後半急失速スパーズがホーム最終戦惨敗で逆転EL絶望的に…ケイン偉業達成も逆転負けで連敗《プレミアリーグ》
2023.05.20 22:36 Sat
プレミアリーグ第37節、トッテナムvsブレントフォードが20日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのブレントフォードが1-3で勝利した。
トッテナムはこの試合で最前線にケイン、2列目に右からダンジュマ、クルゼフスキ、ソン・フンミンを配した[4-2-3-1]の布陣でスタート。互いにリスクを冒さない慎重な入りを見せたが、早い時間帯にスパーズのエースが圧巻のゴールで先制点を奪った。
開始8分、ボックス手前中央の好位置で得たFKの場面で、直近のレスター戦でリバプールDFアレクサンダー=アーノルドが決めたゴールにインスパイアされたか、味方のクルゼフスキがわずかにずらしたボールをケインが右足でシュート。美しい軌道を描いたボールがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。
幸先よく先制に成功したホームチームは、直後の11分にも中盤でのボール奪取からケインのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがボックス左に持ち込んでシュートを放つが、これはGKラヤの好守に阻まれた。
以降しばらくはサイドを起点とした相手の攻撃を受ける展開が続くも、23分にはクルゼフスキとソン・フンミンのコンビで左サイドを破ると、韓国代表FWの正確なクロスに反応したファーのエメルソンがヘディングシュート。だが、これは相手DFの見事なゴールカバーに阻まれた。
前半半ばから終盤にかけてはブレントフォードにボールを持たせながら、中盤や背後のスペースを効果的に使うカウンターから幾度も良い形を作るトッテナム。
前線の4選手が効果的にポジションを入れ替えて相手守備を揺さぶると、終了間際にはダンジュマ、ソン・フンミン、クルゼフスキとボックス内で決定的なシュートを放つが、相手の身体を張った好守などに阻まれて2点目を奪い切るまでには至らず。
すると迎えた後半、オニェカに代えてダムスゴーアをハーフタイム明けに投入したブレントフォードが立ち上がりに訪れた最初の決定機を同点ゴールに結びつける。
50分、相手陣内左サイドでのスローインから中央でダムスゴーア、ウィサとスムーズに繋いでボックス右に走り込むエンベウモにラストパスを通す。ここでエンベウモはカットインから得意の左足シュートをゴール左下隅へ突き刺した。
前半に追加点を奪えなかったツケを払う形で後半早々にスコアをタイに戻されたトッテナム。すぐさま反発力を示したいところだったが、相手の勢いを止めきれない。
一方、前半とは見違えるように攻守両面で修正がうまくいったブレントフォードは62分、中盤でケインを潰したヒッキーからの正確なスルーパスに抜け出したエンベウモがそのままボックス内に持ち込み、角度のないところから再び左足のシュートをファーポストに流し込んで逆転に成功した。
後半立ち上がりの連続失点で窮地に立たされたホームチームは65分、足を痛めていたダンジュマを下げ、今季限りでの退団が発表されてこれがホームラストマッチとなるルーカス・モウラを投入。さらに、75分にはエメルソンとクルゼフスキを下げてポロ、リシャルリソンを同時投入。だが、後半は決定機はおろかシュートまで持ち込めない。
その後、ベン・デイビスを下げてペリシッチを投入して力業でのゴールを目指したホームチームだったが、5バックへの変更で逃げ切り態勢に入ったブレントフォードの守備に苦戦。逆に、88分には自陣でのスキップの痛恨のボールロストからショートカウンターを許し、エンベウモのラストパスからウィサにトドメの3点目を献上した。
これで敗色濃厚となった中、9分が加えられた後半アディショナルタイムには決死の猛攻を仕掛ける。だが、リシャルリソンの2度の決定機がGKラヤのビッグセーブに阻まれるなど、後半は最後までゴールが遠かった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、怒号飛び交う中で今季ホーム最終戦を1-3で終えたトッテナムは逆転でのEL出場権獲得が絶望的となり、ECL出場にも暗雲が漂う。
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逆転でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得と共にカンファレンスリーグ(ECL)出場権確保を狙う7位のトッテナムは、ホーム最終戦で9位のブレントフォードと対戦した。前節、アストン・ビラに1-2と競り負けてたメイソン率いるチームは、バウンスバックを図った一戦で先発4人を変更。負傷のロメロとホイビュアの代役にダビンソン・サンチェスとビスマ、ペドロ・ポロとリシャルリソンに代えてクルゼフスキとダンジュマを起用した。なお、ブレントフォードでは今季20ゴールを挙げるエースのトニーが賭博規則違反で8カ月のフットボール活動禁止処分を科されて不在となった。開始8分、ボックス手前中央の好位置で得たFKの場面で、直近のレスター戦でリバプールDFアレクサンダー=アーノルドが決めたゴールにインスパイアされたか、味方のクルゼフスキがわずかにずらしたボールをケインが右足でシュート。美しい軌道を描いたボールがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。
なお、これで今季公式戦30ゴール到達のスパースのエースは、38試合制でのプレミア新記録となる最多試合ゴール記録(25試合)を樹立した。
幸先よく先制に成功したホームチームは、直後の11分にも中盤でのボール奪取からケインのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがボックス左に持ち込んでシュートを放つが、これはGKラヤの好守に阻まれた。
以降しばらくはサイドを起点とした相手の攻撃を受ける展開が続くも、23分にはクルゼフスキとソン・フンミンのコンビで左サイドを破ると、韓国代表FWの正確なクロスに反応したファーのエメルソンがヘディングシュート。だが、これは相手DFの見事なゴールカバーに阻まれた。
前半半ばから終盤にかけてはブレントフォードにボールを持たせながら、中盤や背後のスペースを効果的に使うカウンターから幾度も良い形を作るトッテナム。
前線の4選手が効果的にポジションを入れ替えて相手守備を揺さぶると、終了間際にはダンジュマ、ソン・フンミン、クルゼフスキとボックス内で決定的なシュートを放つが、相手の身体を張った好守などに阻まれて2点目を奪い切るまでには至らず。
すると迎えた後半、オニェカに代えてダムスゴーアをハーフタイム明けに投入したブレントフォードが立ち上がりに訪れた最初の決定機を同点ゴールに結びつける。
50分、相手陣内左サイドでのスローインから中央でダムスゴーア、ウィサとスムーズに繋いでボックス右に走り込むエンベウモにラストパスを通す。ここでエンベウモはカットインから得意の左足シュートをゴール左下隅へ突き刺した。
前半に追加点を奪えなかったツケを払う形で後半早々にスコアをタイに戻されたトッテナム。すぐさま反発力を示したいところだったが、相手の勢いを止めきれない。
一方、前半とは見違えるように攻守両面で修正がうまくいったブレントフォードは62分、中盤でケインを潰したヒッキーからの正確なスルーパスに抜け出したエンベウモがそのままボックス内に持ち込み、角度のないところから再び左足のシュートをファーポストに流し込んで逆転に成功した。
後半立ち上がりの連続失点で窮地に立たされたホームチームは65分、足を痛めていたダンジュマを下げ、今季限りでの退団が発表されてこれがホームラストマッチとなるルーカス・モウラを投入。さらに、75分にはエメルソンとクルゼフスキを下げてポロ、リシャルリソンを同時投入。だが、後半は決定機はおろかシュートまで持ち込めない。
その後、ベン・デイビスを下げてペリシッチを投入して力業でのゴールを目指したホームチームだったが、5バックへの変更で逃げ切り態勢に入ったブレントフォードの守備に苦戦。逆に、88分には自陣でのスキップの痛恨のボールロストからショートカウンターを許し、エンベウモのラストパスからウィサにトドメの3点目を献上した。
これで敗色濃厚となった中、9分が加えられた後半アディショナルタイムには決死の猛攻を仕掛ける。だが、リシャルリソンの2度の決定機がGKラヤのビッグセーブに阻まれるなど、後半は最後までゴールが遠かった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、怒号飛び交う中で今季ホーム最終戦を1-3で終えたトッテナムは逆転でのEL出場権獲得が絶望的となり、ECL出場にも暗雲が漂う。
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今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度
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