王者ナポリ、主将ディ・ロレンツォと生涯契約を結ぶ? 4部リーグから上り詰めた苦労人

2023.05.18 20:42 Thu
Getty Images
ナポリイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(29)との契約を延長する見込みのようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

ディ・ロレンツォは2019年7月にエンポリからナポリへ加入。エンポリ在籍前の2017年までは4部リーグのセリエDでプレーしていた選手だったが、それから6年の歳月が経過し、現在ではセリエA王者のキャプテンまで上り詰めた。

今シーズンはセリエAでここまでの全35試合に出場し、公式戦45試合で4得点6アシストを記録。チームリーダーであると同時に替えの効かない不動の右サイドバックであり、クラブ周辺が33年ぶりのスクデットに湧き返る以前から契約延長が濃厚とされていた。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリは2026年6月までとなっているディ・ロレンツォとの契約を2028年まで2年延長する見込みに。選手が今年で30歳となることを考えれば、契約を全うした時には35歳に。そのため、事実上の生涯契約となる可能性もある。

ジョバンニ・ディ・ロレンツォの関連記事

ナポリが、サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢(24)に関心を示しているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏、マッテオ・モレット氏が報じるところによれば、来シーズンに向けて右サイドバックの補強を優先事項とするナポリは菅原を獲得リストに加えたという。 アントニオ・コンテ監督の 2025.03.25 23:30 Tue
イタリアサッカー連盟(FIGC)は14日、3月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に向けたイタリア代表メンバー25名を発表した。 グループステージを4勝1分け1敗で終え、リーグA・グループ2を2位で突破したイタリア。UNLファイナルズ進出を懸けて戦う3月の準々決勝では、リーグA・グループ3を首位で突破したドイツ 2025.03.15 08:10 Sat
ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 直近のアタランタ戦、インテル戦で1分け1敗と首位陥落の危機にあったナポリ。インターナショナルマッチウィーク明けの24日に行われたセリエA第13節では、クラウディオ・ラニエリ監督へ指揮官交代したローマとのデルビー・デル・ソーレ 2024.11.25 15:58 Mon
イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)が久々のゴールを記録した。 イタリアは14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ2の第5節でベルギー代表と対戦。アウェイで1-0の勝利を収め、1試合残して準々決勝進出を決めた。 貴重な決勝点を挙げたのが11分のトナーリ。ゴール前に走り込 2024.11.15 19:11 Fri
イタリア代表がUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝に進出した。 UNLリーグA・グループ2で首位に立つイタリアは14日の第5節で3位ベルギー代表のホームに乗り込み、1-0で勝利。11分にボックス右深くに持ち運んだジョバンニ・ディ・ロレンツォの折り返しに中央のサンドロ・トナーリが左足で合わせ、これが決勝ゴー 2024.11.15 14:15 Fri

ナポリの関連記事

マンチェスター・シティを今シーズン限りで退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)のナポリ移籍が近づいているようだ。 10シーズン過ごしたシティを今季限りで退団することが決まっているデ・ブライネ。新天地にはアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブやサウジアラビアなどの浮上している。 ま 2025.05.13 11:00 Tue
ナポリのアントニオ・コンテ監督が11日にホームで行われ、2-2で引き分けたセリエA第36節ジェノア戦後にコメントした。 直前の試合で2位インテルがトリノに勝利したため暫定ながら勝ち点で並ばれた中で迎えたジェノア戦。15分にMFスコット・マクトミネイのスルーパスを受けたFWロメル・ルカクが先制ゴールを奪ったナポリだ 2025.05.12 14:30 Mon
ナポリは11日、セリエA第36節でジェノアをホームに迎え、2-2で引き分けた。 前節レッチェにウノゼロ勝利として2位インテルとの3ポイント差を維持した首位ナポリ(勝ち点77)は、残り3試合を2勝1分けで乗り切ればスクデット奪還となる中、レッチェ戦と同様のスタメンで臨み、ルカクとラスパドーリの2トップとするフラット 2025.05.12 05:46 Mon
ガラタサライのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(26)をめぐる争奪戦が激化している。 ナポリでエースとして活躍したオシムヘン。これまで何度となく移籍の噂が浮上していた中、今季は一転して構想外となりガラタサライへレンタル移籍している。 スュペル・リグでは27試合に出場し24ゴール5アシストと大暴れ中。 2025.05.10 11:30 Sat
マンチェスター・シティを今シーズン限りで退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)の去就が騒がしい中、イタリアに行く可能性が高まっているようだ。 10シーズン過ごしたシティを今季限りで退団することが決まっているデ・ブライネ。新天地にはアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブやサウジアラビアな 2025.05.09 18:20 Fri

ジョバンニ・ディ・ロレンツォの人気記事ランキング

1

ナポリが地元出身マッツォッキをサレルニターナから獲得!

ナポリは5日、サレルニターナからイタリア代表DFパスクアーレ・マッツォッキ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は300万ユーロ(約4億7000万円)となるという。契約期間は2027年6月30日までの3年半となる。 エラス・ヴェローナでプロキャリアをスタートしたマッツォッキは、右のサイドバックとウイングバックを主戦場とする183cmのDF。以降はリミニ、パルマ、ペルージャ、ヴェネツィアといった国内クラブを経て2022年1月にサレルニターナへレンタル加入。その翌シーズンに完全移籍へ移行した。 今シーズンはセリエA18試合に出場している苦労人は、2022年9月に行われたハンガリー代表戦で27歳でのアッズーリデビューも飾っていた。 なお、出身地である故郷ナポリに帰還した28歳DFは、カピターノを務める同胞DFジョバンニ・ディ・ロレンツォのバックアップを担う。 2024.01.05 22:34 Fri
2

「ナポリを去る決意だ」ディ・ロレンツォの移籍希望を代理人が認める「このクラブにつける唯一の薬はコンテ。彼の幸運を祈る」

イタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)のナポリ退団希望を代理人が認めた。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 叩き上げの男、ディ・ロレンツォ。20代半ばまでアマチュアリーグのセリエDでプレーしていたなか、ナポリ主将として故ディエゴ・マラドーナさん以来にスクデットのトロフィーを掲げるまでに登り詰めた、まさに苦労人だ。 その昨季も今季もケガなくフル稼働する鉄人ぶりも称賛に値するところだが、ここ数日で「ナポリ退団を希望?」と伝えられるようになり、これを受けて代理人のマリオ・ジュフレディ氏が27日にメディア対応。あっさり認めた。 「私の役目は彼を守ること。彼についてのことを明確にする」 「ジョバンニは、ここ数日でチームメイト全員およびジョバンニ・マンナ(SD就任が確実)と対話した。そして、クラブからの信頼が欠けていると感じていることについて、率直にマンナにぶつけた」 「マンナが彼に対して個人的なリスペクトを明かしてくれたことには私も感謝したい。ただ、アウレリオ・デ・ラウレンティス(会長)には、オファーに応じて彼を売却する用意をしてもらう。ジョバンニはナポリを去る決意だ」 「つい最近までそんな意志はなかったと断言する。なんなら生涯契約とも言える書類に(昨夏)サインした。信頼の欠如で全てが変わってしまったということだよ。ジョバンニを求めるトップクラブからの電話があることを、ここでハッキリさせておく」 「このクラブにつける唯一の薬はアントニオ・コンテだ。おそらくナポリの新監督だろう。彼の幸運を祈っているよ。私とジョバンニは別のプロジェクトを探す。章の終わりだ」 ディ・ロレンツォのナポリ退団希望は「信頼の欠如」が根底としたジュフレディ氏。今後の展開やいかに。 2024.05.27 19:55 Mon
3

イタリア代表がドイツ代表との準々決勝に臨む25名を発表!FWポリターノが1年半ぶりの復帰、DFルッジェーリら2名を初招集【UNL】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は14日、3月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に向けたイタリア代表メンバー25名を発表した。 グループステージを4勝1分け1敗で終え、リーグA・グループ2を2位で突破したイタリア。UNLファイナルズ進出を懸けて戦う3月の準々決勝では、リーグA・グループ3を首位で突破したドイツ代表との2試合に臨む。 GKジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG)やニコロ・バレッラ(インテル)、FWマテオ・レテギ(アタランタ)らが順当に選出されたなか、MFチェーザレ・カサデイ(トリノ)とDFマッテオ・ルッジェーリ(ラツィオ)が初招集。負傷のDFフェデリコ・ディマルコ(インテル)がメンバーから外れた。 また、FWマッテオ・ポリターノ(ナポリ)が2023年11月以来の代表復帰となった。 イタリアは20日にホームのミラノ、23日にアウェイのドルトムントでドイツと対戦する。今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆イタリア代表メンバー25名</h3> GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF マッテオ・ルッジェーリ(ラツィオ) ピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(ナポリ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) デスティニー・ウドジェ(トッテナム/イングランド) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル/イングランド) MF チェーザレ・カサデイ(トリノ) サムエレ・リッチ(トリノ) ニコロ・ロベッラ(ラツィオ) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) サンドロ・トナーリ(ニューカッスル/イングランド) FW ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マッテオ・ポリターノ(ナポリ) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) モイゼ・ケアン(フィオレンティーナ) ロレンツォ・ルッカ(ウディネーゼ) マテオ・レテギ(アタランタ) ダニエル・マルディーニ(モンツァ) 2025.03.15 08:10 Sat

ナポリの人気記事ランキング

1

ナポリが新スタジアム建設へ…会長が1959年開場“マラドーナ”利用終了を明言「市長へ協力を依頼済み」

ナポリが新スタジアムを建設するようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 現在のナポリは、半世紀以上前の1959年に開場したスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(旧スタディオ・サン・パオロ)を本拠地利用。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)に合わせて一度改修されているが、歴史は古く、老朽化が進む。 イタリアが2032年のユーロ(欧州選手権)をトルコと共同開催することが決まっているなか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が7日、突如としてナポリ市内に新スタジアムを建設する構想を表明した。 「私にフオリグロッタ(現本拠地)を改修するつもりはない。バニョーリ(※1)に新しいスタジアムを建設する準備がある。例えば2027年7月に大規模なレセプション、パーティ、花火大会が開催されるだろう」 (※1)現本拠地フオリグロッタから直線距離にして約1kmほど南西に進んだ位置にあるバニョーリ地区 地元紙『イル・マッティーノ』によると、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの改修計画はここ数年しきりに叫ばれていたようだが、どうやらデ・ラウレンティス会長は歴史ある“マラドーナ”の利用を終えることで、つい最近、所有者のナポリ市行政と合意したという。 「元々は私も“マラドーナ”を改修したかったんだ。しかし、関係者らと視察を重ね、大衆を最も惹き寄せるのは、新たなスタジアムを作ることだという意見が占めた。そのためには、少なくとも3シーズンはマラドーナを離れなくてはならない」 「すでにバニョーリ地区の再開発担当者とも顔を合わせているよ。ナポリ市長にはこのプロジェクトへの協力を依頼してある。新たなスタジアムは、我々用の施設だけでなく、ショッピングセンターなども併設した地域のコミュニティを目指す」 その一方、ナポリ市郊外の山沿いの地区・アフラゴーラから新スタジアム誘致の話があるというが、これについては「何ヘクタールもの土地を提供してくれるというありがたい話があったが、スタジアムを全く別の場所へ移すことは考えていない」としている。 今回、初めて明言されたナポリの新スタジアム建設計画。ユーロ2032まで8年、どんな経過を辿るだろうか。 2024.03.08 11:20 Fri
2

ナポリがウルグアイ代表DFオリベラと2030年まで契約延長…左SBのレギュラー

ナポリは4日、ウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(27)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなっている。 オリベラは母国のナシオナルでキャリアをスタート、2017年8月にヘタフェに完全移籍してヨーロッパでのキャリアをスタートさせると、アルバセテへのレンタル移籍を経て、2022年7月にナポリに加入した。 左サイドバックやセンターバックでプレーするオリベラは、ここまで公式戦90試合で3ゴール7アシストを記録。今シーズンはセリエAで21試合2アシスト、コッパ・イタリアで1試合に出場していた。 2025.03.04 19:15 Tue
3

【伝説のチーム】マラドーナ全盛期のナポリはどんなチーム?後に柏でプレーするFWカレカにゾラの名も

フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu
4

「愛があっても離れるべき」スパレッティ監督がナポリ退任の理由明かす「休息が必要だ」

ナポリからの退任が発表されたルチアーノ・スパレッティ監督が、休養の必要性を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2021年7月に就任したナポリで、今季は序盤からセリエA首位を独走したスパレッティ監督。その後も不安定なライバルクラブを尻目に勝ち点を積み上げ続けると、4日に行われた第33節のウディネーゼ戦で33年ぶりのスクデット獲得を成し遂げた。 待ち望んだ栄冠を掴みとり、街の英雄になったスパレッティ監督だが、今季までとなっていたクラブとの契約延長交渉は難航。そんな中で、ラウレンティス会長はイタリアのラジオ局『Rai』にて指揮官が今季限りで退任すると発表した。 ラウレンティス会長との確執も噂されたスパレッティ監督だが、29日に出演したイベントで休養の必要があったと明言。ナポリへの愛は変わらないと強調しつつ、これから1年は他クラブのオファーも受け付けず英気を養う時期にしたいと語った。 「愛があっても、クラブから離れなければならないときはある。今の私は、ナポリが求めるものすべてを提供できない状態だ」 「私は疲れを感じており、休息が必要になっている。しばらくの間、フットボールとは縁を切らなければならないだろう。私はナポリだけでなく、他クラブで監督を務めるつもりもない。今後1年間は休養するつもりだ」 2023.05.30 10:55 Tue
5

セスクが現役時代に師事したコンテ監督へ感謝…次戦コモvsナポリで指揮官として初対戦「見たことのない景色を見せてくれたボス」

コモのセスク・ファブレガス監督が、ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督への感謝を語った。『フットボール・イタリア』が伝える。 セリエA昇格組のコモを率いる青年指揮官、セスク・ファブレガス。チームは開幕4試合未勝利とスタートダッシュに失敗も、第5節のアタランタ撃破から現在は2連勝中である。 次なる相手は、首位ナポリ。 セスク監督からすれば、敵将はチェルシー時代に師事したコンテ監督。前日会見では「勝つためにはこの上なく素晴らしいパフォーマンスが必要」としつつ、敵将への感謝を語る。 「彼は『いつも自分自身に疑問を抱く監督』といったところかな。悪い意味ではないよ。ナポリでは、それまでのシステムを変え、見違えるようなチームに変貌させている」 「近年最高の指揮官の1人だよ。私はチェルシーで2シーズン、彼から色々学んだ。最初はほぼプレーさせてくれなかったし、トレーニングでも苦しめられたけどね(笑)」 「先発で使ってもらえない最初の時期も、敬意をもって接してくれた記憶が今も残る。だから私も、黙々と練習に励み、4カ月でポジションを取り戻したんだ。彼から学ぶことは本当に多かったし、とても尊敬している。詰まるところ、それまでのサッカー人生で見たことのない景色を見せてくれたボスだ」 コンテ監督はチェルシー就任当初の2016-17シーズン序盤戦、当時29歳のセスクを準主力とみなしたが、最終的には「私の考えを変えた」と語ったほど信頼。このシーズンのチェルシーは、現在に至るまで最後のプレミアリーグ優勝を成し遂げた1年となっている。 堅い信頼関係で結ばれた両名は4日、第7節のナポリvsコモで、共に指揮官として相見える。 2024.10.03 21:50 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly