退場契機に吉田伊吹が決勝点の秋田、東北対決制しPO圏内へ! いわきは5連敗で最下位脱出ならず【明治安田J2第15節】
2023.05.14 18:05 Sun
明治安田生命J2リーグ第15節、いわきFCvsブラウブリッツ秋田が14日にいわきグリーンフィールドで行われ、0-1でアウェイの秋田が勝利を収めた。
前節清水エスパルスの大敗によって最下位に転落し、そこからのバウンスバックを図るいわきに対し、栃木SC戦の勝利で4試合ぶりの白星を手にした8位の秋田。
JFLからJ3、そしてJ2へとカテゴリーを上げてきた両チーム。J2での初顔合わせは激しく攻守が入れ替わる展開となり、その中で秋田は諸岡裕人が吉澤柊のハードタックルで左の足首を痛め、早々の14分に途中交代というアクシデントに見舞われた。
いわきは前半終了間際に右クロスから山口大輝が惜しいヘディングシュートを放つも、GK圍謙太朗のファインセーブに遭い、互いにゴールレスで前半を終える。
74分の秋田は吉田伊吹がGK不在のゴールを狙うも、いわきは河村匠がカバーして難を逃れた。だが、直後のスローインから試合を決定づけるプレーが生じる。
吉田がキッカーを担い、左隅を狙ったPKは止められたものの、こぼれ球を自ら詰めて75分に先制点を奪うと、これが決勝点となって1-0で秋田が勝利。3月以来となる連勝を飾り、J1昇格プレーオフ圏内の6位まで順位を上げた。
◆J2第15節
▽5/14
いわきFC 0-1 ブラウブリッツ秋田
▽5/13
ファジアーノ岡山 1-1 大宮アルディージャ
レノファ山口FC 2-2 徳島ヴォルティス
ジュビロ磐田 4-2 ザスパクサツ群馬
ベガルタ仙台 2-1 モンテディオ山形
清水エスパルス 5-0 藤枝MYFC
ツエーゲン金沢 2-0 V・ファーレン長崎
ヴァンフォーレ甲府 0-1 ジェフユナイテッド千葉
東京ヴェルディ 0-1 FC町田ゼルビア
大分トリニータ 1-1 ロアッソ熊本
水戸ホーリーホック 2-2 栃木SC
前節清水エスパルスの大敗によって最下位に転落し、そこからのバウンスバックを図るいわきに対し、栃木SC戦の勝利で4試合ぶりの白星を手にした8位の秋田。
JFLからJ3、そしてJ2へとカテゴリーを上げてきた両チーム。J2での初顔合わせは激しく攻守が入れ替わる展開となり、その中で秋田は諸岡裕人が吉澤柊のハードタックルで左の足首を痛め、早々の14分に途中交代というアクシデントに見舞われた。
74分の秋田は吉田伊吹がGK不在のゴールを狙うも、いわきは河村匠がカバーして難を逃れた。だが、直後のスローインから試合を決定づけるプレーが生じる。
秋田のロングスローを跳ね返したいわきは、ルーズボール争いで嵯峨理久がスライディングを試みるも、相手と接触。足を高く上げた危険なプレーと判断され、レッドカードが提示されるとともに秋田にPKが与えられた。
吉田がキッカーを担い、左隅を狙ったPKは止められたものの、こぼれ球を自ら詰めて75分に先制点を奪うと、これが決勝点となって1-0で秋田が勝利。3月以来となる連勝を飾り、J1昇格プレーオフ圏内の6位まで順位を上げた。
◆J2第15節
▽5/14
いわきFC 0-1 ブラウブリッツ秋田
▽5/13
ファジアーノ岡山 1-1 大宮アルディージャ
レノファ山口FC 2-2 徳島ヴォルティス
ジュビロ磐田 4-2 ザスパクサツ群馬
ベガルタ仙台 2-1 モンテディオ山形
清水エスパルス 5-0 藤枝MYFC
ツエーゲン金沢 2-0 V・ファーレン長崎
ヴァンフォーレ甲府 0-1 ジェフユナイテッド千葉
東京ヴェルディ 0-1 FC町田ゼルビア
大分トリニータ 1-1 ロアッソ熊本
水戸ホーリーホック 2-2 栃木SC
いわきFCの関連記事
J2の関連記事
|
いわきFCの人気記事ランキング
1
新設のJ2優秀選手賞32名が発表! 優勝の清水から最多8名、19日にベストイレブン&最優秀選手賞が決定
Jリーグは18日、J2リーグの2024シーズン優秀選手32名を発表した。 J2の優秀選手賞は今シーズンから新設。19日の「2024 J2リーグアウォーズ」を前に発表され、この32名の中からベストイレブンと最優秀選手賞が選ばれる。 優秀選手賞はJ2各クラブの監督および選手による「ベストイレブン」の投票結果をもとに、各ポジションの投票数の上位選手からチェアマンが決定する。 J2優勝の清水エスパルスからは最多の8名選出。GK権田修一、DF住吉ジェラニレショーン、DF山原怜音、MF乾貴士、MF原輝綺、FWカルリーニョス・ジュニオ、FW北川航也、FWルーカス・ブラガが選出。 2位でJ1昇格の横浜FCからは、GK市川暉記、DF福森晃斗、DFンドカ・ボニフェイス、MF山根永遠、MFユーリ・ララの5名。3位V・ファーレン長崎もDF田中隼人、MF笠柳翼、MFマテウス・ジェズス、MFマルコス・ギリェルメ、FWエジガル・ジュニオと5名が選出された。 4位のモンテディオ山形はGK後藤雅明、MFイサカ・ゼイン、MF髙江麗央の3名。プレーオフを勝ち抜いてJ1初昇格の5位ファジアーノ岡山は、GKスベンド・ブローダーセン、MF岩渕弘人が選ばれた。そのほかでは23得点で得点王に輝いたジェフユナイテッド千葉のFW小森飛絢らが選出されている。 なお、この34名の中から決まる「ベストイレブン」は、DF、MF、FW、右サイド、左サイドの1名ずつは得票数上位から選出。GKを含む残りの6名は、選考委員にて決定される。 <h3>2024J2リーグ 優秀選手賞 受賞選手(32名)</h3> GK 林彰洋/ベガルタ仙台 後藤雅明/モンテディオ山形 市川暉記/横浜FC 権田修一/清水エスパルス スベンド・ブローダーセン/ファジアーノ岡山 DF 福森晃斗/横浜FC ンドカ・ボニフェイス/横浜FC 住吉ジェラニレショーン/清水エスパルス 山原怜音/清水エスパルス(左サイド) 新保海鈴/レノファ山口FC(左サイド) 田中隼人/V・ファーレン長崎 MF 相良 竜之介/ベガルタ仙台(左サイド) イサカ・ゼイン/モンテディオ山形(右サイド) 髙江麗央/モンテディオ山形 山根永遠/横浜FC(右サイド) ユーリ・ララ/横浜FC アダイウトン/ヴァンフォーレ甲府(左サイド) 乾貴士/清水エスパルス 原輝綺/清水エスパルス(右サイド) 岩渕弘人/ファジアーノ岡山 笠柳翼/V・ファーレン長崎(左サイド) マテウス・ジェズス/V・ファーレン長崎 マルコス・ギリェルメ/V・ファーレン長崎(右サイド) FW 中島元彦/ベガルタ仙台(左サイド) 谷村海那/いわきFC 小森飛絢/ジェフユナイテッド千葉 田中和樹/ジェフユナイテッド千葉(右サイド) カルリーニョス・ジュニオ/清水エスパルス(左サイド) 北川航也/清水エスパルス ルーカス・ブラガ/清水エスパルス(右サイド) 矢村健/藤枝MYFC エジガル・ジュニオ/V・ファーレン長崎 2024.12.18 18:59 Wed2
J3昇格のいわきFCが5選手と契約満了、在籍5年半で退団のFW平岡将豪「いわきFCの飛躍を楽しみにしています」
来季からJ3へ昇格するいわきFCは10日、5選手の契約満了を発表した。 今回発表されたのはGK白岡ティモシィ(25)、FW平岡将豪(26)、FW滝沢昂司(23)、MF金大生(26)、DF黒澤丈(23)の5名となる。 白岡はサンフレッチェ広島の下部組織出身で、同志社大学を経て2019年に入団。2021シーズンは3試合の出場だった。 平岡はJFAアカデミー福島からAC長野パルセイロ、アスルクラロ沼津を経て、2016年に入団。今シーズンは30試合に出場し3得点。JFL通算では53試合出場8得点だった。 滝沢は桐生第一高校から桐蔭横浜大学を経て、2020年に入団。今シーズンはJFLで2試合、JFL通算で13試合に出場した。 金大生は東京朝鮮高級学校から駒澤大学を経て、2017年に入団。今シーズンは22試合に出場し4得点を記録。JFL通算で36試合出場5得点だった。 黒澤は流通経済大学付属柏高校から流通経済大学を経て、2020年に入団。今シーズンは24試合に出場。JFL通算では83試合に出場していた。 5選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆GK白岡ティモシィ 「今シーズンでいわきFCを退団することになりました。いわきFCを応援してくださっているサポーターの皆様、そして僕を応援してくださったファンの皆様、3年間ありがとうございました。今シーズンはJ3昇格、リーグ優勝することができ僕の人生において短いサッカー生活に歴史を刻むことができました。チームは離れますが、白岡ティモシィをこれからも応援よろしくお願いします。本当に3年間ありがとうございました」 ◆FW平岡将豪 「2016年6月から今日までの約5年半、いわきFCでプレーできたこと誇りに思います。実績の無い自分に雄三さんが声をかけてくださり、あっという間に時が過ぎました。地域リーグから勝ち上がり地域CLでJFL昇格を決めたこと、そして今年のJFL優勝。人生で限られた人しか経験できないことに携われたこと嬉しく思います」 「この2年、個人としてパフォーマンスを出すことができなかったことに悔いが残りますが、また一から自分を見つめ直し、より一層努力していきます。たくさんの面倒をかけたと思いますが、5年半プレーさせてくださった大倉社長、雄三さん、クラブスタッフの方々、本当にありがとうございました」 「また、スポンサー、ファンの皆様、いわきFCはこれからますます加速していくと思います。「いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える」のも近い将来に来ると思うので、期待しながら共に闘っていただけたら嬉しいです」 「最後に、この1年間、様々なルールや制限がある中で大切な仲間とサッカーをすることができてとても幸せでした。来年からのJリーグ、いわきFCの飛躍を楽しみにしています!いわきFCありがとう!」 ◆FW滝沢昂司 「今シーズン限りでいわきFCを離れることになりました。今年はリーグ戦優勝やJ3昇格などクラブにとって歴史的な1年になりました。そのような年に選手として関われたことをとても光栄に思います。個人としてはなかなか思うようなプレーができず苦しむことの方が多い2年間でしたが、ここでの経験を今後の糧にしてこれからも頑張っていきます。2年間本当にありがとうございました」 ◆MF金大生 「5年間本当にお世話になりました。この5年間を思い返すと、感謝の気持ちでいっぱいです。いい思い出も苦い思い出も全て自分の財産となりました。いわきFCのおかげでとても成長することができました」 「今後また皆さんにもっと成長した姿を見せられるように、自分らしく謙虚に直向きにサッカーに取り組んでいきたいと思います。ファン、サポーターのみなさん、5年間どんな時も応援していただき本当にありがとうございました!」 ◆DF黒澤丈 「今シーズンをもっていわきFCを離れることになりました。リーグ優勝、昇格をすることができてとても充実した2年間を過ごせました。少しでもいわき市や双葉郡の方々に元気や勇気を与えられたなら満足です。もうちょっと自分の可能性を信じて頑張っていこうと思います。2年間たくさんの応援ありがとうございました!」 2021.12.11 10:52 Sat3
J2昇格のいわき、GK田中謙吾、MF山下優人の契約更新を発表「いわきFCのために魂込めてプレー」
いわきFCは14日、GK田中謙吾(32)、MF山下優人(26)の契約更新を発表した。 神奈川県出身の田中は、AC長野パルセイロや松本山雅FCでのプレーを経て、今シーズンからいわきに所属。守護神の座を掴むまでには至らず、明治安田生命J3リーグで2試合の出場にとどまった。 山下は2019年に当時東北社会人サッカーリーグ1部に所属していたいわきに加入。主軸として明治安田生命J3リーグ昇格に貢献すると、今季もリーグ戦34試合に出場してJ2昇格を決めたチームを支えた。 新シーズンからJ2で戦ういわきでのプレーが決まった両選手は、クラブを通じて意気込みを述べている。 ◆田中謙吾 「2023年シーズンもいわきFCの一員としてプレーできること、大変嬉しく思います。いわきのために身体を張って、チームの力になれるよう、愚直に取り組んでいきます。来シーズンも変わらぬご声援、よろしくお願いします!」 ◆山下優人 「2023シーズンもいわきFCでプレーさせていただくことになりました。J2の舞台をいわきFCの一員として闘えることを誇りに思います。いわきFCのために魂込めてプレーしていくので、是非応援よろしくお願いします」 「そして、来シーズンも最高の景色を見れるように皆さんと一緒に闘っていきたいと思います。引き続き、いわきFCへの応援、サポートよろしくお願いします!」 2022.12.14 16:41 Wed4
J3王者いわき、岩渕弘人と契約更新! 11月手術で全治6カ月も10ゴール
いわきFCは17日、FW岩渕弘人(25)と2023年シーズンの契約を更新したと発表した。 岩渕は仙台大学出身で、2020年からいわきでプレー。チームとともに明治安田生命J3リーグ初挑戦の今季は31試合出場で10ゴールを決め、参入元年での優勝&J2昇格に貢献した。 11月に右前十字じん帯損傷および外側半月板損傷で手術を受け、全治6カ月の離脱を余儀なくされたなか、契約更新に至った岩渕。クラブ公式サイトを通じて決意を新たにしている。 「2023年シーズンもいわきFCと共に闘えることになりました。約半年間プレーできない自分にチャンスをくれたチームに感謝します。結果で恩返しができるように強くなって戻ります。長くなりますが待っていてください! J2でもいわきFC旋風を巻き起こし、3150(最高)の景色を皆さんで見ましょう! 19のユニフォームを着てスタジアムで闘ってください!」 2022.12.17 17:20 Sat5