
また、12位の藤枝MYFCと、9位のモンテディオ山形の中位対決は、アウェイの山形が1-2で勝利した。
V・ファーレン長崎、大分トリニータと上位相手の連勝で勢いに乗る山形が開始早々にゴールをこじ開ける。3分、右サイドのボックス付近で横山塁と藤本佳希のパス交換から横山塁の丁寧なラストパスがボックス中央でフリーの宮城天に渡る。宮城はこれを冷静にゴール右下隅へ蹴り込む、加入2試合目での初ゴールとした。
しかし、ここから試合は完全にホームの藤枝ペースに。ボール支配率こそほぼ五分も、効果的なボールの前進にアグレッシブな守備が機能するホームチームは再三の決定機を創出。最前線のアンデルソンを起点に厚みのある仕掛けを続ける。だが、横山暁之の2度の決定機逸や久富良輔のクロスバー直撃のシュート、榎本啓吾の決定的なシュートがGK後藤雅明のビッグセーブに阻まれるなど、相手の3倍近い15本のシュートはいずれも同点ゴールには至らず。
しかし、後半も勢いを持って入った藤枝は後半最初のシュートをゴールに繋げる。46分、相手陣内でのボール奪取からショートカウンターに持ち込むと、横山暁之から久富と右に展開。最後は久冨のグラウンダーの折り返しをニアに走り込んだ岩渕良太が右足ワンタッチで合わせた。
ここから試合は完全に藤枝ペースかに思われたが、山形も選手交代を使いながら盛り返す。そのため、一進一退の攻防が続いていく。
後半半ばから終盤にかけては選手層で分があるアウェイチームが優勢に試合を進めると、土壇場で劇的な勝ち越しゴールが生まれる。
5分が加えられた後半アディショナルタイムの92分、相手陣内でのボール奪取から右クロスを入れると、ペナルティアーク付近でこぼれに反応した南秀仁が絶妙なダイレクトパスをボックス左の後藤優介に繋ぐ。ここで大分戦勝利の立役者は狙いすました右足のダイレクトシュートをゴール右隅に流し込み、2試合連続の決勝点とした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、藤枝との接戦に勝ち切った山形が3連勝。プレーオフ圏内浮上に向けて大きな勝ち点3を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第29節
▽8/5(土)
藤枝MYFC 1-2 モンテディオ山形
ファジアーノ岡山 1-3 FC町田ゼルビア
▽8/6(日)
《18:00》
東京ヴェルディ vs 清水エスパルス
ヴァンフォーレ甲府 vs ツエーゲン金沢
V・ファーレン長崎 vs いわきFC
《19:00》
ザスパクサツ群馬 vs 栃木SC
大宮アルディージャ vs ブラウブリッツ秋田
ジュビロ磐田 vs ベガルタ仙台
レノファ山口FC vs 大分トリニータ
徳島ヴォルティス vs ジェフユナイテッド千葉
ロアッソ熊本 vs 水戸ホーリーホック
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シティライトスタジアムで行われた10位のファジアーノ岡山と、首位のFC町田ゼルビアの一戦は、アウェイの町田が1-3で逆転勝利した。前節、清水エスパルスに0-1で競り負けて4戦ぶりの黒星を喫した岡山は、同試合後にペットボトルを蹴り上げてスタジアムのドアガラスを損壊させた木山隆之監督が1試合のベンチ入り禁止に。これを受け、小坂雄樹コーチを暫定指揮官に据えて今回のホームゲームに臨んだ。試合は開始早々に動く。6分、左サイドからスムーズにボールを右へ展開した岡山は右サイド深くに入り込んだ河野諒祐が右足でクロスを供給。これをゴール前にタイミング良く走り込んできた田中雄大が右足のヒールでうまく合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴール右隅に決まった。
幸先よく先制に成功した岡山は、以降も強度の高い守備で相手に反撃の機会を与えず。先制点に絡んだ田中や河野を起点に右サイドからカウンターを起点に追加点に迫っていく。
一方、町田は要所を締める岡山の守備に手を焼き、なかなか効果的にボールを前進できず。頼みのエリキも良い形でボールを受けられず、時おり得るセットプレー以外に攻め手がない。
それでも、焦れずに岡山の攻撃を凌ぎながら1点差を維持すると、前半終了間際にセットプレーからゴールをこじ開ける。39分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で、キッカーの鈴木準弥がゴール前に上げたボールがゴール前で混戦を生む。GKが弾いたこぼれ球に最初に反応した藤尾翔太は押し込めずも、チャン・ミンギュが右足のシュートを流し込んだ。
迎えた後半、高橋大悟を下げて平河悠を投入し、エリキを中央に移した[4-4-2]に並びを変えた町田がいきなりゴールをこじ開ける。47分、翁長聖の左クロスをボックス右の藤尾がヘディングシュート。これはGK堀田大暉にセーブされるが、こぼれ球に詰めたエリキがすかさずヒールシュートを狙うと、右ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。
エリキの得点ランキングトップタイの今季16点目で試合を引っくり返した町田は、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。相手の攻撃を受け止めながらカウンターで追加点を目指す。
一方、時間の経過とともにボールを握って押し込む岡山は幾つか決定機を創出。さらに、68分には途中出場の末吉塁のボックス内での仕掛けがDFチャン・ミンギュのハンドを誘発。ここでキッカーの櫻川ソロモンが駆け引きしながら左を狙ってシュートするが、これは古巣対戦のGKポープ・ウィリアムのビッグセーブに阻まれ、絶好の同点機を逸した。
守護神のビッグプレーで絶体絶命のピンチを凌いだ町田は直後に大きな追加点を奪取。71分、相手陣内右サイドで得たスローインの場面で鈴木がロングスローを入れると、ニアに走り込んだ松井蓮之が頭で中へ折り返したボールを平河が頭で押し込んだ。
これで試合の大勢が決した中、岡山は後半終盤にDF柳育崇を前線に上げたパワープレーでゴールを目指す。これに対して町田は藤尾を下げてサガン鳥栖から新加入のDF松本大輔を投入し、5バックで逃げ入りに入る。
そして、このまま2点差を維持した町田が首位の勝負強さを体現する逆転勝利でリーグ2連勝を達成した。
また、12位の藤枝MYFCと、9位のモンテディオ山形の中位対決は、アウェイの山形が1-2で勝利した。
V・ファーレン長崎、大分トリニータと上位相手の連勝で勢いに乗る山形が開始早々にゴールをこじ開ける。3分、右サイドのボックス付近で横山塁と藤本佳希のパス交換から横山塁の丁寧なラストパスがボックス中央でフリーの宮城天に渡る。宮城はこれを冷静にゴール右下隅へ蹴り込む、加入2試合目での初ゴールとした。
しかし、ここから試合は完全にホームの藤枝ペースに。ボール支配率こそほぼ五分も、効果的なボールの前進にアグレッシブな守備が機能するホームチームは再三の決定機を創出。最前線のアンデルソンを起点に厚みのある仕掛けを続ける。だが、横山暁之の2度の決定機逸や久富良輔のクロスバー直撃のシュート、榎本啓吾の決定的なシュートがGK後藤雅明のビッグセーブに阻まれるなど、相手の3倍近い15本のシュートはいずれも同点ゴールには至らず。
しかし、後半も勢いを持って入った藤枝は後半最初のシュートをゴールに繋げる。46分、相手陣内でのボール奪取からショートカウンターに持ち込むと、横山暁之から久富と右に展開。最後は久冨のグラウンダーの折り返しをニアに走り込んだ岩渕良太が右足ワンタッチで合わせた。
ここから試合は完全に藤枝ペースかに思われたが、山形も選手交代を使いながら盛り返す。そのため、一進一退の攻防が続いていく。
後半半ばから終盤にかけては選手層で分があるアウェイチームが優勢に試合を進めると、土壇場で劇的な勝ち越しゴールが生まれる。
5分が加えられた後半アディショナルタイムの92分、相手陣内でのボール奪取から右クロスを入れると、ペナルティアーク付近でこぼれに反応した南秀仁が絶妙なダイレクトパスをボックス左の後藤優介に繋ぐ。ここで大分戦勝利の立役者は狙いすました右足のダイレクトシュートをゴール右隅に流し込み、2試合連続の決勝点とした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、藤枝との接戦に勝ち切った山形が3連勝。プレーオフ圏内浮上に向けて大きな勝ち点3を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第29節
▽8/5(土)
藤枝MYFC 1-2 モンテディオ山形
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▽8/6(日)
《18:00》
東京ヴェルディ vs 清水エスパルス
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