「さだめだった」 ペップが3冠達成のCL初制覇! 「月曜日にマンチェスターでパレードだ」

2023.06.11 08:55 Sun
Getty Images
マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が歓喜した。

プレミアリーグ、FAカップに続いて、チャンピオンズリーグ(CL)でもタイトルを狙ったシティ。10日に行われたインテルとの決勝戦ではケビン・デ・ブライネのアクシデント交代もあったが、ロドリのゴールで勝ち切り、クラブ初のビッグイヤー獲得となった。

そんなシティはイングランド勢として1998-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド以来となるトレブルも成し遂げ、歴史的シーズンに。グアルディオラ監督も2008-09シーズンのバルセロナ時代に続き、異なる2クラブで3冠を達成した史上初の監督になった。
ついにCLタイトルをシティにもたらした稀代の名将はイギリス『BT Sport』で最高の出来ではなかったものの、ツキも味方したと振り返っている。

「勝つのはとても難しいこと。ツキも必要だ。この大会はコインのようなもの。さだめだったんだ。そして、我々のものだ」
「我々はベストではなかった。ワールドカップが終わって、チームは一歩進んだけど、今日はベストパフォーマンスではなかったよ」

また、「来季を考えるエネルギーなんてない。無理だ。休まないと。長すぎる」とスケジュールに不満も。大偉業をやってのけた今だからこそと言わんばかりに以前から問題視する過密日程に物申した。

「選手はこれから代表戦に向かう。UEFAとFIFA、よく考えてみてくれ」

「プレミアリーグが2、3週間前に終わったと思えば、選手はすぐ戻ってこなければならない」

「多すぎるんだ。来季はゼロからのスタートだ」

ともあれ、グアルディオラ監督は「家族や友人とホテルで祝うつもり。月曜日にはマンチェスターでパレードだ。この大会でトレブルは本当に難しいんだ」と安堵。喜びに浸った。

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「冷静さを保つ能力が足りない」グアルディオラ監督が100億円を出して獲得したMFに見切り、サイドバックとして再生中「良い右SBになれる」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、大金を投じて獲得した選手にダメ出しをした。 今シーズンは近年稀に見る低迷ぶりを見せており、プレミアリーグ5連覇は潰えた状況。チャンピオンズリーグ(CL)、EFLカップ(カラバオカップ)も敗退しており、タイトルの可能性はFAカップのみとなっている。 ケガ人に泣いた部分もあるシティだが、これまで以上にチームがうまく機能していないシーズンに。なかなか解決策が見つかっていない。 そんな中、グアルディオラ監督はポルトガル代表MFマテウス・ヌネスについて言及。本職は中盤でありながら、右サイドバックでの出番が増えていることについて語った。 「彼はそのフィジカルの強さから、良い右サイドバックになれる。問題は、冷静さを保つ能力が足りないため、中央でプレーできないことだ」 「彼は多くのことを学んでいる。サイドバックはファーポストにクロスを上げるときにミスを犯すし、油断する」 「ただ、彼はブルーノ・フェルナンデスがファーポストのドルグに送ったクロスを2、3回防いだ。彼はそれができるフィジカルがある。彼はあそこでプレーできるし、我々を大いに助けてくれた」 「シーズンが始まったとき、もしマテウスを右サイドバック、ニコ・オライリーを左サイドバックで起用すると言われたら、私は何を言っているんだと言うだろう。だが、シーズンはシーズンだ」 マテウス・ヌネスは2023年9月に6200万ユーロ(約100億円)でウォルバーハンプトンから完全移籍で加入。セントラルミッドフィルダーとしてのプレーが続いていたが、前述の通り向いていないというグアルディオラ監督の判断でサイドバックでのプレーが続いている。 獲得した当初には考えられなかったコンバート。高い買い物になった感も否めないが、中盤に戻った際にサイドバックでのプレーが生きればプラスと捉えられるかもしれない。 2025.04.08 22:50 Tue

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