フィオレンティーナが延長後半ATのバラク劇的弾でバーゼルを逆転で撃破! ウェストハム待つ決勝進出《ECL》
2023.05.19 06:49 Fri
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグ、バーゼルvsフィオレンティーナが18日にザンクト・ヤコブ・パルクで行われ、120分間の激闘を制したフィオレンティーナが2戦合計3-4で決勝進出を決めた。
先週にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われた1stレグは、バーゼルの元エースストライカーであるカブラウの古巣初対戦に注目が集まった中、アウェイチームが恩返しゴールを許したものの、土壇場での逆転で1-2の先勝を収めた。
スイスのチーム史上初となるUEFAコンペティション決勝進出へ大きなアドバンテージを得たバーゼルは、週末のリーグ戦で主力を温存。万全の状態で超満員のザンクト・ヤコブ・パルクで難敵を迎え撃った。
一方、ホームでショックが残る敗戦となったフィオレンティーナだが、直近のウディネーゼ戦では大幅なターンオーバーを敢行した中で2-0の快勝。公式戦4試合ぶりの勝利によってバウンスバックに成功した。イタリアーノ監督は逆転突破を目指す大一番に向け、初戦から先発4人を変更。センターバックをミレンコビッチ、イゴールに入れ替えたほか、マンドラゴラとイコネに代えてカストロヴィッリ、ブレカロを起用した。
前回対戦同様にボールを握って押し込むフィオレンティーナ、堅守速攻で応戦するバーゼルという構図の下で拮抗した展開に。序盤は相手の集中した守備を前に決定機まで持ち込めない場面が目立つが、ホームのバーゼルがより狙いとする形の攻撃を繰り出す。20分にはペナルティアーク付近に前向きな状態で持ち込んだエンドイエが際どいシュートを放った。
35分、右CKの場面でキッカーのビラギが左足インスウィングの正確なボールを入れると、中央にフリーで走り込んだニコラス・ゴンサレスがドンピシャのヘッドで合わせた。
2戦合計2-2となった試合はここから完全にフィオレンティーナペースに。41分には右サイド深くでドゥドゥが上げた正確なクロスをゴール前のボナヴェントゥーラがドンピシャのヘディングで合わせたが、ここはGKヒッツが左手一本でボールの勢いを殺してはじき出す圧巻のセーブで2点目を許さず。
2戦合計イーブンで折り返した後半、ブレカロを下げて本来のレギュラーであるイコネを投入したフィオレンティーナが引き続き押し込む。だが、前回対戦同様に相手の隙を見逃さないバーゼルが後半先にゴールを奪う。
55分、アラートさを欠いたフィオレンティーナの状況を見て、ペルマールが中盤でのリスタートから浮き球のボールを左のスペースに蹴り込む。これに抜け目なく反応したアムドゥニがDFイゴールを振り切り、ボックス左からゴール右隅へ右足のシュートを流し込んだ。
痛恨の失点を喫して再び追う展開となったフィオレンティーナは、ここから攻撃のギアを上げていく。右サイドのドゥドゥを起点に幾度か良い形でクロスが入ると、その形からゴールが生まれた。
72分、右サイドでフリーのドゥドゥが上げたクロスがDFに当たってボックス中央にこぼれると、これに反応したニコラス・ゴンサレスが冷静に左足のシュートを流し込んだ。
その後は90分で決着を付けたいフィオレンティーナが、再三の鋭い攻めで勝ち越しゴールに迫ったが、バーゼルの粘り強い守備を最後まで崩し切れず。この結果、ファイナルへの切符は延長戦に委ねられることに。
延長戦では開始直後にアムドゥニのミドルシュートでバーゼルが惜しい場面を作ったが、以降はフィオレンティーナが押し込んでいく。しかし、ボナヴェントゥーラの決定的なシュートがGKヒッツの好守に阻まれるなどゴールをこじ開けられない。
その後、延長後半にはアウェイスタンドの一角で体調不良者が出た影響で試合は数分間の中断を余儀なくされる。再開後は互いにチャンスを作ったものの、決め切れない。
だが、このままPK戦突入濃厚かに思われた延長後半アディショナルタイム9分に劇的なゴールが生まれた。129分、マンドラゴラの強烈なミドルシュートをGKヒッツが弾いたこぼれを拾ったバラクのクロスをボックス左のヨビッチが頭で折り返すと、中央のDFが触ってファーに流れたところに反応したバラクが左足で流し込んだ。
そして、途中出場バラクの劇的ゴールでバーゼルとの死闘を制したフィオレンティーナが、ウェストハムが待つ決勝進出を決めた。
先週にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われた1stレグは、バーゼルの元エースストライカーであるカブラウの古巣初対戦に注目が集まった中、アウェイチームが恩返しゴールを許したものの、土壇場での逆転で1-2の先勝を収めた。
スイスのチーム史上初となるUEFAコンペティション決勝進出へ大きなアドバンテージを得たバーゼルは、週末のリーグ戦で主力を温存。万全の状態で超満員のザンクト・ヤコブ・パルクで難敵を迎え撃った。
前回対戦同様にボールを握って押し込むフィオレンティーナ、堅守速攻で応戦するバーゼルという構図の下で拮抗した展開に。序盤は相手の集中した守備を前に決定機まで持ち込めない場面が目立つが、ホームのバーゼルがより狙いとする形の攻撃を繰り出す。20分にはペナルティアーク付近に前向きな状態で持ち込んだエンドイエが際どいシュートを放った。
一方、前半の内にゴールがほしいフィオレンティーナはアタッキングサードまでボールを運べるものの、崩しの局面でうまくいかない。それでも、30分を過ぎてからニコラス・ゴンサレス、ボナヴェントゥーラと続けて決定的なシュートを放つと、前回対戦同様にセットプレーからゴールをこじ開ける。
35分、右CKの場面でキッカーのビラギが左足インスウィングの正確なボールを入れると、中央にフリーで走り込んだニコラス・ゴンサレスがドンピシャのヘッドで合わせた。
2戦合計2-2となった試合はここから完全にフィオレンティーナペースに。41分には右サイド深くでドゥドゥが上げた正確なクロスをゴール前のボナヴェントゥーラがドンピシャのヘディングで合わせたが、ここはGKヒッツが左手一本でボールの勢いを殺してはじき出す圧巻のセーブで2点目を許さず。
2戦合計イーブンで折り返した後半、ブレカロを下げて本来のレギュラーであるイコネを投入したフィオレンティーナが引き続き押し込む。だが、前回対戦同様に相手の隙を見逃さないバーゼルが後半先にゴールを奪う。
55分、アラートさを欠いたフィオレンティーナの状況を見て、ペルマールが中盤でのリスタートから浮き球のボールを左のスペースに蹴り込む。これに抜け目なく反応したアムドゥニがDFイゴールを振り切り、ボックス左からゴール右隅へ右足のシュートを流し込んだ。
痛恨の失点を喫して再び追う展開となったフィオレンティーナは、ここから攻撃のギアを上げていく。右サイドのドゥドゥを起点に幾度か良い形でクロスが入ると、その形からゴールが生まれた。
72分、右サイドでフリーのドゥドゥが上げたクロスがDFに当たってボックス中央にこぼれると、これに反応したニコラス・ゴンサレスが冷静に左足のシュートを流し込んだ。
その後は90分で決着を付けたいフィオレンティーナが、再三の鋭い攻めで勝ち越しゴールに迫ったが、バーゼルの粘り強い守備を最後まで崩し切れず。この結果、ファイナルへの切符は延長戦に委ねられることに。
延長戦では開始直後にアムドゥニのミドルシュートでバーゼルが惜しい場面を作ったが、以降はフィオレンティーナが押し込んでいく。しかし、ボナヴェントゥーラの決定的なシュートがGKヒッツの好守に阻まれるなどゴールをこじ開けられない。
その後、延長後半にはアウェイスタンドの一角で体調不良者が出た影響で試合は数分間の中断を余儀なくされる。再開後は互いにチャンスを作ったものの、決め切れない。
だが、このままPK戦突入濃厚かに思われた延長後半アディショナルタイム9分に劇的なゴールが生まれた。129分、マンドラゴラの強烈なミドルシュートをGKヒッツが弾いたこぼれを拾ったバラクのクロスをボックス左のヨビッチが頭で折り返すと、中央のDFが触ってファーに流れたところに反応したバラクが左足で流し込んだ。
そして、途中出場バラクの劇的ゴールでバーゼルとの死闘を制したフィオレンティーナが、ウェストハムが待つ決勝進出を決めた。
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フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの主力に定着。ここまで公式戦42試合に出場し、昨年11月にはイタリアのA代表に初招集されていた。 地対空の競り合いの強さに加え、ベテランさながらのクレバーなプレーに定評がある生粋の守備者で、現代的な足元の技術も併せ持つカルチョ期待のセンターバックの一人だ。 今季の活躍によって国内のビッグクラブに加え、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルといったプレミアリーグのクラブからも関心が伝えられたが、今回の契約延長によって少なくとも来季はヴィオラでキャリアを継続することになりそうだ。 2025.05.15 21:02 Thu4
新たなポジションに挑戦するキエーザ、苦悩を明かす「ウイングなら最大限助けられる」
フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが、クラブへの想いを語った。 同じフィオレンティーナやイタリア代表などで活躍したエンリコ・キエーザ氏を父に持つキエーザは、ユース時代からフィオレンティーナに所属。2016年7月にトップチームへ昇格すると、そのシーズンのセリエA開幕戦のユベントス戦で先発デビューを果たす。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJxTnFodlVwRiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> デビューシーズンでリーグ戦27試合に出場し3ゴール3アシスト、ヨーロッパリーグで5試合に出場し1ゴールを記録するなど、結果を残したキエーザはそこからチームの主軸として活躍。今シーズンもセリエAで23試合に出場し6ゴール5アシストを記録している。 今シーズンは従来の右ウイングではなく、セカンドトップとして起用されることが多いキエーザ。しかし、バイエルンから今シーズン加入した元フランス代表FWフランク・リベリからプレーのヒントを得ていると、イタリア『スカイ・スポーツ』で語った。 「リベリのような最高の選手から学ぶことは、まだたくさんある。どんどん学ぶことができるよ」 「僕をセリエAデビューさせてくれたソウザ監督に会い、再び感情的になってしまった。彼には永遠に感謝する」 「彼は、僕に夢を実現する機会を与えてくれた。シーズン開幕戦のユベントス戦でデビューするというリスクを負い、僕は自分自身を改善するために取り組んでいる。彼が指示してくれた全ての改善点に専念する」 キエーザは、子供の頃からフィオレンティーナでプレーすることが夢であったとコメント。ユースチームに入ることを目標にしていたと語っている。 「僕がセッティニャネーゼ(ユースチーム)にいた時、僕の夢はフィオレンティーナのユースでプレーすることだった。ヴィオラのジャージを着てキャリアをスタートさせたかった」 「フィレンツェが家になり、僕はそこの小学校に行った。それは僕の夢が叶ったこと、子供の頃に求めていたことを意味している」 夢のクラブで主力としてプレーするキエーザには多くの移籍の話がつきまとっている。そんな中、今シーズンは新たなポジションに取り組んでいるが、苦労していると告白。改善の余地がまだあるとした。 「今シーズン、セカンドストライカーとしてプレーしたのは監督が望んだからだ。彼らが僕をウイングで起用するなら、チームを最大限助けることができる」 「左サイドでプレーすることに関しては、僕はまだボックスに入ってからのシュートを改善する必要がある。右サイドでプレーすることに慣れているからね」 2020.04.07 15:55 Tue5