「信頼に応えなければ」殊勲のPK2本セーブ、W杯でも躍動のセビージャGKボノがタイトル獲得「感情に満ちたシーズン」
2023.06.01 09:42 Thu
セビージャのモロッコ代表GKボノが、ヨーロッパリーグ(EL)優勝を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。
5月31日、EL決勝が行われ、セビージャはローマと対戦した。
史上最多6度の優勝を誇り、“ELマスター”とも呼ばれているセビージャと、初制覇を目指し、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)に続いて、2年連続でヨーロッパの大会制覇を目指すローマの一戦となった。
試合は35分にパウロ・ディバラのゴールでローマが先制。しかし、55分にオウンゴールでセビージャが追いつき、その後はゴールが生まれない。
延長を含めて120分間を1-1で終了。PK戦にもつれ込むと、カタール・ワールドカップ(W杯)でも母国をベスト4に導く活躍を見せたGKボノが躍動。2人のシュートを止め、見事にセビージャが3シーズンぶり7度目の優勝を成し遂げた。
「目標を達成したいときは、どれだけプレーするかは気にしていない。ユベントス戦の120分からここまで来ている、真実は信じられないこと…選手たちはただ走り続けた」
この試合ではPK2本をセーブし、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出。W杯を含め、多くの激闘を乗り越えた先のタイトル獲得に、喜びを示し、改めてクラブへの忠誠を誓った。
「僕はこのような瞬間を何度も経験しており、それに対処するためにはとても冷静でなければならないと気がついた。チームメイトも、僕に多くの落ち着きと安心感を与えてくれた。選手全員、そしてセビージャのみんなにおめでとうと言いたい」
「W杯から今日まで、今年は感情に満ちたシーズンだった。何が起こっているのか、あまり分析しないこともある」
「僕は常にクラブの男であり、セビージャで守る準備ができていると言ってきた。メンディリバルは僕を信頼していた。彼の信頼に応えなければいけない」
5月31日、EL決勝が行われ、セビージャはローマと対戦した。
史上最多6度の優勝を誇り、“ELマスター”とも呼ばれているセビージャと、初制覇を目指し、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)に続いて、2年連続でヨーロッパの大会制覇を目指すローマの一戦となった。
延長を含めて120分間を1-1で終了。PK戦にもつれ込むと、カタール・ワールドカップ(W杯)でも母国をベスト4に導く活躍を見せたGKボノが躍動。2人のシュートを止め、見事にセビージャが3シーズンぶり7度目の優勝を成し遂げた。
自身2度目のEL制覇を成し遂げたボノは、タイトル獲得を喜んだ。
「目標を達成したいときは、どれだけプレーするかは気にしていない。ユベントス戦の120分からここまで来ている、真実は信じられないこと…選手たちはただ走り続けた」
この試合ではPK2本をセーブし、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出。W杯を含め、多くの激闘を乗り越えた先のタイトル獲得に、喜びを示し、改めてクラブへの忠誠を誓った。
「僕はこのような瞬間を何度も経験しており、それに対処するためにはとても冷静でなければならないと気がついた。チームメイトも、僕に多くの落ち着きと安心感を与えてくれた。選手全員、そしてセビージャのみんなにおめでとうと言いたい」
「W杯から今日まで、今年は感情に満ちたシーズンだった。何が起こっているのか、あまり分析しないこともある」
「僕は常にクラブの男であり、セビージャで守る準備ができていると言ってきた。メンディリバルは僕を信頼していた。彼の信頼に応えなければいけない」
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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、セビージャ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 17日、ラ・リーガ第32節のセビージャvsレアル・マドリーがサンチェス・ピスファンで行われた。 1位のマドリーと3位のセビージャの上位対決。勝ち点差「12」で行われたこの一戦は意外な展開を見せる。 21分にセビージャがイバン・ラキティッチのゴールで先制すると、25分にはエリック・ラメラのゴールが決まり、2-0と前半で2点をリードする。 2点ビハインドで後半を迎えたマドリーだったが、ここから反撃。50分にロドリゴ・ゴエスが1点を返すも、試合はそのまま終盤へ。しかし、82分にナチョ・フェルナンデスが同点ゴールを決めると、アディショナルタイムにはカリム・ベンゼマが奇跡の逆転ゴール。後半アディショナルタイムに“レモンターダ(逆転)”を達成し、2-3で勝利を収めた。 試合後、アンチェロッティ監督は前半は自分のせいだと反省。ハーフタイムで問題点を修正したとした。 「前半は監督のせいであり、後半は選手のクオリティのおかげだ。我々は心を失っていなかった。前半機能していなかったいくつかの問題点を修正した。前半のカバーはコンパクトではなかった」 「トランジションで2、3回危険に晒され、ポゼッションも正しくはなかった。2つ、3つの問題点を修正した」 一方で、後半の選手たちの出来を称賛。逆転勝利を感謝した。 「前半は疲れていたようにも見えたが、後半は見事な強さを見せた。こういうことは、時々サッカー界では理解されないことがある。また、ジエゴ・カルロスとヴィニシウスのハンドの判定もよくはわからない」 「前半のプレーは理解し難いものだったが、後半は素晴らしいレベルのインテンティと集中力、プレーの姿勢を示た。このチームに驚かされることはない」 「私は後半をとても誇らしく思っている。全ての選手に感謝しなければいけない」 <span class="paragraph-title">【動画】起死回生!ベンゼマの後半AT逆転弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xsixvMTAr9s";var video_start = 341;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.04.18 10:01 Mon4
守護神ボノ移籍のセビージャ、ノルウェー代表GKニーランを獲得
セビージャは20日、RBライプツィヒのノルウェー代表GKエルヤン・ニーラン(32)の加入を発表した。契約期間は2025年6月までの2年間となっている。 ノルウェー代表として46キャップを刻むニーランは、これまでモルデやインゴルシュタット、アストン・ビラなどに在籍。昨年10月、ペーテル・グラーチの負傷を受けてライプツィヒに加入していた。 ただ、ヤニシュ・ブラシュヴィッヒの前に控えに回り、ブンデスリーガ2試合の出場に留まっていた。 セビージャでは守護神だったボノがアル・ヒラルへ移籍。マルコ・ドミトロビッチの控えとしてニーランは迎えられたと見られている。 2023.08.20 22:45 Sun5