“王子“トッティ氏がローマのEL優勝に自信、指揮官モウリーニョを称賛「彼のおかげ」
2023.05.30 19:42 Tue
ローマOBのフランチェスコ・トッティ氏が、ヨーロッパカップ(EL)決勝を展望した。『UEFA.com』が伝えている。
「セビージャには、決勝で戦う経験がローマよりも多くある。彼らは6回の(EL)決勝に出場して6回すべて勝っているが、遅かれ早かれ運が尽きればいつかは負けるだろう」
トッティ氏はローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にも言及し、モウリーニョ監督の経験がローマ優勝の後押しになると期待した。
自身は獲得できなかったヨーロッパのタイトル。愛するローマは王子の願い通り優勝なるだろうか。
PR
31日に行われるEL決勝でローマはセビージャと対戦する。過去6回の決勝進出で全勝し、6回のEL優勝を誇るセビージャが相手だが、トッティ氏は愛するクラブの優勝を疑っていないようだ。 プロキャリア25年間をローマ一筋で過ごし、引退した今でも“ローマの王子“の愛称で親しまれるトッティ氏は「セビージャもいつかは負ける」と主張している。トッティ氏はローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にも言及し、モウリーニョ監督の経験がローマ優勝の後押しになると期待した。
「モウリーニョ監督のおかげで、ローマには素晴らしいチャンスが巡ってきた。彼はこのような試合での経験が豊富な監督なので、チームを優勝に導くために最善の方法で挑戦するだろう」
自身は獲得できなかったヨーロッパのタイトル。愛するローマは王子の願い通り優勝なるだろうか。
PR
フランチェスコ・トッティの関連記事
ローマの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
フランチェスコ・トッティの人気記事ランキング
1
メッシとローマのレジェンド2人…モウリーニョが共闘願った選手明かす 「常に望んでいた」
ジョゼ・モウリーニョ氏がチームに加えたいと思っていた3選手を明らかにした。『フットボール・イタリア』が伝えた。 これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどを率い、多くのタイトルを勝ち取ってきたモウリーニョ氏。2021年夏からはローマの指揮官に就任し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇やヨーロッパリーグ(EL)準優勝を果たしたが、3年目の今シーズンは苦戦し、先月16日に解任となった。 そんなモウリーニョ氏はローマ指揮官の座を追われるより前に、インフルエンサーのOhm氏と対談。「1つや2つだけを選ぶことは不可能」と前置きしつつ、自らのキャリアにおける素晴らしい思い出について語り、「1つ選ばなければならないとすれば、最近のものを選ぶ」「喜びの大きさや最近のものと考えると、ローマでのカンファレンスリーグ」と述べている。 また、一緒に仕事をしたかった選手は誰かという質問にも回答。まずはインテル・マイアミでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに言及した。 「たとえば、私はリオネル・メッシを指導することはできなかったが、誰だってメッシを指導することなどできない。彼は全てを持って生まれたし、すでに全てを知り尽くしている。だから、メッシを指導できるという考えは誰であろうと馬鹿げたものだ」 「彼は逆に何かを教えてくれるかもしれない。唯一伝えられるのは、チームに迎えられて光栄に思っているということだけだ」 また、長きにわたってローマを支えた2選手の獲得も過去に望んでいたと告白。奇遇にもモウリーニョ氏の後任としてローマ指揮官に就任したダニエレ・デ・ロッシ氏と、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏の名前を挙げている。 「ローマというテーマにこだわるなら、デ・ロッシをインテル時代とレアル・マドリー時代に迎えたかったが、それは不可能だった」 「当時すでに年齢が高かったにもかかわらず、トッティもインテルに迎えたかったが、それも不可能だった。彼らは私のキャリアの中で常に望んでいた選手たちだ」 2024.02.09 15:30 Fri2
トッティ氏の18歳長男に災難…新天地クラブの会長が重罪容疑で逮捕、1カ月で契約解消&移籍へ
クリスティアン・トッティ(18)が新天地を1カ月あまりで退団へ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フランチェスコ・トッティ氏の長男、クリスティアン・トッティ18歳。父がイタリア代表の一員としてドイツW杯を制す前夜、2005年11月に生を受け、幼少期から注目を集めてきた。 父と同じくローマの下部組織に始まり、ここまでのキャリアはフロジノーネ、ラージョ・バジェカーノに所属。そして6月21日、セリエD・アヴェッツァーノへの加入が発表された。 アヴェッツァーノは18歳クリスティアンにとってシニアレベルでのキャリア開始地点となるはずだが、ここにきて大事件が。 なんと、アヴェッツァーノを束ねるアンドレア・ペコレッリ会長が「マネーロンダリング(資金洗浄)・詐欺・横領」の容疑で逮捕。クラブ内外が大混乱に陥っているという。 どうしても実状がよくわからない部分もあるわけだが、クリスティアンについては契約解消に向かい、同じセリエDのオルビア・カルチョ1905への移籍が確実になった模様。 オルビアは、フランチェスコ・トッティ氏と共にドイツW杯を制し、氏にとってローマ下部組織の後輩でもあるマルコ・アメーリア氏が今季から新監督に。クリスティアンは、アメーリア氏のもとでシニアキャリアを歩み出すようだ。 2024.08.02 22:05 Fri3
ローマとサッスオーロがヴォルパート&ミッソーリの新たな交渉を設定
ローマとサッスオーロが、U-21イタリア代表MFクリスティアン・ヴォルパート(19)と、U-19イタリア代表DFフィリッポ・ミッソーリ(19)の若手2選手の移籍を巡る新たな交渉を行うようだ。 サッスオーロは以前からMFロレンツォ・ペッレグリーニや、MFダビデ・フラッテージというイタリア代表選手を含め、ローマのプリマヴェーラ育ちの若手選手を獲得し、チームの主力に育て上げてきた。 そういった中、ネロヴェルディが新たに獲得に動いているのが、ヴォルパートとミッソーリという2人の有望株だ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ローマとサッスオーロはミラノで2選手の完全移籍に関する新たな会談を設定。移籍金1200万ユーロ(約18億8000万円)+将来のリセール時のキャピタルゲインの数十%の支払いという条件で交渉を進めていくことになるようだ。 オーストラリア出身も2020年1月からローマの下部組織でプレーするヴォルパートは、187cmの左利きの攻撃的MF。クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が経営するエージェンシーに在籍する逸材は、今シーズンの公式戦11試合に出場し、1ゴール1アシストを記録。 先のカタール・ワールドカップに向けてオーストリア代表から招集がかかったものの、イタリアでのA代表デビューを目標とするため、招集を辞退したことでも話題を集めた。 一方、ローマ生まれローマ育ちの生粋のローマっ子であるミッソーリは、182cmの右サイドバック。クレバーさとリーダーシップに優れるDFは、ローマのアカデミーとイタリアの世代別代表でカピターノを任されたエリートで、昨シーズンのカンファレンスリーグでファーストチームデビュー。今シーズン終盤のインテル戦でセリエAデビューを飾ると、以降のボローニャ戦、フィオレンティーナ戦ではいずれもスタメン出場していた。 2023.06.27 17:01 Tue4
「僕がここに…クレイジーだ」美男子コルパーニがSNSで知ったイタリア代表初選出の喜び語る「鳥肌が…」
モンツァのMFアンドレア・コルパーニがイタリア代表初選出を喜んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 カルチョファンの間で徐々に浸透する24歳、アンドレア・コルパーニ。身長186cmの攻撃的MFは、モンツァで主に2シャドーの一角を担い、今シーズンのセリエAで12試合6ゴール1アシスト…ファンタジーに富んだドリブラーはインテル移籍の噂が絶えない注目株となっている。 2000年代初頭のアズーリを思い出させる美男子ぶりも見ての通りだが、育成の名門アタランタで育まれた24歳は、今月の代表ウィークにて念願のイタリア代表初選出。その喜びを語っている。 「A代表は国のトッププレーヤーが集まる場所。そこに自分が呼ばれるなんて素晴らしすぎる…クレイジーだ。初選出を知ったのはトリノ戦(11日)の直前、練習終わりにSNSで情報が回ってきたんだ(笑)」 「メンバーリストに目を通していたら、その1人が自分であることを知った。これまでこの舞台(イタリア代表)を目指し、モンツァで常に全力を尽くしてきたはずなんだけど、実際にこのグループに入った感情を言い表すのは難しい」 2020-21シーズンから所属するモンツァで鍛錬を重ねてきたと語ったコルパーニ。一方で、前所属のアタランタへも感謝を語っている。 「8歳からアタランタにいた。今の僕があるのは、その多くがアタランタのおかげ。サッカーの基礎の基礎を叩き込んでくれたアタランタには生涯感謝し続けるだろう。でも、本当のサッカー人生は“我が家を去るとき”から始まると言ってもいい。とにかく、今は自分自身を誇りに感じるよ」 「目標? そうだな…まずはイタリアの美しいスタジアムで青いシャツを着てプレーすること…考えただけでも鳥肌が立っちゃうね(笑) アイドルは…オーストラリア代表戦でPKを沈めたフランチェスコ・トッティ(※1)だ。果てしない創造力、全方位の視野、彼には無限のクオリティがあった」 (※1)2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)。決勝トーナメント1回戦でイタリアはオーストラリアに1-0で勝利。90+5分のトッティのPK弾が決勝点となった。その後、イタリアは頂点まで駆け上がった 2023.11.16 17:20 Thu5
トッティが物議醸したディバラへの苦言を釈明…「彼のことを悪く言ったことは一度もない」、「役員だったら考えるだろうと言っただけ」
ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対する自身の批判的な発言について釈明した。 今シーズンここまでのセリエA20試合で12ゴール7アシストと見事な活躍を見せるディバラ。その一方で、負傷離脱も多く、ここまで公式戦13試合を欠場している。 2025年6月にローマとの契約が満了を迎えるラ・ホヤの去就に関しては、ローマ界隈での大きな関心ごととなっている。 そういった中、トッティ氏は直近のイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで、「私が監督で重要な目標があるならば、シーズンの三分の一を欠場するようなプレーヤーを構想に入れることはできない。私なら決断を下す。クラブが何をしたいのか、来季の目標を明確にすべきだ」と、実力は認めるものの、稼働率に問題を抱えるベテランアタッカーを放出すべきとの見解を示した。 この発言はローマファンの間で賛否を巻き起こしているが、現状ではディバラの必要性を強く訴える多くのファンからレジェンドに対して批判的な反応が出ている。 これを受け、トッティ氏はイタリア『スポーツ・メディアセット』で自身の発言について改めて説明。自身がクラブ幹部である場合、予算が限られる状況において前述の決断を下すという考えがあることは否定せずも、ディバラに対してネガティブな考えは一切ないと釈明した。 「私は経営者ではなく、フットボールとローマのファンだ。私は言いたいことを言うことができ、多くのファンと同じように思ったことを言っただけだ。私はこれを表明したが、ディバラを批判する意図はなかった。私は常に彼を擁護してきたし、彼は技術的にローマ最強のプレーヤーだ」 「私にとって彼はトッププレーヤーであり、彼のことを悪く言ったことは一度もない。ただ、私が役員だったら考えるだろう、それだけだと言った。多くの人がこの問題を誇張したいのならばそれは構わないが、私はディバラに対して決して批判的ではない。彼をローマに招待したのは私が最初だったのだからね」 2024.03.22 00:34 Friローマの人気記事ランキング
1
ラ・リーガで躍動のルーマニア代表SBを巡ってリバプール、シティが争奪戦か?
ラージョ・バジェカーノで躍動するルーマニア代表DFアンドレイ・ラティウ(26)を巡り、プレミアのビッククラブが争奪戦を繰り広げているようだ。。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 ルーマニア生まれもアンドラ、ビジャレアルとスペインのクラブでユース年代を過ごしたラティウ。183cmの右サイドバックはビジャレアルのCチーム、Bチームを主戦場にファーストチームでも1試合プレーしたが、ADOデンハーグへの武者修行後にセグンダのウエスカへ完全移籍した。 その後、セグンダ屈指のラテラルとの評価を確立した後、2023年夏にプリメーラのラージョへステップアップ。昨シーズンはバックアッパーにとどまったが、今シーズンは開幕からレギュラーに定着。傑出したスピードと攻守両面での安定したパフォーマンスによって高い評価を得ている。 今回の報道によれば、ルーマニア代表でも主軸を担うラティウに関して、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団が予想されるリバプールと、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の後釜を探すマンチェスター・シティが獲得に動いているという。 また、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの国内2強に加え、トッテナム、ローマといった右サイドバックの補強を狙うビッグクラブも動向を注視しているとのことだ。 なお、ラージョと2028年まで契約を残すルーマニア代表DFに関しては2500万ユーロ(約41億1000万ユーロ)の契約解除条項が設定されているが、クラブはその金額を軸により高い金額での売却を考えているようだ。 2025.04.04 18:30 Fri2
フンメルスが今季をもって現役引退、2014年ブラジルW杯優勝に貢献
ローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)が4日、今季をもって現役引退することを発表した。 フンメルスは自身のSNSにて「今、自分の感情と格闘している。サッカー選手であれば避けられない瞬間が来ている。18年以上サッカーに携わり、サッカーが僕に与えてくれた多くのものを経てこの夏、キャリアに終止符を打つ。この旅、この道のりが自分にとってどれほど大きな意味を持つか、僕はわかっている。それを経験できたことがどれほど素晴らしいことだっただろう。適切な監督とチームメートが居て、適切な体調を整えるだけでも多くのことが必要だ。僕は多くのチームメート、監督に恵まれた。彼らには多大な恩を感じているよ」とコメント。 バイエルンの下部組織出身であるフンメルスは2008年に移籍したドルトムントでユルゲン・クロップ監督のもと飛躍。現セレッソ大阪MF香川真司らと共に2度のブンデスリーガ優勝に貢献した。2016年夏にはバイエルンに復帰し、3度のブンデスリーガ優勝に貢献した。 その後、ドルトムントに復帰したフンメルスは昨季、ドルトムントで2度目のチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。いずれも優勝には届かなかったが、ドルトムントでは公式戦508試合38ゴール23アシストを記録した。そして契約満了により今季から国外初挑戦でローマに移籍していたが、公式戦18試合の出場に留まっていた。 2010年5月にデビューしたドイツ代表では78試合出場5ゴールをマーク。2014年ブラジル・ワールドカップでは6試合に出場して2ゴールをマークし、1990年大会以来4度目となる優勝をドイツにもたらしていた。 2025.04.05 08:00 Sat3
ラニエリ監督の下で復活のローマ、DFアンへリーニョは指揮官続投を希望「僕たちはみんな監督を愛している」
ローマのスペイン人DFアンへリーニョがクラウディオ・ラニエリ監督の続投を希望しているようだ。 今シーズンは開幕から調子が上がらず、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任してきたローマ。大混乱に陥ったチームは監督業引退を表明していたラニエリ監督に助けを求め、古巣からのオファーに“老将”は指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績。低迷していた状況から一気に欧州カップ出場権争いができるところまで復調させ、チームに自信を取り戻させている。 そんなローマの主力として、公式戦42試合4ゴール6アシストの成績を残すアンへリーニョも、イタリア『スカイ・スポーツ』にて指揮官への感謝を表明。現在の充実ぶりはラニエリ監督のおかげだとして、今季限りでの退任を表明している指揮官の続投を願った。 「これはチームのおかげであり、僕だけの功績ではない。ラニエリ監督はいつも僕を最高のコンディションでプレーさせてくれるんだ。そして僕は今、自分の特性により適した役割でプレーしていると思う」 「彼の自信とチームのパフォーマンスが、今は違いを生んでいると思う。僕はローマで本当に幸せだし、この道を歩み続けたいね。今は僕のキャリアで最高の時期を迎えていて、ここに長く留まりたい」 「僕たちはみんな監督を愛している。彼は僕たちのため素晴らしいことをしてくれたよ。彼が残ってくれればチームは幸せだ」 「マンチェスター・シティにいたとき、ペップ・グアルディオラをトレーニングで見ることはあまりなかったけど、それでもチームの中で彼の働きが感じられていた。クラブを変えるとよりそれを実感するし、彼からも何かを学べる」 「イタリアでは守備が基本になる。どのチームも戦術的によく準備されていて、得点のチャンスを作るのは難しいね。そしてその面においても、僕は本当に成長したと感じている」 2025.03.25 11:05 Tue4
「チームは再び団結した」ローマの立て直しに成功した“老将”ラニエリ、自身の今後の去就については「引退が正しい選択だ!」
ローマを立て直したクラウディオ・ラニエリ監督が、ここまでの成果を喜びつつ自身の去就にも言及した。 ラニエリ監督は、昨年11月にローマの指揮官に就任。昨夏に監督業からの引退を表明していたが、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任し、大混乱に陥っていた愛するローマからのオファーを受け、指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、そこから流石の手腕でチームを立て直し始めると、12月のセリエA第17節パルマ戦で5-0の大勝を収めてからはセリエA13戦無敗(10勝3分け)に。2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、低迷していたチームを一気に欧州カップ出場権争いができるところまで押し上げた。 シーズン前半戦、クラブへの不満を爆発させていたファンからも、厚い信頼を受けるラニエリ監督。来シーズンも引き続き指揮を執る姿が期待されるが、本人は今シーズン限りでの退任を明言している。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた73歳の老将は、ここまでの手応えについて言及。元々自信さえ与えれば、クオリティは備えているチームだったことを強調している。 「私は仕事や選手たちに対して、常にポジティブな人間だと思う。だから、これはそれほど驚くことではないんだ。私が着任したとき、自信を少し失っていた強いチームがそこにあった」 「私はただ彼らを団結させ、自信を与え、彼らが得るべきものを与えようとしたんだ。そしてチームは再び団結し、多くのことを成し遂げてくれている。この先は素晴らしい、しかし一方で難しい部分がやってくるだろう」 「それでも、私はこれまでと同じように楽しくて楽観的なアプローチを続けていく。そして、ファンがこのチームを好きになってくれるよう努めなければならない」 また、最後に今後も監督業を続けるかとの質問を受けたラニエリ監督は、「いや、いや、いや、引退が正しい選択だ!」と断言しており、意思は変わらない姿勢を示した。 2025.03.19 13:05 Wed5