J1昇格の町田、今季加入も出番なしのGKストイシッチと契約満了「短い期間でしたが、ありがとうございました」 FC町田ゼルビアは21日、セルビア人GKストイシッチ(26)との契約満了を発表した。 2021年にポルティモネンセU-23からベガルタ仙台に加入してJリーグでのキャリアをスタートしたストイシッチ。せんだいで2シーズンを過ごし、2023シーズンから町田に加入した。 J1昇格争いを続けるチームにおいて、ストイシッチの出番はなく、リーグ戦、天皇杯共に出場しないまま退団が決定した。 ストイシッチはクラブを通じてコメントしている。 「FC町田ゼルビアファン・サポーターの皆さま、毎試合の素晴らしい応援ありがとうございました。今シーズン優勝することができたのは、皆さまの応援がチームの力になったからです」 「私はチームを離れますが、来年もFC町田ゼルビアへの応援をよろしくお願いします。短い期間でしたが、ありがとうございました」 2023.11.21 10:15 Tue
町田が今季加入のFW髙澤優也と契約満了、1試合の出場に終わる「全力を尽くすことは多少なりともできた」 FC町田ゼルビアは18日、FW髙澤優也(26)の契約満了を発表した。 髙澤は東京都出身で、流通経済大付属柏高校から流通経済大学へと進学。2019年にザスパクサツ群馬に加入してプロ入りした。 1年目から出番を獲得し、J3で27試合17得点を記録。これが評価され、2020年に大分トリニータへ完全移籍。一気にJ1の舞台に挑戦する。 2021年途中にはアルビレックス新潟へ期限付き移籍すると、2022年にはギラヴァンツ北九州へ完全移籍。2023シーズンに町田へと完全移籍で加入した。 しかし、J2で優勝を争うチームでは出番がほとんどなく、J2で1試合の出場に終わっていた。 髙澤はクラブを通じてコメントしている。 「町田の皆様、1年間ありがとうございました!FC町田ゼルビアに来て昇格という素晴らしい栄光を経験させていただき心から感謝しています!」 「昇格にはなかなか貢献はできなかったですが、出られない選手達とチームの為に全力を尽くすことは多少なりともできたかなと思います」 「今年でFC町田ゼルビアとはお別れになりますが、来年J1での活躍を心の底から願っております! 1年間という短い間でしたが、ありがとうございました!」 2023.11.18 10:40 Sat
10月度のJリーグ月間MVPが発表! 湘南・富居大樹「息を呑むような神セーブ」、町田・宇野禅斗「終盤で覚醒」、鹿児島・米澤令衣「間違いなくMVPに値」 Jリーグは14日、10月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはGK富居大樹(湘南ベルマーレ)、明治安田生命J2リーグはMF宇野禅斗(FC町田ゼルビア)、明治安田生命J3リーグはFW米澤令衣(鹿児島ユナイテッドFC)が受賞した。富居、宇野、米澤のいずれも今シーズン初受賞となる。 現在は第2-4腰椎横突起骨折で離脱している富居だが、10月度に行われた3試合で先発してわずか1失点。セーブ数は「13」、セーブ率は「92.9%」と圧巻の数字を誇り、残留争いに巻き込まれたチームで特筆する働きを見せた。 選考委員会の総評と富居のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 反町康治委員 「湘南の守護神が圧巻のパフォーマンス。3試合でわずか1失点がその証。息を呑むような神セーブを連発し、10月無敗の立役者に」 ワッキー特任委員 「今月のNo.1のセーブは、神戸戦で佐々木選手のヘディングを止めた富居選手のセーブ」 ◆GK富居大樹(湘南ベルマーレ) 「明治安田生命J1リーグ10月の月間MVPに選んでいただき、ありがとうございます。湘南ベルマーレの選手として、このような賞をいただくことができ大変嬉しく光栄に思います。この賞は、僕一人の力で得られるものではなく、チームメイト、監督、コーチ、チームスタッフ、そして何よりいつも一緒に戦ってくれているファン・サポーターの皆さまのおかげだと思っています。残りのシーズンも僅かですが、湘南ベルマーレに携わるすべての方と、最後に笑って終われるよう、日々たのしみながら精進したいと思います。」 宇野は明治安田生命J2リーグ優勝を決めた町田で、3ゴールを記録。ボール奪取数「33」はリーグトップの成績となっているほか、パス成功率も「77.7%」と高い数字を誇り、攻守においてチームを支えた。 選考委員会の総評と宇野のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 反町康治委員 「黒田監督の高校時代の教え子が昇格に大きく貢献するゴールを量産。ミドルシュートは脅威」 寺嶋朋也委員 「シーズン終盤に定位置奪取。昇格を決めるプレッシャーの中で、終盤で覚醒した。第38節甲府戦で起死回生の同点ゴール、第39節・熊本戦ではJ1昇格を手繰り寄せるゴールと得点能力も開花した」 平畠啓史特任委員 「ラストスパートの10月、町田の中盤で攻守に存在感を発揮。チームに勢いをもたらした」 ◆MF宇野禅斗(FC町田ゼルビア) 「この数多くの素晴らしい選手たちの集まるJ2リーグでKONAMI月間MVPという特別な賞を受賞できたこと大変光栄に思います。チームメイト、チームスタッフ、ファン・サポーターの皆さま、沢山の方に支えられ受賞することができました。本当に感謝したいです。ありがとうございます」 米澤は出場した5試合で4ゴール1アシストの活躍。クロス数やスルーパス数、クロス受け数でも高い数字を誇り、前線で違いを見せた 選考委員会の総評と米澤のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 反町康治委員 「コンスタントに力を発揮し、チームも上昇気流に乗っている。ゴール・アシストに絡む活躍は間違いなくMVPに値する」 平畠啓史特任委員 「ボールを受けて運び出すときの期待感がある。攻撃を引っ張る強い意志を感じ、結果も出している。チームを勢いづけている」 坪井慶介委員 「先月に引き続き、素晴らしいパフォーマンスを出している。チームの攻撃力を牽引している」 ◆FW米澤令衣(鹿児島ユナイテッドFC) 「このような素晴らしい賞を受賞できたことを嬉しく思います。昨シーズンに膝の大怪我をしてからたくさんの方々にリハビリのサポートをしていただき、もう一度ピッチでプレーできるようになりました。まずはサポートしてくれた方達に感謝したいです。そして、チームとしての結果も出ていたからこの賞をとれたと思うのでチームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの方たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。また賞をとれるようにサッカーができる喜びをかみしめながら頑張っていきたいと思います」 2023.11.14 16:40 Tue
J2全日程終了、優勝した町田は最終節も勝利! 激動のJ1自動昇格枠は磐田が滑り込み、昇格POは逆転で山形がラスト1枠を掴む…大宮と金沢がJ3降格圏で終了【明治安田J2最終節】 12日、明治安田生命J2リーグの最終節が全国各地で行われた。 すでに優勝を決めているFC町田ゼルビアはアウェイでベガルタ仙台と対戦。なかなか苦しい戦いとなる中で前半はゴールレスとなると、後半早々にオウンゴールで先制する。 すると55分にはミッチェル・デュークが追加点。66分に菅原龍之助にゴールを許すが、88分には夏に緊急補強したアデミウソンが復帰後初ゴールを記録。1-3で町田が勝利を収め、シーズンを良い形で締め括った。 また、注目されたJ1自動昇格争いは大きく動くことになった。 2位で最終節を迎えた清水エスパルスはアウェイで水戸ホーリーホックと対戦。試合は62分に安藤瑞季のゴールで水戸が先制する展開に。このままでは2位から転落する可能性もある清水は、81分にチアゴ・サンタナがゴールを奪うが、1-1のドローに終わった。 他会場の結果に委ねられた清水の自動昇格の行方。4位の東京ヴェルディは21位が確定している大宮アルディージャとアウェイで対戦。前半はゴールレスで終え厳しい戦いとなるが、後半に綱島悠斗、中原輝がゴールを奪い、0-2で勝利。最低限の結果を残し、この時点で清水を上回ることが確定した。 そして3位で最終節を迎えたジュビロ磐田。アウェイで栃木SCと対戦した中、勝てば2位に滑り込める状況だ。 しかし24分に大島康樹にゴールを許してしまいビハインドに。しかし、41分にドゥドゥのゴールで同点とすると、61分には松本昌也のゴールで逆転。清水が勝利しなかったこともあり、1-2の勝利で2位に浮上。最終節に逆転し、J1への復帰が確定した。 また、大逆転でのJ1昇格プレーオフを目指したV・ファーレン長崎はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦し1-3で勝利。しかし、6位と7位の直接対決となったモンテディオ山形vsヴァンフォーレ甲府は1-1で迎えた中、後半アディショナルタイムにデラトーレのゴールで山形が逆転。甲府を追い抜き6位に浮上。さらに千葉も抜いて5位でフィニッシュ。長崎の昇格の夢は絶たれることとなった。 これにより、J1自動昇格は町田と磐田、プレーオフは3位の東京V、4位の清水、5位の山形、6位の千葉が臨むこととなり、残り1枠の昇格枠をかけてプレーオフを戦うこととなる。 また、すでに降格圏の2チームは確定していた中、最下位のツエーゲン金沢はJ3降格が決定。大宮の行方は明治安田生命J3リーグを戦うFC大阪が2位以内に入るかどうかがポイントとなるが、SC相模原に5-0で惨敗。2位との勝ち点差は「6」のままで残り3試合となった。 ◆明治安田生命J2リーグ最終節 ベガルタ仙台 1-3 FC町田ゼルビア ブラウブリッツ秋田 1-1 徳島ヴォルティス モンテディオ山形 2-1 ヴァンフォーレ甲府 水戸ホーリーホック 1-1 清水エスパルス 栃木SC 1-2 ジュビロ磐田 大宮アルディージャ 0-2 東京ヴェルディ ジェフユナイテッド千葉 1-3 V・ファーレン長崎 ツエーゲン金沢 1-1 ファジアーノ岡山 藤枝MYFC 2-4 いわきFC ロアッソ熊本 3-1 レノファ山口FC 大分トリニータ 2-1 ザスパクサツ群馬 ◆明治安田生命J2リーグ 順位表 1位:FC町田ゼルビア|87pt/+44 2位:ジュビロ磐田|75pt/+30 ーーーーー 3位:東京ヴェルディ|75pt/+26 4位:清水エスパルス|74pt/+44 5位:モンテディオ山形|67pt/+10 6位:ジェフユナイテッド千葉|67pt/+8 ーーーーー 7位:V・ファーレン長崎|65pt/+14 8位:ヴァンフォーレ甲府|64pt/+10 9位:大分トリニータ|62pt/-2 10位:ファジアーノ岡山|58pt/0 11位:ザスパクサツ群馬|57pt/0 12位:藤枝MYFC|52pt/-11 13位:ブラウブリッツ秋田|51pt/-7 14位:ロアッソ熊本|49pt/-1 15位:徳島ヴォルティス|49pt/-10 16位:ベガルタ仙台|48pt/-13 17位:水戸ホーリーホック|47pt/-17 18位:いわきFC|47pt/-24 19位:栃木SC|44pt/-8 20位:レノファ山口FC|44pt/-30 ーーーーー 21位:大宮アルディージャ|39pt/-34 22位:ツエーゲン金沢|35pt/-29 <span class="paragraph-title">【動画】磐田が大逆転でのJ1自動昇格をつかむ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/7UyhecwbQH">pic.twitter.com/7UyhecwbQH</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1723583990211231773?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.12 17:10 Sun
長崎FWフアンマ・デルガドがJ2得点王に! 今季5年ぶり復帰で26ゴール 12日に明治安田生命J2リーグ最終節が行われ、V・ファーレン長崎FWフアンマ・デルガドが26ゴールで得点王に輝いた。 今季から5年ぶりに復帰した32歳のスペイン出身ストライカーは第6節で初ゴールを含むハットトリック。前半戦は10ゴールだったが、後半戦に入って5度の1試合2得点をマークしたりとペースを上げた。 J1昇格プレーオフを争った長崎は結局、7位終戦で滑り込みとはならなかったが、フアンマ・デルガドは運命の最終節にPKから逆転ゴール。今季の26ゴール目を決め、初のJ2得点王を獲得した。 なお、2位はJ2初優勝によるJ1初昇格のFC町田ゼルビアを負傷離脱するまでリードした18ゴールのFWエリキ。次点に15ゴールの清水エスパルスFWカルリーニョス・ジュニオが続いている。 ◆J2得点ランキング上位 【26】 フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 【18】 エリキ(FC町田ゼルビア) 【15】 カルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス) 【13】 チアゴ・アウベス(モンテディオ山形) 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 渡邉りょう(藤枝MYFC※現・セレッソ大阪) 森海渡(徳島ヴォルティス) 【12】 ピーター・ウタカ(ヴァンフォーレ甲府) チアゴ・サンタナ(清水エスパルス) 【10】 藤本佳希(モンテディオ山形) 郷家友太(ベガルタ仙台) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア) 乾貴士(清水エスパルス) 2023.11.12 15:50 Sun