昨季セリエBでプレーしたセスクが36歳で現役引退…今後はコモのBチーム&プリマヴェーラの監督に
2023.07.02 06:00 Sun
セリエBのコモは1日、元スペイン代表MFセスク・ファブレガス(36)が現役引退したことを発表した。
モナコでは3シーズン半を過ごしたが、契約最終年となった2021-22シーズンはハムストリングのケガやコロナ感染による体調不良でわずか5試合の出場にとどまり退団。
現役引退も噂されたが、昨夏にフリーでコモに加入。昨シーズンは、セリエBで17試合に出場し2アシストを記録していた。
キャリアを終えることとなったセスクは、クラブの公式サイトを通じてコメントしている。
「大きな悲しみとともに、靴を脱ぐ時が来た。バルセロナの下部組織時代から、アーセナル、バルセロナ、チェルシー、モナコ、そしてコモまで、すべての瞬間を大切にしたい。ワールドカップやユーロ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラでの優勝、そして欧州カップ戦でのトロフィー獲得など、私にとって決して忘れることのできない旅だった」
「私を助けてくれたすべての人々、チームメイト、監督、コーチ、社長、オーナー、ファン、そして私の代理人、両親から妹、妻、子供たちまで、いつもアドバイスをくれ、いつも道しるべとなってくれた家族全員、ピッチ上で素晴らしい戦いを共にした対戦相手たち、私を強くしてくれてありがとう」
「忘れられない思い出がたくさんあり、その歩みの中で多くの友人に出会うことができた。また、私は選手時代に3カ国語を学び、成長し、成熟した。100万年かかっても、自分には到底できないと思っていたような経験もした」
「だけど、悲しくはない。なぜなら、私は今、コモ1907のBチームとプリマヴェーラチームの監督という新しい道を歩もうとしているからだ。これは私にとって熱中できるクラブでありプロジェクトだ。このチームは最初の瞬間から私の心を掴み、私のキャリアの中で最高のタイミングで出会うことができた。私はこの新しい冒険に全力を尽くすつもりだ」
「というわけで、犠牲と喜びと情熱に満ちた信じられないような20年間を経て、世界で最も美しいスポーツに改めて感謝と別れを告げる時が来た。私はそのすべてを愛しています。」
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バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ったセスクは、16歳だった2003年に移籍したアーセナルでアーセナルで才能を開花させると、8シーズンで公式戦303試合に出場し57ゴール95アシストを記録。2011年の夏にに古巣バルセロナへ復帰すると、3年間でリーガエスパニョーラやコパ・デル・レイ、スーペル・コパ、チャンピオンズリーグの制覇に貢献。その後、2014年夏からチェルシーでプレーすると、2019年の冬にモナコへ移籍。現役引退も噂されたが、昨夏にフリーでコモに加入。昨シーズンは、セリエBで17試合に出場し2アシストを記録していた。
通算110試合38ゴールの代表キャリアにおいても輝かしい経歴を誇り、3度のワールドカップ(W杯)出場を果たして、2010年の南アフリカ大会で同国史上初の優勝を経験。また同じく3度の出場を果たしたユーロでは2008年と2012年の連覇に貢献した。
キャリアを終えることとなったセスクは、クラブの公式サイトを通じてコメントしている。
「大きな悲しみとともに、靴を脱ぐ時が来た。バルセロナの下部組織時代から、アーセナル、バルセロナ、チェルシー、モナコ、そしてコモまで、すべての瞬間を大切にしたい。ワールドカップやユーロ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラでの優勝、そして欧州カップ戦でのトロフィー獲得など、私にとって決して忘れることのできない旅だった」
「私を助けてくれたすべての人々、チームメイト、監督、コーチ、社長、オーナー、ファン、そして私の代理人、両親から妹、妻、子供たちまで、いつもアドバイスをくれ、いつも道しるべとなってくれた家族全員、ピッチ上で素晴らしい戦いを共にした対戦相手たち、私を強くしてくれてありがとう」
「忘れられない思い出がたくさんあり、その歩みの中で多くの友人に出会うことができた。また、私は選手時代に3カ国語を学び、成長し、成熟した。100万年かかっても、自分には到底できないと思っていたような経験もした」
「だけど、悲しくはない。なぜなら、私は今、コモ1907のBチームとプリマヴェーラチームの監督という新しい道を歩もうとしているからだ。これは私にとって熱中できるクラブでありプロジェクトだ。このチームは最初の瞬間から私の心を掴み、私のキャリアの中で最高のタイミングで出会うことができた。私はこの新しい冒険に全力を尽くすつもりだ」
「というわけで、犠牲と喜びと情熱に満ちた信じられないような20年間を経て、世界で最も美しいスポーツに改めて感謝と別れを告げる時が来た。私はそのすべてを愛しています。」
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アーセナルのミケル・アルテタ監督が日本代表DF冨安健洋の離脱を明らかにした。クラブ公式サイトが伝える。 今季開幕前にヒザを痛め、先月5日に行われたサウサンプトンとのプレミアリーグでようやく初出場の冨安。だが、復帰した矢先にまたも離脱を余儀なくされ、ここまでくる。 元イングランド代表DFベン・ホワイトも離脱したアーセナルにとって、冨安は今こそ求める存在だが、アルテタ監督によると、「トミヤスはしばらく欠場する見込み」という。 さらに、復帰時期を問われると、「彼は治療を続けるために離れて、環境を少し変えるつもりで、数週間は(チームを)離れる」とチームからの離脱を示唆した上で、こう続ける。 「ご想像のとおり、彼にとって本当にタフな状況だ。回復のために一日中のトレーニングを惜しまない選手だし、調子が良くならないと気分も落ち込む。だから、本当に残念だ」 「できるだけ早く復帰できるよう最高の機会を提供し、解き放つ助けになるつもり。ただ、我々も忍耐が必要になってくる」 能力は間違いないが、近年はケガ続きとあって、稼働率の悪さが目立つ冨安。治療でチームを離れるとのことだが、いつ復帰となるのだろうか。 2024.11.23 10:55 Sat4
ガブリエウがスポルティング戦で相手エースのゴールセレブレーション拝借…その意図とは?
アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのスポルティングCP戦でのゴールセレブレーションが話題を集めている。 アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦し、1-5で快勝した。 ガブリエウは同試合の前半終了間際にMFデクラン・ライスの正確な左CKをドンピシャのヘディングで合わせ、チーム3点目を決めた。 そして、ゴールセレブレーションの際には対戦相手のエースであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュのゴールセレブレーションとして知られる、顔の前で両手の指を組むセレブレーションを行った。 ギョケレシュに関してはアーセナルも移籍先の候補に挙がっており、意味深なジェスチャーに対して考察が行われたが、イギリス『メトロ』によれば、今回の行動は2022-23シーズンのヨーロッパリーグ対戦時のチーム同士の因縁が影響したようだ。 当時、ELラウンド16で対戦した両者はPK戦までもつれ込んだ激戦の末にスポルティングがベスト8進出を果たしていた。そして、その対戦時にはポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェスが試合後に、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現レバークーゼン)のゴールセレブレーションを真似てからかっていたという。 その屈辱を覚えていたガブリエウはその仕返しとしてギョケレシュのゴールセレブレーションを真似て、スポルティング陣営を挑発していたようだ。 なお、その前回対戦時にはスポルティングに在籍していなかったものの、とばっちりを受ける格好となったギョケレシュは試合後にスウェーデン『Viaplay Fotboll』で「ガブリエウのセレブレーション? 自分でセレブレーションを作れないなら、盗んでもいいよ。彼がそんなことをするとは知らなかったけど、彼が自分のセレブレーションを気に入っているのは面白いね」と、皮肉で返している。 2024.11.27 12:30 Wed5